『関ジャム 完全燃SHOW』の企画「“すごいバンドはリズム隊がスゴかった!!リズム隊特集”」にてOvallのドラムmabanuaがMr.Childrenのドラム鈴木英哉は「フィルイン」がスゴい、と言っていた。
サビ前に、ドラムでそれまでのリズムパターンとは違う装飾的な演奏を入れるのを「フィルイン」と言うがミスチルのドラムは、このバリエーションがすごく豊富。しかも普通は短く「ダダン」とやる場合が多いが1小節使った長いフィルでサビに繋げるので、とてもメロディアスで高揚感が得られる
タムとスネアとハイタムをまんべんなく使うのが鈴木さんのフィルインの特徴。色んな順番を組み替えて各曲にまぶすのが上手い。ドラムは「メロディがない楽器」だと言われてるけど音程があるように聴こえる
・花 -Mémento-Mori-
1:14~
「…変えながらァ…生きィィ…てェくゥーーー」
デドンドスデデンデンデコドンドコステテェンシャーーーン!
「負けァな
・Sing
1:07~
「積み木みたいにッ!乗ォせてェゆくゥゥウウ…」
「ッチーーッチーテテドンドコドコドコドコドンドコッテッェーーーーーン…!」
「あァァりィイふ
・Everything(it's you)
3:56~
ティィリィィーーーーティィイイイイリィッリイィイイイイイイイイイィィイーーー!
シャッデン!シャデデン!デデッ!デッッ!デドンデッデデデデデデドデデデドデデデデッッッ!
「ステェエ
要はこのサビ前の「ズンドコガッシャーン!」 がスゴく気持ち良くてヤバいと。俺もそう思います。いや、むしろ俺のほうが早く思ってた。というわけで、そんな曲を10曲紹介します。
マシンガンのような圧倒的な手数のフィルイン
・Worlds end
1:17~
「ウゥゥンッ…重ねてェエ゛ッ…」
シャアシャアシャアシャアシャア!ドコドンデッデドデドデドデドデドデドデドデドデドデド!
「なんに
・SINGLES
1:31~
「締め付けるメロディィイッ…」
デドンコデドデドデドデドデドデシャーーーーン!
「悲しいの
・箒星
1:06~
「オォー!」
デデデデデデデデデデテェーーーー!
「古い遊園
番組でも語られていた通り、サビ前でグンとスピードを上げてマシンガンのような連打をすることでサビへの盛り上げを最高潮にさせるのがJENのドラムの最大の魅力。今にもイキそうなその顔と相まってリスナーの高揚感は一気にMAXになる。
短い間隔の中でスパッとフィルインさせる瞬発力
・youthful day
1:43~
「消すんだッッ」
デドン!デドデドデドデドデドデドッッッ!
「胸のォ鐘
・fantasy
0:52~
「旅ヘェェェエ〜〜〜」
タカタンダッタダダダシャーーーン!
「誰も
・マシンガンをぶっ放せ
3:20~
「事の真相をえぐれェェ…」
ドッ!ドッ!ドンドコガッシャァァァアンッッ!
「見〜〜〜えな
・PADDLE
1:08~
「行こうぜッッ!」
ドンッ!ドコドンドンドコシャーーーン!
「新し
・靴ひも
3:22~
「僕の色ォッ!!」
ドコドンドットトドコドコドコドステテテテドンデンシャーーーーン!
「アァーーー!1びょ
Bメロ終わりからサビまでの間隔がゼロコンマ数秒しかないにも関わらず針の穴を通すようにスパッとキレの良いフィルインをブチ込める瞬発力はまさに「野生児」。
メロディによってフィルインの強弱を変える絶妙なバランス感覚
・君が好き
1:23~
「答えはァァア…」
ドッデッデデデデッドコダンデデスデッドコドンシャーーーーン…!
「き〜〜〜み
・Heavenly kiss
4:22~
「そうゥ…俺くらいなもォんさッ…」
デッデッデドンデドッドドドドコドンシャーーーーン…!
「シャルミ
バラードでこそJENのフィルインは真価を発揮する。特にシンバルの「シャーーーン」がアップテンポの曲では強い「シャーーーーン!」なのに対しバラードは「シャーーーーン…!」…とても優しい。メロディや展開に合わせて力の強弱を調節する音作りの上手さ、かつしっかりと曲を盛り上げるバランス感覚。激しさと繊細さ、野性と理性を併せ持ったハイブリッド・ドラマー、それが鈴木英哉。
以上。俺もいつか鈴木さんに足貸りたい…
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