kansou

ミクスチャーブログ

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『カムカムエヴリバディ』の風間俊介マジでなんだったのか

あの〜!!??すみませんけど『カムカムエヴリバディ』の風間俊介マジでなんだったんですかね?????

2部スタートしていきなりなんか思わせぶりな感じで出てきて「僕主要キャストですよ〜!重要人物ですよ〜!さぁ〜!これから物語にじゃんじゃん絡んでいきますよ〜〜!」みたいな顔して主人公の深津絵里こと「るい」と運命的な出会い果たしたと思いきや、るいの傷みた瞬間ビビって、クリーニング引き取って、姿くらまして、早々に、退場?終了?もう二度と、出ません?は?

えっ?ごめんなさいまさかとは思うんですが、カムカムエヴリバディ制作陣のみなさんは、風間俊介を、深津絵里のデコ傷のトラウマのデカさを改めて視聴者に思い知らせる「舞台装置」のためだけに使ったんですか?「あの」風間俊介を?えっ?冗談じゃなくて本気で?

 

寝言は寝て言え

 

オイいいかよく聞け。テレビ映画舞台あらゆるコンテンツにおいて「俳優・風間俊介」を使うそれすなわち「ゴリゴリの黒幕」もしくは「良い人に見せかけた黒幕」って相場は決まってんだよ。

風間俊介はな、道端に生えてるそのへんの雑草を踏みつけるかの如く人の心を踏みにじる存在でなければならないんだよ。観た者を「な…なんでドラマ観てこんな気持ちにならなきゃいけないんですか…?」と震え上がらせるモンスター。「恐怖」という感情の具現化が風間俊介。「夜に口笛を吹くと風間俊介が来る」って言葉知らねぇのか?

 

そういう「純度100%の悪」を演じるからこそ、朝の情報番組やゴールデンタイムのバラエティで見せる「ディズニーランドに設置してるゴミ箱の素晴らしさを語る風間俊介」「ZIP観てる層の誰が知ってんねんっていう謎のマイナーゲームを紹介する風間俊介」「飛行機に乗るためだけに飛行機に乗る風間俊介」がより輝くんだよ。光の風間俊介と闇の風間俊介、そうやって風間俊介を中心に世界は回る、それが世の理(ことわり)なんですよ。風間の中心で悲鳴を叫べ。

それなのになんだ?優しくて良いヤツで、ちょっと人のトラウマに触れただけでビビって尻尾巻いて逃げるヘタレのチョイ役?天下の風間俊介になにやらせくれとんねん?完全に「風間俊介の解釈」が俺と制作陣の間で食い違ってるんだが?ヘソ茶もいい加減にせえ。

もしかして制作陣のなかに俺の中学の同級生女「妖怪・解釈違い」いる?『幽☆遊☆白書』でなにがなんでも幽助とぼたんをカップルにしたがってたクレイジー人間だったのを俺がナイフエッジ・デスマッチで「螢子螢子螢子螢子螢子ッッッ!!」って叫びながらボコボコにして目ェ覚まさせてやったのにまだ懲りてなかったんか?

 

風間俊介は女のデコの傷くれぇで簡単に諦めたり日和ったりするような男じゃねぇんだよ。そんなトラウマをえぐり出し、利用し、支配する、欲しいものはどんな手を使ってでも手に入れる、それが風間俊介なんだよ。

いや、むしろヤツこそがあの自転車事故の犯人であり、稔を戦争に見せかけ葬り、安子にロバートを仕向け、雪衣に勇と寝るようにそののかし、算太の失踪を手引きし、ラジオ英会話を終わらせた。それら全てを仕組んだあらゆる事件の元凶にして、カムカムエヴリバディ、いや地獄の集合体『ヘルヘルエヴリバディ』における大黒幕中の大黒幕、それが「風間俊介」であるべき…

時代が合わねぇ?年齢が合わねぇ?そんなの関係ねぇ。風間俊介の辞書に「不可能」という文字はねぇ。風間俊介は物語の黒幕になるためなら時空をも超える。恐らく、るいが自分のものにならないことを悟った風間俊介は何度も過去にワープし、るいの人生を不幸に陥れるために暗躍していたのだ。

全ては過去を変え、るいには自分しかいないと思わせ…るいを自分だけのものにするために…その結果が今回のヘルヘルエヴリバディ。

世界中の誰が笑おうが俺は信じてる…風間俊介は必ずまた、るいの前に、俺たちの前に現れるってな…そして「川栄李奈、風間俊介の娘」の世界を信じてる…

 

 

…ただまぁ…この理論でいくと風間俊介と同じ、いやそれ以上に「黒幕」でなければならない男が一人いるんですが……

 

 

オダギリジョー

 

 

…もう言う事ねぇわ…やっぱコイツ強ぇわ…もうダメだ…強い…