月曜からなんちゅうもん見せられてんだ今すぐ道徳の教材にしろ激重ドラマこと『海のはじまり』。見てない人に向けてあらすじをめちゃくちゃ軽く言うと、
何年も前に別れた元カノ(古川琴音)が死んじゃって葬式行ったらこっそり産み育てた自分の子ども(6歳)がいたことが判明した元カレ(目黒蓮)、俺の人生いったいどうなっちゃうの〜?
というストーリーなんですが、そんな中で俺が「幸せにしたい」と思うのは圧倒的に有村架純演じる弥生と、池松壮亮演じる津野。
基本的に元カレと元カノ(故)と子どもの3人で話が回っていくなかで、「今カノ」という立場の弥生、そして元カノの元同僚という立場の津野。
作中で2人が自分で言ってましたが、立場としては完全な「外野」。にもかかわらず、急に人生の選択を迫られることになってしまった悲しきキャラクターなのです。
まず「弥生」。
1話ではドラマ開始アズスーンアズで「面倒見が異常に良い年上美人彼女」という前世で世界でも救ってないと付き合えないくらいの最強スペックっぷりを我々に見せつけ、目から血の涙を流させる。そして、これから彼氏と楽しい思い出いっぱい作るぞ〜!結婚とかもそろそろ考えちゃうかも…?のタイミングで急に
「ごめん…なんか俺の子どもいたわ…」
と彼氏にブッこまれる。俺は画面に向かって全力で叫びました。「弥生〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!逃げろ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」と。
言っちゃ悪いが、この状況マジでダルすぎる。普通だったら今カレの連絡先全部ブロックして速攻で音信不通になってもおかしくない。
しかし、弥生は絶対にそれをしない。逃げないんです。急に降り掛かってきた「なんか元カレに6歳の子どもいた」という異常な状況を飲み込み、受け入れようとする。
それから、弥生も実は過去に別の男との妊娠、そして中絶の経験がある、全然親と上手くいってない、などめちゃくちゃ色々あったことが分かるなど、不幸の鉄パイプで視聴者の脳みそをノンストップでブン殴ってくるのです。
ああ…弥生…弥生…。俺は弥生のためになにができる?家の排水口のヌメリとりとか、窓サッシの掃除とか、俺が全部やってあげたい。
そして弥生よりも、もっと外野なのが「津野」
津野は、母親や祖母が忙しい時に保育園のお迎えに行ったり、シフトを代わったりと、「ただの同僚」と言うにはやりすぎなほど、子どもの面倒を見てきた男だ。
この親子に対して、なにか特別な感情がありながらも、別に母親とは付き合ってないらしいという、マジで怖い謎の存在として登場する。
そんな津野の中ではおそらく、母親が死んで「俺が…俺がこの子を守る…」って気持ちが少しはあったと思うのに
そのタイミングで現れる父親。
津野…津野、つらいよな?急にわけわからんイケメンの長身男あらわれてよ?そりゃあ意地悪言いたくなるよな?「この7年のこと本当になにも知らないんですね…」とか言いたくなるよな?話聞くよ?飲み行く?
そして津野はある選択をする。
別に、子どもと血がつながってるわけでもなければ、水季と付き合ってたわけでもない。そんな自分には子どもに会う権利もなければ、世間的には6歳の幼児と定期的に会おうとする32の成人男性なんてヤバいだけ、犯罪者予備軍あつかいされてもおかしくない。だから
「津野くんなんで前みたいにいっぱい会えないの…?」
「海ちゃんのパパじゃないからかなぁ…」
と自ら距離を置いてしまう。絶対に今すぐ会って抱きしめたいはずなのに…。
ああ…津野…津野…。俺は津野のためになにができる?ワイシャツのアイロンがけとか、ペットボトルのラベル剥がしとか、俺が全部やってあげたい。
知らん子どもと向き合おうとする弥生、あえて距離を置く津野、2人共、自分じゃどうにもできない大きな渦に巻き込まれながらも、それぞれの選択をする。
こんなことがあるか…?
弥生…津野…。教えてくれ…俺は2人のためになにができる?俺はどうしたらいい…?
?「…て」
?「して…?」
えっ…?
湊斗「検索して…?」
み、湊斗…?
おまえはドラマ『silent』に出てくる湊斗…そうか…湊斗おまえ言ってたよな…?動画の検索して元気がなくなった時は「動画の検索して」って…
このドラマと1ミリも関係ない俺にできることは、少しでも2人が笑顔になるような動画をいっぱい紹介する、それのみ…
「コブクロ 国家」
「マルゼン電機」
「突き落とし」
「三井 奇行種」
「富山県 天気予報」
「風立ちぬ キャスティング」
「くまのプーさん 岩」
「全日遊連 遊技の魅力」
「ヤングコーン ハムスター」
「尿管結石 アニメ」
検索して…?