バドミントン部の主人公が、1コ上の超絶かわいい先輩のことずっと好きだったんですけど、ある日の朝起きたらなんかその先輩が家にいて、急に「一緒に住むことになる」んですよ。
そんな思春期男子の情緒股間爆発快楽天展開にもかかわらず1ミリもいやらしい感じにならない『アオのハコ』というジャンプで連載中のゲロ吐くほど純粋な恋愛マンガがあるんですけど、
主題歌のヒゲダン、マジで、なに?
アオのハコどころか完全に「鬼の曲」。爽やかボーイの皮被った禍々しい音楽の化物がそこにはいた。まず、Aメロの時点で様子がおかしい。聴いた瞬間に「歌わせるどころか口ずさませる気すらねぇ…」と震え上がりました。
「気持ちの整理がつかないままの朝に
散らかったそれを鞄に詰め込んだ
やっぱり僕は あなたの前に僕は
渡したい言葉なんて渡せないまま
1人の夜に中身を広げようとして
胸の奥がひりついてたまらなかった
好きな想いがあなたと好きという想いが
あまりにも嵩張ってたから」
って歌詞なんですけど、
藤原聡「気持ちの整理がッ、つかないままの朝n」
第二の藤原聡「散らかったそれを鞄に詰め込んd」
第三の藤原聡「やっぱり僕はァ…あなたの前の僕はァ…渡したい言葉なんて渡せないまm」
第四の藤原聡「ひとりの夜にッ、中身を広げようとしてェ…胸の奥がひりついてたまらなかっt」
俺「好きな想いがァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!?!???!!」
なんなんですか?なんで藤原聡がフレーズ終わる直前に急に第二、第三、第四の藤原聡がカットインしてくるんですか?これを一人でどう歌えっていうんですか?
それやっていいのママレード・ボーイのオープニング曲の
「苦くて甘い…ママレーっだっかっら気になるっ…♡」
だけじゃなかったんですか?まさか…ママレード・ボーイも年頃の男女が急にひとつ屋根の下で一緒に暮らすことになる物語…そのオマージュだとでもいうのか…?
それをこんなにグニャグニャのヘビみたいなメロディで一回だけでなく「連発」しているだと?王道恋愛アニメオープニングの曲としてあまりにも変態の極み。そしてそれを経てサビに突入するんですが、
藤原聡「ハァアアアアアア!!!!るゥのなァアアアアアアアかァアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
誰が歌えるの、これ?
藤原聡「あなたという季節のォ、なァかァアアアアアアアアアアアアアアアアでェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!(8秒)」
誰が歌えるの、これ?
藤原聡「アレダケヨウイシタァ…ツタエタカッタコトォ…イロンナジブンニジャマヲサレタァ…カバンノナカデユレェコスレテサラニフクレェキズアトニサエナレズニィィィ……カクシモットオモイダチガァ…アフレルコトヲエランダヒハァ…
(ここまで全裏声)
ちゃんと届けたいっ、、、あなたの心のなァアアアアアアアアアアアアアアアアアかァアアアアアアアアアアアアアアアアヘエエエエエアアアアアアアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
誰が歌えるの、これ?
藤原聡「ハァアアアアアア!!!!るゥのなァアアアアアアアかァアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!あァなたを見ィたァ………見惚れていたァ夏模様の中でェ…うゥつろう街と逆にィ…青のまま募るこォころォォオオオオオオ!!!!アァァアアアアア!!!きィの空ァアアアアアアア!!!雪が混じったァ…その全てがとても似合っていたァ…よそ見する暇もない忙しいせェエかいをォ…!走るように恋をしているゥウウウウウウ!!!!!青のまま濁って澄んでェ…大きな未熟さを背負ってェ…明日も息を切らしたいッ…!あなたの居る目まぐるし〜〜〜い!!せェエかいィィィィでェエエエエエエ…………!!!
…あなたという季節のォ、なァかァアアアアアアアアアアアアアアアアでェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!(8秒)」
誰が歌えるの、これ?
なにが「アオのハコ」だよ…見える…「カラオケ自信ニキ」が調子に乗って好きな女子の前で原キーで歌って喉と血管が切れて血が吹き出してカラオケの部屋が真っ赤に染まる風景が、俺には鮮明に見える…
「アカのハコ」が