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ミクスチャーブログ

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椎名林檎トリビュート『アダムとイヴの林檎』脳みそトリップした5曲感想

そもそも椎名林檎って「気軽に聴けるアーティストじゃねぇ」って思ってまして。基本的にどの曲も「陰のある女」「闇抱えた女」感がすごくて、笑顔でも目の奥全然笑ってねぇじゃねぇか全曲モデル木村多江かよってイメージがずっとあって、大好きなんですけど1曲聴くたびに魔女に寿命1日差し出してる感覚でした。

でも今回、そんな俺の勝手なイメージを粉々にブチ壊して再構築してくれたのが『アダムとイヴの林檎』。一言で言うと「これカバーじゃねぇ」使ってる食材は一緒なのにどの曲も完全に「別の曲」になってて、「いや俺カレーって言ったよな?肉じゃがじゃねぇかこれ…」って最初は面食らったのに食べてみると美味い、みたいな頭おかしいアルバムです。

その中でも、特に脳みそトリップした5曲について。

 

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『幸福論』レキシ


レキシ - 幸福論 (椎名林檎トリビュート・アルバム『アダムとイヴの林檎』より)

いわゆる『コミックバンド』とか揶揄されるアーティストって「ウケ狙いしかできない」のか「他の全部極めたうえであえてやってる」奴らかの2種類だと思うんですけど、レキシもとい池田貴史はたぶん圧倒的な後者。最強のポップモンスター。サラッと聴けるのに軽すぎないし、曲の本質みたいなのもちゃんと伝わる。バランス感覚どうなってんだよ。格闘漫画とかで強くなりすぎて対等に戦り合える奴いないから普段はめちゃくちゃふざけて戦ってるジジイのキャラクターいるじゃないですか、そいつがなんか急に一瞬だけ本気出してきた感覚でいまめちゃめちゃ怖い。

 

 

『ここでキスして。』木村カエラ


木村カエラ - ここでキスして。 (椎名林檎トリビュート・アルバム『アダムとイヴの林檎』より)

『ここでキスして。』は俺の中で椎名林檎の気軽に聴けない曲の筆頭も筆頭で、この曲って「100メートル先から長い黒髪の不気味な女がゆっくりこっち近づいてくる」みたいな情念ヤバめのイメージだったんですけど、木村カエラの歌うここでキスして、超絶かわいい。もう「現代のシド・ヴィシャスに手錠かけられるのは只あたしだけ」とかわけわからんこと言われても背のびしてるふうにしか聴こえないです。絶対シド・ヴィシャスなんか知らんだろお前かわいいなチクショー。

そしてこの圧倒的なゼクシィ感。極上の結婚式ソングに生まれ変わってました。多幸感が音から声からダダ漏れ。もう全然知らん人でもいいからそのへんでやってる結婚式参加して全力で「おめでとう!幸せになれよ!」って叫びたい。てゆうかもはや俺がウェディングドレス着たい。

これ絶対レコーディング、青空の下のガーデンウェディング場で真っ白なドレス着て歌ってるでしょカエラ。

 

 

『すべりだい』三浦大知


三浦大知 (Daichi Miura) / すべりだい(椎名林檎トリビュート・アルバム『アダムとイヴの林檎』より)

三浦大知の声ってもう空気が気持ち良くて、ワンフレーズワンフレーズ歌い終わったあとにできる「ファッ…」っていう余韻でただでさえ頭クラクラしてくるのに、その余韻が収まらないまま次のフレーズにいくから気持ち良さが倍々ゲームで増えていくし、その声にこのメロディとこの歌詞合わせたら、そりゃ呼吸も止まる。

 

 

本能『RHYMESTER』


RHYMESTER - 本能 (椎名林檎トリビュート・アルバム『アダムとイヴの林檎』より)

アルバムの他の楽曲は言ったら椎名林檎と命の奪り合い、ガチバトルしてるんですけど、RHYMESTERは完全に契約結んで女王・林檎と悪魔合体してます。あいつらチカラ手に入れるために自ら取り込まれやがった…。「まるであの日ガラス叩き割ったナース」てお前。ラストの掛け合いからの深呼吸とか耳溶けるわ。そうでした映画先生の人だけじゃなかった宇多丸師匠。よくゲームのラスボスで、バカでかい化物のデコの部分に人間の上半身だけ出てるみたいな奴いるじゃないですか。椎名林檎のデコにRHYMESTERいた。

 

 

自由へ道連れ『私立恵比寿中学』


私立恵比寿中学 - 自由へ道連れ(椎名林檎トリビュート・アルバム『アダムとイヴの林檎』より)

私立恵比寿中学は何年か前のミュージックステーションでSMAPに変な声の娘がおもちゃにされてたイメージしかなくて今回一番期待してなかったんですけど、ほんとすいませんでした。泣いた。めちゃくちゃ地肩強いアイドルグループでした。原曲の疾走感もかなりのもんだが、より黙ってて聴けない仕上がりになってて叫びながら外出て全力ダッシュしたくなるし、サビで一気にパッと目の前が明るくなる。しかもラスサビ前のセリフでしっかり「アイドル」してて胸の奥んとこがグーッってなる。こんな青春の歌だったのかよ。賛否両論あろうが「アイドル」として椎名林檎の曲をカバーするってとこに女の子なんだけど「漢(おとこ)」感じました。そして、歌が、普通にうめえ。とりあえずメンバー全員に小遣いあげたい。

 

 

このアルバム、聴いたあと椎名林檎の原曲と聴き比べたくなるのはもちろん、げに恐ろしきはカバーしたアーティストの曲もれなく全部聴いてみたくなる魔力の凄まじさ。アダムとイヴが食った林檎は間違いなく毒入りでした。

アダムとイヴの林檎

アダムとイヴの林檎

 

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さわやか3組のアイツがワインみたいな声で歌うなよ泣くだろ『comrade feat. 三浦大知』感想

妙に甲高くて耳に残る声で『さわやか3組』のテーマ曲歌ってたかと思えば、ポンキッキーズで「ピーキーズウィンドウ!」とかやってたガチャピンみたいな顔したバケモン、その名も三浦大知。

 


さわやか3組2000

 

小学校、PIKOとかタウカンのTシャツ着てヒザズルむけになりながらケイドロするしか脳がなかった俺にとって、あれだけ歌って踊れる同世代。なによりも自分が歌とダンスが苦手だったということもあり、もう、畏怖しかございませんでした。なんなんだコイツは…と。完全に魑魅魍魎(ちみもうりょう)のたぐいでした。ヘタに見ちゃうと夜のトイレお母さんについっていってもらう羽目になるアレ。「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」「学校の怪談」「ゲゲゲの鬼太郎」「地獄先生ぬ~べ~」「三浦大知」

 

…そして数年後、すっかり三浦大知の存在を忘れ穏やかな日々を過ごしていたある日、ふいにテレビから流れるボーダフォンのCM。

 


三浦大知 vodafone CM

 

…もう汗ダラッダラ止まりませんでした。そのへんの「歌って踊れる」のレベルじゃねぇ…こわっ…。高校生だったんですけどその日はお母さんと寝ました。

それから十数年後、逆再生ダンス、無音ダンス、完全に三浦大知に慣れた気でいた2018年4月…俺の恐れた三浦大知が再び降臨でございます。

 

SOIL&"PIMP"SESSIONS /comrade feat. 三浦大知


SOIL&"PIMP"SESSIONS /comrade feat. 三浦大知 ミュージックビデオ YouTube Ver.

 

そもそも「歌声に酔う」って言葉がこんな似合うヤツいねぇんじゃないかって思うくらい三浦大知の声は『酒感』がハンパない。それもただの酒じゃなくて、スッキリしてるのにネットリ、パッと聴き清涼感もあってスーッと身体の中に流れてくんですけど、なんかいつまでも耳にこびりつく感じ。極端に言うと、ブドウ食ったのに腹の中でワインになってる、みたいな。

スピード感のある『(RE)PLAY』とか『EXCITE』はもちろん超カッコイイんですけど、今回の『comrade』とかSUGAR SHACK FAMILYのアルバムに入ってる『熱帯夜』、椎名林檎トリビュートアルバムの『すべりだい』みたいなネトっとした曲の三浦大知こそ真の三浦大知なんじゃないかと。それくらいゆったりとしてるんだけどズンズン腹の中響いてくる曲と三浦大知の酒声はいわばステーキと赤ワイン、川越シェフも泣いて土下座するレベルの相性の良さ。だからもし「三浦大知を倒したい」ってなったとき、目の前に2体三浦大知がいると思うんですけど、右側のやたらすばしっこい奴を倒してもそいつは分身、左側のナナメ立ちで腕組んでる奴を先に倒しましょう。

そしてダンス。ダンスダンスレボリューションやってもオーディションの井森美幸にしかならない俺にもその圧倒的な「すごさ」がわかる。3:35~のダンスシーンのちょっとした動きひとつとっても、けっして速い動きじゃないハズなのに文字通り「目奪われて」そのまま眼球握りつぶされそうになる。てゆうか「三浦大知を見る」以外の機能全部停止する。

それこそ、三浦大知が愛してやまないマイケル・ジャクソンの有名なライブのオープニング、地面からマイケルがバーン!って現れてそのまま2,3分ずーーっと突っ立ったままなのに興奮しすぎてバッタバタ人倒れてく、ってやつ。あれ見るたび「イヤイヤイヤイヤ笑ウソでしょ?」って笑っちゃうんですけど、ちょっとあの気持ちわかりました。意識がそこに映ってるその人間以外に一切向かない、「存在」そのものに圧倒される感覚。三浦大知はもうそこの域まで手ぇかかってんじゃないかとすら思った。

 

今年の1月に金スマで三浦大知が特集されたとき、俺が一番衝撃受けた期間を『空白の18年間』とか糞雑に紹介されてて「は??なに勝手に空白にしてくれてんだ??そこ空白にされたら俺もう死ぬしかないんですけど??」って心底ハラワタ煮えくり返ったんですけど、音楽番組もロクに出られなかったの乗り越えて実際こうして日本のトップアーティスト、トップダンサーになったアイツを見るたび、

 

「俺が開けられなかった『未来』って名のピーキーズウィンドウを大知は自分の力でこじ開けたんだな…」

 

って泣いてる。

comrade

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  • アーティスト: SOIL &“PIMP”SESSIONS feat.三浦大知
  • 出版社/メーカー: Victor
  • 発売日: 2018/04/25
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グループの「解散」と「ファン」について

ニュースで流れる『解散』の文字に「えっ!?○○解散するの!?めっちゃ寂しい…昔すごい好きだったな、学生時代思い出す…」ってコメント目にするたび、言葉悪いんですけど「昔?じゃあ喋んな」って思うことがある。

解散理由ってそれぞれで、病気だったり、犯罪やらかしたり、そもそも仲悪いだったりで俺たちがどうしようもできないことってのはあるけど、例えばもし俺が「今」ファン続けてるバンドが仮に解散して、その解散理由が「CDが売れないからライブに客が入らないから活動ができません」だったら「昔めっちゃファンだった…寂しい」って奴らに絶対ハラワタ煮えくり返るんですよ。「新曲のタイトルもろくに知らねぇで一丁前に寂しがってんじゃねぇよ、お前らがCD買わねぇから解散したんだろうが」って。あとあれマジでやめろ「えっ、まだやってたの?」みたいなの。あれ言った瞬間、第三次世界大戦スタートだから。顔面踏まれても文句言うなよ。

そりゃそれなりに長く活動続けてりゃ、ファン層もどんどん入れ替わるし作品性も変わる。当然「今は糞。昔のほうが良かった」って言う奴も絶対いる。それは仕方ない、俺だって大して好きじゃないバンドとかに言いそうになる。

でも、その「今応援してない奴、今金落としてない奴」がグループの解散に対して脳天気に寂しいって思うのって普通にムカつくでしょ。寂しい結果にさせたのってある意味その「昔めっちゃ応援してた…」元ファンのせいでもあるじゃないですか。いつそのグループを自分のなかで切ったのか知らないですけど、もしかしたらそいつらのうち10パーでも5パーでも新曲買ってたら、ライブ行ってたら、SNSで宣伝してたら、活動続けられた可能性ってあると思うんですよ。メンバー同士の問題だったとしても、新曲が売れたことで方向性が固まって関係良くなる、ってことだってあるかもしれないじゃないですか。

今の今までそいつらの「そ」の字も話に出てこなかったのに、いざ解散ってニュースが流れたら「寂しい…昔好きだった…ショック…」ってうるせぇんだよ。今の今まで存在すら忘れてただろお前。『今』好きであれや。なにが寂しいだよ、遅ぇんだよ、何もかもが遅ぇ、「昔」なんて何の意味もねぇんだよ。

「久々YouTubeで聴こ…」

お前のYouTube一生ネットニュース文字起こししたスライドショーの動画だけ流れろ。

俺は俺が好きなグループにはできるだけ金落としたい。1日でも長く活動してほしいから、今の活動を応援したいって思うし、今の活動を応援してる奴を『ファン』って呼びたい。別に「いくら金落としたから、何年応援してるから偉いファン」ってことじゃなくて、「好き」って公言するんだったらせめて新曲のタイトルくらいは知っとけよ、好きならたかだが1曲250円課金ダウンロードするくらい良いだろって話で。だから俺はCDもライブDVDも買いたいし行けるライブには行きたい。

それでいつかもしグループが解散したら、胸張って「俺はこいつらのファンだ」って言ってわんわん泣きたい。

 

natalie.mu

半年かかりましたポルノグラフィティシングルマイベスト15

 

ポルノグラフィティシングルマイベスト15。リアルに半年かかりました。

 

 

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ヒトリノ夜

ヒトリノ夜

2ndシングル。作詞:ハルイチ、作曲・編曲:ak.homma 

サボテン

サボテン

5thシングル。作詞:ハルイチ、作曲:シラタマ、編曲:ak.homma

今回46曲のシングルから15曲を選ぶうえでひとつ「CD音源」が大きな基準になっていて、『ヒトリノ夜』も『サボテン』も今でもライブで定期的に披露される曲ではあるんだけど、どうしても違う。CD音源のアキヒトの声のザラつきや荒削りでギラギラしたハルイチやシラタマのメロディライン、例えば『ヒトリノ夜』で言うところの2番サビのエロの極みみたいな「甘い甘い」の声の出し方であったり、スラム街みたいな渇いたギターソロ、それは多分CD音源でしか出せないし、一瞬の奇跡みたいなもんだったんだろう。だから特別。単純な上手い下手じゃなく。

 

  

幸せについて本気出して考えてみた

幸せについて本気出して考えてみた

8thシングル。作詞:新藤晴一、作曲:Tama、編曲:ak.homma

『ヒトリノ夜』『サボテン』と同じように、この時の岡野昭仁の声はガラガラで全然調子良くないのにそれが逆に青臭さが出てCD音源の唯一無二を味わえ。

そして、この曲はとにかくドラム。『幸せについて本気出して考えてみた』の主役はドラム。この曲のボーカルはドラム。終始ドラムが犬かってくらいに元気に暴れてて、「ペットなに飼いたい?」って聞かれたら必ず「幸せについて本気出して考えてみたのドラムみたいな犬」って答えてる。そして「こいつやべぇ…」って顔をされる。

 

 

Mugen

Mugen

9thシングル。作詞:新藤晴一、作曲:ak.homma、編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ

全身を使って聴く曲。耳で聴くな、身体中でサックスの息吹を感じろ。歌詞を頭で理解しようとするな。「わからないからこその良さ」を知れ。すぐ「歌詞 解釈」でググるな。その曲を「今」聴いてるのはお前だろ。

ポルノグラフィティの歌詞はたまに「中二」とか言われることがあるんですけど、そのたび「中二にこの歌詞が書けるかよお前もう喋るな黙ってMugen聴いてろ」となる。

 

 

渦

10thシングル。作詞:新藤晴一、作曲Tama、編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ

究極の胃痛ソング。聴くたび寿命減ってんじゃねぇかってくらいにキリキリする。「セクシー」「エロ」って言葉すら生温い。同人誌読むヒマあったら渦聴け。「幸せについて〜」のボーカルがドラムなら、渦はTamaと岡野昭仁のツインボーカル。

 

 

ラック

ラック

14thシングル。作詞:新藤晴一、作曲:Tama、編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ

怒りだ。一音一音から感じる圧倒的な怒り。たまに「ポルノグラフィティはロックバンドじゃねぇ」って声があるが、てめぇが通ってる病院の医者が頭に乗っけてる丸いやつ全部ラックのCDに変えてやるから覚悟しとけよ、コラ。

 

 

黄昏ロマンス

黄昏ロマンス

16thシングル。作詞・作曲:新藤晴一、 編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ

ジジイになってもポルノグラフィティを聴いてるかはわかりませんが、確実に黄昏ロマンスは俺がマスターを務める喫茶店『クローズ トゥ ユア ライフ』でいつも流れていることでしょう。優しさとは黄昏ロマンス。黄昏ロマンスとは人生。教科書に載せろ。合唱コンクールの課題曲として歌え。

 

 

ネオメロドラマティック

ネオメロドラマティック

17thシングル。作詞:新藤晴一、作曲:ak.homma、編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ

面接に落ちようが女にフラレようがイントロ聴いた瞬間、血流がボコボコと音を立てて沸騰し全身が真っ赤になる。一見「お前それっぽい言葉適当に並べてるだけだろ」としか思えない意味不明な歌詞も、ふとした瞬間カギが開くようにカチッと自分の中で腑に落ちるときがあり、そのたびアミューズの株を一株買うことにしてる。

 

 

ギフト

ギフト

25thシングル。作詞:新藤晴一、作曲:岡野昭仁、編曲:ak.homma、ポルノグラフィティ

いわゆる「メッセージソング」ってやつは落ち込んでる時に聴いてると逆に説教受けてる気分になって「君君君君うるせーよ。偉そうにしてるお前は誰なんだよ。瀬戸内寂聴かよ」と思ってしまうことがあって苦手なんですが『ギフト』は、あくまで「僕」という架空の主人公がいて、その主人公が自分を奮い立たせようともがく曲。だからこそ誰かに背中を押されるんじゃなく、自分の足で一歩踏み出そうと思える。

普通のメッセージソングが自己啓発本だとしたら、ギフトは小説。俺は小説で泣きたい。

 

 

今宵、月が見えずとも

今宵、月が見えずとも

27thシングル。作詞:新藤晴一、作曲:岡野昭仁、編曲:ak.homma, ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティの真骨頂のひとつとして「歌詞はオシッコ漏らしたくなるほど暗いのに、身体は勝手にリズムを刻んでしまうほどノれるメロディ」っていう曲の乖離があるんですが、まさにその最たるもので深夜の公園で「死にたい、誰か俺を殺してくれ」と叫びながら全裸で踊り狂ってる。

 

 

瞳の奥をのぞかせて

瞳の奥をのぞかせて

30thシングル。作詞:新藤晴一、作曲:岡野昭仁、編曲:ak.homma, ポルノグラフィティ

メロディに対しての譜割りがとにかくムチャクチャでパンパンに空気詰まっていまにも破裂しそうな風船みたいな曲。割れるか割れないかのギリッギリの気持ち良さ。それがラスサビの「こ(゛)ぉ」で一気に弾け飛んで失神する。

 

 

2012Spark

2012Spark

35thシングル。作詞:新藤晴一、作曲:岡野昭仁、編曲:tasuku、ポルノグラフィティ、ストリングスアレンジ:tasuku、門脇大輔

バカでかい雷が鳴り響いたかと思ったら、ムキムキの大男が全裸で煙吹き出しながら立ってた、みたいな曲。漢字の「漢」と書いて「おとこ」と読むほうの『漢の曲』。ボーカルもギターもアレンジもめちゃくちゃマッチョ、なのにバイオリンのメロディラインはミューズ、女神の美しさで、聴くとめちゃくちゃテンション上がってるのに気がついたら涙流れてる。

 

 

オー!リバル

オー!リバル

42rdシングル。作詞:新藤晴一、作曲:岡野昭仁、編曲:tasuku、ポルノグラフィティ

曲には「聴きどころ」ってのがあるとして、その聴きどころがたくさんある曲をいわゆる『名曲』と呼ぶが、オー!リバルはその全てが聴きどころ。AメロとかBメロとかない。全部サビ、全部クライマックス。全員主役。

映画『オー!リバル』主演:役所広司、妻:吉永小百合、長男:二宮和也、次男:菅田将暉、長女:上戸彩、役所広司の同僚:渡辺謙、二宮和也の彼女:石原さとみ、菅田将暉の片想いの相手:新垣結衣、上戸彩の彼氏:岡田准一、石原さとみの浮気相手:小栗旬、主題歌:反町隆史

ポルノグラフィティ『オー!リバル』感想 - kansou

 

 

Montage

Montage

45thシングル。作詞:岡野昭仁、作曲:新藤晴一、編曲:篤志、Porno Graffitti

「昔っぽい」ってのが今のポルノグラフィティにとって褒め言葉になるのかはわかりませんが、こういうタイプの曲が「新藤晴一作曲、岡野昭仁作詞」で出たってことに涙出る。無駄な音も無駄な遊びも一切ない、切れ味の良い刀作ってる刀鍛冶のオヤジみたいな、一丁400円くらいする超高い豆腐みたいな曲。

ポルノグラフィティ新曲『Montage』感想 - kansou

 

 

カメレオン・レンズ 

カメレオン・レンズ

46thシングル。作詞・作曲:新藤晴一、編曲:篤志・Porno Graffitti

コイツのせいで選びかけてた選曲がいっかい全部パーになった悪魔の曲。『音楽』とはカメレオン・レンズのことである。

『ラック』で「ポルノグラフィティはロックバンドか」について少し触れたが、そもそも「ロック」ってやつがそんなに偉いのかと。ポルノがただの「ロックバンド」なら間違いなくカメレオン・レンズはできてない。ロックがなんぼのもんじゃい。調子に乗んなよロッキング・オン。ロックだとかポップだとかそんな枠にハマらずどんな音楽も吸収し昇華するポルノだからこそできた曲、それがカメレオン・レンズなんだよ。

ドラマのタイアップ曲でもあり、もちろんファンじゃない人間にも両手両足イスに縛り上げた状態で強制的に聴かせたい曲ではあるんですが、むしろ「ファン向け」の曲だと思っていて、プロデューサーの曲でデビューし、メンバーが脱退し、プロデューサーが離れ、売上が落ち、それでも第一線で戦い続けたいと模索し続けたポルノグラフィティが20年目にしてこの曲に辿りついた事実。この事実だけで生きていける。

ポルノグラフィティ最高傑作『カメレオン・レンズ』感想(5,000字) - kansou

 

 

カメレオン・レンズ(初回生産限定盤)(DVD付)

カメレオン・レンズ(初回生産限定盤)(DVD付)

学生時代の「部活の先輩は神」みたいなのマジでなんだったんだよ

 

俺サッカーやってたんですけど、毎朝5時から朝練っつって1年は4時に学校行ってよ、ボール磨いて、ドリンク用意して、グラウンド整備してよ、そしたら5時ギリギリんなって先輩が「ダリぃ〜〜」とか言いながら学校来るんだけどよ、1年全員一列に並んで「おはようございます!!今日もよろしくお願いします!!」っつってよ。なのに、少しでも声の小さい奴がいたら「おいてめえ舐めてんのか」つって頭ぶっ叩かれて「全員グラウンド10週してこいや」っつって。それ受けて「はい!ありがとうございます!!」って。ここ刑務所かこの糞野郎が。

もう……マジで…いま思い出しても怒りの血の涙で目真っ赤になって2、3年全員ドブに落ちやがれって思いますけど先日、毎週聴いてるお笑い芸人・アルコ&ピースのラジオ『D.C.GARAGE』を聴き返してたら、1年前の放送回のトークにすごく感銘受けた、というかもう「あの時の俺たちに聴かせてやりてぇ…」って思ったので紹介します。

 

『アルコ&ピースD.C.GARAGE』2017.4.11放送分より

平子:僕たちアルコ&ピースもけっこう部活しっかりやってたコンビですからね

酒井:そうですね

平子:わたくし平子はラグビーで東北選抜、で、酒井が?サッカーで川崎選抜?

酒井:はい、川選。

平子:なってますから。言ったら芸能界屈指の体育会系コンビですよ。

酒井:いや、他にもいるんじゃないすか?(笑)

平子:だから酒井がね、やっぱコンビ感なのに未だに俺に敬語っていうのは、やっぱそこですから体育会系ですから。

酒井:やっぱ抜けてないのか、体育会系のその感じが。

平子:うん、5コの年齢とかあってもコンビってそこフラットになりますけども、酒井はやっぱり未だに。

酒井:ガチガチのやっぱ

平子:なぁ?

酒井:はい、すいません、ウィッス。

(笑)

平子:だからそんだけやっぱ先輩って絶対的なもんだよね。

酒井:あー、まぁね。すごかったもんね。

平子:ルールもキツイから。呼ばれたらさ「ハァイ!」ってダッシュしてきて目の前でバーッて直立不動で立って、「ハイ!」みたいなさ。

酒井:厳しいとこだとホントそんな感じだよね。

平子:で、なんか街中で見かけても「チャァス!失礼します!」って見えなくなるまで走んなきゃいけないとかさ。

酒井:あるある。

平子:いや…イカれたルールよ?

(笑)

酒井:ほんとだね。

平子:おぉ。

酒井:1コ歳違うだけとかそんな感じでもね。

平子:そうそう、だから当時で言うと1コ上2コ上って上に見えたけど、いま大人になってみると「14歳」が「13歳」に向けてすげぇ命令してる、わけわかんねぇよ。

(笑)

酒井:そうだね、今考えたらわけわかんねぇな(笑)

平子:うん。

酒井:ガキがガキにってことだもんね。

平子:そうだよ。なんでガキがガキのジュース買いに行くんだよ。なんでパン買いに行かなきゃいけないの?

酒井:焦って行くし。

平子:おぉ、で、マッサージしてさ。

(笑)

平子:なーーーーんもかわんねぇから!あの時期。

酒井:たしかに(笑)

平子:まだいいよ、大人になってからだったらまだ先輩が奢ってくれるとか、直接仕事でね色々教えてくれるお世話してくれる、っていう良い部分があるからまだそういう頭下げるっていうことに意味があるけどさ。あれなんだったんだろうね?

酒井:メシとか奢ってもらった記憶ないもんな。

平子:ないないないない!

酒井:あいつら。ないもんね?

平子:ないよ!先輩に廊下ですれ違ったときの声が小さかっただけでケツバットされんだぜ!?わけわかんねぇよ!

酒井:なんかやれ、みたいなのもあるしね。ほんとに1コ上だからって調子乗りやがって。

平子:なぁ!!今考えたら俺、ハラワタ煮えくり返ってきたわ!

酒井:(笑)でも、新1年生とかビビってんじゃないですか。

平子:いや、ビビりはするんだけどね。だから俺らいい大人んなってさ、そのへんの感覚わかってきたじゃん。だから各学校に乗り込んでさ、そういう場所見たらさ言おうぜ?

酒井:あ、言いたい。偉そうにしてる3年生とかに。

平子:「おめぇ15歳だもんなぁ?なぁ?給食食ってなぁ、親の金でなぁ、で、後輩に命令か?コラ」

酒井:「パン買ってこい」つって。

(笑)

酒井:おんなじだよ、やってること(笑)

平子:「年上絶対なんだよな?」って。警察来て(笑)

酒井:捕まって(笑)

(笑)

酒井:すごいね、今考えたらたしかにすごいなぁ。

平子:いやいや、だから俺それを良しとしてる教育してる親異常かよって思っちゃうんだよね。俺だから上級生になっても絶対やらなかったもん。

酒井:俺もやったことないかも。

平子:後輩に指導しなさすぎて俺が問題になってたりしたもん。

酒井:ああー。

平子:それが普通なのよ、嫌な想いしたんだから。

酒井:そうねぇ。なんかもう当たり前のようにあるもんねやっぱり未だにね。

平子:ああ、そう。負の連鎖だよ。誰かがせき止めなきゃ、ダムになんなきゃ駄目なんだよ。

酒井:そうだな。誰かいてくれるかな…。

平子:まぁ言ったら学生さんにとっては難しいことだから、我々みたいな大人が学校に赴いて直接先輩面してる奴を指導する。

酒井:パン買わせにいく。

平子:そう、で怒鳴る。耳元で怒鳴る。

酒井:一緒なんだよな(笑)

平子:で、国のお世話になる。

(笑)

 

ラジオ『アルコ&ピース D.C.GARAGE』、TBSラジオで毎週火曜深夜24:00から放送中です。もっと売れろアルピー。

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実写の銀魂がクソで福田雄一の『今日から俺は!!』に絶望しかない

実写『銀魂』観たら福田雄一の『今日から俺は!!』のドラマ化に絶望しか生まれませんでした。福田雄一、あいつが魔王でした。

『銀魂』も『斉木楠雄のΨ難』もジャンプで読んでるくらいで特段ファンじゃなかったから実写観てもブチ切れるとまではいかなかったんですけど、これガチの原作ファン的にはどうなんですかね。俺が原作ファンだったら確実に腹にダイナマイト巻いて事務所に殴り込みかけてますけど。

たしかに外側のクオリティはすごかったんですよ。そこらのコスプレイヤー共が泣いて土下座するレベル。ハナからムチャクチャな実写化をここまでのクオリティに仕上げてるのも、漫画のノリをそのまま実写に持ち込めるのも感動した。予告までは。

にもかかわらず調子乗りまくって「空知英秋のグダグダのノリ」と「福田雄一のグダグダのノリ」をごちゃ混ぜにした結果…最終的に地獄のグダグダになったの本当に口からコケ出そうになりました。あれを「映画」と言っていいなら上映前のNO MORE 映画泥棒も映画です。

銀時(小栗旬)の絶妙にヘタクソなYAZAWA風の曲とか、神楽の格好で橋本環奈の写真再現させるとか、新八(菅田将暉)の口もにょもにょとか、たしかにハマってて面白いんだろうなって部分もあったけど、基本的にが全然相性良くねぇこの2人。似てるようでグダグダの種類が違った。同じイジメ芸のダウンタウンととんねるずが相容れないみたいな。濃いグダグダになるかと思ったらただグダグダの時間2倍に増えただけでした。「グダグダやってても、ちゃんと決めるところは決めるでしょ?」みたいな顔されても困るんですけど。

夜中に酒飲みながら観るからまだ笑えるんであって、シラフであのノリはだいぶキツい。面白い部分と拷の問の部分の差がデカすぎる…。とりあえず佐藤二朗とムロツヨシに親でも人質に取られてるんですかね?出さないと殺されんの?嫌いじゃないけど、さすがにもういいです。おなかいっぱいです。勘弁してください。なんでそこまでしてムリヤリどの作品にも絡める必要があるんですか?なんの嫌がらせですか?

演技変えるでもない毎回毎回キャラ関係なくワンパターンのボケやりやがってどういうつもりなんですかね、はいはい「福田節」面白いですね。でも正直な話の筋に1ミリも関係ないようなグダグダのアドリブ感出してきて。地元のダチだけに向けた結婚披露宴のお祝いメッセージかよ。わざとセリフどもるボケとか、どの層に向けてのボケ?銀魂好きな奴ああいうクラスのお調子者がイキるみたいな笑い絶対嫌いだろ。

あと『スーパーサラリーマン左江内氏』とか『女子ーズ』でよくある「佐藤二朗とムロツヨシがボケはじめると周りのキャストがプッと吹き出しそうになって下唇を噛みながら後ろ向く」みたいなくだり、マジで誰がウケてんのアレ? 

「今をときめく豪華キャストにこんな無茶やらせてる俺面白いでしょ」みたいなのも、もういいよ。橋本環奈に鼻クソほじらせてるのも菜々緒にシミ付きパンツ連呼させてるのも吉沢亮にカブトムシの恰好させてるのも長澤まさみにドラゴンボール朗読させてるのも面白い面白い。わかりましたアナタの人望の厚さは十分にわかりました。お前がひと声かければこれだけの役者がこれだけのことやってくれるんだねーすごいねーってのもわかったから、それ以外を見せろよ。普通に原作に沿って面白いもの作れよ。

そりゃあ役者の「意外な一面」見られるのはファンにとってはありがたいし、本当に福田雄一って監督を信頼して心の底から楽しそうに演じてるのも伝わる、現に福田雄一の作品に出てる俳優、女優って何割増しもカッコ良く、かわいく見える。それはわかる。

でも原作ありきでそのストーリー、キャラクターを心から愛してるファンが何万人っているなかで自己満自慰するの絶対に違うだろ。そんなのオリジナル作品だけにしろよ。『勇者ヨシヒコ』『女子ーズ』『明烏』で満足しとけよ。脚本思いつかないからって適当な漫画に手出すな。そもそもあいつ確実に原作読んでない。読んでああしてるんだったらマジモンのサイコです。

 

銀魂でこの感じなら『今日から俺は!!』絶対ヤバいです、ファンにカチコミかけられるのも時間の問題、まずキャスティングの適当さが子供の夏休みの絵日記。

長身で怪力の今井役がチビの太賀、長身の京子がちんちくりんの橋本環奈、理子がタッパのある清野菜名って各方方に喧嘩売ってるとしか思えません。あと福田雄一が指示してんのか知らんけど賀来賢人絶対白目剥くなよ、あれめちゃくちゃつまんないって、誰が笑ってんだよアレで。

しかも『今日から俺は!!』って福田雄一の笑いの取り方とは真逆の「ボケからオチまでのスピード感」が特徴で、そこだけは外しちゃいけないのに、コメントを見る限りコイツ1ミリも再現させる気ねぇ…

 

10月日ドラ #今日から俺は‼️

主演 #賀来賢人×脚本演出 #福田雄一

✨キャスト追加発表第四弾✨

オリジナルキャラも入り乱れ、笑いMAX💨

三橋の担任 椋木➡︎#ムロツヨシ

理子の父➡︎#佐藤二朗

京子の舎弟

明美➡︎#若月佑美(#乃木坂46)

三橋の仲間 佐川➡︎#柾木玲弥

pic.twitter.com/6S1Vd0nAu1

  

…当たり前のようにいる「佐藤二朗」「ムロツヨシ」。「オリジナルキャラも入り乱れ笑いMAX💨」そのノリを今すぐにやめろクソが。既存のキャラならともかく、わざわざご丁寧に「ドラマオリジナルキャラクター」作ってまでムロツヨシ入れる必要性を頼むから教えてくれ…

賀来賢人が主演と福田さんから聞きまして、邪魔したいとお伝えしたところ、快諾頂きましたので、この場を借りて宣言したいと思います。今日から俺は!!しっかりと!賀来を!若い役者さん達を!支えず!邪魔して!見守りたい!ムロツヨシです!!

ドラマ「今日から俺は!!」ムロツヨシ、佐藤二朗、若月佑美、柾木玲弥も出演(コメントあり) - コミックナタリー

コメントもマジで舐めてる。原作へのリスペクトが鼻クソほども感じられねぇ。完全に内輪だけが楽しい同窓会のノリで俳優やってやがる。真面目な演技するムロツヨシはめちゃくちゃ良い俳優なのに福田が絡むとなんでそうなるんだよ。

『今日から俺は‼︎』はお前らの新しいおもちゃじゃねぇんだよ。なに「俺たちなりの今日から俺は!!」作ろうとしてんの?

全員狂ってやがる、もうムロツヨシの5文字見るだけで頭痛ぇ。ブレーキランプ5回点滅「ム」「ロ」「ツ」「ヨ」「シ」のサイン。チカチカさせてるのはもちろん福田。ブレーキ自体ぶっ壊れてて大事故確実ですけどね。

もう怖い、助けてくれ、夢なら覚めてくれ…俺はもう福田雄一にはなんの期待もしない…『今日から俺は!!』もいっさい見ることはないでしょう。傷つきたくないから…君たちも早くこの地獄の連鎖からあがりな…

 

銀魂

銀魂

 
今日から俺は!!(1) (少年サンデーコミックス)

今日から俺は!!(1) (少年サンデーコミックス)

 

ポルノグラフィティ、ヒィイッヒィ〜〜ックイズ全問解けたらもはやお前が岡野昭仁

サボテン

 

ポルノグラフィティ、ヒィイッヒィ〜〜ックイズ。全問解けたらもはやお前が岡野昭仁です。

 ※[正解]クリックで答え表示

 

 

ベイベェ〜〜〜〜ェェエ〜〜〜〜ッ!!!…ナァッ、ナナッツ、ナナッツナァアォッ…オォン…ヒィイッヒィ〜〜〜〜〜〜〜ッ

 

「サウダージ」(4thシングル)

 

 

ラララララーラーラララララララーラーラララララララーラーララララーララララララララーラララララーァーーーーーウウウゥイェーーーーヘェェェェエエッ…

 

「憂色~Love is you~」(1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』)

 

 

ァアーーーーーーーーアァ…ァアーーーーーーーーアァ…ァアーーーーーーーーアァ…ァアーーーーーーーーアァ…

 

「空蝉」(7thアルバム『ポルノグラフィティ』)

 

 

ァアーーーーオ!

 

「ナイトトレイン」(24thシングル『痛い立ち位置』)

 

 

アーォオ!

 

「ハネウマライダー」(20thシングル)

 

 

ウォーーーゥウォーーーーーーーゥ…ウォーーーゥウォーーーーーーーゥ!

 

「Fade away」(11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』)

 

 

ウォウォォン…

 

「My wedding song」(43thシングル『THE DAY』)

 

 

ァーーーオッ!!ハイッ!ハイッ!

 

「ダリア」(39thシングル『東京デスティニー』)

 

 

ウーーーー!

 

「月明りのシルビア」(6thアルバム『m-CABI』)

 

 

フゥフゥーフゥフゥフゥフゥー

 

「Time or Distance」(26thシングル『Love,too Death,too』)

 

 

ウォーウォーーー…ウォーウォーーー…ウォーウォ!ウォウォ!ウォウォ!ウォウォ!オォッ!

 

「ギフト」(25thシングル)

 

 

ウォーウォッ、ウォーウォォッ!ウォーウォウォーウォォ!!

 

「前夜」(46thシングル『カメレオン・レンズ』)

 

 

ンベイベェーーーーンベイベェーーーーアンナァドォーーーアンナナァナドォーーー…ベイベェーーーーベイベェーーーーー…ダァダァダァーーーーダァダァダァダァダァダァダァダァダァダァダァイッソァーーーーィイ!!!

 

「ホール」(23rdシングル『あなたがここにいたら』)

 

 

そうだしィィィイェーーーーーーァ!!シィーーーーーーーヒィ!ノノノァナナナァ!アァーーー!ワアァーーーーーーーーーーー!!アーーーーーーーーーーッ!!

 

「ダイアリー 00/08/26」(5thシングル『サボテン』)

 

 

サマビーーーーーーーーーィ!!

 

「Ohhh!!! HANABI」(10thアルバム『RHINOCEROS』)

 

 

ウォッウォッウォッウォッウォーッウォッ

 

「デザイア」(42thシングル『オー!リバル』)

 

 

フゥゥーーーーーーーーー!

 

「2012Spark」(35thシングル)

 

 

ァアーオ!ヒョホホホーーォ!ヒューゥウ!ァアーァ!チキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチキアーォ!

 

「Ouch!!」(5thアルバム『THUMPχ』)

 

 

ウゥイェェェイ!

 

「マシンガントーク」(1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』)

 

 

ウォウォッ…ウォウォウウォウォッ…

 

「グッドニュース」(26thシングル『Love,too Death,too』)

 

 

ウォンノォーーーー!ウォウォオォーーーーー…イェエエーーーーィイ!!ウォオォーーーーー…イェエエーーーーィイ

 

「ヴィンテージ」(4thアルバム『WORLDILLIA』)

 

 

ハァーーーーーーーッ

 

「タネウマライダー」(20thシングル『ハネウマライダー』)

 

 

ウッ!ウォウォウ…マイスゥイィトベイベェ…オーオォン…ンーンーンンーー…オッッ…ドンチューベイベーリィビィィアロォン…オーオォ…ウォウォー!オォッ……マイ…スゥイト…ベイベェ…ウゥウーーーウゥーーーベイベーリィビィィアロォン……

 

「邪険にしないで」(29thシングル『アニマロッサ』)

 

 

ナァァッ…アァァッ…オォゥオーーーゥ

 

「Part time love affair」(44thシングル『LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ』

 

 

クルゥア!

 

「俺たちのセレブレーション」(40thシングル)

 

 

ウォゥノノォーン!

 

「We Love Us」(5thアルバム『THUMPχ』)

 

 

ヴゥン!!オォォゥイェイ!!

 

「クリスチーナ」(3rdアルバム『雲をも掴む民』)

 

 

オーノナァンナァァーーーー…

 

「サボテン」(5thシングル)

 

 

イェイェイイェイ!ジダンダジダンダジダンミューjボイg跪けェェェジャオガアアジャイナンナンナノナァノベイベェ会いに行こぉぉうノゥノゥノウオォォオォ!会いに行こぉぉぉゥ!!

 

「ジレンマ」(2ndシングル『ヒトリノ夜』)

 

 

ウォーーーオッ!ウォーーーオッ!オォオーーーオーーーーオォーーーー

 

「極上ランディング」(37thシングル『瞬く星の下で』)

 

 

ウォウウォウ

 

「惑星キミ」(4thアルバム『WORLDILLIA』)

 

 

ウォウォウーーーー…ウォウォーーーーーッ!!

 

「スロウ・ザ・コイン」(40thシングル『俺たちのセレブレーション』)

 

 

ウォウウォーーーー

 

「ANGRY BIRD」(10thアルバム『RHINOCEROS』)

 

 

ハァァァアアァァァアァァ

 

「ウォーカー」(7thアルバム『ポルノグラフィティ』)

 

 

オォンドォーーーーーーーー!

 

「ネガポジ」(8thアルバム『∠TRIGGER』)

 

 

ウォーーーーウォウォーーーウォウウォーーーーゥウォーーーーウォウォーーーウォウウォーーーーゥ

 

「Montage」(45thシングル)

 

 

ウォーーーノォーーーーーーウゥゥイェェーーーィ

 

「Swing」(7thシングル『ヴォイス』)

 

 

オッオォーーーン…フゥーーーーーーッ!

 

「ダイアリー 08/06/09」(25thシングル『ギフト』)

 

 

オォイェイ

 

「Free and Freedom」(19thシングル『ジョバイロ』)

 

 

ンゥーーーイェエーーー…ナナナナナナナナァ…ンゥンゥーーーイェイェエーーィンゥーーー

 

「サボテン Sonority」(5thシングル『サボテン』)

  

 

ヘイッ!!

 

「ソーシャル ESCAPE」(10thアルバム『RHINOCEROS』)

  

 

アーーーーーーーーァーーーーーーーーアーーーーーーー…アーーーーーーーーァーーーーーーーーアーーーーーーー…

 

「今宵、月が見えずとも」(27thシングル)

 

 

ナァンツタァンナァン…

 

「敵はどこだ?」(3rdアルバム『雲をも掴む民』)

 

 

オーーーーーーンゥゥ…音のように!熱のように!掴みようもないもの!オーーーーーーオンンゥーーーーーーオーーーーーーーフゥーーーーーー

 

「クリシェ」(8thアルバム『∠TRIGGER』)

 

 

ノノー!ドンチュノーー!オォマイチュゥラブ!オーノノー!ドンチュノーー!ドンチュノーー!オォマイチュゥラブ!オーノノーォォ…

 

「愛なき…」(2ndアルバム『foo?』)

 

 

オォーーーーオォォォ…

 

「夜間飛行」(11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』)

 

 

ウォウウォウウォーーーーッ

 

「Good luck to you」(10thアルバム『RHINOCEROS』)

 

 

ォオォイェェエッ…ォオン…ォオン

 

「Go Steady Go!」(4thアルバム『WORLDILLIA』)

 

 

アァーーーーーーォ!イエーーーーース!!ヨッ、ヨッ、ヨッ、ヨッ、ヨッシャーーーーーーーーァ!!ハァーーーーーーー!ハァーーーーーーィヤ!ァーーーーァイ!ウーーーーーベイベェーーーウェイ!フフッ…

 

「Mr. ジェロニモ」(6thアルバム『m-CABI』)

 

 

チュールッ!チュッチュチュールッ!

 

「アニマロッサ」(29thシングル)

 

 

ウゥーイェイ

 

「PRISON MANSION」(18thシングル『NaNaNa サマーガール』)

 

 

(イェーイイェーイ!)ウォーウォーウォーーッ!(イェーイイェーイ!)ウォーウォーオーーッ!

 

「Rainbow」(30thシングル『瞳の奥をのぞかせて』)

 

 

ゥオーーーーーーーーーーーーーー

 

「ルーズ」(36thシングル『カゲボウシ』)

 

 

カァモン!カァモン!カァモン!エブリバディイエェ!カァモン!カァモン!カァモン!エブリバディイエェ!カァモン!カァモン!カァモン!エブリバディイエェ!カァモン!カァモン!カァモン!エブリバディイエェ!カァモーーーーーーン!カァモン!エブリバディイエェ!カァモーーーーーーン!エブリバディイエェェェ…ン

 

「そらいろ」(7thアルバム『ポルノグラフィティ』)

 

 

ヘェイイエェイ!

 

「ライオン」(1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』)

 

 

ギミッギミッギミッギミッギミッギミッギミッギミッ……

 

「青春花道」(38thシングル)

 

 

ンゥワァーーー!ワァキメェンブルゥーース!

 

「Working men blues」(11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』)

 

 

アーーーーーーーーーーーー!アァーーーーーーーーーーーー!ウォーーーーーーーーー!

 

「∠RECEIVER」(8thアルバム『∠TRIGGER』)

 

 

トゥトゥルトゥゥル…トゥトゥルトゥゥル…イーイーイーイーイーーーーィーーーーフゥーーーーーー

 

「ラビュー・ラビュー」(1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』)

  

 

イェェエーーーィ

 

「ビタースイート」(3rdアルバム『雲をも掴む民』)

 

 

アァーーーーーーーーーーーー

 

「鉄槌」(7thアルバム『ポルノグラフィティ』)

 

 

アーーーーオォ!

 

「MONSTER」(8thアルバム『∠TRIGGER』)

 

 

ソーインラァーーーァ!ウォーノァーーーウゥー…ウゥー…イェェエエェェェイ…ソォーインラァーー…ウォーウォウ…フゥーーーー…

 

「夜明けまえには」(2ndアルバム『foo?』)

 

 

ゥオーーーーーーウォオーーーーーー

 

小規模な敗北(29thシングル『アニマロッサ』)

 

 

ェッ!オッパァイ!ジィダッ!ウウッ!オエッ!アアアーーーイ!ジダッ!

 

「365日」(40thシングル『俺たちのセレブレーション』)

 

 

フューチャアアアアアアアァァーーーーイェェェェェェェェエエエェェェエェェーィ!

 

「デッサン#1」(1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』)

 

 

ウォオォ

 

「Light and Shadow」(7thアルバム『ポルノグラフィティ』)

 

 

ゥウーーーーーーーゥウウゥーーーー…ナナナナナンナナァーーーー…ヒィーーーーーーイィーーーー

 

「素敵すぎてしまった」(9thアルバム『PANORAMA PORNO』)

 

 

ォーーーーオォォッ…

 

「夕陽の色」(45thシングル「キング&クイーン/Montage」)

 

 

ラーラララララーラーァララララララァラーラーラララララーラーァウゥイェーーーェイ…イィーーーーィッ…イィーーーーィッ…

 

「ロマンチスト・エゴイスト」(1stシングル『アポロ』)

 

 

ゥオーーオォーーーッ…ウァンノァーーーーー!オォーッ…なくしていたのォォォォォォォ…ウォウォーーーウァンノァーーーーー!ヤイヤイヤイヤイヤァ

 

「グラヴィティ」(6thアルバム『m-CABI』)

 

 

ウォッウォウォウォウォッ、ウォウォッウォウォッ、ウォッウォウォウォウォッ

 

「エピキュリアン」(38thシングル『青春花道』)

 

 

ウォォウ…ウォウォォウ…ウォウォォォォゥ…

 

「MICROWAVE」(11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』)

 

 

バンバンボバンバンババラボンバンバンボバンバンババラボン…ウゥーッ!ウゥーッ!イェェェェイェイイェイェヘ…!ダイブ!マザースカァァイ!イントゥダイブ…マザスカァァァァィイェェ…!ダイブインザマーザスカァイ!ダイブインザマーザスカァイ!マザーー!マザーーーァァァァ!トォォォアアアアアッッ!!

 

「Jazz up」(1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』)

 

 

 

※「ウォウォウ」じゃなく「ウォーウォー」だろといった苦情、クレームは一切受け付けておりませんのでご了承ください