ポルノグラフィティのおすすめのライブDVDをランキングで紹介します。
※2022年5月更新
24位 Tour 08452 〜Welcome to my heart〜
ポルノグラフィティ初のライブDVD。
『Jazz up』『マシンガントーク』『ライオン』『リビドー』『PRIME』『ハートビート』『ジレンマ』と収録曲が7曲しかないので最近のDVDに比べると満足感はないですが、初期衝動をそのまま音にしたような荒削りなパフォーマンスは二度と見ることができない「未完成のポルノグラフィティ」の姿に涙腺ブッ壊れます。
23位 "BITTER SWEET MUSIC BIZ" LIVE IN BUDOKAN 2002
3枚目のアルバム『雲を掴む民』のライブツアー。ファイナルでしかも追加公演ということもあってか昭仁の声の調子が死ぬほど悪く普通に心配になる場面も多いんですが、それが逆に技術を超えた「魂」みたいなものを感じてダイレクトに本能に訴えてくるギン勃ちボンバーのライブになってます。
また、エンディングで幻の楽曲「LIVE ON LIVE」が流れているので音源入手したい人は買い。
22位 ∠TARGET”LIVE IN JCB HALL 2010∠
8枚目のアルバム『∠TRIGGER』のライブツアー。 昭仁の髪型が死ぬほど短いので、そこばかりに目が行ってしまいがちですが、最近ライブでは演奏することの少ない「アニマロッサ」「瞳の中をのぞかせて」が収録されている数少ないライブDVD。
特に「ヘソ曲」と言われる中盤に長い時間を取って演奏される「ロスト」での昭仁のサビでのいつもより溜めたような歌い方、晴一の3分以上にも及ぶギターソロなどプレイヤーとしての2人が存分に堪能できる一枚。
21位 "OPEN MUSIC CABINET" LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007
6枚目のアルバム『m-CABI』のライブツアー。オリジナルアルバムでのアリーナツアーは記憶しているなかだとこれが初。
『m-FLOOD』で客を巻き込みめちゃクソにダサいダンスを踊らせる、というくだりはさすがに「急になに始めとんねん」と思いましたが、とにかく昭仁の声の調子が良く、アレンジを加えた「ヴォイス」や「アポロ」や、終盤の「DON'T CALL ME CRAZY」での高音の伸びはマジで「化物」の一言。
20位 12th LIVE CIRCUIT “PANORAMA × 42" SPECIAL LIVE PACKAGE
9枚目のアルバム「PANORAMA PORNO」のライブツアーDVD。初めてライブCDも同梱。
楽曲1曲1曲のアレンジが最高で、ファンク調にアレンジした「ネオメロドラマティック」、よりアコースティック感が増した「EXIT」、サビ始まりで爆発する「ゆきのいろ」などCDで聴いても楽しめる楽曲揃いの良盤。DVDとCDでは公演が異なるのもお得感があって良いです。
19位 13thライヴサーキット“ラヴ・E・メール・フロム・1999” Live in MARINE MESSE FUKUOKA
オールタイムシングルベスト発売後のライブツアーDVD。
セトリがほぼシングルで埋め尽くされていて、初めてポルノのライブに触れるという意味ではうってつけのDVDなんですが、逆に言えばアルバム曲やカップリング曲は全然入ってないので濃いポルノを味わいたい人は他のDVDのほうがいいかもしれない。ただ滅多にやることのない過去曲のタイトルが歌詞に散りばめられた『Let's go to the answer』が入ってるのは「ありがてぇ……」としか言えません。
特典で収録されている50分超えのライブ裏のドキュメンタリー映像は「素」すぎて大丈夫か?となる。
18位 神戸・横浜ロマンスポルノ'14 ~惑ワ不ノ森~ Live at YOKOHAMA STADIUM
15周年記念ライブとして行われた惑ワ不ノ森、オールタイムベストアルバム発売後というのもあってセトリも新旧織り交ぜたポルノグラフィティの一つの節目的な作品。
他のライブと比べると妙にユルい雰囲気があってゴリゴリに盛り上がるライブというよりはゆったりと楽しめる。 レア曲は「ダリア」「グッバイサマー」「PRISON MANSION」「Sheep~Song of teenage love soldier」「Jazz up」「PRIME」などなかなか見ることができない曲を演ってくれてるんですが、メドレーが多めなので総曲数の多さの割に消化不良感はある。ポルノDVD入門版としてはおすすめ。
17位 つま恋ロマンスポルノ'11 ~ポルノ丸~
初会場の静岡県にある「つま恋」で開催された野外ライブ。開放感という意味ではどのライブよりも圧倒的で音から歌から声援から天気から何から何まで「広すぎる」。セトリは頭から『君は100%』『NaNaNa サマーガール』『Sheep 〜song of teenage love soldier〜』『狼』とポジティブでアホな曲が多く、昭仁のテンションが特にバグってるのが面白いです。
ただ、震災後初のライブということもありキメる所は死ぬほどカッコよくキメてて、特に中盤の『ワンモアタイム』やラストの『∠RECEIVER』がヤバい。
16位 15th ライヴサーキット“BUTTERFLY EFFECT"Live in KOBE KOKUSAI HALL 2018
11枚目のアルバム『BUTTERFLY EFFECT』のライブツアーDVD。
アルバムツアーにも関わらず「ワールド☆サタデーグラフティ」「ハート」「月飼い」とファンなら発狂しながらヨダレ垂らして失禁する曲のオンパレードで極めつけは『Part time love affair』のスタンドマイクで歌う岡野昭仁は完全なる違法ポルノ。音楽に抱かれる快感を味わい尽したい。
ディスク2には別現場の映像も特別収録されていて最初から最後までポルノを堪能できる一枚。
15位 FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016
ファンクラブ会員限定のライブ『FANCLUB UNDERWORLD』を初めて収録した貴重なライブDVDで、1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』の収録曲が曲順もそのままでセットリストになっていてファンにとっては家宝以外の何者でもない。より洗練された昭仁のボーカルと晴一のギタープレイはもはや鬼。
14位 17thライヴサーキット "続・ポルノグラフィティ" Live at TOKYO GARDEN THEATER 2021
2年ぶりのシングル『テーマソング』を引っさげての3年ぶりのライブツアーの最終公演。セトリは蓋を開けてみれば『UNFADED』を超える一見ファンポカン、コアファン失神セットリストで、『ドリーマー』からの『ANGRY BIRD』、『鉄槌』からの『Fade away』からの『元素L』と、ファンですら「なんだこのライブ…?」と怖くなる選曲。
さらにはアンコールで突然の新曲メンヘラロックバラード『メビウス』と千回聴かなければ解明できない謎の曲『ナンバー』の2連発と、従来のポルノのライブの在り方を大きく変えるようなタイトル通り「その先」を感じる革命的な作品になった。
13位 14thライヴサーキット“The dice are cast " Live in OSAKA-JO HALL 2015
10枚目のアルバム『RHINOCEROS』のライブツアーDVD。とにかく初っ端のブチギレロック『ANGRY BIRD』と16曲目のエロ不倫変態曲『瞳の奥をのぞかせて』がNAOTOによるストリングスも相まって最高すぎて気が狂う。この2曲を聴くためだけに買っても損ないです。
12位 横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜 IN YOKOHAMA STADIUM
「ハネウマライダー」というヒット曲が生まれたあとのスタジアムライブでファン、メンバーともに高い熱量が感じられる。「天気職人」で1番の歌詞を丸々飛ばすなどハプニングもあるがそれを補うほどの余りあるパワーのあるライブ。シングル曲も多く、初めて手を出す人にもおすすめできる一枚。
レア曲も多く布袋寅泰のカバー「POISON」や「ロマンチスト・エゴイスト」など今ではなかなか聴くことのできない曲も演奏している、本編ラストの昭仁と晴一の2人だけで演奏する「愛が呼ぶほうへ」は涙腺崩壊。
ちなみにKing Gnu井口理がオールナイトニッポン0でコスプレしたのはこのライブの衣装です。
11位 横浜・淡路ロマンスポルノ'08 〜10イヤーズ ギフト〜 LIVE IN AWAJISHIMA
DVDの最大の見どころはなんと言っても、本編DVDよりも特典映像に収録されているファンの間で「伝説」と呼ばれている横浜のライブ。
普通なら中止になるほどのエゲツない大豪雨のなかで決行されたこのライブはメンバーもタガが外れたように鬼気迫るプレイを見せているファン即買いのDVD。
それ以外では、ボサノバ調にアレンジされた「アゲハ蝶」が吐くほど素晴らしかった。幻想的な演出と相まって感情のビッグバンを起こす。
10位 74ers LIVE OSAKA-JO HALL 2003
3人時代最後のDVD。今と比べると別バンドかと見間違うくらいにゴリゴリに尖り散らかしたポルノが拝める貴重な作品。
ミュージカル調の謎の演出が入るのも他の作品とは一線を画する良い意味でトガり散らかしたライブ。 淡々と演奏するシーンが続くので、最近のポルノグラフィティに慣れている人は戸惑うかもしれないですが、シラタマファンには一番おすすめです。
9位 横浜ロマンスポルノ'16 ~THE WAY~ Live in YOKOHAMA STADIUM
ポルノ初心者にも楽しめるようにシングル曲が多めのセットリストになっているが、どの曲もアレンジが加えられて新たな曲の一面も垣間見ることができるので新旧どちらのファンも楽しめる。序盤の『敵はどこだ』→『2012Spark』の流れは「これがロックじゃ」と言わんばかりに脳味噌ぶん殴ってきます。
また、アンコールで披露された新曲『LiAR』、これはまだ発売前ということもあって実際にリリースされた楽曲とは歌詞が大きく異なっていて原曲よりエロくてむしろこっちのほうが好きです。 本編ラストのTHE DAY(THE WAY ver.)はこれから彼らが進む道を示すような追加のサビが加えられていて、胸アツ超えて胸爆。
8位 7th LIVE CIRCUIT "SWITCH" 2005
通常のライブDVDとは少し異なり、演奏の合間合間にツアー前日までの様子が収録されているドキュメンタリー形式のDVD。
ライブだけを観たいという人には若干物足りないものになっているかもしれませんが、メンバーのライブに臨む意気込みや、プライベート、関係性などが垣間見える貴重なDVDなのでファンとして持っていて損のない1枚。
晴一がカメラを回してメンバーにモノマネを振るところや(滅多にないポルノ2人のプライベート的絡みが見られるのはファン激震)、体調を崩し声が出ない昭仁の代わりに晴一が「ジョバイロ」を歌うところはファン失禁案件。
7位 10TH LIVE CIRCUIT "ROYAL STRAIGHT FLUSH" LIVE IN YOYOGI DAIICHI TAIIKUKAN
2度目のベストアルバム「ジョーカー」「エース」を引っさげたアリーナツアー。
新旧のヒット曲をこれでもかと織り交ぜたドーピングみたいなセットリストでポルノを知らない人でも確実に楽しめる内容。特におすすめなのはオープニングの「今宵、月が見えずとも」、中盤の「リビドー」でCD音源よりもさらに溜めて歌うような歌唱法は完全に「シン・オカノアキヒト」
6位 ポルノグラフィティがやってきた" LIVE IN ZEPP TOKYO 2008
7枚目のアルバム『ポルノグラフィティ』のライブツアーDVD。会場がZEPPということもありメンバーとファンの距離間がとても近く、ロックバンド・ポルノグラフィティとしての自力が堪能できる1枚。
会場が狭いからこそ映える曲というものがあるとして、特に「ROLL」は音源超えの超絶パフォーマンスで気が狂うかと思いました。また「パレット」や「黄昏ロマンス」のアコースティックバージョンも聴くことができ昭仁の声の調子も最高に良い。収録曲数は少ないですが値段も手頃なのでおすすめ。
5位 5th Anniversary Special Live "PURPLE'S" IN TOKYO TAIIKUKAN 2004
死ぬほど売れたベストアルバム『RED'S』と『BLUE'S』発売後のライブツアーDVD。
収録曲も日本人全員が知ってるヒット曲を惜しみなく演ってるので万人に勧められます。昭仁、晴一とサポートメンバーの小畑ポンプ、NAOTO、ただすけ、nang-chang、野崎森男7人の副音声も収録されていて、一緒にライブを観ながらベロベロに酔っ払って「素」で話すポルノの声が聴ける貴重な作品。
4位 PORNOGRAFFITTI 色情塗鴉 Special Live in Taiwan
ポルノグラフィティ初の海外公演の模様を収めた一枚。普段のホームでは見せないようなギラついた表情のポルノグラフィティを拝むことができます。
セットリストも「アポロ」「サウダージ」「ミュージック・アワー」「アゲハ蝶」「メリッサ」などの自分たちを代表する過去のヒット曲から「今宵、月が見えずとも」「オー!リバル」「THE DAY」など今のポルノグラフィティを象徴する最新ヒット曲まで惜しげもなく披露されていてコアなファンのみならず、非ファンにポルノグラフィティのヤバさを見せつけたい時にもおすすめのDVD。
3位 16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019
サブスク解禁を記念して「全ての曲の中から並列にセットリストを組んだ」と銘打って開催され、全23曲中シングルが『幸せについて本気出して考えてみた』『ジョバイロ』『Zombies are standing out』『カメレオン・レンズ』『フラワー』『オー!リバル』『サウダージ』『ハネウマライダー』のたった8曲しか入ってないという200曲聴くのが前提のコアファン向けライブ。
ただ、披露されたアルバム・カップリング曲は『オレ、天使』『夕陽と星空と僕』『ビタースイート』『パレット』とファン人気の高い曲が選ばれてるので「ポルノグラフィティ」の裏も表も知ることができる入門編としてもおすすめできる作品です。
2位 ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box
『16thライヴサーキット "UNFADED"』に加え、東京ドーム2Days公演『NIPPONロマンスポルノ`19~神vs神~"』を完全収録し、3枚合わせるとほぼ全シングルを網羅している20,000円超えのエゲツない値段に見合うだけの作品。
どれも「集大成」と言うべき激熱のライブで、特にドーム公演の2日目の一体感は異常で、サポートメンバーで長くポルノグラフィティと活動を共にしたNAOTOが『瞳の奥をのぞかせて』でサプライズ出演し、ストリングスアレンジが施された『リンク』〜『サウダージ』〜『ブレス』〜『愛が呼ぶほうへ』の流れは「神」の名に相応しい。
ブッ壊れた盛り上がりのまま『Zombies are standing out』『サボテン』『ヒトリノ夜』『瞬く星の下で』『ハネウマライダー』を経ての『アゲハ蝶』で完全に5万人が一人になった。
1位 幕張ロマンスポルノ'11 〜DAYS OF WONDER〜
長年のファンを唸らせるセットリストに精神からブッ飛ぶ観る合法麻薬DVD。オープニングの「Search the best way」「見えない世界」から始まり、「サボテン」「ワールド☆サタデーグラフティ」、中盤のポルノ屈指のレア曲「蝙蝠」から最新曲の「2012Spark」、続き「鉄槌」〜「渦」と続く流れは圧巻。最初から最後まで息をもつかせない選曲で完成度でいえばポルノのライブで間違いなく最高。
細かいところでいえばオープニングの「Search the best way」入りの「ワン、ツー、スリー、フォー!」と終盤の「今宵、月が見えずとも」でのアウトロはロックすぎてヨダレ垂れ流して最終的に失禁する。義務教育で見せるべきポルノDVD。