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ミクスチャーブログ

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藤井風、ヤバすぎて草生えて風吹く

HELP EVER HURT NEVER(初回盤)(2CD)

「藤井風マジでヤバい」「藤井風マジでスゴい」

少し前から色んな人にそういった声をいただいていたんですが、今まで避けてました。なんか「聴いたら才能に絶望する」って脅されてて。これ以上絶望したくねえから…

 

・藤井風(本名)

・身長181cm

・年齢22歳

・岡山県の人口約1万人の小さな町出身

・実家は喫茶店を営んでいる

・4人兄弟の末っ子。「空・陸・海・風」という自然にちなんだ名前がつけられている

・音楽経験のない父から、ピアノやサックスなどを習う

・絶対音感を身につけるための教育を受け、習得

・一度覚えた曲は忘れず、ピアノで弾くことができる

・父の「これからはYouTubeの時代」という言葉により、12歳からピアノカバー動画をYouTubeにアップ

・ベジタリアン

・小学生時代、ランドセルの色は黒が多い中、青で登校していた

・映画館に去年初めて行った

・ホームセンターに売ってる風呂栓のチェーンで自分で作ったネックレスをしている

・口癖は「言うてますけどmore…」

・口笛が吹けない

 

情報過多すぎて脳バグって文字面の輝きで目焼かれた。藤井風、意味がわからない。

「ぼくのかんがえたさいこうのものがたりのさいきょうのしゅじんこう」

かよ。連載誌どこだよ。こんな設定が大渋滞してる主人公ジャンプでもいねぇよ。神様のギフトの箱デカすぎるだろ。なろう系小説でももうちょいおさえるわ。「父からピアノやサックスなどを習う〜」あたりで「ヤベッ…ちょっと盛り込みすぎた…」ってなるだろ。どういうことだよ「絶対音感を身につけるための教育を受け、習得」って。え、絶対音感ってそんな進研ゼミとかユーキャンみたいなノリで習得できるもんなの?

「12歳からピアノカバー動画をYouTubeにアップ」

えーと、もうほぼ『Youtuberの始祖』ということでいいですか…?お父さん一万円札になるレベルの先見の明。しかも選曲の幅…ジャミロクワイに椎名林檎におどるポンポコリンに千本桜に宇多田ヒカルに木綿のハンカチーフにSuchmosに矢島美容室にエルトン・ジョンにLemonにビリー・アイリッシュだ…?…宇宙の広さじゃねぇかよ。この世の音楽を全て吸収する魔王かなにかか?

 

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一番意味わからなかったのがm-floの『come again』…なんでこんな電子音楽の極み曲をピアノ一本で弾き語れるんだよ。指の動き速すぎて20本くらいに見えるんですけど?LISAの歌パートだけならまだしもVERBALパートもゴリゴリのラップしながらピアノ……脳何個あんの?息するみたいに歌って瞬きするみたいにピアノ弾いて…楽譜も手元も見ずに…俺なんか会社の朝礼の3行の挨拶ですら紙見てんのに……

しかもカバー曲を自分なりにアレンジしてスゴいだけならまだ説明つくのに、オリジナル曲の完成度がそれを遥かに超えてくるのどういうことなんだよ、

 

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なんでこんな久保田利伸と田島貴男と玉置浩二ミックスさせたような声出るの?

あんまり「若いのにスゴい」みたいな定型文使いたくないんですけど、滲み出るエロチズムが22のそれじゃねぇ、46の貫禄。竹野内豊、西島秀俊、反町隆史、藤井風で並べられる。てゆうか、なんかもうめちゃくちゃ「時代作る顔」してる。なんで22で雰囲気が昭和の文豪みたいなんだよ。太宰転生してるじゃねぇかよ。実写版文豪ストレイドッグス?

1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』…マジで意味わかんねぇ…新しいのに懐かしい、美しいのに荒々しい、生まれた瞬間からキッチリ英才教育受けてる洗練されたエリート感もあるし、ずっと森で育ってきた子供に適当にピアノ弾かせたら死ぬほど才能秘めてましたみたいな自然さもある…理性と野性が仲良くシェアハウスしてる。

 

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デビュー曲『何なんw』はもう1ミリも意味わかんないです。タイトルとメロディと歌と歌詞とアレンジのアンバランスさエグすぎて吐いてる。

タイトルで急にクソオタクのネットスラングブチ込んで草を生やしてきて、どんなおふざけソングだよと思いきやどこの洒落バーかと錯覚するR&Bのメロディに性感帯を直接刺激してくるような絶頂低音ボイス、方言全開の口語で綴られた歌詞、シンプルに頭おかしくなる。青のりとウンコが歌詞に登場するR&Bってなんだよ。

ありえない、岡山のド田舎とニューオーリンズの大都会が隣り合わせで建ってる…たしかにアンバランス、なのに…「違和感」がまったくない。全部が絶妙に絡み合って共存してる。違和感のなさの正体は「それが藤井風だから」、あとから付け足されたものじゃない、R&B感も岡山弁も青さ粉も肥溜めも、藤井風の人生から自然と溢れ出たものだからとしか言いようがない…

さらに脳爆発したのがこの曲に対する本人の解説、

 

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誰しもの中に存在しているハイヤーセルフを探そうとする歌です

わしはハイヤーセルフが一人一人の内に存在していると信じています

彼(ハイヤーセルフ)はエゴ・利己心・嫉妬とかそーゆー色んなネガティブな感覚と無縁の存在で、彼のすべては愛です 

彼(ハイヤーセルフ)は「ワシの言うことを聞いてくれ」「あんたに幸せになって欲しいだけなんじゃ」的なことを歌っています

だ、誰が魂との自己内対話の曲だと思う…もうなにもわからない…俺は、俺はいったいなにを…なにを聴いてるんだ…ピカソの『ゲルニカ』とか『泣く女』見たときの衝撃に近い、理屈じゃなくて本能で「この曲は、この男はヤバい」って言ってる。

 

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邦画版「ボヘミアン・ラプソディ」かよ

1分でちょっと泣いてる俺は…えっと…もう一回確認しますけどマジで22歳の末っ子なんですよね?後光差してますけど?

 

なんなんだ…藤井風…何者なんだ…

 

知りたい…曲だけでも老若男女に「良い」って強制的に思わせるだけの圧倒的超パワーがあるのにそれ以上に藤井風って人間のことをもっともっと知りたくなってる…藤井風…もっと…もっとヤバい伝説くれ…もっと俺を絶望させてくれ…

それで全身に藤井風を受けまくって最終的にT.M.Revolutionのミュージックビデオみたいになりたい

 

HELP EVER HURT NEVER(初回盤)(2CD)

HELP EVER HURT NEVER(初回盤)(2CD)

  • アーティスト:藤井 風
  • 発売日: 2020/05/20
  • メディア: CD