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Official髭男dism新曲『SOULSOUP』は無限替え玉曲です助けてください

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Official髭男dismの新曲『SOULSOUP』年の瀬にこんなバケモンみたいな曲出してきて本当にどういうつもりなんですか?密かな個人の楽しみとして今年聴いた曲のベスト20曲を全裸で選ぶという趣味があり、もうほぼ決まりかけてたのに完全に白紙と化した。

全ての音が踊ってやがる。イントロ開始1秒で「え強…」という感想しかない。「音楽を楽しんでやろう」という気持ちがドンブリからダブダブ溢れてやがる。ドラムどうなってんねん。トランペットえぐ。暴力的なまでのイントロの音がそのままAメロに繋がることで意味が分からんほどの中毒性を持たせていた。

Aメロ→Aメロ→Aメロ→Aメロと、しつこいくらいに引っ張って引っ張って聴いている人間の耳にメロディを刻み込ませたところで「無謀なッ!」で一気に展開させて、揺さぶらせてからノンストップでサビに突入することで加速度を落とすことなく疾走感を何杯にも、いや何倍にも膨れ上がらせる鬼みたいな曲展開。しかもサビまでの時間が驚愕の「1分50秒」昨今の、

 

「サビまでの時間と親戚のジジイのスピーチは短いほうがいい」

 

というトレンドを全く無視してボーカルと演奏と歌詞の力で無理矢理成立させてるのがマッチョすぎる、これはアーニャではなく戸愚呂弟のテーマソングでした。

そこからCメロ?Dメロ?Eメロ?もうなんなのかよく分かりませんが「独りきりで生きてた時より大盛りになったな」からの2番行かないで転調してそこ行くのかよ」が意外過ぎて「巨人って元々人間だったんかい」と全く同じ衝撃。

そして開口一番、ボーカル藤原聡がさらに鬼神と化していた。

 

「声すらァアアアアアッッッ!!!」

 

怖。いやキー高。いきなりクライマックスかよ。アベンジャーズインフィニティ・ウォー?一声目から「これが藤原聡や。他にワシと同じレベルで歌えるやついたら歌ってみい」って顔面ブン殴られた。完全復活にもほどがある。さらに、それをハッキリと感じたのがここ。

 

「ンゥあ゛んたじゃァアアアア!!!!!!」

 

この声を今すぐ米にかけて雑炊にして食いたい。たのむ食わせてくれ。

「ハイトーン ボーカリストの がなりほど メシのオカズに なるものはなし」

この短歌を全国の全てのメシ屋の看板に貼り付けたい。そういう仕事をさせてください。

しかもこの曲は歌詞も強い。タイアップ先でもある、SPY×FAMILYの映画のストーリーが完全オリジナルなのでどれだけ話にリンクしてるかは現時点ではなんも言えないんですが、本当にスパイファミリーの曲なのか?中華一番!の曲では?いやラーメン発見伝の曲では?ラーメンハゲのインスパイアソングでは?そう錯覚してしまうほど「自家製」「湯気」「香ばしさ」「五臓六腑」「大盛り」…ラーメンとスープの話しかしてない。

なのに、めちゃくちゃ刺さる。一行目「声すら失うような絶望味のスープを」の時点で涙ちょちょぎれた。詞先か?と思ってしまうほどメッセージの強さがあるのに、一音一音に対しての言葉のハマり方が気絶するほど気持ち良いし、文字通り自分自身に起きた笑えない絶望をユーモアを交え重くならない絶妙なバランスの言葉選びで表現するのが本当にうまい。上手すぎるし美味すぎる。

そして「酸いも甘いも経験した人生」としか言いようがないギターソロを経て、ラストのサビ繰り返しに至っては「無限替え玉」としか言いようがない。全音が絡み合って一体となって耳にブチ込まれる。以下、ネタバレ

 

⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️注意⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️

 

聡「震える指汗ばむ襟ィ!痛みと疲れと失敗をォ!

大輔「ディエェエ〜〜〜〜ン!デェエェ〜〜〜!!」

匡希「ドッゥスタッド!ツドッッ!トォッッスタドゥ!」

誠「デゥデオデゥッヅデウルデゥルルルッルルル」

聡「憂いてきて拒んできてもう諦めるにも飽きたろゥ!?」

大輔「ドクドゥレデェエェェレデェエエエ!ディー!ディイイイァア!」

誠「ヴゥウウーーーンヴヴヴヴンーーーーヴウウウン」

匡希「ドンスタコスドドスタコス!ドンドコスタドンタコスドンタコス!」

トランペット「ブラバラブラバラボラッッッ!!」

聡「流し込むたびィ!増してく乾きィ!泡立つ不気味な祝杯をォオ!」

大輔「ドゥデェイィエィディディイイィ〜〜〜〜!」

匡希「ドゥタッ!ドンタッッ!ドタッドゥッタッ!!」

誠「ドゥドゥルドゥルルルルルゥゥウウウン」

聡「むせながらいただくゥゥウウ!それでこそ人生だろォォオオオオ〜〜〜〜〜!?」

大輔「ディ〜〜デヂリリィィ〜〜〜!ディェイディ〜〜〜〜!!」

誠「ドゥンクドゥンゥクドゥドクドゥ」

匡希「デェドンドコダデェッッドドンッッッ!!!!」

聡「続く暮らしッ!ふとした時ッ!煮詰まる悩みや悲しみをォ!」

大輔「ディ〜〜!!!リリリィイ〜〜〜〜デュリリリリリリリィィ〜〜〜!」

匡希「ドゥドゥンタツッッ!ドゥドゥンタツッッ!ドゥドゥンタツッッ!」

聡「そこら中ぶちまけてしまいたくなるようなァ時にこそォオオオオオォウォオオオオオ〜〜〜〜〜〜!!!!」

大輔「リリリィイ〜!!!デュキイイイイイイリリィイイイ!ギュルリリリリrィイイイリリリリィイ〜〜〜!」

誠「ベロゥロドルルルゥウウンルウルルッルゥルン」

匡希「ドゥタドゥンタッドゥタドゥンタッドゥドゥンッ!ドッコスコゥドドォドゥン!」

トランペット「バババロアカララバババアアア!!」

聡「止めるな匙ィ!続け乾きィ!全ての未来に乾杯をォオ〜〜〜!!!!」

匡希「ドゥタドゥンタッドゥタドゥンタッドゥドゥンッ!ドッコスコゥドドォドゥン!」

大輔「リリリリッリリリィイリリリィイイイイィイイイイイ〜〜〜〜!」

聡「ギブミィイイイイ運命のかけらァ!」

匡希「ドコスタドスタドンタコスッ!」

誠「ドゥドドドゥオオドドゥオオオドドゥウドゥウン…」

聡「この世の奥に隠れたァ……」

トランペット「ブラバブラバエベバララアララァアアアンッッッ!!」

大輔「ディリィイイイイ〜〜〜〜〜!リリリリリィ〜〜〜〜〜!」

匡希「ドコスタドスタドンタコスッ!」

聡「そいつを掬い出すまでェ〜〜〜〜〜〜〜」

ホーン「ブランババァアナアアララン!!!」

聡B(ソウシテェエエエ〜〜〜〜〜!)

大輔「ギュウィギイイイグギュィイイイイ〜〜〜!」

誠「ベエェェエッベッデェエベエベエエェベン」

匡希「ドゥウタッドゥウタッ」

聡「一滴残さず飲み干ォオオオ

 

聡C(ホォオオオオオオ!!!)

 

匡希「ドゥ…ドゥ…ドゥ…ドゥ…ドゥ…」

 

聡D(ホォオオオオオオ!!!)

 

聡E(ホォオオオオオオ!!!)

 

全聡「オオオオオオオオオすまでェエエエエエエエエエエエエエエエエ………」

 

大輔「リリィイイイイイイイ〜〜〜!!!」

匡希「ドドドドドドドッドドオ!!!!ドンドコスタドンタコスドンタコス!」

誠「ベエェッベエエベエエンベン!!!!」

 

俺「さッッッッ、サビィイーーーーーーーーーー!!!!!」

 

 

いくらなんでも「サビ」すぎる。もう食えないよ、もう、と弱音を吐きそうになる俺の耳の中にサビの替え玉を容赦なくブチ込んでくる。耳が自分の許容範囲を超えて拡張させられてるような感覚。爆音が何度も耳から脳を行き来し、徐々に陶酔状態、つまりトリップしてくる。 すると自分の限界を超え「もっと、もっとちょうだい」と無限にこの音を欲するようになる。

と、耳と脳がバカになったタイミングで完全復活、いや完全覚醒したラーメン屋「Official髭麺dism」大将・藤原聡の魂の一杯、いや魂の一叫が、来る。

 

 

聡「イエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!」 

 

 

替え玉あと100000000000000000000000玉くれ

SOULSOUP

SOULSOUP

  • IRORI Records
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