かんそう

かんそうブログ。20代後半男。札幌

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ポルノ史上最高の頭カラッポ曲『キング&クイーン』感想

ポルノグラフィティ新曲『キング&クイーン』感想。

 

前提として俺は『君は100%』が親殺されたんかというくらい嫌い、ということだけ踏まえてお読み下さい。ほぼ悪口。

まず聴く前に思ったのが「単純にシングルとしてバランス悪りぃ」で、Montageが思いのほかメチャクチャ良くて「Montageが晴一曲、昭仁詞…ってことはグラチャンバレーテーマ曲は確実に昭仁作曲晴一作詞だよな…っしゃあぁ…。オイオイ…どんなパンチの効いた楽曲が聴けんだ…ゴクリ…」と胸躍らせた結果、まさかの二曲連続岡野昭仁作詞。グランドキャニオンの頂上から転げ落ちた。勘弁してくれよ…。そりゃあ昭仁作詞でも好きな曲は山ほどある、(死ぬ時に聴きたいポルノグラフィティの名曲50曲 参照)ただそれが両A面シングルどっちもってなると話変わってくるわ、さすがに胸焼けしてゲーゲー嗚咽漏らしてる。ポルノグラフィティ関係者の中でどういった話し合いが行われてこうなったのかは知りませんが、「個性の真逆な二人が作詞作曲どっちもイケる」というのがポルノグラフィティのデカい強みだろ?両A面で作詞者が偏るのはちょっと…さすがに誰か止めろ。森男。

 

それで俺が「きっと昭仁曲晴一詞だ!」と早合点しすぎたのもあるがこのボタンの掛け違いのせいで自分の中で、「一個引っかかると全部聴いてられない」病が発症してキング&クイーンに対してどうしようもなく拒否反応が起きる。まずタイトルのカタカナ表記「キング&クイーン」で一個、作詞作曲・岡野昭仁で一個(君は100%の時の地獄パターン)、サビの「ホ、ホップ・ステップ・ジャンプ…?」で一個(流石に安直すぎるだろお前)。ラスト「ウォウ〜ウォウ〜」(なんだよその取ってつけたようなコーラス、妙に音軽いしMontageでもウォ〜ウォ〜言ってんだからどっちかにしろよ)で一個。

そして全体を通して聴いてみて前述した『君は100%』以上に良く言えばドストレート、悪く言えば1ミリも捻りのない歌詞。キラキラして目を閉じたくなるほどに眩しい曲のキャッチーさも相まって耳を通して脳髄に直接「今まで頑張ってきた自分を信じて勝利を掴もう!」という歌詞が飛び込んでくる。スゲェよ、全部の歌詞の意味一発で理解できるもんな、「輪になって分かち合おうよ」こんな歌詞がポルノから出てくるのかよ。うわ頭痛くなる。そういうのはファンモンにでもやらせとけ。

あの、童謡ってあるじゃないですか。あれって大人になってからも歌詞ほとんど覚えてるじゃないですか。「さいたーさいたーチューリップの花がー」みたいな。あれって脳みそ空っぽな子供時代に聴いても意味がちゃんと伝わって覚えられるように極限まで作詞家が頭悪くして作ってるからだと思うんですけど、言ってみればキング&クイーンはそれですよね。そりゃあ、頭カラッポのほうが夢詰め込めるもんな。実際、本人達が「試合中でも選手の耳に届きやすいようにストレートなものを」とか話してたから奴らポルノグラフィティの思惑通り。嫌ってくらい歌詞が頭に残るよ。おうわかった、確信犯なら隠すことなく言える、俺はこの曲が嫌いだ。まさか「君は100%憎けりゃ袈裟まで憎い」「Ohhh!!! HANABI憎けりゃ袈裟まで憎い」に続いて「キング&クイーン憎けりゃ袈裟まで憎い」になるとはな。

 

ただ、歯ぁ食いしばりながら何回も聴いていると「あぁ…これは俺に向けた曲じゃねぇんだな…」という結論に達しました。それこそバレーボールを始めとするスポーツ選手や今まさに正念場で頑張ってるような人ら、例えば受験生だとか新社会人、そういった人間に向けたメッセージソングだと捉えれば、この曲がグサリと刺さる人間がいるのも理解できる。それは俺の嫌いな『君は100%』然り『Ohhh!!! HANABI 』然りだろう。ポルノの曲のなかでこれらが1番好きだって言う奴もたぶんいる。そういう奴はそれでいいんだと思うし、俺の代わりにそういうポルノを好きでいてくれるのはスゲェとも思う。

それでも俺は捻くれてて一聴すると「なんだこれ?」となるんだけど、ちゃんと芯があって一本筋が通ってるポルノグラフィティが好きだしそういうのを求めたいと改めて思った。

 

というわけで俺は褒めることはできませんが、他の人はいっぱいキング&クイーン褒めてやってください。あ、ススキノのキング&クイーンのほうは最高でした。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

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