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【文字起こし】「ポルノグラフィティの“しまなみテレビ”」11thアルバム BUTTERFLY EFFECT楽曲紹介トーク

 9/28の「ポルノグラフィティの“しまなみテレビ”」の中での11thアルバム『BUTTERFLY EFFECT』についてのトーク部分の文字起こし

 

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タイトル『BUTTERFLY EFFECT』について 

新藤晴一(以下:晴一)「Apple MusicだとかGoogle Playだとか、何十万曲ってあるわけじゃんそこに。過去の名曲も含めて何十万曲もストックがあってさらに新曲がどんどん出てると。で、まぁ実際にそういうタワーレコードとか行ったら本当にCDが並んでて、そんな中に新しい14曲を、収録曲が14曲なんじゃけど、増やすことになんかこう、意味があるのかって途方に暮れることがあるわけだよ、その量によ?その今ある量に途方に暮れるってあるでしょ。劇団プレステージ(メガネの所属する劇団)やってても世の中に名作って呼ばれる台本はいっぱいあって、演劇があって、名優と呼ばれる人達がいて、なぜ自分達がここで新しい舞台を作るんだっていう時に、そこには意味があるんじゃけどちょっと途方に暮れることもあったりするじゃん。というようなもんで、ときにまぁ俺達の1曲、2曲が、音楽が海だとしたらそれそのものではない、もちろん。けど、まぁそれにこう、これこの番組でまだ話してないよねこの話?」

 

岡野昭仁(以下:昭仁)「してない」

 

はっさくメガネ(以下:メガネ)「してないです」

 

晴一「それをこの海に注ぎこむ大きな川でもないんよ、海を作る大きな川でもないよ、それはやっぱビートルズだとかそういう大きな川がきっとあるんよ。でも、まぁ海があるためには雨が降らんといけんし、その一滴一滴には意味があるだろうって。そういう、時代に音楽が鳴り続けるっていうことは、そこには意味があるんだおるなと思うわけよ。で、そういう一滴になればいいなと思って雨みたいなタイトルを付けようとしたんじゃけど、まぁそれが転じてこのバタフライエフェクト効果、地球のこっち側で蝶が羽ばたけば連なって連なって、裏側で大きな風が起きる、みたいなそういうバタフライ効果っていうのがあるんじゃけど、まぁそういう名前になりました。雨が海になるように、羽を羽ばたかせば地球の裏側で大きな風が吹く、みたいな意味合いです」

 

メガネ「なるほど…。これって、アルバムのタイトルを決めるときっていうのは二人で話し合って決めるのか、なんかそういうざっくりとした話し合いからどんどんこう」

 

昭仁「全スタッフで喋るっちゅうか、集めて、そうそう」

 

メガネ「それを、タイトルを決めてから曲を作り出すんですか」

 

昭仁「いやいやいや」

 

晴一「いや」

 

昭仁「全部出来上がる前くらいに皆で決める、みたいな。まぁ今回晴一がそうやってアイデア出したけど」

 

メガネ「はい。この曲を、じゃあアルバムを作ろうっていうタイミングっていうのは二人の中でどういった時期なんですか。もうツアーやる前に」

 

昭仁「アルバムを?いや、そりゃそろそろ出さんと、でしょう笑」

 

メガネ「笑」

 

晴一「笑」

 

メガネ「っていうときに笑」

 

昭仁「ことでしょう、ね?」

 

メガネ「いくということで」

 

昭仁「まぁ、なんかね。コンセプトがあってなんかってこともやってみたいんだけど、なかなかそういうわけにも、やっぱ俺らが色んな要素があるというか。ねぇ、色んなもんが好きだからって、どうしても色んな、こうバラエティに富むから、富むって自分で言うのもなんじゃけど、あの、色々こう振り幅があるからなかなか1つに集約するっていうのが難しいからコンセプトって。だからまぁ、自分が良いと思うその時期のものを入れるっていうのが、アルバムのコンセプト、毎回」

 

 

収録曲楽曲について

【収録曲】

M1:THE DAY 作詞・作曲: 新藤晴一/編曲:江口 亮,Porno Graffitti

M2:Working men blues 作詞: 新藤晴一/作曲:岡野昭仁/編曲:江口 亮,Porno Graffitti

M3:君の愛読書がケルアックだった件 作詞・作曲:新藤晴一/編曲:立崎優介,田中ユウスケ,Porno Graffitti

M4:I believe 作詞・作曲:岡野昭仁/編曲:立崎優介,田中ユウスケ,Porno Graffitti

M5:LiAR 作詞・作曲:新藤晴一/編曲:tasuku,Porno Graffitti

M6:Fade away 作詞・作曲:岡野昭仁/編曲:江口 亮,Porno Graffitti

M7:クリスマスのHide&Seek 作詞・作曲:岡野昭仁/編曲:江口 亮,Porno Graffitti

M8:MICROWAVE 作詞・作曲:新藤晴一/編曲:トオミヨウ,Porno Graffitti

M9:夜間飛行 作詞・作曲:新藤晴一/編曲:宗本康兵,Porno Graffitti

M10:真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ 作詞・作曲:岡野昭仁/編曲:江口 亮,Porno Graffitti

M11:170828−29 作詞・作曲:新藤晴一/編曲:tasuku,Porno Graffitti

M12:Montage 作詞:岡野昭仁/作曲:新藤晴一/編曲:篤志,Porno Graffitti

M13:スパイス 作詞・作曲:岡野昭仁/編曲:tasuku,Porno Graffitti

M14:キング&クイーン 作詞・作曲:岡野昭仁/編曲:立崎優介,近藤隆史,田中ユウスケ,Porno Graffitti

 

 

『170828−29』 

晴一「なんか気になるタイトルとかありますか」

 

メガネ「僕もう『170828−29』が」

 

晴一「これどこまで説明していいの?」

 

昭仁「情報が、いやたぶんダメでしょ、まだ」

 

晴一「内容とか喋ってもええの?ある程度?」

 

昭仁「ある程度?」

 

メガネ「ある程度でました」

 

晴一「だから、この日を調べてもらったらいいと思うけど」

 

メガネ「ってことですよね」

 

晴一「うん、政治的に大きなニュースがあった日なのよ、170828、えーとちょっと前じゃけんね、で、29にこの詞を書いたっていう。あっ違うわ28に書いたんじゃけど、その29に政治的に、政治的っていうか国際的に大きなことが起こったから、なんていうか、ジャストのタイミングだったなぁって。前の日に書いて次の日にこれが、本当のことが起こったっていう、タイトルです。意味わかりますか」

 

メガネ「はい。わかります」

 

晴一「僕のほうが早かったってことがこのタイトルに言いたいんじゃけど」

 

メガネ「うぉ~~~あぁ~~、じゃあそれがあって、もう当日めちゃくちゃビックリしたんじゃないですか」

 

晴一「ビックリした。朝起きて。これ今日歌入れの曲の話じゃん、みたいな」

 

メガネ「えぇ~~~、それを受けてからはまったく変えずですよねもう」

 

晴一「変えた!」

 

メガネ「あぁ変えたんですか?」

 

晴一「あのね、あのー、その事件が起こらんかった、どれくらい言ってもいいの?言っちゃいけんの?」

 

スタッフ「曲自体はアルバム買ってもらうまでは聴けないので、それでもよければ」

 

晴一「内容は言っていいの?」

 

メガネ「内容は大丈夫みたいです」

 

晴一「あの北朝鮮のミサイルが日本越えた日で。で、その前の日にミサイルが飛んでくるって歌詞を書いたんじゃけど、で、次の日起きたらJアラートじゃん」

 

メガネ「はいはい、そうですね」

 

晴一「そのレコーディングの日に。で、やっぱJアラートとか普通に歌詞に入ってたんじゃけど、スタッフからの説得により「あんまり直接的な表現は…」みたいなんで、取ったりはしたんだけど、まぁそういうタイプの曲です」

 

メガネ「でも、次の日そうなっちゃっただけで、そもそも」

 

晴一「まぁ危機はずっとあったもんね」

 

メガネ「いやー、すごいっすねこれ」

 

 

『君の愛読書がケルアックだった件』

メガネ「あれっ、あと『君の愛読書がケルアックだった件』」

 

晴一「いいとこ目ぇつけたね!」

 

「笑」

 

メガネ「やはり。やっぱ小説家の面もあるじゃないですか」

 

晴一「あのね、色んな歌詞を書いてくる中で、どんなテーマにしようってときにこの歌詞書く前にディレクターの田村さんと話とって田村さんが「これ、なんか今の日本映画みたいな、日本映画の主題歌みたいな曲になればいいね~」みたいな、言われて。そんなタイアップの話なんかない、ないんだけど、なるほどね~と思って、今あるじゃん、昨日の君が今日の僕に恋した、だとかなんか、明日の君に僕がどうした、だとかなんかそういうキラキラしたやつあるじゃん」

 

メガネ「君の膵臓をなんとか、とかありますね」

 

晴一「そうそうそうそう、基本広瀬すずみたいなやつ」

 

「笑」

 

メガネ「ちょっとね、オブラートに包んだほうがいいかもしれませんけどね笑」

 

晴一「あっ、そう笑」

 

メガネ「いや大丈夫ですけど笑」

 

晴一「キラキラしたやつ」

 

メガネ「キラキラしたやつ、だいたい出てるっていう」

 

晴一「うん、だいだい出てる笑、あのーなんとか、土屋太鳳ちゃんとかね、そういう」

 

メガネ「眩しい」

 

晴一「キラキラした映画あるじゃん。で、まぁなるほどね~と思って。そんなタイアップの話も来てないけど、そういう、こういう映画ってありそうじゃない」

 

メガネ「ありそうですね、すごいありそうですね」

 

晴一「あの、逃げるは恥だが役に立つ、みたいな五感も含めて、キラキラ映画じゃないけどこういう映画があったらと思って。そのタイアップの曲を書いたらこう、って自分の中で」

 

メガネ「ストーリーがあるんですね笑」

 

晴一「ストーリーを作って笑、架空のタイアップ曲」

 

メガネ「あぁ~~~~~、を作ってみた笑、また最後に『件』っていうのが入るのが良いですよね」

 

晴一「これなんか、ナウいかなと思って笑」

 

メガネ「今っぽいです、なんかスマホ時代だなっていうか、なんかデジタルな感じがします」

 

晴一「ええやろ、この無理してる感じがええじゃろ?笑」

 

メガネ「もう、僕さっきすぐケルアック調べましたもん、ちょっと存じ上げなかったんで」

 

晴一「知らん?ケルアック」

 

メガネ「存じなかったんで、はぁ~~~と思って。ちょっと読んでみたいなっていう気になりました」

 

晴一「ぜひケルアック調べてみてください」

 

 

『クリスマスのHide&Seek』

メガネ「ちょっともう一個だけいいですか?」

 

昭仁「いいよ」

 

メガネ「『クリスマスのHide&Seek』が」

 

昭仁「あぁ~~~。そうだね、クリスマスソングをこれ田村さんに「クリスマスソングを作りなよ」って言われて、書いたんじゃけど。まぁ、そうだね、曲調がそんなこう、うちらである『Hard Days,Holy Night』みたいな、こうあっけらかんとしたハッピーソングな感じの曲ではなかったから、ちょっとこう、どういう意味なんだろうなみたいな、ちょっと物悲しくなっちゃった笑、だからあんまりクリスマスの時期に、はいやります!って言ってパーンとやる感じでもないかもしれんけど」

 

メガネ「あ、ちょっとこう一人で聴く感じの」

 

昭仁「そうそう、江口君とけっこうね、江口亮君っていう僕らの『THE DAY』とかも編曲してくれてる、けっこうね3、4年前にデモを作ってああでもないこうでもないってして、けっこう江口君のスタジオまで行って「どうやってその音は作ってんの?」とかから始まって、けっこう密にやったもんなんで、いま形になってすげー嬉しい」

 

メガネ「ずっと温めてたってことですか?」

 

昭仁「そうそうそう」

 

 

 

アルバムの曲順について 

メガネ「ちなみになんですけど、ライブの曲順を決める時と、アルバムの曲順を決める時の違いとか」

 

昭仁「全然違うでしょ」

 

メガネ「あ、違うと思うんですけど、アルバムのタイトルってこう、流して一回聴くんですかやっぱり、自分で流して」

 

晴一「曲順を?」

 

昭仁「え?聴くよ。そりゃ聴くよ」

 

メガネ「聴いたときに違うなって変更していくのか、最初にもうこれだなっていう」

 

昭仁「あぁ、曲順を?…そうだね、聴きながら仮で決めて曲順を、で一回聴いて、やっぱ違うなって言って直していくみたいなそういう作業じゃないかな」

 

晴一「まぁー、ライブと違うんじゃろうか、でも結局ライブも、こっち(アルバム)もなんていうか、なんか良いと思うとか、なんか違うと思うぐらいの理屈はいくつかあるよ、その盛り上げていこうとしたらやっぱBPMがちょっと上がったほうが良いとか、なんかある程度の理屈はあるんじゃけど、結局聴いてみてしっくりくるかどうか」

 

昭仁「あぁ、まぁそういう意味でね、ライブでは起承転結がいるけぇさ」

 

晴一「この曲順も理屈はともかく聴いてみて、まぁなんかこの曲とこの曲がくっついてるともったいない、みたいな。なんかわからんけど、ここでこの曲のこのリフがくるとちょっとホッとするね、とか」

 

昭仁「まぁ、大きく違うのはまだお客さんに聴いてもらってないってこと。だからライブの場合は、まぁ今回はアルバムのツアーとかは逆に難しいよね。まだどういう風に反応がくるかわからんから。そう、難しかったりする」

 

メガネ「これ携えて…」

 

昭仁「携えて…?」

 

メガネ「携えて」

 

晴一「引っさげて行くだろだいたい笑」

 

「笑」

 

晴一「なんかニューアルバムを引っさげてってお前」

 

昭仁「なんか違うなと思った今笑」

 

メガネ「あれ?言わないっすか?引っさげてって」

 

晴一・昭仁「いやいや、携えてって言うたやん笑」

 

メガネ「あっ、たず、あっ、ごめんなさい。武士みたいになっちゃいました笑」

 

昭仁「なに携えてって笑」

 

晴一「なんかおにぎりみたいな笑」

 

「笑」

 

メガネ「腰にこう小脇に抱えて行く感じになっちゃいました笑、引っさげてね。ごめんなさい」

 

昭仁「携えて笑」

 

メガネ「総ツッコミ入りましたね、すいません笑」

 

 

『Working men blues』初オンエア 

メガネ「ワーキングメンブルース、こちらはどのような楽曲になってるんでしょうか」

 

昭仁「曲的にはさっきの江口君がこれもアレンジじゃけど、けっこうねこれも新しい試みをして、ホントにスタジオに入って、まぁいつもはもっとクローズドな自分のスタジオだとか江口君のスタジオなんじゃけど、もっとこうホントにレコーディングスタジオに行って、そのときは江口君の知り合いのミュージシャンに来てもらって、「俺こんなことが作りたいんだけど」ってワーッと伝えて、その場でこう、みんなの熱みたいなのを借りつつ、曲の骨格を作って、みたいな。ほんであとでもう一回、なんかでも俺のデモと全然変わってないとこもあるし、でもそれに肉付けしてくれたっていう、デモと全然変わってしまうこともあるんだけど、これはけっこうデモに近い感じ、そこに熱をもう一回リテイクして、もっと熱を加えたっていうのが、楽曲的には」

 

メガネ「スタジオ入って練り上げて作ったっていう」

 

昭仁「そうそう、まぁその熱みたいなことをね。どこに熱が入るか、じゃあここやっぱ転調したほうがいいんじゃないか、みたいなことはスタジオで決めた、うん」

 

メガネ「これ、晴一さんが作詞なんですけど、作詞をもらったときって、曲をもらってなのか先に歌詞なのか」

 

晴一「いや、曲聴いてから。えーとなんでこれを書いたか。それは説明をしにくいから、来月に回そう」

 

「笑」

 

メガネ「あっ、聴いてもらってから」

 

晴一「来月に回す」

 

メガネ「来月に」

 

晴一「あるのよ、色々。事情が。言っていいことと悪いことが。まだあるのよこれ、ややこしいやろ?」

 

メガネ「なるほど…。ということで、聴くんですね、これから」

 

(中略~オンエア後)

 

メガネ「おぉ~~~~、ワーキングメンブルース!お聴きいただきましたが、どうですか、感想来てますか?」

 

昭仁「感想、いやーめっちゃ良いとか言うてくれてるのは嬉しいよね、こういうのドキドキするもんなんですよ」

 

メガネ「そうですよね、初出しですもんね」

 

昭仁「そう初出し、まぁまぁストレートな曲じゃんか、初出しがこれ」

 

晴一「ストレートな曲」

 

昭仁「初出しの、アルバムの中で」

 

晴一「シングルっぽいというよりは、どっちかって言ったら剥き出しの曲じゃね」

 

昭仁「そう、それがどう捉えられるかっていうのはけっこうドキドキなもんじゃけぇさ」

 

メガネ「いまいただいてるの何個かご紹介させていただきます」

 

晴一「褒めて褒めて褒めて」

 

メガネ「任してください!ヨッシーさん「もうイントロから凄くカッコイイ」」

 

昭仁・晴一「おぉ~~~~」

 

メガネ「MMさん「社畜の自分に染みる」と」

 

「笑、なるほどな笑」

 

メガネ「うさこさん「ザ・日本の男って感じですね、お二人もこんな気持ちで働いてきたんでしょうか」、あずきもちもちさん「歌詞めっちゃ男らしい」」

 

晴一「でもね、歌詞書いた時に、歌詞の話をしてもいいですか?あの、やっぱり最近ですね、大人になってきてですね、まぁ街中歩くちょっと露出多めの女の子にも目は行くけど、かわいいなと思って、それと同じぐらいやっぱあの、前に抱っこひもに子供抱えてもう一人の子をベビーカーに押していくお母さんだとか、けっこうちょっともうスーツの背中もヨレてきたお父さんとか、なんかそれって自分のことをさておいて、一個横において、誰かのために頑張れる人って超カッコイイなって思ってきたのよ、なんか。まぁそれ、なんかにも歌詞書いてた、自分を一個置いて…」

 

昭仁「これ二十代の時にはわからんかったね」

 

晴一「わからんかった」

 

昭仁「自分がこの歳になったのもあるし、自分が親にならんとわからんかったみたいなことやん、これ」

 

晴一「めっちゃそういうのカッコイイ、そういうの書きたいなぁと思ってこの歌詞を書いたんだけど、で、あぁこういう表現できたなぁと思って、まぁ、歌詞的に、譜割り的に「Working blues」じゃなくて「Working men blues」になったわけよ。「Working blues」でも良かったんじゃけど、元々合ったメロディにね。まぁそれはそれで良かったと思うんじゃけど、で、レコーディングスタジオで出来上がったの聴きよったら、隣にウチのマネージャー、ボスマネージャー、35歳の女の子がいて、パッと見て、あっ、女の働きよるのもカッコイイよなと思って。最後にホントは、昭仁が「ワーキングメンブルース」って最後にこのへんで言うじゃけど、その一言だけ「ワーキングメンガール」にしてもらおうと思ったくらい、なんでここで突然フォローするのもおかしいけぇせんかったけど笑」

 

メガネ「笑。そうですね、どっちかに入れておかないと変になっちゃう」

 

晴一「そう、まぁ、男も女もやんこれ。ヒューマンやこれ」

 

メガネ「あぁ~~~~、すべての人に、働いてる人たちに向けてのポルノさん的な応援歌っていうか…」

 

晴一「そうね、人って自分の時間を自分以外のものに使えるってけっこうできないことなのよ。自分以外のこと、友達のことでもいいし、家族のことだっていいし、そのもっとすごい人は見知らぬ恵まれない子供たちとか、なんでもええんじゃけど、その紛争地域とか、自分の時間、自分のお金、自分の物を人に使うって意外に難しいやん。で、そういうことできてる人らってカッコイイなって思ったね」

 

メガネ「なんか…自己犠牲とか」

 

晴一「そうそうそう、まさにそう。それがね、見返りがあるもの、だから彼女になるとかするとかはまぁ、簡単。それだけしたらさせてもらえるかもしれんし。そういうわかりやすいものがないやつ?」

 

昭仁「時代はどうか知らんけど、いま土日とか公園行ったりするとさ、お父さんがめっちゃ頑張ってるじゃんそういう意味で。また違う意味でその子供を見てるじゃんか、それまた時代だよね、そういった意味のまぁイクメンじゃないけど、ま、こういう時代の話もあるし、だって頑張る男もおるけぇそこも頑張る、まぁそういうのそういうとこに目線が行くようになったよね」

 

晴一「公園に行ってるお父さん、それもなんかニュースの見たけど、公園に行ってるお父さんはあれらしいよ、ホントに子供見てないんだってよ」

 

「笑」

 

昭仁「なるほど、そういうこと笑」

 

晴一「ここしか、やってないけぇ笑」

 

昭仁「あぁ、ここぞとばかりにか」

 

晴一「そう」

 

メガネ「とりあえず外出とこうみたいな」

 

晴一「そうらしいよ。ニュース見てて、あぁそうなんだと思って」

 

昭仁「そんな悲しいこと言うなよ、ねぇ笑」

 

晴一「それも偉いと思うけど笑」

 

 

<文字起こしおわり>

 

 

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早朝、二十代後半で乃木坂46のドキュメントを観てテメェの醜さに愕然とした

早朝5時、出かける前に『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』を観た。

マジでしんどい、鬱鬱鬱のあとに襲ってくる躁躁躁。完全に情緒不安定。なんで観たんだ俺。

 

www.youtube.com

 

乃木坂46というグループは例えるなら『吹奏楽部』なんだと思った。一見するとおとなしめの女の子達、自分を表に出すことがどちらかと言えば苦手。 でも心の中ではちゃんと目指している自分があって憧れを抱いている。そんな印象があった。

 

冒頭で、数多くのシングル曲のセンターを務めた生駒里奈が故郷に凱旋するというシーンがあって、中学生の生駒はまさに吹奏楽部に所属していたことが語られる。

生駒「底辺だったんで。スクールカーストの、はっきりと三角形のここ(一番下)って感じ。かわいくするのが嫌いだったので。かわいくすることイコール目立つこと。目立たなかったらいじめられることもなかったので」 

 

中心メンバーの西野七瀬もそうだ。人見知りな性格の西野は小さい頃からパソコンで絵を描くのが好きなおとなしい女の子だった。西野の母親はそんな娘をなんとか変えたいと中学生の頃に女子バスケ部に所属させた。だが、反りが合わず「苦手な女の子の声がずっと頭に響いて眠れない」とすぐに辞めることになったという。

西野「パソコン上で友達はいましたよ。特定の一人の人とずっと友達だったりっていうこともあったし」

母「七瀬はおとなしい、自分の意見を言わない。人見知りな性格で集団行動がとにかく苦手だった」

 

生駒、西野だけじゃなく、乃木坂46というのはいかにも「アイドル!」というタイプのメンバーが少なく、学生時代から陽のあたる場所だけを歩き、当然のように「アイドル」という職業を選ぶ、というよりは、日陰にいる自分を変えたい変わりたいという理由からあえて「アイドル」を選んでいる娘が多い。あの白石麻衣ですら「中学で引きこもりになった」と語っていたくらいだ。これが、こんな絶世の良いオンナがだ。

白石麻衣写真集 パスポート

 

乃木坂を吹奏楽部とするなら、ライバル的位置づけでもあるAKBをはじめとする48グループはいわば『女子バスケ部』、元メンバーの高橋みなみ、大島優子、篠田麻里子とかのゴリゴリ感からもそう感じる。1年早く生まれたくらいでお前は神なのかよ?みたいなアレ。Baby! Baby! Baby!好きですありがとうございます。

48グループが総選挙のステージではつらつとファンへの感謝や自分のこれからを語る結婚式ならば、乃木坂は葬式。冠番組の『乃木坂工事中』の選抜発表の回では全員親殺されんかお前みたいな顔をしながら、

「あのぉ…私はぁ…前回も選抜に選ばれなくてぇ…ウウ…ほ、他のメンバー達のぉ…がんばりを見ててぇ…す、すっ、すっごい…毎日不安でぇ…これからぁ…ヒッグ…アイドルとしてぇ…なっ、なにを目指していけばいいのか…わっ、わからなくてぇ…ヒッグ…」

って声をつまらせてんですよ。えっ?アナタ…選ばれたん、ですよね…?

劇中でもそれは変わらず、2ndシングル選抜発表でも選ばれたメンバーも通夜、選ばれなかったメンバーも通夜。選抜発表だけじゃなく、デビュー直後の寮での生活、レッスン中のガチダメ出し、恋愛記事のスキャンダルを他のメンバーに打ち明ける、などなど。「光」ではなくあえて「闇」の部分を映したエピソードが魔王城みたいなBGMをバックに次々と流れる。

特に『16人のプリンシパル(暗黒武術会)』というミュージカルの選抜メンバーを決めるオーディションへのシーンが地獄。メンバー全員の中から自己PRを受けて観客が投票を行い舞台に立つ16人のメンバーを決めるというもの。そう、はっきりと「選ばれる者」と「選ばれない者」が明確になる場。そこで、選ばれなかった松村沙友理と選ばれた生駒里奈が言い合いをするシーンが映される。おい、おい、やめろ。

「ダイレクトにお前センターの癖に1位じゃねぇな、みたいな。それがイヤというか苦しくて。嫌なのにこう、ドンドンドンドン胸を殴られてる」シングルでは常にセンターに置かれるも高い順位になれない生駒。

「人間として選ばれるか選ばれないか、みたいな」シングルでは選抜の常連メンバーでも舞台では選ばれない松村。

「あたしと仕事をしたくない人がいっぱいいるんだよ、みんなあたしと仕事したくないんだよ。だからみんなあたしのこと選ばないの。だからもうあたしもう向いてない、辞めたほうがいい、あたしここにいないほうがいい」 

「じゃあ、まっつんウチはどうなの」

「でも生駒選ばれてるじゃん」

「ウチだってそうだよ。これが実力なんだよ。選ばれたのが実力なの。それを受け入れて演じなきゃいけないの。そんなこと言ってらんないんだよ、ちゃんと自分のできることやってれば大丈夫なんだって」

「でもね、あたしはね、できることがなにもないの、ダンスもなにもできないの」

「できることなにもなかったらここにいないでしょ。ウチだってできることなにもないのにここにいるんだもん」

「生駒はダンス上手いじゃんか、夢おっかけてここにきたんでしょ。わたし今やりたいことがわかんないの。みんなの生活見ててね、わたしね大学行けたのホントは、大学受かってたし。あの学力だったら普通に合格できてたの。それを全部捨ててここに来たの」

「ウチだって友達とか捨てて来たさ」

「でもね、いまね何をやったらいいかわからないの」

「みんな一緒だよ」

「じゃあまっつん以外のみんなはなんなの」

「でも、みんなはね。他のみんなはね」

「他のみんなとかそんな悲しいこと言わないでよ」

「アンダーだったからさ、出る機会も少なかったじゃん。ウチはね、いっぱい出させてもらってたの色々。雑誌にも出させてもらったし、一緒にお仕事した人だっていっぱいいるのにね、誰にも選ばれなかったのよ」

「それって関係あるのかな。自分で頑張ったからそこにいるんだよ。今までやってきたこともそうかもしれないけどさ」

「でもね、生駒はねなにもできないって言ってもね、頑張ってきたからいま選ばれたんでしょ」

「じゃあまっつんは頑張ってこなかったの。なんでそうやって悲しいこと言うの。そんな悲しいこと言わないでよ」

あ、もうダメだ。ゲボ出る。比べるの申し訳ないんですけど、高校の文化祭で放課後残る残らないでモメてた女子同士のケンカ思い出した。自分でも何言ってるか、何が言いたいのか、わけわかんなくなってるとこなんてもうそっくりだよ。

生駒の選ばれてない松村に対しての「これが実力なんだよ。選ばれたのが実力なの」だとか、松村の「他のみんなはね、アンダーだったからさ、出る機会も少なかったじゃん。」

とか、サラッと奥底にあるアレが見え隠れしちゃうのが辛すぎてこんなん映すなお前、絶対映したら駄目だろ。こんなエゴ100%の、人間として1番見られたくない部分を容赦なく映す運営、シンプルに鬼。

その後も、4枚目のシングル『制服のマネキン』で復帰した秋元真夏と代わりに七福神(フロントの7人)から外された西野七瀬、二人の心境が語られる西野「(外されて始めて)自分が負けず嫌いだということに気づいた」、秋元「どこからの目も全部が怖かった。嬉しさはなかった」、6枚目シングル『ガールズルール』で初めてセンターから外れた生駒はメンバー発表会で白目を剥いて倒れ、白石はセンターに抜擢されるもプレッシャーからか過呼吸になって泣きじゃくる。

 

そこからの、

「(白石)いくよぉ〜〜〜〜〜!!ガールズルール!ハァーーーーイ!」

じゃねぇよ…直視できねぇこんなの…。どんな気持ちで見りゃあいいんだよ…。人の笑顔見て泣いたの初めてだわ。 

8枚目シングル『気づいたら片想い』で始めてセンターに選ばれる西野七瀬。顔は案の定、通夜。AKB48との兼任を打診されて承諾した生駒。他メンバー、通夜。橋本奈々未の入院…生田絵梨花の活動休止……。それでそこから『君の名は希望』のライブ映像が流れる。「希望とは明日の空」…こんなもん泣くに決まってるだろうが。

 

それで、やっと一息つけるわ…と思ったらそこから間髪入れず「ハレンチ 不倫 路チュー」ォゲェェーーーーッ!!

当然のように映される他メンバーへの釈明。鬼かテメェら。メンバーに当時のことを振り返っても一人ひとり感じ方が違う。飾らない言葉が痛い。痛すぎる。

 

「メンバーの皆にも嫌われるなって、思いましたね」

「色で例えると白だったのが灰色になったわけじゃないですか」

「それに気づけなかった自分も松村もなんでそういう抱えてる事とか言ってくれなかったのかなって」

「一番何だコイツって思うのはお相手の男性です」

「こんなに乃木坂に影響を及ぼすとは思ってなかったです」」

「怒り?ああ、はい、いやみんな怒ってたと思いますよ、怒ってない娘いたのかな。そりゃ少しは怒りますよ」 

 

…この事件が影響してかしてないのかはわからないが、この年乃木坂は紅白歌合戦の出場を逃した。それでもアイドルにしがみつく松村。観ながら思わず「助けてくれーーーーーーー!!」と叫んだ。

 

…ここからようやく「光」にスポットを当てた映像が続く。生田が出演したドラマ『残念な夫』、伊藤万理華や齋藤飛鳥の雑誌撮影、握手会、若月佑美の舞台、西野七瀬のラジオ、そしてデビュー3周年記念の西武ドームでのコンサートの様子が映し出される。ずっと水中で息止めてて死ぬギリギリで空気吸った、みたいな感覚。短っ…。

ラストシーンもかなり印象的だった。7枚目シングル『バレッタ』で研究生から突然センターに選ばれた堀未央奈。バレッタ以降、堀はセンターに再び選ばれることはなく位置も一列目から二列目、三列目と落ちてしまう。

「落ちていく自分、自分ではない自分、葛藤していた。乃木坂を辞めるか、髪を切るか。そして娘は髪を切った」

なんちゅう終わり方だよ…。希望とは明日の空…。

 

言ってしまえば、そう、毎日が葬式、毎日が通夜。こんだけやってやっと陽のあたる場所に立てても、歌番組に出れば「口パク」だの「ブス」だの「ヘタクソ」だのと叩かれる。ネットを開きゃ「整形」だの「枕営業」だのと有ること無いこと書かれる。いくらトップアイドルとは言っても、二十そこそこの女の子が背負うにはあまりにも重い荷物なんじゃないか。夢を追いかけるってのはこんなにも辛いものなのかと涙がボロッボロ出た。それでも、その中でも、必死に光を探し続ける彼女たちの姿に心を撃たれて、とりあえずスルーしてた新しいシングルをiTunesでポチった。 それくらいだ、俺が彼女らにしてやれることなんて。

 

 

ふぅ…と映画を観終わり、身支度を整えるために鏡を見るとそこに映っている二十代後半の小汚い男からガッツリ鼻毛が出てて、こんな顔で彼女らを見て、とうとうと偉そうなことを思っていたテメェに愕然とした。

「何にもわかっていないんだ自分のことなんて」

たしかにそうだな、康…。うるせぇ。

 

悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46
 

カラオケ採点で高い点数が出るからって出ない俺にマウント取るのやめろ

カラオケ、行きますか?俺は行きます。

歌うことって本当に楽しくて、他人の歌を聴くのもすごい面白いですよね。 「この人、普段は無口でおとなしい感じなのに湘南乃風とか歌うんですね…」「この娘、私服ゴスロリなのに倖田來未歌うのかよ…」「2017年にはっぱ隊!?さ、寒〜〜!」みたいな、仕事や学校だけじゃわからないその人の意外な一面が見えてきたりね。否応なしに距離も縮まりますしね。ホンッッッッッッット最高ですよね、歌って、音楽って。よく学校に行くアイドルがミュージックフォーザピーポーラビンって言ってましたけど本当にそのとおりだと思います。

…だが、グループでカラオケ行くと必ず「採点やろーぜ」とかのたまうクソバカがいて俺はそれによって死ぬ。うるせぇよ、一人でやってろよ。俺はゆとり世代なんだよ、点数つけられることに慣れてねぇんだよ。みんな並んで一等賞、みんなが百点満点でいいじゃねぇかよ。なにが精密採点DXだよ、てめえのマウント取りのために俺を生け贄に捧げるんじゃねーよ。なんだ?俺の生き血で大魔王でも召喚すんのか??

そもそも、そんな点数つけて競いてぇならテレ東でやってる『THEカラオケ★バトル』でも出てろや。なんなんだよあの番組は。どいつもこいつも似たようなバラード歌いやがって、葬式じゃねえんだぞ。もっとアゲてけよ、一人くらいアップテンポの曲歌えよ、マキシマムザホルモンの『爪爪爪』歌ってみろよ。仮にもしそれが80点だろうが70点だろうが俺の中じゃ絶対そいつが優勝だよ。

それができないんだったら合唱コンクール見習って全員よーいドンで同じ課題曲歌えよ、こっちからしたら高橋真梨子歌う女子小学生も、aikoの『えりあし』歌う二十歳の男も変わらねぇよ。なんなんだよその選曲。気んん持ちわりい両方いろいろ透けて見えて怖ええよ。番組MCの柳原可奈子の「腹の中で絶対バカにしてるだろお前」って感じも怖い。

 …話逸れましたが、ほら「歌」って「音楽」って数字で測るものじゃないと思うんですよ、大事なのって「心」「気持ち」じゃないですか。 だいたい当てにならないんですよカラオケ採点の点数って。しゃくりがどうとかビブラートがどうとか、なんなんですか。なんですか、あの曲中に表示される心電図みたいなやつ。あれが合ったからなんだっていうんですか。

ほら、よく言うじゃないですか、プロの歌手が自分の曲歌っても高得点なんか出ないって。だからやる意味1ミリもないんすよ、あんなの。

俺なんかもどっちかと言えばそっちタイプの歌うたいで、採点コメントで「アレンジが目立ちます、もっと原曲を聴き込みましょう」とか言われるんですよね、ハハハ。アレンジが目立ちますって、冗談きっついで〜〜〜〜!兄さん〜〜〜〜!わしゃ宇多田ヒカルのAutomatic歌う岡村靖幸かて。

Automatic

Automatic

  • 発売日: 2014/12/09
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

そうだよね〜、ちょっと自分流のアレンジ加えすぎちゃったかな〜〜。いや〜〜、自分ではちゃんと譜面どおりというか、CDで聴いたまんま歌ってるつもりなんですけどね。やっぱり歌うのが好きで小さい頃から音楽に触れてきましたからね。好きな映画10挙げるなら「天使にラブソングを」絶対いれますし。カセットで「90年代アニメソング主題歌集!」みたいなのテープびろびろになるまで聴いてましたし。親戚の家で狂ったように「ウンババウンバウンバ呼んでる」っつって南国少年パプワくん主題歌『んばば・ラブソング』熱唱してましたし。「んばば んばんば 呼んでる」つって。誰も呼んでねぇのに。

 


南国少年パプワくんOP 「んばば・ラブソング」

 

でも、やっぱり抑えてても溢れ出てきちゃうんだろうなぁ〜、『個性』ってやつが。まさに「檻に入れられたケモノ」、このあいだもカラオケ友達と行って超超超超超超超超〜〜〜〜楽しかったですわ。どれどれ採点コメントはどんなもんかな〜〜〜。

 

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は?画面叩き割ったろかてんめえええ。リアルゴールド吐き出したわ。なにが「もう少しやさしい曲にトライしてみては。」だよ。うるさいうるさいうるさいうるさい黙れ黙れ黙れ黙れ。絶対お前「。」の前に(笑)かwwwつけてんだろボケが。選曲「カラオケで歌いやすい曲」の筆頭『世界に一つだけの花』だぞ。「どうしてこうも比べたがる?一番になりたがる?」って歌ってる奴がこれ以上ないくらい低い点数つけられボロクソにこきおろされた気持ちがわかるか?てゆうか、これ以上やさしい曲ってなに?童謡?『ちょうちょ』でも歌ってろってか?

え?なに?なんですか?「高音と低音があまり出ていないようです」って。そんな採点コメントあります?えっ?え?ちゃんと聴いてました?俺、めちゃめちゃ声出してましたよね?必死に高い声も低い声も出してましたよ?「あまり出てない」いや、バリバリ出てるっつーのバーカ。えっ?もしかして俺の声って、特殊な人しか聴き取れないモスキート音かなんかだったんですかね?えー?うわー、うわっ、すっげぇ〜〜、俺。

 

殺してくれ

ねこあつめVRのリリースにブチギレてる

 

マジでふざけんな。

今まで『ねこあつめ』を必死にやってきた全「猫集者(キャッリスト)」達を敵に回すような発表。絶対に許さん。

 

www.kansou-blog.jp 

他にもっとやることあるだろうが。「データ引き続き」はオイ。どうせ『ねこあつめVR』がリリースされてもスマホデータからの移行なんて100パーセントありゃしねぇ。それどころか、これからのアップデートすらあるかわからん、ただでさえポケモンGOやらモンストやらパズドラやらシャドバやらに押されてアップデートの回数も目に見えて減ってきていやがる、このままリリースにかこつけてアプリから完全に手を引くことは十分に考えられる、ド畜生めが。

 

上記記事にも書いたが、俺はアプリがリリースされてからというもの、誰よりも早くレアねこをエンカウントさせて、全レアねこコンプリート終わってからもアップデートまでの期間、ずっと最効率を重視してねこあつめ、にぼし集めに注力してきた。

グッズの設置も、ダンボールドライブだとか機関車デラックス、漆塗り高級お椀のような見た目重視なグッズは一切排除し、現アップデート時点での最大ねこあつめ数になる組み合わせ「LサイズグッズのアスレチックEX(6匹)アスレチックタワー(5匹)Sサイズグッズのネイビーキューブ(2匹)オレンジキューブ(2匹)ビッグクッション(2匹)、ティラミスキューブ(2匹、サイコロキューブ(2匹)切り株ハウス(2匹)」で完全固定。

それだけじゃない、他の猫集者と差をつけるために「平均滞在時間」「各ねこ毎のにぼしの平均確率」「金にぼしドロップ率」「各ねこの集まりやすい時間帯」エトセトラエトセトラ…それらをExcelに表を起こし細かく計算、どのタイミングでどうエサを配置すれば1番にぼしが集まりやすいかを考えて毎日プレイした。もちろん、ねこが集まりやすい時間帯にはアラームをセットし、いつでもねこをあつめる態勢を整えた。

 

ねこ名 手帳ページ 平均滞在時間/f.s にぼし平均獲得率/h 金にぼしドロップ率/% よく来る時間帯
しろねこさん 1 41.35 2.3 0.01 8:00~12:00
しろくろさん 1 62.47 4.2 0.2 0:00~4:00
くろねこさん 1 44.36 3.5 0.45 4:00~8:00
はいいろさん 1 46.1 4.5 0.6 8:00~12:00
とびみけさん 2 67.4 6.2 0.5 12:00~16:00
しろちゃとらさん 2 52.12 2.8 0.3 8:00~12:00
ちゃとらさん 2 28.16 3.5 0.39 16:00~20:00
みけさん 2 42.6 5.1 0.1 4:00~8:00
しまみけさん 3 63.4 6 1 20:00~24:00
はちわれさん 3 26.45 2.5 1.2 12:00~16:00
さびがらさん 3 56.13 7.5 0.6 4:00~8:00
ぽいんとさん 3 38.54 4.5 0.77 16:00~20:00
くつしたさん 4 29.98 3.1 0.81 20:00~24:00
きじとらさん 4 61.89 2.5 0.5 4:00~8:00
はいしろさん 4 52.1 5 0.33 0:00~4:00
しろきじさん 4 67.45 1.9 0.78 8:00~12:00
さばとらさん 5 37.4 5.2 0.21 8:00~12:00
おっどさん 5 56.68 6.7 0.05 16:00~20:00
しろさばさん 5 70.12 6.2 0.4 4:00~8:00
ぶちさん 5 38.45 3.3 0.4 0:00~4:00
とーびーさん 6 61.68 7.4 0.27 20:00~24:00
むぎわらさん 6 52.46 3.8 0.8 12:00~16:00
ちゃはちさん 6 60.43 4.5 0.33 8:00~12:00
あかげさん 6 29.45 5.9 0.45 4:00~8:00
くりーむさん 7 62.32 4.2 0.28 0:00~4:00
しろとらさん 7 55.89 3.7 0.78 0:00~4:00
あかさびさん 7 38.24 2.9 0.37 16:00~20:00
くろぶちさん 7 42.56 5.9 0.52 8:00~12:00
くろとらさん 8 61.89 3.6 0.78 12:00~16:00
しろみけさん 8 38.58 5.1 0.29 4:00~8:00
はいはちさん 8 32.61 2.7 0.08 20:00~24:00
はいさびさん 8 43.47 3 0.1 16:00~20:00
くりーむとらさん 9 51.55 5.2 0.38 4:00~8:00
うすみけさん 9 49.12 3.2 0.18 0:00~4:00
ちょこさん 9 37.67 5.7 0.28 16:00~20:00
ふじでこさん 9 37.78 4.2 0.57 8:00~12:00
とらぽいんとさん 10 52.87 6.3 0.49 12:00~16:00
はいぶちさん 10 35.56 2.8 0.61 4:00~8:00
しまぽいんとさん 10 52.1 4 0.71 0:00~4:00
ちゃぽいんとさん 10 54.88 5.2 0.21 12:00~16:00

ふつうねこデータベース(独自調べ) ※無断転載禁止

 

始めたばかりの、ねこあつめビギナーの時代には欲しいグッズがどうしても買うことができず、どうしても他のプレイヤーに追いつきたくて課金にも当然の如く手を染めた。1200金にぼし買った。

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それでようやく、ようやく、ふつうにぼしも金にぼしもカンストさせた。誰に強制されたわけじゃない。勘違いするな、別ににぼし集めたからって一銭にもならん。

 

理屈じゃない、意味なんかない、ねこあつめが俺を呼んでいた。嘲笑いたきゃ好きなだけ嘲笑え。

 

「ねこなんか集めてなにが楽しい?」そんな心無い言葉に涙したこともあった。楽しい?ふざけるな、これは遊びじゃない。もう一度言うぞ、ねこあつめは遊びじゃ、ない。

 

楽しさ?そんなものには微塵も興味はない。俺はただねこをあつめるのみ。エサを撒き、ねこをあつめ、にぼしを回収する、ただそれだけの行為。冷静に考えろ、こんなもの楽しいわけがない。

 

そんなことはわかってる。猫集者にとって最大の敵は己の心に潜む『恐怖』という魔物。足を止めればそこで全てが終わる。あえてもう一度言う、ねこあつめは、遊びじゃ、ない。

 

 

それでも…冒頭に書いた仕様「ねこあつめは機種毎のデータ引き続きに対応していない」のせいでスマートフォンを買い換えるたびに訪れる「またイチからねこあつめをやらないといけない」という絶望…。それがわかるか?株式会社ヒットポイント(運営会社)御中?

 

 

だが、そのたびに気づかされる。俺は、ねこをあつめてたんじゃない、ねこをあつめることで自分の中にある、なにか大切なものをかき集めていただけだったんだと。

 

 

VR?そんなもの俺は望んでない。機種毎のデータ引き継ぎ?それももういい。俺が望むのは「ねこたちのしあわせ」ただそれだけ。

 

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ねこあつめ

ねこあつめ

 

ツンデレ漫画『寿命を買い取ってもらった。一年につき一万円で』に刺し殺された

寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

『ジャンプ+』で連載されている漫画『寿命を買い取ってもらった。一年につき一万円で』

内容はタイトルそのまま、自堕落な生活を送ってきた男・クスノキがひょんなことから残りの寿命3ヶ月を残して30年間、計30万円分を売り払ってしまう、というもの。

生きるとはなにか、幸せとはなにかを問いたメッセージ性の強い作品で、もっとSFチックに展開が進んでいくのかと思いきや、あくまで淡々とリアルに「もし寿命を金で売れたらどうなるか」「自分の人生の価値は」「残された寿命をどう生きるか」が描かれている。

必然的に「残り3ヶ月」というリミットを設けてることで、ダラダラと物語が続かないということが決まってるので「軽い気持ちで集め続けてたら気づいたら50巻越えてた」みたいにならないのがありがたく、それゆえ話にメリハリが出てくるので非常に読みやすい漫画だ。

 

 

…そんな漫画なんですけど。それでね、残りの3ヶ月間、クスノキにはミヤギって若い女の監視員がつき、なぜか同居することになるんですね。寿命を売って余命が1年以下になり売った本人が自暴自棄を起こさないためのセーフティーネット?的な役割らしいが。そう、表紙の女。美女。クールビューティー。線の細い、色白、ロングヘアー。

 

で、まぁ…お察しの通り?クスノキ残り寿命3ヶ月ですけど、ミヤギとの関係性、深まりますよね。残りの寿命と反比例するかのようにね。そしたらまぁ、当然生まれますよね。愛。お察し。

そしてこの女・ミヤギ、前半は単なる無感情なサイコ女かと思いきや、お察し、後半笑っちゃうくらいベタにクスノキに対してデレますよね。アスカ・ラングレーも引くほどデレる。忘れてるかもしれねぇけど、お前すぐ死ぬぞ、ボンバーマンで言ったら爆弾3ふくらみだぞ、くらいの時に急にイチャイチャイチャイチャしだすんですよ。は?

 

で、これまたお察し、実はミヤギが「ウソだろお前…」っていうくらい良いぃ〜女でよ、そうなってくるとこっちもクスノキに対して「お前みたいなクズがなにを早く死ね」「お前…本当にミヤギちゃん残して死ぬのかよ…生きろよ…生きてミヤギちゃんを幸せにしろよ…」みたいな清濁が入り混じったわけわからん感情が生まれてきて、そっからはもうチキンレースですよね。1ページ1ページがカウントダウン、次のページめくった瞬間には頭爆発して死んでるかもわからないですから、キリキリと首を締められているような感覚が読んでる間ずっとつきまとうわけです。一体なにを読ませられてんだ俺は。

 

そんな漫画『寿命を買い取ってもらった。一年につき一万円で』ですが、そのなかでも特に印象に残った、というかズブリと心臓を一突きされたセリフを2つ紹介します。

 

主人公・クスノキにはむかし自分に気がある女・ワカナという女がいた。しかし、クスノキは子供の頃に交わした幼なじみとの「二十歳になってお互い結婚相手がいなかったら一緒になろう」というセリフが忘れられずにワカナの好意を軽くあしらうような態度を取り続けていた。

しかし、クスノキは寿命残り3ヶ月という状況の中で無性に人恋しくなり、ワカナに電話をかけてしまう。案の定、ワカナは電話には出ない。それならばと「明日どこかに出かけないか」とメールを打ち送信するが、サーバーエラー。ワカナのメールアドレスはとうの昔に変えられていたのだった。

落胆するクスノキを見てミヤギはこう告げる。

「さて、答え合わせといきましょう。あなたが電話した女性は、あなたにとって最後の希望でした。ワカナさんは、あなたを愛してくれたかもしれなかった最後の人です。しかし、すでに手遅れです。彼女をとうにあなたへの関心を失い、他の男のところへ行ってしまいました。

自業自得ですね、彼女を拒んだのはあなたなんですから。以後、あなたを好きになろうとしてくれる人は、二度と現れません。

あなたが他人を自分の寂しさを埋める道具くらいにしか見てないことは、案外皆ちゃんと気づいてるんですよ」

 

こっからの、

 

「参考までに訊くが、じゃあ何がミヤギにとっての幸せなんだ?」

「……構ってくださいよ…最近あまり話しかけてくれないじゃないですか…」 

 

ですからね、全身メッタ刺しだよ俺は。もう…たまんないっすわぁ…。

そんな残り寿命売っぱらってツンデレ美少女とヨロシクやる漫画『寿命を買い取ってもらった。一年につき一万円で』、どうぞ夜露死苦。

 

 

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

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[まとめ買い] 寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。

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ダウンタウン松本と爆笑問題太田

毎週日曜日の朝に真裏でやってる『ワイドナショー』と『サンデー・ジャポン』の放送内で、ジャズトランペッターの日野皓正がコンサート中にドラムの中学生を往復ビンタしたというニュースを取り扱ってて、それぞれメインMCのダウンタウン松本と爆笑問題太田の意見が完全に真逆だった。

 

 

以下、抜粋して書き起こし

 

『ワイドナショー』

(略)

東野幸治(以下:東野)「さ、松本さん。でも、やはり皆の前で暴力を振るうっていう…」

松本人志(以下:松本)「でも、わりとシンプルにね、この中学生の彼が叩かれたことを「クソー!」って思ったとしたら指導としては間違えてたんじゃないですか。でも、反省を本当にしたのであれば指導として僕は正しかったんじゃないかなって思うから、結局の中学生の本当の心の中が答えだと思うんですよね」

東野「はい」

松本「ただ、その、なんかよく色んな人が我々の世代はすげぇ体罰受けたけど、今の時代じゃそんなもんはありえへんってみんなよく言うじゃないですか」

東野「言います」

松本「でも、なぜ今の時代はあり得ないのかって明確な理由を誰も言ってくれないんですよ。なぜ、今はダメで昔は良かったんですか?」

東野「犬塚弁護士」

松本「明確な理由がわからないんですよ」

犬塚浩弁護士(以下:犬塚)「はい、体罰の取扱いはいつも難しくて、実は体罰を良いと言う人はほとんどいませんけれども、ほとんどの人は体罰を受けたことがあって実はその体罰の効用を知っているというんですか…」

松本「でも、犬塚先生も体罰受けたことあるでしょ?」

犬塚「ありますね…」

松本「僕らもあるんですよ。その体罰を受けて育った僕らはなんか変な大人になってないじゃないですか、屈折してたり、なんなら普通の若者よりも常識があるわけじゃないですか、にもかかわらずなんか体罰受けて育った僕たちは失敗作みたいなことを言われてるような気がしてどうも納得いかないんですよね、なんなん」

東野「でも、絶対に世の中の風潮として先生も教える人も絶対に暴力を教えたり…」

松本「いや、いきなしビンタは俺もちょっとさすがにキツイと思うよ。ただ、もうアカンやろ!もうこれ二回目!と三回目はビンタな!って言われて、それでも三回目ビンタされて「クソーあいつ腹立つ」とかってなるやつおらんやろ」

 

 

『サンデー・ジャポン』

VTRあけ

太田光(以下:太田)「進行に支障がでるからっつって自分が一番止めちゃってんだろ」

田中裕二(以下:田中)「まぁまぁまぁ、ねぇ」

太田「わかんないのかね、それが」

田中「さぁ、日野皓正さんの往復ビンタ騒動なんですけれども、色々これ賛否両論あると思うんですけど、みなさんどう思いますか。西川先生はどう思います?」

西川史子(以下:西川)「てゆうか、あそこだけ断片的にとられると、ヒドイなって思いますけど、でもやっぱり理由があるからやってるんですよ、文化をダメにしてるっていうのもすごくわかりますね」

太田「わかりますか?」

西川「えっ、わかりませんか?」

田中「太田さんはこれはもう違う?」

太田「俺は全然」

西川「師弟関係ってそういうもんじゃないんですか?」

太田「たいした音楽家じゃないでしょあの人」

一同笑い

杉村太蔵(以下:杉村)「そこは、人それぞれですよ笑」

太田「だって、コミュニケーションするのにビンタしなきゃいけないんだったら、たいした音楽家じゃないでしょ」

石井希和「いや、そうなんです。言う事聞かなかったら暴行するっていう、やっぱ暴力でそれを子供に見せちゃダメだと思う」

デーブ・スペクター(以下:デーブ)「いや、何ヶ月もね熱血指導もしてたんです。世界の大御所、普通ビンタ駄目ですけど、これはもう大変な愛情があって彼に教えてもうらうだけでも光栄なことなんですよ、ボランティアでやってんですよ基本的に」

杉村「これ僕の息子がね、今の状態だったと」

太田「うん」

杉村「そしたらお前当たり前だと、こんなね、偉い先生の言うこと聞かないでいつまでも叩き続けてね、調子乗ってるなと、大人を怒らせたら怖いぞと、そういうのわかって良かったなと、僕だったら逆に感謝してますよ」

太田「普通の音楽教師がやったらどうなの」

杉村「いや、どんな教師も、やっぱり調子乗ってね、ずっと言うこと聞かないようなことだったら、あの日野さんも言ってますけどね、これ愛のムチだと。一つの基準かなと思ったのはね、日野さんはね、血出してないと。ケガもしてないと。これなかなか大事なポイントかなってちょっと思いましたけどね」

太田「じゃあ、日野さんのやったこと気に入らなかったら、日野さんのことビンタすりゃいいわけ?」

杉村「…というと、どういうことですか…?」 

一同笑い

太田「いや、言ってわかんなかったらビンタすりゃ良いってことは、日野さんのこれが気に入らないって人がいたらビンタすりゃいいわけ?」

杉村「いやいや、子供への教育ってことでは、僕は親としてはもし僕の子にやってもらったら僕は感謝したいなと」

デーブ「いやでもこれ、普通の教育現場の例じゃないんですよ、大勢の人が待ってるあいだにふざけてやってるってことで他の子のことも配慮したやり方」

田中「でも、大勢のお客さんいるでしょ?人前でやっちゃうってことはそれはそれで問題ってのがあるかもわかんないですけど」

太田「自分のパフォーマンスなんじゃないんですか、これ」

テリー伊藤「あとこれ周りの子どもたちへの意見全然聞いてないじゃない。あの雰囲気はどうだったか、じゃあ例えば最初の演奏とあの後(ビンタ後)にどういう演奏をしたのか、そこもちょっと聞いてみたいんだよね」

(中略)

杉村「太田さんはやっぱり愛のムチってのはあり得ないってお考えですか?」

太田「うん」

杉村「あぁ…」

太田「じゃあ例えばね、我々がお笑いでお客を笑わせたいと思ってるときに、客をくすぐっちゃうようなもんなんですよ。それやっちゃったら、それはもう自分のやってることの否定になっちゃうから」

 

 

 

雑感 

このニュース自体は、俺はなにがどうなろうが全然どうでもよくて、どっちの意見に賛同したとかもないし、どっちの言ってることもまぁ、わかるし、二人の話をとりあえず面白く聴いてた。ただ、ダウンタウンと爆笑問題、松本人志と太田光、両方とも好きな俺としては、芸風も性格もまるで違うし、嘘か本当かアディダ土下座云々もあったけど、そりゃあ同じ意見にはなるはずないのは当たり前にしても、芯のところで共通する部分もあるんじゃないか、みたいに思ってたフシはどこかにあった。

それに、いままで互いの名前を出すことすら完全NGみたいな雰囲気だったのが、ある時期を境に爆笑問題がライブでワイドナショーのことをネタにしたり、『ダウンタウンDX』に太田さんの奥さんの光代社長が出演したりと色々と考えられないことが起きてて、どっかでまたいつか…みたいなことを期待してたんだけど、今回ここまで根本から真逆のことを話す二人を観ながらなんとなく「あぁ、この人達が共演することはもう絶対にないんだろうな」とちょっと寂しくなった。

それと同時に「あの時間は本当に奇跡だったんだな」としみじみ思って録画してた『笑っていいとも!グランドフィナーレ』観て、笑い泣いた。

松本人志「ネットが荒れるって!」

太田光「荒れろ!荒れろ!」

 

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『ドキュメンタル』でオードリー春日がチンコの皮にちっちゃいカレー入れた

Amazonプライムビデオ『ドキュメンタル シーズン3』のオードリー春日が超面白かった。

簡単に説明すると、芸人10人が部屋に閉じ込められ5時間の制限時間のなかで笑わせ合い、勝者には賞金1000万円が獲得できるいわば「にらめっこの延長線上」みたいな内容の番組です。(金の出処については説明するとややこしくなるので割愛)

基本ルールは、

  • 笑った量に応じてそれぞれにイエローカード、オレンジカード、レッドカードが出され、レッドを喰らうとアウト。裁量は支配人の松本人志が行う。
  • ボケずにひたすら耐えた人が有利にならないように「ポイント制」が採用されている。ボケた数、笑わせた数に応じてポイントが与えられる(仮にタイムアップ時に二人以上残っていた場合、ポイントが高いほうが優勝になる)
  • 退場になった芸人は別室に移動し、ラスト90分から『ゾンビタイム』が与えられ、松本の合図で発動する。用意したネタを自由に行うことができ、ゾンビタイムによって生存者が全員笑った場合、ゲームはノーコンテスト(優勝者なし)となる。

 

出場芸人は、

支配人 松本人志(ダウンタウン)

 

後藤輝基(フットボールアワー)

木下隆行(TKO)

ケンドーコバヤシ

レイザーラモンRG(レイザーラモン)

秋山竜次(ロバート)

伊達みきお(サンドウィッチマン)

春日俊彰(オードリー)

岩橋良昌(プラスマイナス)

くっきー(野性爆弾)

山本圭一(極楽とんぼ)

 

 

まず、出場芸人が出揃った時に「屈強な男が揃いすぎて松本さんにゲイ疑惑が」って出たほどガチムチでゴリゴリの芸人が揃ってて「箸休めに俺置いてるやん」というフットボールアワー後藤のツッコミにめちゃくちゃ笑った。

で、スタートすると、それぞれ探りながらもいきなり持ちネタぶち込んだり、おもむろに小道具でボケてみたりとバーリトゥードの打ち合いが続くんですけど、そりゃほぼ全員が第一線で活躍してる一流の芸人たちばっかりなんで普通に面白いんですよ。基本、なにやったって面白い。それに対し他の芸人は全力で笑うのを耐える。口開けて笑うのはもちろん、少しニヤッとしただけでもイエローカードを食らうので基本的に全員真顔。渾身のボケ、ネタに対して「ん?」とか「どした?」とかトボけた顔をするのが妙に可笑しくて。

それで、こんな時間が1時間も続くと芸人達は「一体なにが面白いのか」「なにをすればウケるのか」がわからなくなってくるんですよね。ウケてるのに笑わないのか、普通にスベってんのかもよくわかんなくなってきて、だんだん観てるこっちもマヒしてくる。 こんなん地獄ですよ地獄。

そんな中でオードリーの春日が本当に面白かった。春日のなにが凄いって、なにするんでも「力」なんですよ。春日って男は基本的に「トゥース」とか「鬼瓦」みたいな持ちネタ以外は振られたことをただただ全力でやるってだけの芸人だと思うんですけど、その返しが普通の人間がどうやっても全力で10しか出せないところを100のパワーで返す。小手先の笑いのテクニックなんて一切ない。もう途中から戸愚呂弟にしか見えなかった。

それが掲題の「チンコの皮にちっちゃいカレー入れる」ってことなんですけど、春日がピッチピチのビキニパンツ履いてチンコ丸出しでいるんですけど、春日のチンコ、あのデカい図体でめちゃくちゃ包茎で皮ありえないくらい余ってるんですよ。もうチンコの皮ゴムみたいに伸びて。そしたらフット後藤がたまたまカレーのミニチュア持ってて春日に「これ入るやん、これちょっと入れて」って振るんですよ。それで春日、なんのためらいもなく自分のチンコの皮引っぱってそのミニチュアのカレーチンコの中にしまうんですよ。

それで春日が手離したら、皮の中に入ったちっちゃいカレーが「ニュルッ」ってすげぇスピードで外に出るんですよ。

で、また違うフィギュアチンコにしまうんですけど、今度はなかなか出ないんですよ、手離しても全っ然出ない。春日「あれ?止まった…!」とか言って。そしたら「フンッ…!フンッ!どこに力入れていいか、わかんねぇな…」ってなんか力みだして無理矢理チンコの皮からフィギュア出そうとするんですよ。

「もう、一回手離したから触るのアウトですから」

とか言って、なんか勝手に自分ルール決めて筋肉の力だけでフィギュア出そうとして。「んッ…!くっ…!力の入れ方が…!」とか言って。そしたら、うな重のフィギュアがチンコの先からゆっくり「ニュルニュル…」って。

いや、そりゃ笑うだろ。松ちゃんも言ってたけど、こんなん笑わないやついないでしょ。こんな力技ないでしょ。なんなんだコイツ。最高だよ。ホント一回見てくれ。