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ミクスチャーブログ

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関ジャニ∞『関風ファイティング』男こそ聴け

先日、居酒屋行ったときに有線で流れていた、中華メロディに複数の男が「ニーハオ」だの「チャイナ」だの「ドラゴン」だのと歌ったわけわからん曲が頭から離れず発狂しそうになったのでTwitterに助けを求めたところ、有識者の方々から「それ関ジャニ∞の『関風ファイティング』じゃないですか?」と救いをいただき九死に一生を得ました。

そのあと速攻で関ジャニ∞のベストアルバム『8EST』買って改めて『関風ファイティング』聴き直したら、舐めてすいませんでした。最高の名曲。CD神棚にまつってる。

 

『関風ファイティング』って定期的にジャニーズが出すおちゃらけた感じのいわゆるバカ歌、トンチキソングの部類の曲だと思ってて最初は軽い気持ちで聴いてたんですが、よくよく歌詞を紐解いてみるとメロディのノリに反して悲しくて切ない曲で、お世辞でもなんでもなく一生消えない鳥肌が立ちました。

そもそも『アイドル』って基本的に「異性」をターゲットにした職業で、AKBとか乃木坂がなんで一人称が「僕」の「友達以上恋人未満のキミを見つめる奥手なボク」みたいな曲ばっか歌ってるかって、やっぱりそういう男をターゲットにしてるからだと思うんです。逆にジャニーズはファンの9割は女なのでド直球なラブソングとか万人に向けた応援ソングのほうがウケそうですし、そっちの方がわかりやすいじゃないですか。

なのに『関風ファイティング』はガッツリ「失恋したモテない男を励ます曲」をやってる。それって何万人といるコンサート会場でバン!ってスポットライト当てられたその先に俺がいて、

 

「えっ?俺…!?俺にむけて歌ってるんですか…!?」

 

って驚いてる横で女子大生が俺を睨みつけてる、みたいなことなんですよ。絶対に「男性アイドル」としては「失恋した女を励ます曲」のほうが99%のファンは感情移入もしやすいはずなのに、関風ファイティングはそうじゃない。

フラレて死にたいほど悲しんでる男のために、無駄に明るいメロディに乗せて

「歌っチャイナ…」

「踊っチャイナ…」

「乗っチャイナ…」

「笑っチャイナ…」

ってくだらないギャグでおどけてくれるんすよ…男のためにあえてピエロ演じてくれてんだよ…クヨクヨすんなよ!また頑張ろうぜって、エールくれる…そしてラストの「謝謝(ありがとう)」「再見(さようなら)」は惚れた女のために笑顔で別れようっていう優しさ感じて、泣く。『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』の東海林でも100パー泣く。

そして極めつけは、サビで繰り返し出てくる「ドラゴン」。舞い降りて、踊って、火を吹くって、どっからどう聴いても下半身にある∞のメタファーで多分…そういうことなんですけど、それをアイドルに、しかも天下のジャニーズに歌わせるってのもすごいし、それをサラリと歌いこなす関ジャニ、めちゃくちゃカッコイイ。ニキビ治しただけの男じゃなかった。

 

男は落ち込んでるときほどバカになる。だから女性の皆さん、近くにいる男友達とかが変に明るかったりしたら軽く声かけてあげてください。男ってバカだから、ちょっと缶コーヒーでも差し入れされるだけで一発で「ガチ惚れ確定」関風ファイティングなので…。

…でもあんまり優しくすると、いきなり卒業アルバム燃やしてきたり、仕事終わるまでずっと店の前のガードレールに腰掛けてたり、「男の客の髪は切るな」とか言ってくるので気をつけろ、みちる。

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米津玄師『海の幽霊』の「すごさ」と「顔の近さ」について


米津玄師 MV「海の幽霊」

 

再生ボタンを押した瞬間にいきなり始まる、

「明けェ放れたァ〜〜〜〜…!この部屋にはァ…誰もいなァァァアァアアァァい…!」

そして、「ヒィィィイイイイイッッッッ……」というストリングスの音からの、

「星がァ〜〜〜!!降るよォォォオオオオるにィィイイイ! あなたァァァアにあえたァァ〜〜〜!あのよォ〜〜〜〜るをわァァすれはァしなァァアアアアい……!」

このサビ。一気に全身の血が循環してカーっと体中が熱くなる、「急にクる」感覚。

そう、これが米津玄師が編み出した「アズ・スーン・アズ・ボイス・メソッド」です。

通常バラード曲の構成は(サビ→)イントロ→Aメロ→Bメロ→サビがほとんど。サビまで1分以上サビで30秒以上、1番を聴き終わるのに1分30〜2分は余裕でかかる。だから曲によっては一番良い部分に行く前に聴き手がダレてしまうこともある。

しかし「アズ・スーン・アズ・ボイス・メソッド」(最近では菅田将暉に提供した『まちがいさがし』にも使われている)はAメロ→Bメロ→サビとイントロ部分を丸々ぶった切ることでほんの30〜40秒でサビに到達、結果1分ちょっとで1番を聴き終わることができる。この「30秒」の差がとてつもなくデカい。曲時間が短縮されることでバラードにアップテンポ並の疾走感が生まれ、最後まで集中して聴けてしまう、聴かされてしまう。

しかも、イントロぶった切ってAメロから歌い出しサビまでのスパンを異常に短くすることで、聴き手の脳の処理スピードが曲にまだ追いついてないのに突然ただごとじゃない最強のサビがはじまり「この曲なんかすごい」という漠然とした情報がだけがブチ込まれる。それにより脳と耳がバグって「一発聴いただけで耳に残りまくるキャッチーさがありつつも意味がわからないから飽きることなく何回も聴きたくなる」という謎の現象が起きる。これが「アズ・スーン・アズ・ボイス・メソッド」。

 

それだけじゃない。3分54秒という短い時間のなかで聴き手の感情を上下させる細かい仕掛けの数が忍者屋敷。例えば、1番サビの「忘れはしなァい…!」も「ァい…!」で一瞬主メロに反して(フェーーーーン…!)という音が鳴ってその不安定さに心の揺らぎとか切なさのようなものを感じるのに、ラスサビは光が差し込んだかのようにストリングスがスパーン!とそのまま突き抜けていく。そして、2サビ前の間奏の(キュゥキュゥ…)というクジラの鳴き声のような音からの(ヒィィィイイイイイイイッッッ……グォォォォオオオオオ…………)というなんらかの音と相まって、水中に潜って潜って潜って白目剥いて気絶しそうになるギリギリ一歩手前でバッ!と顔出して息吸ったときの苦しさと気持ち良さが生まれる。

これが「オフィシャル米エクスタシズム」。

 

そしてなにより衝撃を受けたのが、初めて『海の幽霊』を聴いたときに感じた「米津玄師の顔の近さ」。

米津玄師の曲は個人的に「引き」で見るイメージで、暗がりで表情がわかるかわからないかくらいの微妙に離れた距離から歌ってると思ってた。でも『海の幽霊』は聴いたとき、脳内の想像で歌っている米津玄師の姿がめちゃめちゃ「寄り」に見えた。

聴いてる自分と米津玄師が、堺雅人と香川照之、出川哲朗と上島竜兵の顔の距離、くちびるとくちびるがくっつくほど近くて、歌ってるときの表情、息づかいがはっきりとわかった。曲はどこまでも神秘的で壮大なはずのに「米津玄師」という一人の人を感じられたような気がした。

これは、いつもよりどこか感情的な歌い方であったり、歌詞に散りばめられた『海獣の子供』の物語を想起させるような言葉の数々からも伝わるように、米津玄師が作品そのものを心から愛して曲を手がけたからこそ生まれたあたたかさなんだと思う。インタビュー記事で米津玄師がこう語っていた。

最初に読んだのは18歳ぐらいだったと思います。(中略)本当にこの作品からはとても影響を受けていますね。実はずっと「もしこのマンガの主題歌を作るんであればどういう音楽になるんだろうか」みたいなことを頭の中で考えたりもしていました。

https://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi14

『海獣の子供』『米津玄師』『海の幽霊』、すごい。結果「すごい」としか言えない。でもそれでもいいと思った。大切なことは言葉にならないから。

 

海の幽霊

海の幽霊

 

居酒屋ドリカム地獄

先日、どこにでもあるような居酒屋行ったんですけど地獄でした。

 

俺「でさぁ〜、部長が鬼みたいな顔しながら専務に向かって「この会社は俺のもんだ!!」とか怒鳴って、社内の空気凍りついちゃって、それ聞いて専務なんて言ったと思う?」

同僚「え?え?なになに?」

俺「「お前のその…!

 

電気ファッ…

 

俺「ん?停電?」

同僚「ん?」

 

www.youtube.com

ごぉ〜ぜんれぇ〜じをすぎぃたぁら〜〜〜♪

いぃちばんにとどぉけよぉ〜〜〜〜♪

 

ハピィバースデェ〜〜♪(ハピィバスデェッ♪)

ハピィバースデェ〜〜♪(ハピィバスデェッ♪)

 

ハピィバースデェ〜〜♪(ハピィバスデェッ♪)

ハピィバースデェ〜〜♪(ハピィバスデェッ♪)

 

ヨォウォウォウォウォ〜〜〜〜♪

 

あぁなぁたをとりぃかこぉむ〜〜〜〜〜♪(ウォ〜〜〜〜イェ〜〜〜〜♪)

すべぇてぇのひとたちぃにぃもぉ〜〜〜〜〜〜♪

 

ベリスペェシャアァ〜〜〜ル♪(ベリスペッシャッ♪)

ベリスペェシャアァ〜〜〜ル♪(ベリスペッシャッ♪)

ベリべリィ スペェシャアァ〜〜〜ルデェェェイ♪(イエェェェ〜〜〜〜♪)

 

 

祝われてる女「えっ?えっ?ウソっっ???えっ?」

 

祝ってる店員「お誕生日!!!!おめでとうございまぁぁ〜〜〜す!!!!」

 

クラッカー、パァァーーーーーーン!!

 

祝ってる男「しほちゃんおめでとぉぉ!!!!」

祝ってる女「しほ!おめでとぉぉ!!!!」

 

祝われてる女「え〜〜〜〜〜〜〜〜!!ウソ〜〜〜〜〜〜〜!私の誕生日、覚えててくれたのぉ〜〜〜〜〜?うれしぃ〜〜〜!泣いちゃうぅ〜〜〜〜!」

 

祝ってる男「ほらほら!ロウソク消して消して!!」

祝われてる女「グスッ、、、二人共ほんとにありがと〜〜〜!!!!フゥ〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

他の席からまばらな拍手「パチパチパチパチ…」

 

電気パァッ…

 

俺「…」

同僚「…」 

俺「お、おめでてぇなぁ…」

同僚「そ、そうだな、で、で?話の続きなんだっけ?もっかい最初から!」

俺「…そう!で!部長が鬼みたいな顔しながら専務に向かって「この会社は俺のもんだ!!」なんて怒鳴って、それ聞いた専務が「お前の…!

 

電気ファッ…

  

 

www.youtube.com

ごぉ〜ぜんれぇ〜じをすぎぃたぁら〜〜〜♪

いぃちばんにとどぉけよぉ〜〜〜〜♪

 

ハピィバースデェ〜〜♪(ハピィバスデェッ♪)

ハピィバースデェ〜〜♪(ハピィバスデェッ♪)

 

ハピィバースデェ〜〜♪(ハピィバスデェッ♪)

ハピィバースデェ〜〜♪(ハピィバスデェッ♪)

 

ヨォウォウォウォウォ〜〜〜〜♪

 

あぁなぁたをとりぃかこぉむ〜〜〜〜〜♪(ウォ〜〜〜〜イェ〜〜〜〜♪)

すべぇてぇのひとたちぃにぃもぉ〜〜〜〜〜〜♪

 

ベリスペェシャアァ〜〜〜ル♪(ベリスペッシャッ♪)

ベリスペェシャアァ〜〜〜ル♪(ベリスペッシャッ♪)

ベリべリィ スペェシャアァ〜〜〜ルデェェェイ♪(イエェェェ〜〜〜〜♪)

 

 

祝われてる男「は?ええ?」 

 

祝ってる店員「お誕生日!!!!おめでとうございまぁぁ〜〜〜す!!!!」

 

クラッカー、パァァーーーーーーン!!!!

 

祝ってる女A、B、C「せーの!!!タクヤ!誕生日、おめでと〜〜〜〜ぉぉ!!!!」

 

祝われてる男「え?ええ〜〜〜?おいおい〜〜〜〜!!ま、まじかよ〜〜〜〜〜!!!誕生日のことなんて話したっけ〜〜〜〜〜?」

 

祝ってる女A「ほらほら!ロウソクロウソク!」

 

祝われてる男「うわ〜〜〜、こんなんすげ〜照れるわ〜〜〜〜〜。でもさ……サンキュ。フゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

他の席からまばらな拍手「パチパチパチパチ…」

 

電気パァッ…

  

俺「…」

同僚「…」

 

俺「きょ、今日やけに誕生日多いな…」

同僚「な、な?なんなんだろうな??」

俺「…」

同僚「…」

同僚「あ、あ!で?それで?部長がなんだって??」

俺「お、おおお!そうそう!それで!部長が鬼みたいな顔しながら専務に向かって「この会社は俺のもんだ!!」ってキレたら専務が、「お前の…!

  

電気ファッ…

 

www.youtube.com

ごぉ〜ぜんれぇ〜じをすぎぃたぁら〜〜〜♪いぃちばんにとどぉあ゛〜〜〜〜〜〜〜〜あ゛っあ゛あ゛あ゛っ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛死ね〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

 

リア充とのカラオケで1期オープニング以外のアニソン入れて地獄見た

カラオケ何時間も歌ってるとだいたい途中で「子供の頃流行った懐かしいアニソン歌うゾーン」突入するんですけど、先日もそうなりました。

 

しょっぱなにメンバーのひとり、ハヤトが入れたのが『デジモンアドベンチャー』オープニング曲『Butter-Fly』。もうイントロから鬼ブチ上がり、Aメロから超絶大合唱。

 

ゴキゲンな蝶になってぇぇええ~~~~!!きらめく風ぇにのってぇぇえええええ~~~!!!

 

今すぐぅッッッ…!!!君に会いに行こうぉぉドゥーーードゥドゥドゥドクゥドゥドゥーーードクドクゥドゥッットゥ!!

 

サビなんてもう気狂うくらいの盛り上がり、

 

無限大なぁゆ~~めのあとのぉおおおお!!!(ハイハイハイハイッッッッ!)なにもないッッッ!世の中じゃあああああ!!!そうさ愛しいッッッ!!想いも負けそうにィなるけど~~~~~ッッッ!!!!(オイッッッッ!!)ステイしがちなイメェエェェエエエジだらけのォォオオオオオオオ!!!!頼りないつば(裏声)さでもぉぉ~~~~~~~~~きぃぃいっっと飛べるさァァアァァアアア!!!! オーーーーーーー!! マーーーーーーーーーイ!!イエーーーーーーーーー!!!デジモンサイコーーーーーーーーー!!!!

 

めちゃくちゃ楽しい。めっっっちゃくちゃ楽しい。ウワーーー!楽しい!なにこれ??

っっしゃああァァァァ!!!その勢いのまま俺が入れたのが!!!同じく『デジモンアドベンチャー』挿入歌ァァァァ!!!『brave heart(ブレイヴッッッッ ハァァァアアアアアト!!!)』!!!

 

 

ギュィィイイイイイゥゥゥゥゥイイイイイイイ!!トゥントィーーーーティーーーティーーーーー!トゥントィーーーーティトティン…リィーーーーリリリーーーーーーリリリリリーーーー

 

 

ケンジ「な、なんだっけこの曲……」

 

 

逃げたり諦めるコトは~誰も~~~

 

カオリ「…な、なんか聞いたことあるかも~」

ハヤト「あ、あれじゃね…?なんか途中でかかるやつ」

ユウキ「あー、あったかも」

 

 

つかめ~描いた夢を~~~まもれ~大事な友を~~~

 

全員「あっ、あ~~~~」

 

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~!!!!!?????

 

なぁぁぁああああにが「なんか聞いたことあるかも~」だ!?!?!?!?聴いたことあるとかそういうレベルじゃねぇえええええだろうがコラ!?!?『brave heart』は相棒のデジモンの一番ヤバいピンチの時に「強くなりたい」という今までの二人の想いが募って進化したの流れる言ってみりゃ『Butter-Fly』以上にデジモンアドベンチャーにゃ欠かせねぇ超超超超超超超超超超重要な曲だろうがボケ!!!!イントロ鳴った時点でピンと来いや!!!??!?!なんで『Butter-Fly』知っててこの曲ピンと来てねぇんだよ!!??ハッッッッ~~~~!?

 

30分後

 

メンバーのひとり、ケンジが入れたのは『おジャ魔女どれみ』のオープニング曲『おジャ魔女カーニバル!!』。最強。イントロからカラ館ぶっ壊れる盛り上がり。

 

ギュゥゥゥウウゥゥンギュゥゥゥウウウウウウウゥゥウウウウウウウウン!!!!!ディリリリリディリッッッディッデゥディーーディリッッッ!!(オイ!オイ!オイ!オイ!)ディリッッディリッッリディッッディディリッッッッディーーーーーリッッッッッ!ディリリリリディリッッッディッデゥディーーディリッッッ!!(オイ!オイ!オイ!オイ!リッッリッリッリリィリリィリッッリィ…ディリリリリディリッッッディッデゥディーーディリッッッティッッティーーーフゥゥワワァァァ~~~~

 

どっきりどっきりDON DON!!!不思議なチカラがわいたらど~~~~~~~~しよ!?!??!(ど~~~~~する!!!?)びっくりびっくりBIN BIN!!!!なん)だかとってもすてきね いぃぃいいいいい~~~~~でしょ!!!!!(い~~~~~~よね!!!!!!)

  

サビは「明日地球滅亡すんの?」ってくらいの騒ぎ。死ぬ前に見る景色。

 

お!お!き!な!こ!え!で! ピリカピリララ!!!!!はしゃい~~~~~で!!さわいで!!!!うたっ!ちゃ!えぇぇぇぇぇええ!!!!!(オイオイオイオイオイオイ!!!

)パパママせんせガミガミおじさァァァアアアア!!!!!うるさーい!!!!!なんてね火山がだいふんかああああああァァァァアアアア!!!!!!お!そ!ら!に!ひ!び!け!ピリカピリララ!!!!!とんで~~~~~!!!走って!!!まわっ!!ちゃ!!え!!!!オイオイオイオイオイオイ!!!)テストで3点!!!笑顔は満点!!!!ドキドキワクワクは年中無休ゥゥゥゥウウウウウアアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!ララララァァァアア!!!ヒャッッホーーーーーーーー!!!イエーーーーーー!!!イエエエーーーーーー!!!

 

いや…こんな楽しい日ある?おジャ魔女~デジモンが放送されてた日曜7時から10時、昭和後半~平成前半生まれのボーナスタイム。そのアニメのオープニングをアラサーになってみんなで大合唱する、こんな幸せがありますか?いや、ねぇ。っっっっし……!この流れ、「アレ」入れるしかねぇ…。

 

『おジャ魔女どれみ♯』オープニングッッッ、、、『おジャ魔女はココにいる』ゥゥゥウウ!!!

  

デンデンデッッ!デッッ!

 

おジャ魔女はぁ~~~~ココにいるぅ~~~!ハートのド真ん中ぁ~~~~いつだって~~~~いっしよだよぉ~~~~お元気におそぼぉ~~……… 

 

 

全員「……あ、あ~~~…あったね~~~…あったあっ

あ゛〜〜〜〜〜〜!!!あ゛っっっあ゛っっあ゛!!!!!あ゛ぁっ!!!あ゛っ あ゛っあ゛ぁぁっ!!!!!ああ……ああああ…うう………いっっっつもこう…リア充共はいつもこうだよ…。いつも上澄みだけ掬って生きやがって……ドラマも映画も音楽もアニメも漫画もゲームも何もかも上澄みの一番美味いとこだけペロッと舐めて次、次って先行きやがって……。このとどまる事を知らないリアルTomorrow never knows野郎共が……。

 

…パメルク〜〜〜ラルク〜〜〜ラリロリポップン~~~~~~……生まれる前から…やり直させて………。

 

brave heart

brave heart

 
おジャ魔女はココにいる

おジャ魔女はココにいる

 

松岡茉優の歌う『星屑コーリング』がかわいさで耳目溶け散らかした

CMで松岡茉優がCharaプロデュースの『星屑コーリング』って曲歌ってて、かわいすぎて耳目が溶け散らかした。もう松岡茉優以外見えなくてもいい。

 


松岡茉優、Charaプロデュースで歌唱 MV『星屑コーリング』 が公開 「星屑コーリングproduced by Chara」&松岡茉優×Chara 対談動画

 

松岡茉優の凄さって『桐島、部活やめるってよ』沙奈からの『問題のあるレストラン』千佳からの『ちはやふる』の詩暢の別人感のように与えられる役によってまったくの別人に成り代わる「憑依能力」のとんでもなさだと思うんですが、今回は完全にChara降ろしてました。全編わたって蚊も引くほどの超絶ウィスパーボイスで歌ってるんですけど、松岡茉優の普段の喋り方と違いすぎてギャップで耳取れるかと思いました。ずっと聴いてると脳がバグる声。特に途中でセリフ入ってるんですけどサビ前とサビ終わりで、

 

「たしかめたいの…」

「わたしたちはおいしくなったの…」

 

ってフォトショかけてpng変換したら100%白とグレーの市松模様になる透明声で囁くんだよ……。普通に「ア゛ッッッッ…!」って声出た。文言のどうしようもない恥ずかしさと相まって全身の臓器がずっとかゆいです。

動画後半でCharaとの対談の様子も収められてるんですけど、恥ずかしそうに猫背ぎみで首ボリボリ掻いて目ぇキョドりながら喋ってるのに一発スイッチ入ったらもうただの妖精。表情の作り方から指先の動かし方まで、頭おかしくなるくらいかわいすぎてたぶん夜中見たら叫びながら町中走り回っちゃうと思う。

なにより恐ろしいのが、松岡茉優自身が女優で常に人に見られてきたっていうことに加えて、モー娘。のガチオタで「アイドル」っていうものをたぶん誰よりも見てきてるからなのか、どう動けば、どういう表情をすれば一番画面に映えるか、かわいく、キレイに見えるかっていう、「魅せ方」の上手さがネコのそれ。そういう本出せよもう。

「目の保養」とか言いますが本当にかわいいものとかキレイなもの見るとまったくの逆で、その眩しさに目が追いつかなくてどんどん視力落ちてくるんですね。もうほとんど目見えてねぇ。

 

そんな死にゆく眼-まなこ-で最後に見た景色…

小学生の頃に男子のグループと一緒にキズだらけになって遊んでたタイプのちょっと気の強い女子いて。それが松岡茉優なんですよ。まぁ今だけ茉優って呼ばせてもらいますが。

そんな茉優とは中学生、高校生になっても男友達と変わんないスタンスで接してて。全ッッ然異性として意識したこともなかった。そんなある日ひょんなことからクラスのみんなでカラオケ行くことになって。男女6人とかで。その中に茉優もいて、

「アンタ歌えんのー?昔っから歌ヘタだったよねー笑」

「う、うるせーよ。お前こそ歌なんて歌えねーだろ」

 

なんていつもの調子で軽口叩いてたら羽根みたいにフワフワしたイントロ流れてきて、

 

A子「次、だれ〜?」

茉優「あ、わたしだ」

俺「えっ…」

 

フォ〜〜〜ワ〜〜〜ァァン…フォ〜〜〜〜〜〜ワァァ〜〜〜〜〜ァァ〜〜〜〜〜ワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜フォワァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

 

Swallowtail Butterfly ~あいのうた~

 

その瞬間だった…。景色が、今まで見えてた景色がまるで違うものに見えたんだ。その日から僕の世界はキラキラと輝きに満ち溢れたんだ…。

 

 

よし、殺してくれ。

家の目の前が「斜め横断ジジイババアMAX 怒りのデス・ロード」で最悪

たまに車に乗るんですけど、家の目の前が「斜め横断するジジイババアMAX 怒りのデス・ロード」で最悪です。

片側2車線、計4車線の大通り、地元ローカル局の夕方のニュースで特集組まれるくらいの「斜め横断バズり地帯」で、若い奴らの斜め横断ですらかなりヒヤッとするのにジジイババアの横断、ただの地獄。あいつらの厄介なのが、自分の運動能力を若い時のまんまだと勘違いしてんのか知らないですけど、わざわざ「一拍間違えたらあの世確定」みたいなめちゃくちゃシビアなタイミングで渡りやがって、結果「全然間に合ってねぇ」

いやこっちだって人轢きたいわけじゃねぇしそんなことでブタ箱入って臭いメシ食いてぇわけじゃねぇから斜め横断してるジジイババアいたらスピード緩めますけど、なにがハラワタ煮えくり返るってあいつら「急ぐ気配」すら見せねぇの枯れ木みたいな足して。

すぐそこまで車来てるっつってんのに駆け足するでもなく、一歩一歩大地踏みしめて牛歩。山本太郎が引くほどの牛歩。たまに確信犯的なサイコジジイババアもいて、クラクション鳴らしてもボケたフリして「いいんですか?私のこと轢いたらどうなっても知りませんよ?」って態度でノロノロノロノロ……無敵か。いやせめてもっと申し訳なさそうに通れよ「My Way」感出してんじゃねぇよ、ここ公道だぞなにTechなんだよお前らは。えっ、もしかしてRPGとかでたまにある「見えないけど通れる道」みたいに「ジジイババアにしか見えない横断歩道」あんの?

そんな斜め横断ジジイババアのなかでも最悪の部類なのが「時間止めてくる系のジジイババア」で、こっちすら見ずにただただ「片手をスッと伸ばしてくる」んですよ。「いま渡ってるから待って」みたいな感じ出して…。えっ、俺が悪いの?なんだよ怖ぇよ時止めてくるんじゃねぇよ『ジョジョの奇妙な冒険』のDIOかお雨。絶対「ザ・ワールド…」とか言ってたよあのジジイ。なんか口パクパクさせてたし。

あと1ミリも意味わかんないのが、4車線道路のちょうど真ん中に植え込みゾーンあるじゃないですかUターン用の。あいつら一発で斜め横断渡り切れないからってそこで一回止まりやがんの。もうそれやっちゃったらなんの意味もねぇだろ。斜め横断の唯一の利点「時間短縮」なのにそこで一回休憩挟むんだったらちょっと歩いて先にある100パーセント安牌の横断歩道渡るのとなんも変わんねぇじゃねぇかよ。いやむしろそっちのほうが早いだろうが。じゃあ普通に最初っから横断歩道渡れよ。なに考えてんの怖。そもそもそこで1分短縮できたからってその先の人生でなにが変わるんだよ。ゆるやかに下ってくだけだろうがよ。

さらに地獄なのが冬、北海道だからデフォルトで地面がツルッツルのスケートリンク状態なのに夏場と同じノリで斜め横断するのとか免許と一緒に両足返納しろ。そういう奴に限って冬靴じゃなくて靴底ペラッペラのスニーカー履いてるジジイとか案の定ド真ん中でズコーーッ!ってコケてんのとかもう涙出てくる…。そのまま滑って反対側の道路まで突っ込めよ。納得いかないのが、これでもし仮に俺がそのジジイ轢いちゃったらこっちが10対0の犯罪者になるのとかさ、「殺さないように生きる」のムズすぎるだろUndertaleかこれ?

 

そしてそこに「おチャリンコクソ野郎共」が加わってくるとありがとうございますデス・ロード、コンプリートです。たまに自転車レーンをガッツリはみ出して車気取って車道入ってくる奴らいるじゃないですか。あいつら全員10回ペダル漕ぐたびに毎回チェーン外れろよマジで。100000000歩譲って進行方向に沿って走るんならまだわかるけど、逆走してくる奴はなんなの自ら死にに来てんの?なに?青の炎のラスト?

ママチャリとかシティサイクルみたいなのでアレやられるのも大概だけど、競技用のハンドルの角度どうなってんだよみたいなチャリ漕いでるピッチピチの全身タイツ着たヘルメット被ってるとんでもなく鋭利なサングラスのオッサンのバカみたいなスピードで「俺の走りは誰にも止められねぇ」の感じ出してくんの糞虫ペダルじゃねぇかよ峠帰りにサドルだけ盗まれろよ。

 

ほんとどうなってんだよ、ああ〜〜…斜め横断しようとする奴らが全員見た瞬間に泣いて逃げ出すように愛車のタントちゃん改造してトゲトゲ付けたい…

 

王のアイス、セブン-イレブン「しっとりラングドシャアイス」を食べて自分が何者なのか気づいた。

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大手コンビニチェーンのセブン-イレブンと東京の有名洋菓子店ヨックモックが共同開発したアイスクリーム「しっとりラングドシャアイス」を食べて自分が何者なのかに気づいた。

 

「しっとりラングドシャアイス」、持った瞬間は羽のように軽く、口に入れた瞬間に雪のように溶ける。それはまるで最初からなにも食べてなかったかのような一瞬であり、永遠。そして突然やってくる自分が自分ではなくなるような、身体の奥底に眠っていたなにかが目覚めるような感覚…。

…年に4兆個はアイスクリームを口にしている私が経験してきたアイスのなかでも至高の一品。ぜひ生きとし生けるすべてのものにこの「しっとりラングドシャアイス」を経験してもらいたい…。だが悲しいかな、「しっとりラングドシャアイス」は誰しもが食べられるアイスではない。「しっとりラングドシャアイス」はただのアイスではないのだ。

まず「しっとりラングドシャアイス」のサイズを見ていただきたい。ここに「しっとりラングドシャアイス」と「iPhoneSE」の大きさを比較した画像がある。

 

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小さい、あまりにも小さすぎる。油断するとiPhoneを歯で噛んで「しっとりラングドシャアイス」を指でスワイプしそうになる。そのくらい小さい。

驚くべきはその小ささだけではない。セブン-イレブンで「しっとりラングドシャアイス」の値札を見た瞬間、足がすくみ、全身が震えた。

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…この赤ん坊の掌よりも小さい小さい「それ」が…その値段が「188円(税込203円)」…?並の人間ならばこの法外な値段を見た瞬間に戦意が喪失し、よだれを垂らしながら失禁し、だらしなくその場に崩れ落ちることだろう。そして光を亡くした目で隣にある「チョコモナカジャンボ」を手に取るだろう。レベル5の勇者が伝説の剣を岩山から引き抜くことができないように、この「しっとりラングドシャアイス」もまた選ばれし者しか口にできないアイスクリームなのだ。

 

「しっとりラングドシャアイス」を手に持ちレジへと進むこの足がまるで無数の死者に地中から掴まれているかの如く重たい。頭をよぎる「分不相応」の4文字。しかし、ここで歩みを止めてはならない。この「203」という数字にひるむことなくその金額を支払えるか、そうこれは「しっとりラングドシャアイス」を食べるに相応しい人間かどうかを見極める王が与えた試練。

そして私は勝った。勝ったし買った。試練を乗り越え、この「しっとりラングドシャアイス」を手にしたのだ。そしてアイスを口に入れた瞬間に気づいた。…物語は冒頭までさかのぼる。

そして突然やってくる自分が自分ではなくなるような、身体の奥底に眠っていたなにかが目覚めるような感覚…。

「しっとりラングドシャアイス」「しっとり、ラング、ドシャ」「シトリー・ラング=ドシャ」…もう気づいただろう…。

かつてその圧倒的な強さから「戦鬼」と呼ばれ人々から恐れられた王、シトリー・ラング=ドシャ。そう、それこそがこのアイスを手にできたものの正体…「しっとりラングドシャアイス」とは呪われし血族ラング=ドシャ家の、王族の末裔であるなによりの「証」なのだ。

…こうして自分の正体に気づき、ようやく自分が進む道が開けたような気がした。枝分かれしていた無数の光の轍が一本に繋がる音がした。今までの人生は「今日」という日のためのものだった。

 

この世には2種類の人間がいる。

ひとつは「しっとりラングドシャアイスを食べた人間」、そしてもうひとつは「居酒屋でわざとデカい声で喋って周りに俺たち面白い集団ですアピールをする人間」だ。

「しっとりラングドシャアイス」を食べて自分の存在に気づくか、居酒屋で自意識を垂れ流すか、答えは「しっとりラングドシャアイス」の中にだけ眠っている。目覚めよ、ラング=ドシャの血を引く者たちよ。