kansou

ミクスチャーブログ

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愚痴やネガティブな話が聞きたくないときはそれを上回ればいい

基本的に「他人のグチ」って聞きたくないじゃないですか。

「上司が使えない」だの「彼氏がクソ」だの。酒飲みの席とかでキレてグチばっかり言ってる奴がいるとその場の空気が悪くなるじゃないですか。つーか、いつまで言ってんだよそれ。うるせぇんだよ。黙れよコラ。なんなんだテメェは!??しつけえんだよ!!!酒が不味くなるんだよクソが!!??いい加減にしろよコラァ!???邪魔なんだよ昔のwindowsパソコン開くと出てくるイルカかテメェは!???ここでキレてなんか変わんのか?!?変わんねぇだろボケカスが!???ああ!???

あと「ネガティブな話」も聞きたくない。やれ「彼女にフラれた」だの「金がない」だの。いい加減にしてくださいよ…そんなこと他人に話してなんになるんですか……いいですか…そもそも地獄なんですよ…基本的にこの世っていうのは…良いことなんてひとつもありゃしないんですよ…人間なんてウンコが服着て歩いてるだけですから……生まれたら死ぬだけ……無意味なんですからすべては……アンビリバボーに出てくる話の舞台だいたいアリゾナじゃないですか…世界ふしぎ発見!でミステリーハンターが行くとこだいたいウズベキスタンじゃないですか…代わり映えしない毎日……そんなもんですよ人生なんて……

 

と、こういう気分になるじゃないですか。グチ言ったり、落ち込んでネガティブなこと言ったり、ホント最悪じゃないですか。僕は楽しい話だけしてたいんですよ。基本的にネコとパンケーキの話だけしていたいんですよ。

でも、イヤな話ばっかりする奴ってどこにでもいるじゃないですか。うんざりしませんか。じゃあどうするか。簡単ですわ。

 

「上回りゃあ」いいんですよ。

 

相手がキレてるときはそれを遥かに上回る「怒り」でもって、相手が落ち込んでるときはそれを遥かに上回る「不幸」でもって。

ウソでも作り話でもなんでもいいからとにかく相手の話より上回ればいいんです。

 

例えば「上司がクソだ」とキレてる同僚に対しては、

「あのクソ上司マジでムカつくよな?いっつもこき使いやがって」

「そうだよな!!わかるよわかる。あいつマジで終わってるよな人として。いや人じゃないよなもはや。人の形したゴミだよゴミ。いやそんなこと言ったらゴミに失礼だわ。生ゴミに顔つっこむかアイツの口つけたペットボトル飲むかの二択だったら迷わず生ゴミに顔突っ込むよな?な?あとアイツと一回昼メシ食いに行くか、一週間一人で北朝鮮行くかって言われたら絶対に北朝鮮行くし!な?それくらいゴミ!な?」

「い…いや…そこまでは…えっ」

と。

 

「彼女にフラれた」と落ち込んでる友人に対しては、

「彼女にフラレちゃってさ…めっちゃ好きだったのに…他に好きな人できたって…もう死にたいよ…」

「わかる……死にたいよな…俺もさ…最近付き合ってた娘にフラレてさ…俺…元々…子供の頃に両親が借金苦で蒸発して…それから親戚に家に引き取られたんだけど…毎日おばさんが俺のこと殴るんだよ。顔は目立つからっていっつも腹ばっかり殴るんだけど、そのせいで胃がおかしくなっちゃって流動食しか食べられなくなっちゃった…。それから女の人が怖くてさ…でもこんな俺でも好きになってくれた娘がいたんだよ…すっげぇ嬉しくって…でも最近フラれちゃったんだよ…その娘いわゆる結婚詐欺師で全部で800万取られてさ…だからお前と一緒だよ。すげぇお前の気持ちわかるよ…なぁ…わかってくれるよな…?なぁ…?」

「えっ…あ…えっ…ご、ゴメン……」

と。

 

…どうでしょう。さっきまでグチばっかり言っていたアイツも、口を開けばネガティブなことばかり言っていたアイツも、ウソみたいにみんな無口。あとはもう楽しい話を思う存分するだけ!!最強のライフハック!!!ウヒョーーーーーー!!!

 

するとアラ不思議!いつしか周りから、

 

そして誰もいなくなった(字幕版)

 

あの、誰か、僕のグチを聞いてくれませんか…?

 

ポルノグラフィティ『プリズム』がカップリング超えた最高の曲で耳なくなった

ポルノグラフィティの『プリズム』がカップリングを超えた最高の曲。

まず「メロディが最高」。イントロから「テレレテレレレロレロレロレレ!テレレテレレレロレロレロレレ!」と「ゼッ!ゼッ!ゼッ!ゼッ!ゼーーーッ!」という2種類のまったく異なるギターリフが繰り返し絡み合うスリリングなAメロ。Bメロへ入った瞬間に一気に開けていくメロディ展開が素晴らしすぎる。気持ち良すぎて耳がなくなった。

そしてポルノ往年の名曲にも劣らない一発聴いただけで覚えられる鬼のようにキャッチーなサビとスピード感。

そんな最高のメロディに呼応するかの如く「歌詞が最高」。「デビュー20周年の感謝の想い」というコンセプトの歌詞なんだが、詞としての完成度が凄まじくそれを知らなくても確実にファン以外にもグサグサ刺さる歌詞。

「ストレート」と「深み」のバランスが絶妙でわかりやすいのに深読みしたくなる余白を残していて、特に1番の「夢の大きさ(見上げた空)」から起こる「プリズム」によってそれが見失いそうなときに道を示してくれたのが「君」という構成がゲボウマです。

誰かへの感謝を歌にするときに「ありがとう」とストレートに歌詞にすればたしかに確実に相手には伝わるが、良くも悪くも「ありがとう」以上の印象は受けない。しかしこうやって「ありがとう」を言い換える言葉を探して尽くして書かれた歌詞は「ありがとう」と100万回歌われるよりも伝わるものがある。どちらかといえばそのまま「ありがとう」と歌詞に使いそうなタイプの岡野昭仁だからこそ、よりそう思った。

そしてたしかに「君=ファン」という意味で使われているのだけど、その文脈がまったくわからなくても、例えば恋人だったり大切な人だったりと、聴く人のなかの「君」に置き換えられるようになっていて明確な答えがあるメッセージソングという枠組みに収まらない歌詞になっているのも最高。

 

さらにメロディに対する「歌詞の言葉選び」と「声の当て方も」最高。特にサビ終わりの

「夢か現か風か幻か 確かめるまで終わらない Great Journey」

ここのハマり方が完璧すぎる。「ゆめかうつつかかぜかまぼろしか!?た〜〜しかめるまで終わらないグレートジャーニーーーーーー!!ゼッ!ゼッ!ゼッ!ゼッ!ゼ〜〜〜〜ッ!ゼッ!ゼッ!ゼッ!ゼッ!ゼ〜〜〜〜ッ!」の発音、声の伸ばし方、メロディとの絡み方、「は!か!た!の!し!お!」並。

ポルノの歌詞といえば新藤晴一の歌詞がピックアップされがちだが、

『ROLL』/「~苦しみや悲しみに触れてしまった気づいてしまった僕はそれを恐れてたんだ」

『Sheep ~song of teenage love soldier~』/「私もと笑ってる君を今抱きしめたい Keep on lovin’you I love you from my heart」

『FLAG』/「愛も仁義も風林火山も平和も絆も希望もambitiousも」

『Rainbow』/「信じ続けて重ねた日々が報われる時がやってきた」 

然り、無敵の声で自ら音を当てることができる岡野昭仁だからこそメロディと歌詞の「完全一致」の言葉選びができる。

そしてなにより『プリズム』という「タイトルが最高」。前述した通り「プリズム=ファン」という単純なものじゃなく、歌詞の解説でも書いたように「(夢の大きさから屈折する)プリズムの眩しさに立ちくらんだときにいたのが君(ファン)だった」という含みの持たせ方が本当に最高。あだち充の漫画くらいタイトルの付け方が上手い。

 

…「メロディが最高」「歌詞が最高」「歌が最高」「タイトルが最高」、最高役満。今からでも遅くない、なにかの主題歌かCMソングにするべき。タイアップソングとして最強ですが?聴いてますか?映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』制作のみなさん。『ポカリスエット』大塚製薬のみなさん。

 

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47都道府県リアルスマブラで最弱は北海道

もしも日本全国47都道府県で「リアル大乱闘スマッシュブラザーズ」をやったとして、間違いなくぶっちぎりの最弱は北海道。スライム、ゴブリン、コイキング。救いようのないクソザコナメクジ。それがわれわれ北海道民です。

 

暑さに弱く夏はすぐ体調を崩す

北海道の人間は「暑さ」というものに対してほぼ無力の「くさ/こおり」人間。炎4倍です。にもかかわらず、ほとんどの家庭にはクーラーが常備されておらず、3,000円の激安扇風機でこの真夏を凌ごうとする頭の悪さも持ち合わせています。

しかも暑いという現実を受け入れられず「北海道のくせになんでこんな暑いんだよクソが」というやり場のない怒りが沸き上がり、「昔は涼しかった」という空想を追い求めさまよう生きる屍リビングデッドと化します。

結果、老若男女みな暑さに対する耐性が赤ちゃんで、例年よりちょっとでも気温が上がると一発で体調を崩します。

 

寒さに弱く冬はすぐ体調を崩す

北海道の人間は「冬の寒さ」というものに対して絶対的な自信を持っています。

要塞かと思うくらいの防寒性の高い家に住み、常に24時間25°設定でサイコガンダムのような灯油ストーブを焚き続け、イエティのようなダウンジャケットを羽織、モエヤンのようなピッチピチのヒートテックインナーを着、ダックスフンドのような帽子を頭に乗せ、鍋つかみのような分厚い手袋を履いて、毎日を過ごしています。

結果、基本スペックの防寒耐性がまったく鍛えられず、「北海道の人間は寒さに強い」という思い込みだけが肥大化し、ちょっと油断して薄着で外に出たら一発で体調を崩します。

 

春秋は気温の変化が激しくすぐ体調を崩す

「北海道の春秋は過ごしやすい」なんてことを言われていますがまったくの勘違いです。北海道の春秋は言わば「夏+冬」の季節。夏の暑さと冬の寒さを絶えず繰り返す地獄の季節。

5月に雪が降り、10月に20°を超える「ひとり天変地異」を簡単にやってやがるのが北海道なのです。昨日は気温ヒトケタ、今日は気温20°超え、明日は気温ヒトケタなんてことも珍しくありません。

しかも1日ごとに気温が変化するならまだしも、その日内で気温が暴れ回る「気温ゴリラ」。想像してみてください、昼間は暑さに弱く半袖短パンで過ごしながらキンキンのアイスぺろぺろしてたのに、夜は寒さに弱くストーブ焚きながらセーターを着てアツアツのキムチ鍋をハフハフ食う北海道民のあわれな姿を。

そのため気温の変化にカラダがついていけず、すぐに体調を崩します。

 

湿気に弱くすぐ体調を崩す

「北海道には梅雨がない」というのは有名な話ですが、昨今の温暖化によりもはやこの説は過去の遺物。6〜7月は本州と同じく6割曇りですし、当然のように雨も多いです。毎日毎日ジメジメしてすこぶる気持ち悪いですが、北海道の人間は基本的に湿気に対する知識が皆無なので結果、なすすべもなく体調を崩す。

 

乾燥にも弱くすぐ体調を崩す

北海道の魔王のような冬の寒さは段違い。雪が降ると空気が潤うのは勘違い。圧倒的気温の低さ。大気中の水分失われるさ。感情Cryの乾燥具合「凍えた砂漠」ただ怯え戸惑う。保湿クリーム、加湿器切らした瞬間に体調崩す。尻尾巻いて逃げ出す。

 

以上。これを年間スケジュールにすると、

1月…寒くて体調が悪い

2月…寒くて体調が悪い

3月…寒くて体調が悪い

4月…寒くて体調が悪い

5月…寒くて暑くて体調が悪い

6月…寒くて暑くて体調が悪い

7月…暑くて体調が悪い

8月…暑くて体調が悪い

9月…暑くて寒くて体調が悪い

10月…暑くて寒くて体調が悪い

11月…寒くて体調が悪い

12月…寒くて体調が悪い

…となります。春に弱く夏に弱く秋に弱く冬に弱く暑さに弱く寒さに弱く湿気に弱く乾燥にも弱い人間、それがわれわれ北海道民です。調子が良い日、今日はなんだか元気!なんていう日は生きていて一日もありません。毎日が絶不調。試合開始時点で600%溜まってる状態。プリン弱A一発で場外。

それでもどうにか生きてます。北海道民、好きな麺類は「うどん」、好きなお菓子は「通りもん」です。よろしくお願いします。

『ロンドンハーツ』ザキヤマ×くっきーサシ飲みトーク感想

『ロンドンハーツ』の企画「もしもこんな2人を飲ませたら…」でのアンタッチャブル山崎と野性爆弾くっきーのサシ飲みトークが最高だった。

下積み時代の話や芸人としての転機、尊敬する芸人などなど…普段はイカれたボケしかしない2人による「ほぼボケなしのガチお笑いトーク」。「狂人」を演じているからこそ分かり合える部分があるのか、他では滅多に見ることができない貴重な姿を見ることができた永久保存版の回だった。

逆に前半の「草薙×みやぞん」のサシ飲みは相性最悪。いわば完全なる「陰と陽」の2人でどちらも良い意味でも悪い意味でも「優しすぎる」のか互いに気を使い合った結果、とんでない地獄になった。これを躊躇なく流すロンハー、ただの鬼。これも別の意味で永久保存。

 

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(以下、文字起こし)

ザキヤマ「こん…!」

くっきー「(笑)」

ザキヤマ「ああ、そういう(笑)

くっきー「あ、そうなんすね(笑)」

ザキヤマ「なるほど、そうなんすね(笑)

くっきー「思いも寄らんかった!!(笑)」

ザキヤマ「いやいや、俺も全然…(笑)」

くっきー「(笑)」

ザキヤマ「そういうこと(笑)」

くっきー「あぁ〜でも何か安心した!」

ザキヤマ「いやいや良かった良かった(笑)」

くっきー「いや、結構恐れます(笑)」

ザキヤマ「いや、もう誰だか…全然分かんなくて…くっきーさんね!」

くっきー「ザキヤマさんで!(笑)」

ザキヤマ「いやー、でも全然予想…叶美香さんだと思ってたから」

くっきー「いや誰が来るかい!こんなとこに」

ザキヤマ「叶美香さんだと思って来てたのよ(笑)」

くっきー「叶美香がここで待つわけないでしょ」

ザキヤマ「一瞬分かんなかった!あれ?美香さんかなと思って」

くっきー「いやいや、目は似てるって言われますけど、いや違う(笑)」

 

お互いについて

ザキヤマ「俺の中でくっきーさんって謎のとこにいる人だから」

くっきー「ああ〜、確かにね」

ザキヤマ「正直、先輩か後輩かもわかってないっていう」

くっきー「あれ次長課長どうです?」

ザキヤマ「あっ、同期」

くっきー「ほんなら同期ですわ、俺次長課長同期ですもん」

ザキヤマ「あっ、そうなのね…ああ〜。いやいやだからそのぐらいわかんないくらい…」

くっきー「確かに確かに…まぁまぁまぁ…」

ザキヤマ「くっきー・ザッキーでね♡」

くっきー「くっきー・ザッキー?」

ザキヤマ「ザッキーでねちょっとやらしてもらって…」

くっきー「(笑)」

ザキヤマ「今日はもうザッキーで…えっ、歳は?」

くっきー「あたしは43です」

ザキヤマ「43?」

くっきー「えっいくつです?」

ザキヤマ「43!197…?」

くっきー「6」

ザキヤマ「6?1月!」

くっきー「3月!」

ザキヤマ「あっ、じゃあ年も、もう…」

くっきー「完全同期!」

ザキヤマ「完全同期だ…」

 

1杯目は共にハイボール

くっきー「あ、ええ頃合いやわ ぁ…うまい」

料理のオーダー

くっきー「俺、生魚食えないんで好きなの食ってください」

ザキヤマ「えっ?生魚食えない…ここのお店に来て?」

くっきー「いや、ここ生魚専門店ちゃうでしょ?」

ザキヤマ「生魚専門店ですよね?」

くっきー「いや違う、見て?これここ、ここだけよ生魚」

ザキヤマ「いやNGKみたいなもんでしょ、いろんな事やってるけど…」

くっきー「イジってんなよ!NGKをイジってんなよ!」

ザキヤマ「生魚グランド花月ですもんね、これね?」

くっきー「いやいや、イジってるやんけ(笑)」

ザキヤマ「(笑)」

くっきー「襲ってくるで、師匠連中。ヨボヨボやけど(笑)」

くっきー「ちょっとザッキー、生もの食べて。人が生もの食べてるの見るの好きなんすよ」

店員「山崎さんの一人前で?」

ザキヤマ「生ものバンバン持ってきてください」

くっきー「あれ、ザッキータバコ吸います?」

ザキヤマ「吸わない、やめた」

くっきー「おお」

ザキヤマ「どうぞどうぞ、吸って?」

くっきー「おぉぉ、気ぃ向いたら…ありがとうございます」

ザキヤマ「アイコス?」

くっきー「ううん、普通の」

ザキヤマ「キャラクター通りっていうか…」

くっきー「そこはね」

ザキヤマ「(笑)」

くっきー「そこはやっぱ渋くいっちゃう(笑)」

ザキヤマ「そこはね(笑)」

くっきー「えっ、なんでやめたの?」

ザキヤマ「あの〜、くりぃむしちゅーの有田さんに『山崎、俺40になったらタバコやめようと思う。やめるよね?』って言われたんで『やめましょう!』って(笑)

くっきー「手下感、丸出し(笑)手下感がすごいな!」

ザキヤマ「あれ?くっき〜さんのは誰?ジュニアさん?僕の有田さん的な」

くっきー「いやぁ、えー、ジュニアさん…と言うよりは…どっちか言うたらバッファロー吾郎さん」

ザキヤマ「あぁ〜!どっち?竹若さん?」

くっきー「両方…うんうん…」

ザキヤマ「へぇ〜!じゃあ藤本さんダメだ?」

くっきー「藤本さんダメ」

ザキヤマ「絶対ダメ?(笑)」

くっきー「うん、あのもう…ギッチギチの一重の人間ダメやから」

ザキヤマ「じゃあ見といてね、食べるの」

くっきー「だいだい何噛みくらい?そのサイズやと何噛みくらい?」

ザキヤマ「2〜3でいっちゃうんじゃない?」

くっきー「そんな早く??」

ザキヤマ「いい?」

くっきー「いい、いい」

ザキヤマ「モグモグモグモグモグモグ…」

くっきー「めちゃめちゃ噛んでるやん、全然飲み込まへん(笑)」

ザキヤマ「おいしい!」

くっきー「うまい?(笑)」

 

下積み時代について

くっきー「それこそボキャブラ出てたとき売れる思ってました自分が?」

ザキヤマ「いやいやいやいや!もうボキャブラなんて…」

くっきー「スゲェ人いっぱいいましたやん?」

ザキヤマ「いやもうスゴいよ。結局今もうそこらへん、テレビの住人たちはそこら辺みんな出てるでしょ?だって」

くっきー「確かにそうですね、ホンマですね」

ザキヤマ「アニマル梯団さんでしょ?」

くっきー「出てないわい!まったく出てないわい!ずっとフザケてんな(笑)なんやねんな(笑)」

ザキヤマ「その辺そうでしょ?だから…爆笑さんだ、ネプチューンさんだ、海砂利水魚?だから今のくりぃむしちゅーでしょ」

くっきー「すごいですよね」

ザキヤマ「で、U-turn土田さんでしょ?」

くっきー「ああホンマや!」

ザキヤマ「ね?ボキャブラ世代が多いよね?」

くっきー「確かに」

ザキヤマ「あれは何?野性爆弾は、やめたって事?オーディションみたいなことを」

くっきー「いやいやいや、受けてたんですけど番組が終わったんすよ」

ザキヤマ「あっ、そうだった?ゴールデンでしょ?」

くっきー「ゴールデンはケツの2回くらいだけ出れて、そっから深夜行ったでしょ?『歌うボキャブラ』アレばっかり出てたんですだから」

ザキヤマ「じゃあ同じくらいのとき出てるのか…」

くっきー「そうです、絶対そう」

ザキヤマ「ロンブーさんも最初のころ出ててなくなって…」

くっきー「それこそG★MENSさんでザコシショウが…」

ザキヤマ「あっ、G★MENSね」

くっきー「僕らたまに出るくらいで…」

ザキヤマ「本当に白塗りじゃない顔が見れて今日うれしいな」

くっきー「もうしてないよ、断りつつあるねん最近(笑)

ザキヤマ「(笑)」

くっきー「アカンでそんな…もうそろそろね白塗りばっかなら単発になるんでちょっと抑えていきましょうか…じゃないのよ(笑)」

ザキヤマ「あの世界観の人が?(笑)」

くっきー「そう(笑)」

ザキヤマ「しっかりしてんな…(笑)」

くっきー「生きていかなきゃダメじゃない(笑)」

ザキヤマ「ダメ?」

くっきー「なんかありました?作戦」

ザキヤマ「いやもう全然ない。

くっきー「その場その場で?」

ザキヤマ「そう、あれだけ、ほんとに。尖らないっていう」

くっきー「あぁ〜」

ザキヤマ「あそこだけだね、あそこだけ全て。もう…いまや松本さんだってそんなんじゃないけど、尖って『どうも…」とか言って」

くっきー「えっ?最初そんなんやったんすか?」

ザキヤマ「そうよ」

くっきー「へえ〜!」

ザキヤマ「で、飲みに行ったら有田さんとかにすげぇイジられて『ちょっ、ちょっと!痛い痛い痛い!!』とかやって」

くっきー「(笑)」

ザキヤマ「その生活にやっぱひずみが出てくるでしょそうなってくると。いやおかしい、これはもうおかしいと」

くっきー「違和感、感じちゃって?」

ザキヤマ「そうそう、『痛い痛い痛い!ちょっと!』とか言ってるほうが長いんだから(笑)」

くっきー「そうか(笑)」

ザキヤマ「急に舞台出たら『どうも…よろしくお願いします…』」

くっきー「おぉ〜(笑)」

ザキヤマ「おちゃらけて生きてきてるのに急に憧れたからって無理よね(笑)」

くっきー「たしかに。見よう見まねでできるもんじゃないもんね(笑)」

 

芸人としての転機について

ザキヤマ「本当にM-1の2003年で3位になる前ぐらいに有田さんに…相方には伝えてなかったんだけど…『くりぃむしちゅーの座付きの作家で生きていきます』ぐらいの…」

くっきー「えっ?裏方で?」

ザキヤマ「そう。毎日、有田さんと一緒にいるから。運転手とかして。それでギャラもらえて…」

くっきー「うんうん」

ザキヤマ「毎日、毎日なんかくりぃむしちゅーの現場行って『これどうかな?』とかってある程度お笑いの相談もしてくれたりするから…役に立ってたかはわかんないけどね?そんなので月、何十万かもらえて…それもイイっすよね…みたいな」

くっきー「ええ〜?そういう時期があったの!?」

ザキヤマ「ほぼほぼ、じゃあもうそうしようみたいな…相方に伝えようぐらいのときにM-1だったから、まぁとりあえずM-1終わってからぐらいの…」

くっきー「良かったね!そしたらね!」

ザキヤマ「そうそうそうそう…」

 

スゴいなと思う芸人

ザキヤマ「関西にいたときに『この人スゴいな』って思う人と、関東で仕事し始めて『この人スゴいな』って思う人って変わる?」

くっきー「ダウンタウンさんはもう確定で…関西やから…。とんねるずさん、やっぱ好きやったかも」

ザキヤマ「へぇ〜。えっ?会ってる?」

くっきー「会ってない」

ザキヤマ「会ってない?」

くっきー「いや会ったことないんすよ」

ザキヤマ「えぇ〜!」

くっきー「だからとんねるずさん多分…」」

ザキヤマ「会いたい?」

くっきー「会いたい。唯一会ってないのがとんねるずさんかも…」

ザキヤマ「あぁ〜、ウンナンさんは会ってる?」

くっきー「会って…うん。で、ダウンタウンさんもあるし、それこそビッグ3たけしさん、さんまさん、タモリさんもあるし…とんねるずさんだけ会ったことない」

ザキヤマ「えぇ〜〜」

くっきー「あ、えっ、緊張します?やっぱ」

ザキヤマ「最初はやっぱね…」

くっきー「そうね、そうね」

ザキヤマ「テレビで…(見てた人)…。対面するより、その収録の映像を見てるほうが感動しちゃうっていうか」

くっきー「あぁ〜〜、はいはいはいはい」

ザキヤマ「自分が対面すると自分は見えないから、番組をパって録画して見たときに自分ととんねるずが喋ってるとか…そういうほうがなんか「オオーー!」って思うね」

くっきー「おおぉ〜〜〜」

くっきー「一番緊張したの誰?」

ザキヤマ「いやでもやっぱダウンタウンさんとか…そうね、ウンナンさんとか…」

くっきー「うんうん」

ザキヤマ「そのいわゆる…たけしさんとかさんまさんってちょっと上すぎて…」

くっきー「はいはい、もう一個上のね」

ザキヤマ「もちろんテレビの人だからさ」

くっきー「すげぇ方やけど」

ザキヤマ「でもなんか、一番ビシビシ来たの、影響されてるのは、そうでしょ?」

くっきー「うんうん」

ザキヤマ「お笑い第3世代みたいな…」

くっきー「それはそう。圧倒的にそう…」

ザキヤマ「じゃあ別に憧れてるとかじゃなくて同じ世代で『コイツありがたいな…

』とか『この人スゲェな』みたいななんかこう…」

くっきー「いやそれで言うたらやっぱフットの後藤とか…」

ザキヤマ「あぁ〜〜。ずっとやってるのに一緒に?改めて?」

くっきー「そう、アイツ勝手に売れたでしょ?東京でババババーンって」

ザキヤマ「あっ、違うんだ?大阪でいたころの実力と?」

くっきー「大阪のころはまだ(周りが)イジったりしてたけど、東京来たら『ボケたら拾ってくれる』っていう」

ザキヤマ「バランスがちょっと変わったってことね?全国区に先になったから」

くっきー「そうそうそう」

ザキヤマ「でもそれやっぱ関西の現象だよね?関東にいたらさ、有吉さんとかがこう一回猿岩石でいって、それでまぁちょっと地獄を見るようなことがあって、また出てきて売れるっていうことに関してなんの不思議もないし。でも活躍してるな〜みたいなことのを遠くで見てるっていうことが関東だとそんな起こらないから」

くっきー「たしかにねそうですね。そうそう。だから関西は一回隔てなダメですもんね

関西があってこう…」

ザキヤマ「そうそうそう、だから二度売れなきゃいけないっていう」

くっきー「あの、夢与えたいですよね」

ザキヤマ「まぁね!」

くっきー「エエ歳こいた芸人でもなんとか売れることあるっていうね」

ザキヤマ「だから、誰も辞めなくなるよね芸人ね」

くっきー「そうですよね…」

ザキヤマ「俺らの世代って30で、なかった?その30…だからその有田さんの座付きもいいかなみたいな…」

くっきー「たしかに」

ザキヤマ「そうなってくるとやっぱM-1出せるの27、28ぐらいで…だからなんか『こんだけやって売れないんだから無理だろうな』っていうのが10年以内ぐらいの判断だった…」

くっきー「見切りつけるのがね」

ザキヤマ「なんかあったよね?」

くっきー「あったあったあった…それをだからこう…生き延ばさしたっていうかね(笑)

ザキヤマ「そうそうそう(笑)」

くっきー「だからダメになる人間も増えるよね逆にね。その、見切ってサラリーマンとか普通の仕事をすればいいハズの人間が下手に続けちゃうというね」

ザキヤマ「それがどんどんさ、バイきんぐとかでも遅くなり…」

くっきー「そうね…私もそうですよ言うたら」

ザキヤマ「いやそう…やっぱ50で売れる可能性あるからねもう」

くっきー「そうなのよ…エエか悪いかってわかんないですねホンマ。アカンのかも…」

 

中年肥満について

ザキヤマ「でもなんか『重いな』って思ってくる体重あるよね?」

くっきー「90超えてます?

ザキヤマ「90…手前ぐらいで」

くっきー「意外とないほうなんや」

ザキヤマ「超えると苦しいみたいな腹が」

くっきー「はいはいはい。腹出てきたらチ○コ見れないでしょ自分の?」

ザキヤマ「いやぁ…全然見えるけどな」

くっきー「いや見栄張ってるな、エラい」

ザキヤマ「いや…全然…包茎でしょ?だって?」

くっきー「いやいやいやいや(笑)」

ザキヤマ「あっ、フォーケーでしょ?」

くっきー「フォーケー?4Kってこと?(笑)」

ザキヤマ「(笑)」

ザキヤマ「いやだってくっきー…包茎だもんね?」

くっきー「…」

ザキヤマ「いやいやわかるんですよ。やっぱその…芸を見てればだいたい」

くっきー「芸見てたらなんで包茎かわかるんですかホンマ(笑)」

ザキヤマ「いやいやだって被りたがるじゃない(笑)」

くっきー「被りたがる、すごい被りたがる」

ザキヤマ「人を笑わせるときになにか被りたがる」

くっきー「なにかは被る」

ザキヤマ「フードだったり…だからやっぱ包茎のコンプレックスが出てる芸なんだよね」

くっきー「ああ〜…」

ザキヤマ「この人、かわいそうだなと思って」

くっきー「たしかに。そう思たらやっぱザッキーむき出しやもんね、芸が」

ザキヤマ「そうそうそうそう…。だからもう察しの良い視聴者とかには伝わっちゃってる…」

くっきー「彼はムケてる…」

ザキヤマ「ムケてるなって、ムケてふざけてるんだなって」

くっきー「(笑)」

ザキヤマ「ムケながらふざけてるんだなっていうのがわかっちゃってるんだよね…」

くっきー「たしかにザッキーむき出しや…」

ザキヤマ「ズルムケだから」

くっきー「ほいでチ○コチェックして包茎やったらホンマどつき回すよ?」

ザキヤマ「いやいや…全然…全然かまわないです」

くっきー「ほんならちょっと見してもろていい?チ○コ」

ザキヤマ「いや全然イイっすよ?」

ザキヤマ「言わないでよ…?ちょっと…」

くっきー「言わない…」

ザキヤマ「いくよ…?」

くっきー「うん……包茎やんけ!!(笑)」

ザキヤマ「それはやめようよ!(笑)」

くっきー「いや、やめようじゃないねん(笑)」

ザキヤマ「それはくっきーやめよう。それはだって今『包茎やんけ』って言われたらもう包茎になっちゃってるから!」

くっきー「いや包茎やん(笑)」

ザキヤマ「それなのよ…みんなそう言うのよ」

くっきー「いや、こうやったよ?こうやったよもう?(袖を伸ばして手を隠す)

ザキヤマ「田村淳、有吉弘行と一緒だ」

くっきー「みんな見たんや、ほな。みんな見て言うたやん」

ザキヤマ「いやいや、だからもういいよ。わかったから。くっきーはやっぱちょっと同じ同世代で同い年ってこんなビッタリの…男だったらちゃんと言ってくれると思ったそれは」

くっきー「いやちゃんと言ったよ。俺と一緒!まったく」

ザキヤマ「映せないことを良いことにさ…」

くっきー「俺とチ○コまったく一緒やったよ」

ザキヤマ「やめようこの話は。酒が不味くなるから」

くっきー「ようカッコつけてズルムケや言うとったね。『ズルムケの芸やってんですわ』言うて。笑てまうで!?「グビッ!」ちゃうねん!」

ザキヤマ「おかしいじゃない?あんな言われ方されてちょっと…」

くっきー「これでマジで…これで申し訳ないけど…俺がムケてたらマジで謝ってくださいよ」

ザキヤマ「ムケてたらね?本当のこと言うから…俺だけ銀座で出されて…包茎じゃねぇか!!(笑)」

くっきー「だから言うてるやん(笑)」

ザキヤマ「春巻き?」

くっきー「いやいやそんなん…巻いて揚げてないよ」

ザキヤマ「バリバリ包茎じゃねぇかよ」

くっきー「いやハナから言うてるやん」

(店員が来る)

ザキヤマ「包茎の水割り」

くっきー「包茎の水割りなんかないわ!誰が飲むねんそんなん!」

 

 

中盤の『M-1グランプリ2003』の話に感動して改めて決勝見返したら島田紳助の顔が怖すぎて別の意味で泣いた。

漫画『かけおちガール』が儚さに心臓爆発した

Twitterで回ってきたのでなんとなく読んだらグイグイ引きずり込まれて気がついたら全話買ってた。ダイソン漫画。読みながら電車の中で「アッ……」ってCHARAみたいな声出た。

 

 大学院生の牧村ももには、忘れられない人がいる。女子校時代に付き合っていた不思議な魅力を持った女の子・みどりちゃん。 内緒の手紙に同じ色のマニキュア…ずっと続くものだと思っていた関係は、高校卒業の日のみどりちゃんの「どっちが先に彼氏できるか勝負しよっ!」という発言で簡単に終わってしまった。終わった恋に囚われる牧村だが…!?

 

まずストーリーが本当に素晴らしい。題材として「同性愛」というのがひとつのテーマにもなっているが、この漫画が単なる『百合モノ』で終わらないところ、それは「ももとみどりの価値観の違い」にあると思った。ももは「みどり」という唯一自分が心から好きになった存在を忘れられずに日々を過ごし、そのなかでみどりと再会した。

一方で、みどりは一度ももとの関係を断ち切って、世間一般で言うところのいわゆる「普通」であろうとした。が、その思い描いた理想どおりにいかない現実を生きるなかで再び「もも」という自分の青春を閉じ込めた存在に再会した。

そう、「止まった時間が動き出した(戻った)」のももと「進んでいた時間が止まった」みどり。同じ「再会」でも二人のあいだにはズレがある。

それはおそらく埋まることはないし、いつか必ず「進まなければならない」日が来る。二人もそのことはわかっている。だからこそ、二人が笑い合ったり、心を通じ合ったりしている一瞬一瞬がとても美しく、儚い。

そしてストーリーに比例するかのように絵も素晴らしい。目線、一瞬の沈黙、必要以上に文字やセリフにしなくてもキャラクターの心の機微がはっきりと伝わってくる。漫画の魅せ方の上手さが竹内涼真の自撮り。

例えば、Twitterにもアップされている1話6/9のなかで二人が夜の街を歩いているシーン。

 

「なんかさっ!すごい!昔に戻ったみたい!」

とはしゃぐみどりを横目で見つめるもも。次コマで読者の視点が二人の手に移りももの手がみどりに触れようとするが、その手を一度引いてしまう。この間2コマ。が、次コマでみどりがパッとももの手をつなぎ、

「こーやって手ェつないでさっ、覚えてる?」

と微笑む。そんなみどりに

「覚えてない」

と、うそぶきそっぽを向くもも。その頬は赤く染まり

これは私の小さな反抗

だってくやしいもん

あんなにひどいことされたのに

隣にみどりちゃんがいて

しかも手なんかつないじゃって

それだけで

ここッッッッ!!!

 

儚すぎて心臓アルマゲドン。地球ありがとう。手を引っ込めるももと、なんのためらいもなく手をつなぐみどり。宇宙ありがとう。二人の気持ちの違いとか流れてる時間のスピードの違いとか過ごしてきた日々の違いとかそういうのがあるなかで「手をつなぎたい」っていう思いだけは一緒。2人が手をつないだ瞬間に同じ時計の針が動いた。

1話では終始みどりちゃんがズルくて小悪魔なんだが、決してこの漫画それだけじゃない。「みどりちゃんずるっ!」で終わらないのが『かけおちガール』。最新話まで読んだあと1話を見返すことで、このシーンの愛おしさ、切なさが何兆倍にも膨れ上がってくる。「みどりちゃんも、このとき、同じ、気持ちだったのかな…」とか「本当は、忘れてなんか、なかったんじゃないの?」とかさぁ…。読みながら何度もCHARAった。辛いし、苦しいけど、2人でいるこの瞬間だけは、なぁ?た、助けてくれ…。

 

…ももとみどり。この漫画がどんな結末になろうとも、俺は二人の幸せをいつまでも願い続けたい、そう思った。

 

誰なんだ俺は。

 

かけおちガール プチキス
 

ダビデ像、ウニ、舘ひろし、貧乏人ことKing Gnu『飛行艇』感想


King Gnu - 飛行艇

King Gnu新曲『飛行艇』が最高。シンプルでパワフルなバンドサウンドが際立つ、ダビデ像、ウニ、舘ひろし、貧乏人…メンバー4人の音楽的センスが爆発している今までのKing Gnuとは一線を画するようなアンセム的な楽曲。優勝。

 

イントロの「ワァァァッッッ!キャァァァッッッ!ウォオオオオ!」という歓声からダビデのエレキ、ウニのドラム、舘のベースの重厚感あふれるサウンドが腹にクる。一音一音、なにもかもがめちゃくちゃ強い。強いのにケンカすることなく絶妙なバランスで絡み合っている。三橋と伊藤。意味がわからない。

そして、King Gnuの最大の特徴といえば、まったく声質の異なるダビデと貧乏人のダブルボーカルによる「この曲はどっちがどの部分を歌うんだ?」というワクワク感にあるが、今回の楽曲はA、Bメロをダビデ、サビは貧乏人が歌う『あなたは蜃気楼』『Bedtown』スタイル。

ダウナーなAメロBメロからサビで一気に世界観が開ける曲の構成力「さすがは天才ちんぽくん」の一言に尽きる。

メロからサビに入るまでのスパンが異常に短いのもポイント。それによってただでさえキャッチーなサビの爆発力が何倍にも増し一度曲を聴いただけで、

「この時代に飛び乗ってェ…!今夜この街を飛び立ってェ…!大空をォォ〜〜…!飛び回ってェ〜〜…!命揺らせェ〜…!命揺らせェ〜〜〜〜イェエエッッッ!」

が耳にこびりついて離れなくなり何度でも聴きたくなる。まさにヤニ・ミュージック。

 

そして曲が進むにつれてグングンと高揚感が増しCメロ、

 

大雨降らせェ〜… 大地震わせェ〜… 

過去を祝え〜… 明日を担え〜… 

命揺らせェ… 命揺らせェ〜イェェッッ……

大雨降らせェ〜… 大地震わせェ〜… (ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!)

過去を祝え〜… 明日を担え〜… (ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!)

命揺らせェ… 命揺らせェ〜イェェッッ……(ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!)(ジャンッ…!ジャンジャカッ…!)

大雨降らせェ〜… 大地震わせェ〜… (ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!)(ピポパポォンッ……ピポパポォンッ……)(ベンッ…!ベンッ…!)(ジャンッ…!ジャンジャカッ…!)

過去を祝え〜… 明日を担え〜… (ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!)(ピポパポォンッ……ピポパポォンッ……)(ベンッ…!ベンッ…!)(ジャンッ…!ジャンジャカッ…!)

命揺らせェ… 命揺らせェ〜イェェッッ……(ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!ドンッ…!)(ピポパポォンッ……ピポパポォンッ……)(ベンッ…!ベンッ…!)(ジャンッ…!ジャンジャカッ…!)

大雨降らせェ〜… 大地震わせェ〜… (ドンッ…!シャァンッ…!ドンッ…!ドンッ…!シャァンッ…!ドンッ…!)(ピポパポォンッ……ピポパポォンッ……)(ベンッ…!ベンッ…!)(ジャンッ…!ジャンジャカッ…!)(ベンッッ…!ドンシャカッッ…!)

過去を祝え〜… 明日を担え〜… (ドンッ…!シャァンッ…!ドンッ…!ドンッ…!シャァンッ…!ドンッ…!)(ピポパポォンッ……ピポパポォンッ……)(ベンッ…!ベンッ…!)(ジャンッ…!ジャンジャカッ…!)(ベンッッ…!ドンシャカッッ…!)

命揺らせェ… 命揺らせェ〜イェェッッ……(ドンッ…!シャァンッ…!ドンッ…!ドンッ…!シャァンッ…!ドンッ…!)(ピポパポォンッ……ピポパポォンッ……)(ベンッ…!ベンッ…!)(ジャンッ…!ジャンジャカッ…!)(ベンッッ…!ドンシャカッッ…!)

 

ファッ…

 

この時代に飛び乗ってェ…!

 

このッッッ…!音数が徐々に増していって、盛り上がりが最高潮に達した絶妙なタイミングでの

「ファッ…」

ッッッ!この一瞬の「無音」。このすべてが解放されたような感覚、白目むくほど気持ち良い。

 

さらにラスサビの、

「あなたのッッ…!期待に飛び乗ってェ…!今夜この羽で飛びたくてェ…! この大空をォオ飛びたくてェ…! 命揺られェ〜! 命生まれェ〜〜〜イェエエッッッ!」

この転調部分で完全に心臓がちぎれる。ありがとうございました。

 

ダビデが以前インタビューで、

King Gnuでいうと、観客含めてライブ会場みんなで大合唱できるもの。これが、次の作品のテーマ、次のアルバムの柱になってくるかな。

https://www.fashion-press.net/news/51254

と言っていたが、この『飛行艇』がまさにその曲。ライブでも確実に盛り上がる一曲になること間違いなし。自分の葬式で流したい。

  

ポルノグラフィティ東京ドームライブ「おれのかんがえたさいきょうの神セトリ」

ポルノグラフィティ20周年スペシャルライブ『神VS神 from東京ドーム』の神セトリを改めて考えたい。

 

ルール

開演時間16:30〜19:30から曲数は25〜30曲とする(過去ライブが3時間で平均25曲だが願望で30曲)

「俺たちのヒット曲は全部やる」発言から、代表的なシングル曲

  • アポロ
  • ヒトリノ夜
  • ミュージック・アワー
  • サウダージ
  • サボテン
  • アゲハ蝶
  • Mugen
  • メリッサ
  • 愛が呼ぶほうへ
  • ネオメロドラマティック
  • ジョバイロ
  • ハネウマライダー
  • 今宵、月が見えずとも
  • オー!リバル
  • THE DAY
  • ブレス

そしてライブの定番曲

  • ジレンマ
  • Century Lovers
  • ライラ

さらに最新シングル曲

  • VS
  • プリズム
  • 一雫

を加えた22曲はセトリに組み込まれること、そして「両日異なるセットリスト」発言から日替わり曲があると想定し、それらをふまえ考えました。

 

ポルノグラフィティ『神VS神』おれのかんがえたさいきょうの神セトリ

1. アポロ~ヒトリノ夜〜ミュージック・アワー~サウダージ~アゲハ蝶~Mugen~メリッサ~愛が呼ぶほうへ〜ジョバイロ~ハネウマライダー~オー!リバル〜ブレス(メドレー)

2.まほろば○△、Jazz up ※1日目と2日目で日替わり

3. 空想科学少年、マシンガントーク ※1日目と2日目で日替わり

4. Fade away、煙 ※1日目と2日目で日替わり

5. 渦、ラック ※1日目と2日目で日替わり

6. zombies standing out、リビドー ※1日目と2日目で日替わり

7. 蝙蝠、月飼い ※1日目と2日目で日替わり

8. ラビュー・ラビュー、Sheep ~song of teenage love soldier~ ※1日目と2日目で日替わり

9. ライン、クリシェ ※1日目と2日目で日替わり

10. 瞳の奥をのぞかせて、ミステーロ ※1日目と2日目で日替わり

11. グラヴィティ、夜間飛行 ※1日目と2日目で日替わり

12. カメレオン・レンズ、シスター ※1日目と2日目で日替わり

13. MICRO WAVE、惑星キミ ※1日目と2日目で日替わり

14. 別れ話をしよう、デッサン#1 ※1日目と2日目で日替わり

15. ロスト、ひとひら ※1日目と2日目で日替わり

16. 2012Spark(ロストver)、One Way Ticket ※1日目と2日目で日替わり

17. 元素L、小説のように ※1日目と2日目で日替わり

18. ドリーマー、ベアーズ ※1日目と2日目で日替わり

19. Part time love affer、素敵すぎてしまった ※1日目と2日目で日替わり

20. Search the best way、冷たい手 ~3年8ヶ月 ※1日目と2日目で日替わり

21. THE DAY、真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ ※1日目と2日目で日替わり

22. ネオメロドラマティック、今宵、月が見えずとも ※1日目と2日目で日替わり

23. PRIME、Mr.ジェロニモ ※1日目と2日目で日替わり

24. Century Lovers、ライラ ※1日目と2日目で日替わり

25. 応答セヨ(カバー)、鯨(カバー) ※1日目と2日目で日替わり

26. AGAIN、フィルムズ ※1日目と2日目で日替わり

 

アンコール

27. 敵はどこだ、ANGRY BIRD ※1日目と2日目で日替わり

28. VS

29. プリズム、一雫  ※1日目と2日目で日替わり

30. ジレンマ

 

【メーカー特典あり】 VS (初回生産限定盤) (DVD付) (オリジナルステッカー付)

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