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ミクスチャーブログ

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ホットサンドメーカー最強説

ホットサンドメーカーで食パンを挟み続けて3年半。食パン2枚に好きな具材を挟むだけ。それだけで簡単に幸せが手に入ります。天国はここにあった。

これが愛用の「全自動ホットサンドメーカー」。4,000円で最強のホットサンドを挟み放題。

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https://item.rakuten.co.jp/e-kurashi/1491461/

 

俺レベルになるとパン耳も切らずにそのままパワーで無理矢理挟む。結果、耳がカリカリして気が狂うほどうまい。

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「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」

という有名なセリフがありますが、これまでに「923枚」のパンを挟んできた生粋のホットサンダーのわたしが選ぶ「最強のホットサンドの具ランキングベスト5」を発表します。

 

 

5位 ハムチーズ

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まずは定番のハムチーズ。コンビニでブリトーってあるじゃないですか。あれが大好きだったんですが、僕の地元では買った瞬間「コンビニでブリトー買ってる奴はクソダサキモカス童貞野郎」とレッテルを貼られるのでどうしても手が出ませんでした。

が、このホットサンドメーカーを買ってからというもの、自宅で超簡単にブリトーの「完全上位互換」が食べられるようになったので嬉しくて涙流して挟んでます。時を超えたうまさ。

 

 

4位 ポテトサラダ

もちろん手作りのポテサラをサンドするのが最強ですが、スーパーとかコンビニ惣菜の安いポテトサラダをそのままパンに塗って挟むだけでも舌が溶ける。パンのサックリ感と程よくホクホクしたジャガイモ、たまごの甘み、マヨネーズの酸味とが相まって思わず全裸になった。うますぎて「飲み込みたくねぇ」とすら思う。

 

 

3位 チーズカレー

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ますぎて胃がビックリします。昨晩に作ったカレーの残りを温めず(ここがポイント)あらかじめ乗っけたとろけるチーズの上に塗りたくってしてサンド。

ポーク、ビーフ、キーマと色々試したのですが、一番のおすすめは断然チキンカレー。チーズ、チキン、カレー、一口でバカになれる、脳に悪い味。ホットサンドの布団で永遠の眠りにつきたい。

 

 

2位 ツナマヨネーズ

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信じられないほどうまくて逆に吐き出しそうになるレベル。

「はごろもフーズ シーチキン」と「キューピー マヨネーズ」を混ぜ合わせてパンにぬりぬり、パンのサクサク感とシーチキンのどうしようもないほどの肉感、そしてマヨネーズの酸味、人間やめられる味。

 

 

1位 具なし

「ずっと探してた宝箱の中身は空っぽ…そうか、今までの冒険の日々、そこで出会った沢山の仲間、それこそが宝物だったんだ…俺達はとっくの昔に手にしていたんだ…『絆』という最高の宝を…」

 

ONE PIECEの妄想最終回みたいなオチになってしまいましたが、これこそがホットサンドの原点にして頂点。両面にバター塗ってズドン、これだけで極上の味が楽しめる。良い食パンであればあるほど、この具なしホットサンドの美味さが際立ち、小麦を育んでくれた母なる大地に感謝したくなる、一口食べたら「ガイア…」と呟きたくなる、まさに大地讃頌サンド…

ただ、仮に本当にONE PIECEの最終回がこれだったら集英社殴り込みに行く。

 

 

残り77枚…1,000枚のパンを挟んだあかつきにはパン以外も挟もうと思います。最初のターゲットは、お前だ。以上、ハサミ男でした

ハサミ男 [DVD]

雪かきしてたら鹿賀丈史みたいな顔したババアにキレられた

Ja-Nay

数年前、雪かきしてたら近所に住んでる俳優の鹿賀丈史みたいな顔したババアが血相変えて、

 

「ちょっと!そこに雪投げたらダメでしょ!」

 

とか怒鳴り散らしてきて、道の邪魔にならないように電柱の陰んとこに投げてた雪指して「そこはウチの敷地だから!もっと右側に投げなさい!」つっていきなりまくし立てられ、別件ですでにイライラしていた俺は怒りのあまり、

 

「は?いきなりなんだババア?投げなさいだ?言い方があるだろうがボケ。こんな大雪でどこが道かもわかんねぇのに敷地もクソもあるかよ、つーかお前らの家の奴ら誰も雪かきやらねぇじゃねぇか。やらねぇくせに文句言ってんなネット民かお前?同じ土俵上がってから言えや。そもそもこっちはむしろお前の家の前とかも雪かきしてんだからなそれわかってんのか?通り道じゃなかったら死んでもやってねぇからな。いい加減にしねぇとやったんぞババア?」

 

の憎悪を込めて、めちゃくちゃ煽り顔で一言「すぃませぇんでしたぁ」と言って雪をどかした。これがババアと俺の戦いの始まりでした。

 

それから毎年冬になると、雪かきしてる俺をババアはその「老の眼(ババア・アイ)」で必ず見つけ「やり方が雑」だの「あっちもやれ」だの「そこの雪がまだ残ってる」だのと、いいようにこき使いやがる。めちゃくちゃ勝手なババア。

それでもババアは一応ババア、もともとババアっ子だった俺はババアのギアスにどうしても逆らうことができない。ババアーシュ・ランペルージ。ろくに言い返すこともできず、ただただババアの言われるがままに雪をかき続けるしかありませんでした。

このクソババアが、俺はお前専用除雪機じゃねぇ。いつか、いつかお前を雪だるまにして埋めてやっからな?覚悟しとけよババア…

 

そして、また今年もこの季節がやってきた。先日も積もった雪をスコップで投げてると案の定ババアがいつもの鹿賀丈史の顔面で近づいてきた。出やがったなババア、今日はなにを言ってくんのか、内容によっちゃあいよいよババアに雪ぶっかけるかもしれねぇ。上等だよ、ここがてめぇの墓場だ。なんの用だ?ババア?

 

「ちょっと、いい?」

「はあ」

「…悪いわね…雪かきさせちゃって」

「バ…ババア…?」

「ウチはもう子供も出ていって、旦那もあたしも腰悪いもんだから、雪かきできる人がいないのよ…」

「…」

「でもアンタが毎年やってくれるから、ついそれに甘えちゃって…ズルい年寄りでしょ…?あたし…」

「い、いや…そんなこと…」

「でも」

「?」

「あたし口悪いから伝わんないかもしれないけど、スゴイ感謝してんのよ…」

「ババア…」

「アンタさえよかったら…これからも雪かきお願いできる…?」

「も…もちろん…」

「良かった…ありがとうね」

「いや…そんな全然」

「…これ終わったら飲みなさい」

「えっ?ババアこれって」

 

缶おしるこを手渡すババア

 

「じゃあ悪いんだけど今日もよろしくね」

 

そう言って、ババア イン ザ ハウス

 

「ババア……」

 

ババア…そんなふうに思ってくれてたのか…雪かき…?当たり前じゃんかよ…力仕事は若いやつのするもんだろ…ババア…

 

ババア…ババア…俺……

 

おしるこ大ッッッキライなんだよォァアア!!ババァアアアアアア!!!幸せに死ね!!!

 

謎女(なぞめ)の声がかわいくてカッコよくて怖くて耳が窒息した

 
wit and love

 

ゲホッ!ゲホッゲホッ!!ゲーッ!!ゲーーーッ!!

ラジオでいきなりこの曲が流れてきて耳が窒息した。謎の女と書いて「なぞめ」の『wit and love』。その名の通りその正体のなにもかもが謎らしい。声以外なにも知らねぇ。ただこれだけは言えます、この声「かわいさのTomorrow never knows」

なのにかわいいだけじゃない、ガラスみたいに繊細、なのに力強くてどこかもの悲しさも感じる。地声からミックスボイスから裏声への切り替えがおそろしく自然で、かわいいからかっこいい、怖い、果てはエロまで曲の中で声色が目まぐるしく変わる。ノドの中に何人も人格飼ってる声してます。

 

例えば、曲の中で「飼いならされた心臓 ドクドクが生活音に馴染む」という歌詞が1番AメロとラストAメロで歌い方がまったく違う。

1番Aメロは

「かいならされたっしんぞぉーー!どくどくっがっ!せいかつおんにぃーーなじむぅうーーー」

って幼さの残るかわいい少年少女みたいな声で歌ってるんですけど、ラストは

 

「飼い慣らされた心臓……ドクドクが……生活音に……馴染む……」

 

女アサシンのテンション。絶対何人か殺めてる。一曲のなかで闇堕ちかましてる。一人でまどマギをするな。

 

爆発するのは声だけじゃなくて、それ以上に曲と歌詞がド変態で興奮して死にそうです。テンポ感とそれに対する歌詞のハメ込み方がイカレ。

良い意味で一聴で理解できないわけわからん歌詞を、細かい刻みのフレーズにギュウギュウに詰めてロケットえんぴつみたいに音からはみ出すような当て方してるし、かと思えば急にテンポダウンしていっさい曲が掴めない。しかも基本的に繰り返し、リフレインで構成されてるから一回でも聴いちゃうと脳がバグってずっと頭の中ループして離れなくなる。

 


Child Dancer

2曲目の『Child Dancer』もとんでもないサイコ音楽…

力のきっかけを与えたマッドサイエンティストの後悔と悲哀…的な歌詞と、イントロのギターの浮遊感から意識飛びそう曲の閉塞感と開放感の開け締めのスピードがワニワニパニック。そばに来てくれたかと思ったら次の瞬間にはもう突き飛ばされてる…

そしてこの歌詞と曲に絡む脳トロ声…語尾が下がるのがどうしようもなく胸くすぐられて痛い。どっかで聴いたような懐かしさすらある…きみは…いったい誰なんだ…

 

 

謎女…なぞめ…なにもわかんねぇ…わかんねぇけど……意味不明な歌詞…具合悪くなる曲の緩急…音の刻み方…作詞作曲が川谷絵音だってことだけわかった…なにしてんの…えのぴょん…

 

wit and love / child dancer

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  • 発売日: 2019/11/28
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全部サビ、King Gnu『Teenager Forever』フル感想


King Gnu - Teenager Forever

 

夢がない、やりたいことがない、自信がない、才能がない、行動力がない、知識がない、語彙力がない、それでも幸せになりたい。欲望が抑えきれず結果オナ三昧。10代の衝動を、パワーを、10000%具現化したような曲…

特に一番サビの

「伝えたい想いは溢れてるのに 伝え方が分からなくて今でも言葉を探してるんだ」

心動かされる何かを目の前にすると100の感情に対して0の言葉しか出ずに「ヤバい、むり、尊い、エモい、好き」しか言えなくなる、そんなモヤモヤを抱えていたクソアホのあの頃を思い出してゲロ吐いた。

 

カラッとしたアコギ一本から始まりAメロ→イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ…と続くが、そそ れぞれがまったく結びつかない。独立していて整合性がない。そのくらい良い意味で「個」が強い、事実上の「全部サビ」。

なのにそれが一曲になったときにまったく違和感がない。メロとメロの繋ぎ方が恐ろしいほどスムーズでムダがない。Bメロの新井先生のベースのアルペジオ、サビ前の勢喜先生のタムによって、力強さを損なうことなく一曲として成立させてる。

さらに、この曲における井口先生のボーカルが曲の濃さを何倍にもさせている。

「な゛れやしな゛いよォ゛」「微かな自分を゛ォ゛」「変わって゛ェ゛」「教えちゃくれ゛いんだァ゛」生きていこうせ゛ェ゛」

…いつもの氷舐めるかのような丁寧で繊細な歌い方をする井口先生とはうってかわって荒々しくて、率直で、未完成で、天沢聖司のバイオリンのようなボーカル。

 

しかも乱暴でカッコいいだけじゃなく、この曲はとても「かわいい」。ポップの暴力。

 

「TTTT!Teenager Forever~!TTTT!Teenager Forever~!TTTT!Teenager Forever~!」

 

突然のTT兄弟。Tを探すな。

 

このメロディの変幻自在な緩急が『Teenager Forever』の凄さ。それは後半にかけてさらに加速する。

2サビ→イントロのメロからのギターソロ→急激にテンポを落としてAメロに戻る。再びアコギ一本と井口先生の声のみに。悟りを開いたかのような美麗なメロ。カッコいい、かわいい、美しい、めまぐるしく変わっていく。脳の理解が追いつかない。そして…

 

「他の誰かにィィィイなんてェェ〜〜…(ジャッ…ジャッ…)…なれやァ…しないよォ……そんなのォわかってるんだァアアッッ…(テロロテロロン……)… 明日を信じてみたいのォオッ…(テレテレンレレッ…)… 微かなァ自分をッッ…愛せなかっ…(ジャッジャッ…)…たとしてもォォオオ…オオォ〜〜〜〜〜!!!!!ベロベロレレロベロロエネオレオレレエエロオロエレ〜〜〜〜ッッッ!(ズムズムズムズムズムズムズムズムズムズムズムズム!)(デレスデデデエデッデレッレスデテレデデデデッッッ!)ベロギャレレロレロレガロロベロレレオレレフェエッッフェッッフィィイイイ〜〜〜〜ッッッッッッ……!!!!ギャォアアアアォッッッ……!!!」

 

耳ちぎれるかと思った。いきなりのビックバン。まさに衝動、本能の赴くまま。曲時間、たった3分弱。この早さ10代そのもの。

 

 

…King Gnuの楽曲は一貫して、

「他の誰かにはなれない」

「過去には戻れない」

ということを歌っていて「その喪失感や絶望感にいかに抗っていくか」が大きなテーマになっていると思う。

いつまでも相変わらず つまらない話を

つまらない中にどこまでも幸せを探すよ

煌めきを探せよ

『Teenager Forever』も単に「10代に向けて歌われた曲」で終わらず、大人になってしまったわれわれに対して、純粋無垢だった自分には絶対に戻ることができない、それでも一筋の煌めきさえあればいつだってあの頃の熱い想いを取り戻すことができる、そんなことを言われているような気がした。

 

歳を重ねても自分の中にある「T」(Teenager)を探していきたい、そう思った…

 

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  • アーティスト:King Gnu
  • 出版社/メーカー: アリオラジャパン
  • 発売日: 2020/01/15
  • メディア: CD
 

M-1グランプリ準決勝ライブビューイングに行ってほしい

今年M-1グランプリ準決勝ライブビューイングに行けなかった人はぜひ来年行ってほしい。関東・関西以外に住んでいる人間にとってM-1の予選を生に近い形で見る機会なんてほぼなかった。それが近所の映画館で見ることができる。これは死ぬ前の夢?

ライブビューイングの一番良いところは、

 

「ネタ中は芸人以外絶対に映らない」

 

これに尽きる。テレビで放送するネタ番組で、笑いが起こるたびに審査員や観覧のタレントの顔がいちいち映るのが本当に親のかたきだったんですが、ライブビューイングはそれがない。ネタが始まれば映るのはその芸人だけ。

テレビじゃ見ることのできないボケたあとの楽しそうな顔、ツッコんだあとのドヤ顔、ウケた瞬間の絶頂しそうな顔、そのすべてを1秒も逃すことなく感じながら100%のネタのシャワーを至近距離で全身に浴び続けられる。完全な無修正の笑い。最高以外のなにものでもない。

しかも舞台はM-1準決勝。全組見て改めて残ってる芸人は「5040組の中から勝ち上がってきた26組」なんだと思いました。倍率193.8倍。どんな大学に入るよりもムズい。全員化物。人間とお笑いのキメラ。面白くない芸人なんていないし、全員の面白さにたぶん差なんてない。

そのなかでも実際、決勝進出経験のあるミキ、和牛、かまいたち、カミナリ、トム・ブラウン、、、売れてる芸人たちの「華」は圧倒的。出てきただけで目に突き刺さるオーラ。絶対に笑わせてくれる安心感、強者感。トム・ブラウンなんかもう完全に魔王と戦う前に中ボスで出てくる汚い悪魔。

が、それに相対する「売れてない芸人たち」の「やってやんぞ感」。演ってやんぞだし、殺ってやんぞだった。刺し違えてでもやる。全裸でヤリ持って突っ込んでくる。そんなヤバいやつらが売れてる芸人たちと同じ、いや、それ以上の爆笑をかっさらってるのを見て笑えた以上に興奮した。特に、からし蓮根、オズワルド、ぺこぱ、ミルクボーイは異常。なにを言っても鬼のようにウケる。完全に確変入ってた。

 

終わってみれば、頭イカれるくらい笑った。売れてる芸人、売れてない芸人、誰が落ちてもおかしくなかったし誰が決勝に行っても良かった。そして決勝のメンバーを見て、最高のメンバーだと思ったし最高のM-1決勝戦になると思った。

 

M-1グランプリ2019ファイナリスト 

インディアンス(2010年結成)

オズワルド(2014年結成)

かまいたち(2004年結成・昨年ファイナリスト)

からし蓮根(2013年結成)

すゑひろがりず(2011年結成)

ニューヨーク(2010年結成)

ぺこぱ(2008年結成)

見取り図(2007年結成・昨年ファイナリスト)

ミルクボーイ(2007年結成)

 

「誰?かまいたちしか知らないんだけど?」

 

その知らないアピールなんなんだよ。恥ずかしいからもうやめろそれ。「ヒゲダン?ヒゲダンス?」って言ってるジジイと一緒だぞ?バカじゃねぇんだから「知らない」って言う前に調べろよ。お前のその手に持ってんのはカマボコか?未来だろ?

 

美容院が嫌すぎて髪生やすのやめたい

人生のライフイベントにおいて「美容院」が一番の地獄。

美容院というか『髪を切る』という強制定期イベントが昔から嫌で、「謎のプロペラが回る木目調の店内にボサノバメロディのカッスカスボイスの女が歌うJ-POPカバー曲のかかるこじゃれた美容院」に行っては、自分じゃ確実にセットできないハチャメチャな髪型にされて毎回死にたくなる。5,000円払ってなんじゃこれ?

俺の伝え方が下手糞すぎるというのは百億も承知で暴論言いますけど、満足の行くような仕上がりにしてもらったことが一度もないんですよ。この世に一人もいないだろ髪切ってもらって100パー満足いってる人間。そもそも美容「院」なのか美容「室」なのかどっちだよ。美容師全員ガスで眠らせて無人島に送り込んで首輪付けてバトルロワイヤルやらせてはっきりさせたろか?それくらい色んな意味でキレてるよ俺は。

 

最近じゃもう諦めて「全体的に2センチくらい切って下さい」って言うんですけど、落ちた髪の毛を眺めていつも思うのが「お前らの2センチ長くねえ…?」ってことなんですよ。トトロが毛刈られたんかっていうくらいとんでもない毛の量落ちてるじゃないですか。絶対こっちの世界の2センチと美容師の世界の2センチ違うだろ。てゆうか自分の目視を信じすぎだろあいつら。ちゃんと定規使えよ。数学教師が使ってるあのバカデカい三角定規使って測れよ。

しかもあいつら「自分はコミュニケーションのスペシャリストです」みたいな顔してくるのタチ悪すぎるんだよ。明るい奴と久しぶりに連絡してきた同級生ほど信用できない人間いねぇだろうが。宗教かマルチ商法だろ全員。

恐ろしいのが、あんな陽気にどうでもいいこと喋りながら爽やかな顔して明らかに「耳切り落とし」にきてる奴いるじゃないですか。お前2ミリ先に器官あんだぞ?よくそんな高速斬撃できるな容赦なさすぎだろ。なんだそのメンタル?鬼滅の刃か?俺は無惨様か?いい加減にしろ炭治郎。聞いてんのか花江?そのオシャレ前髪なんて言って切ってもらってます?

あと「髪を梳く」ってよくわかんねぇ行為あるけどよ、アレは…シンプルに…なに…?すく?今まで百回以上髪切ってもらってるけど「梳く」に関しての説明受けたこと一回もないんですけど…?えっ、もしかして「かみをすく」って美容用語とかそういうんじゃなくて

「神を好いていく」

っていう宗教的なアレですか…?やっぱ宗教誘ってんじゃねぇかよ。

 

しかも、あいつら毎回のように切り終わったあとに鏡を開いて「どうですかぁ〜?(ドヤァ)」って見せてくるじゃないですか。なに?あの世界一謎の時間?いきなり自分の後頭部見せられてどうすりゃいいの?いやどうもこうもねぇよ。「だ…だいじょぶです…」しか言ったことねぇよ。

仮に俺が「切りすぎなんで戻して下さい」つったら戻してくれんの?宗教入ったら叶います?御札とかここで買えます?

「軽くなりましたね〜」って、心めちゃくちゃ重たいからな。そしてその「すく」という行為のお陰でいつも家に帰って鏡を覗くと「頭ちっちゃ!!髪少な!!!は?!??」って髪と一緒に魂斬られてるからな。ゴッドイーターかお前?いっそ僕の意識も消滅させてくれませんか…?

いいです、いいですはじめに言ったとおり僕が2兆パーセント悪いんです。もうTOKIOみたいにずっと頭にタオル巻いときます。「素人は黙っとれ」ってことですよね。ほんとすいませんでした。

 

ただ、ちょっとこういう話するとコミュ強もといコミュ狂のお前らは、

「上手に自分の希望を伝えられないんだったらカッコイイと思った髪型の芸能人の写真やヘアカタログを見せたりすればいい」

とかそれが最適解みたいに言いますけど、そんな彼女にスマホでAV見せて「今日こんな感じでやってくれない…?」みたいな行為できるかよ。美容院じゃなくて病院行けって言われるだろ。

一生聴きたいミスチルの名曲20曲

一生聴きたいMr.Childrenの名曲を紹介します。


5thアルバム『深海』収録。「バァバーバーバァーン!バァーバーバーバァバァバー、バァバーバーバァーン!バァーバーバーバァバァバー」のギターイントロからドン!と壁ドンされたような錯覚に陥る曲で俺は男なのに聴くたびにすごいドキドキする。

「なんだってだはァァアア〜〜〜〜アん」とかの母音の「あ」を「は」と歌う発音、そして掠れた歌声が超セクシーで、BARで桜井和寿と偶然会って意気投合して2軒目のカラオケ行ったとき目の前で歌われたらもうどうなってもいい。ミスチルに抱かれる。

 

Bird Cage
10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』収録。ぶっちぎりのナンバーワンネガティブ曲。AメロBメロでストレスストレスストレスストレスからのサビで絶叫絶叫絶叫絶叫絶頂!!!!!!!

いつもは気持ち良いはずのJENのドラムも滅茶苦茶気持ち悪いけどそれが逆に病み付きになる。ただずっと聴いてると本当に病んで手首切り落とす。
 


25thシングル。毎回聴く度に衝撃を受けるので気軽に聴くことのできない曲で、イントロとサビのキャッチーさとそれに相反するような歌詞の物騒さが殺されては蘇生されてまた殺されては蘇生されてを繰り返されているような感覚に陥る。
 

BLUE
2rdアルバム『Kind of Love』収録。「えっ…なんで…この曲…俺のこと歌ってんの?」と錯覚する細かな情景描写、エロムーディなメロディ、色気の塊の歌声に胸が張り裂けて死ぬ。俺の人生。

幸せのカテゴリー
6th『BOLERO』収録。「別れ」とか「冷めてく気持ち」みたいなものをテーマにした曲の中でも屈指の名曲。

「カテゴライズされた幸せの脆さ」みたいなものを歌っていて歌詞が曲の気だるい感じとともに心の臓に重く突き刺さる鬱曲。

youthful days
21stシングル。イントロから休むこと無く続く音の洪水、一回聴いたらいつまでも耳に残り続けるサビ、恥ずかしさもあるがそれすらも曲の完成度を高める一要因になっているCメロ、一分の隙もない最強の曲。

 

CANDY
12thアルバム『I ♥ U』収録。多分凄い人気の高い曲でベタ過ぎるので挙げるかどうか迷ったがそれを差し引いても名曲中の名曲。

ベストアルバムに収録されなかった意味を本当に小一時間問い詰めたい。良い意味でも悪い意味でもクドいコバタケとクサいミスチル、2者の「良い部分だけ」が濃縮還元で抽出された大傑作大名作最強最高バラード。

Dance Dance Dance
4th『Atomic Heart』収録。曲を聴いて「体が勝手に踊り出す」とか大袈裟に言ってんなよと思っていたが見事に覆されました。毎回全裸で踊り狂ってる。

他の社会批判的な曲だと『Everybody Goes』『マシンガンをぶっ放せ』『タイムマシーンに乗って』も好きだけどこれが一番乗れる。無条件で身体が反応するので電車内とかで聴くと逮捕されるので控えてる。

NOT FOUND
19thシングル。乾いたアコギの音とサビで一気に爆発するハイトーンボイスが疲れた心にうざったいくらいに響く。聴くとガーッと身体中を掻きむしりたくなる。

好きすぎて、なんかやたら『終わりなき旅』とか『HANABI』とか推す奴いるけど、NOT FOUND聴いてから言え、もっとNOT FOUNDも評価せえ、もっとNOT FOUNDもライブでやれと、怒りにも似た感情が沸いている。

箒星
28thシングル。初聴の時はそこまで好きじゃなかった、むしろ嫌いな曲だったのに、ここ数年からジワジワと俺の中でこの曲の存在が大きくなっていって今年めちゃくちゃ大好きになった。メロディに対して歌詞の置き方が気持ち良すぎる。

第一印象最悪だった転校生と席が隣同士になって、悪口言い合いながらもお互い本音で話せる関係がどこか心地良くて、ひょんなことから文化祭の実行委員も一緒にやることになって、俺が家のことで落ち込んでた時に何も言わず側にいてくれた…好きだ。

 

fantasy
18th『REFLECTION』収録。『掌』でも書いたようにメロディのキャッチーさと歌詞の物騒さのミスマッチ感が気持ち良い。『fantasy』というタイトルでこんなポップなメロディに「想像を超えた猟奇殺人いまや日常ドキュメンタリー」「昨夜見た夢の中の僕は兵士〜仕方なく7人の敵と吠える犬を撃ち殺して逃げた」という歌詞を当てる桜井和寿の脳内メーカーを見てみたい。

初聴が【REFLECTION】というライブの一曲目だったんですが、イントロの


「ベケベベベベベベッベベーーーーーン!ベケベケベケベ…ベベベーーーン!ベッベベベーーー!」

 

のメロディが流れ、煙の中からシルエットだけ見えたミスチルの4人がおもむろに演奏を始めたかと思いきやサビ前Bメロ、

「不可能のない旅へぇ〜〜〜〜…」

「旅へぇぇぇ…」

「旅へぇぇぇ…」

エコー、バーン!!!

ムービー、ドーン!

 

煙、ブワッッ…

 

「誰もがぁ!」

 

ギィィィィヤヤアアアアアアアアアアアア!!!!

 

しにました

 

グッバイ・マイ・グルーミーデイズ
2rdアルバム『Kind of Love』収録。こんなに聴いててハッピーになれる曲はない!!!「ただ名前を告げるだけ」の後のドラムもサビのコーラスも気持ち良すぎる!!!!愛さえあればオールオッケー!!ラブ アンド ピース!!ラブ アンド ピース!!イエーイ!!ハッピーハッピー!!

 

All by myself
2rdシングル『Kind of Love』。おそらくヒット曲のミスチルしか知らない奴が聴くとミスチルというより「ミスチルに似た声の別の何か」に聴こえるだろう。しかし、真のミスチルの姿をお前たちはまだ知らない。お前たちが普段ミスチルだと思ってるのはミスチルではない。お前たちがあのミスチルを何度倒そうがミスチルは再生し、次々と分身のミスチルが生まれる。これがミスチルのコア(核)だ。

ありふれたLove Story ~男女問題はいつも面倒だ~
5thアルバム『深海』収録。男女の出会いからすれ違い、そして別れまでを描いてる曲。小気味良いメロディから繰り出されるリアルな情景描写。失恋の曲であってもあっけからんとした主人公の雰囲気が逆に悲惨さを滲み出させている地獄曲。

 

靴ひも
12thアルバム『I ♥ U』収録。Cメロがとにかく良い。「好きな色 僕の色〜〜〜!!」を聴くたびに10代の頃にタイムスリップできる。『靴ひも』然り『少年』然り「衝動」をテーマに曲を作ったときのミスチル、ただの鬼。

 

Anoter Story
13thアルバム『HOME』収録。完璧な起承転結のはっきりした曲。まるで一本の映画を観ているようなストーリー性のあるメロディ・歌詞。間奏から突然入ってくるサックス、ラスサビのコーラスは狂おしくなるほどに良い。『靴ひも』とセットで聴くと昇天して失禁。

デルモ
13thシングル『Everything (It's you)』カップリング。詰め込み過剰な歌詞といい、ゆっくりなのにハネるようなメロディといい、キャッチーさはゼロなのにクセになるアレンジといい、ラストのクソバカ加減といい、「Mr.Children」という国作れそうなくらいデカいバンドが何者にも縛られず自由に曲を書くとこんなおもしれぇのができるのかと衝撃を受けた超名曲。

 

ニシエヒガシエ
14thシングル。ミスチルデジロックナンバー史上最強の曲。途中のピコピコ音の小気味よさといいメロディにビタッと合わせる歌詞の語呂の気持ち良さといい、これ以上のものがこれから出てくる気がしない。「ニシエヒガシエ 必死で猛ダッシュです」ってZeebraさんも裸足で逃げ出す。

少年
15th『SUPERMARKET FANTASY』収録。「衝動」をテーマにした曲で、何故かボーカル桜井和寿の声がどうしたんだよと心配になるくらいガラッガラなのが逆に良い作用をもたらしてるドストレートロックバラード。ドラムが気持ち良すぎて聴きながらゴリラみたいに自分の心臓ぶっ叩きたくなる。

 

UFO
10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』収録。絶対本人が忘れてる曲。「不倫」から「UFO」にまで視点が飛ぶその発想力が凄すぎてもはや気持ち悪い。そんな歌詞に相反するようにメロディはしっかりバンドサウンドでキャッチー、そのギャップが頭狂ってくるほど好き。

アルバムの一曲で埋もれさせとくには勿体無いのでトイズファクトリー宛てに400字詰め原稿10枚分UFOの愛をしたためた怪文書を送りたい。

 

pieces
34thシングル。『Tomorrow never knows』をはじめ、静から動、マイナスからプラスへの感情の流れを歌う曲はミスチルの得意とするところででその集大成ともいうべき曲。

前半から後半にかけて少しずつ盛り上がるアレンジの妙と歌詞の韻踏みの気持ち良さとリズムのゆっくりで曲時間は6分を超えるのにまったくクドくない。気づいたらヨダレ垂らして気絶してる。

ロックンロールは生きている
16thアルバム『SENSE』収録。ちょうど謎のストリングス推しに懲り懲りしてた時だったので余計にハマった。ド派手なアレンジとやりすぎなくらい過剰な歌詞の韻踏みとクサさが絶妙に癖になる。「ギターソロがある」この事実だけでミスチルファンは白米5合食える。

跳べ
12thアルバム『I ♥ U』収録。どこか閉塞感のあるAメロBメロからサビにかけて一気に開放される感じは一度聴いたら気持ちよ良すぎて頭おかしくなる。

「どういった理由かは分からない 実際そうだったんだからそれでいい (→ここで失神)跳べ〜〜〜〜〜!!!!」

クラスメイト
4th『Atomic Heart』収録。ミスチルはこういうメロドラマみたいな曲を作ったら右に出るものはいない。

「許されざる恋」がテーマなはずなのに妙な爽やかさがあって桜井和寿のクズさとそれを補って余りある男としての魅力が存分に詰まった曲。

 

Marshmallow day
17thアルバム『[(an imitation) blood orange]』収録。「嫌がらせか」っていうくらいこっ恥ずかしすぎる歌詞、MVのマイナスを帳消しにしてプラス100万点にするくらいベースが気持ち良い。ベースに抱かれる。

Drawing
10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』収録。よく他の曲で聞く泣きのギターとか全然意味がわからなかったんですがこの曲こそが「泣きのギター」だった。

終始後ろで鳴り続けるアコギ、ラスサビ前からのギターソロはそのまま聴いてると気持ち良すぎてヨダレ出て絶頂する。
 

Worlds end
12thアルバム『I ♥ U』収録。ギター、ベース、ストリングス、すべての楽器隊が強く主張しつつも恐ろしいほど完璧なバランスで成立しているマッチョ曲。特にドラムのキレが凄まじく、後半はもはやドラムがボーカルになってる。

歌詞の比喩表現が最高で、特に2番サビの「飲み込んで 吐き出すだけの 単純作業繰り返す自動販売機みたいにこの街にボーっと突っ立って そこにあることで誰かが特別喜ぶでもないでも僕が放つ明かりで 君の足下を照らしてみせるよ きっと きっと 」はどこの誰でもない平凡な存在でもいつか大切な誰かの灯りになることができるということを押し付けがましくなく…ミスチルは宗教だということがはっきりわかります。

 

Heavenly kiss
18thシングル『口笛』カップリング。気だるいメロディと「食事中の会話もォォんグッッ…」「たったそれだけェェエゥ」と歌う桜井和寿の山芋みたいにねちっこい声がどうしようもなくエロティック。

冷めきった倦怠期のカップル(夫婦)を歌った曲で歌詞の起承転結に一本の映画を見たような気分になる。葬式で流したい。

 

himawari
最新にして最高傑作。これまでのどの曲よりも荒々しく、それでいてまっすぐ、ボーカル桜井いわく「優しくて、でも激しくて、真っ直ぐでいて、ねじ曲がっていて、美しいんだけど、汚れている。そんな言いようのない、伝えようのない曲」と言っているようにミスチル本人達ですらこの曲を掴みきれてない理屈よりも本能で聴く鬼のバラード。

 

 

以上20曲。いつかライブで「ぬくもり」が聴きたい。以上です。

 


【盗作?】平浩二 「ぬくもり」 ミスチルの抱きしめたい