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SixTONES『Rosy』はスパイダーマンをリスペクトした楽曲法定速度ガン無視ボカロライク中毒曲

わたくし、「異性とのキスはスパイダーマンスタイル以外受け付けない」思想を持つスパイダーマン信者であると同時に、男の魅力は「膨張率」と「部屋余らし」と「跳躍力」だと信じて疑わないリトルストーンなんですが、新作映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の日本語主題歌をSixTONESが担当すると聞き発狂した。

 

ただ、期待するのと同時に互いが互いの良さを食い合う危険性もあるのがタイアップの恐怖。が、それは完全に「杞憂」。映画に合ってるのかと聞かれても公開前なので「わからん」としか言いようがないんですけど、スパイダーマンというヒーローとSixTONESというアイドルの根底は同じだと思ってる。「ジャニーズの主題歌とかどうせ合わん」「スパイダーマンとか知らん」と、のたまう前に聴いてから殴り合え。

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『Rosy』は脳が処理を始める前に情報量の多さで殴り続ける楽曲法定速度ガン無視ボカロライクのイカレ中毒曲。至るところに散りばめられた「スパイダーマンリスペクト」

まずもって、この人間が歌えるか歌えないかのギリギリを攻めるようなスタイルが、平凡だった人間が大いなる力を得てヒーローまたはヴィランになろうとしているアメコミ特有のマッド感があるし、歌詞はタイトルの『Rosy』からスパイダーマンスーツの赤を薔薇の赤に見立てて、糸、摩天楼の針、雁字搦め、運命、指先など作品の世界を想起させるワードを散りばめさせ、楽曲全体で「スパイダーマン」を表現してる。

ダンスパフォーマンス1秒1秒を切り取っても、関節抜いたんかと思うほどカクカクした振り付けで人間の動きというよりは節足動物の動きに近いものがある。それをアイドルの中でもトップクラスにフィジカルが強く、手足が長いSixTONESが演じることでより躍動感と疾走感が生まれ「スパイダーマンと言えば?」で誰もが想像する蜘蛛の糸でビルからビルへと飛び回るシーンが思い浮ぶ。

さらにMVのテーマが「その6人は “ヒーロー” か “ヴィラン” か」らしいんですが、ダンスパートの華やかさと、ドライブパートのどこか「ヤカラ的」な雰囲気の対比が絶妙オブ妙。

そもそも『スパイダーマン』という作品自体がその二つでは表せない複雑さを秘めていて、主人公ピーター・パーカーは「人を助けたい』「スーパーヒーローの一員になりたい」という最初に抱いてた純粋な想いも物語の中で徐々に変化していくし、戦うべきヴィラン、例えば前作の敵であるヴァルチャーも最初から悪だったわけではなく、アイアンマンことトニー・スタークがキッカケとなり半ば不可抗力的に悪に染まってしまう、そういったスパイダーマン、いやマーベルの大きなテーマでもある「誰もが皆ヒーローになれるが誰もが皆悪役になる素養を秘めている」にMVの雰囲気がビッタリ通じていて、一筋縄でいかない多面性が散りばめられてる。

6人の歌唱ひとつとっても、例えば

京本「摩天楼の針の間にィィイイィィゥウウウアッッ………!」

ジェシー「明日を占えェェエエエエァァアアアアアァッッ………!」

このもはや発狂に近いシャウトにすら、正義をまっとうするのか、それとも悪に染まってしまうのか、はたまたそのどちらでもないのか、単純に「ヒーロー対ヴィラン」「正義対悪」の構図だけでは片付けられない葛藤や迷いを表してる。

しかも、ここまでスパイダーマン、ひいてはアメコミリスペクトな楽曲に仕上がってるにも関わらず「SixTONESの曲」としても完全に独り立っていて、前述したとおり、異常bpmに異常転調、言葉詰め込みまくりの歌詞、伝えたいメッセージありきというよりは、流れが破綻してようが、意味が通じなかろうが、とにかくメロディと語感の気持ち良さ全振りで本能と性癖に訴えかけてくる、耳から摂取するストロングゼロ。

楽譜に起こしたら真っ黒なんじゃねぇかと思うほどイントロからサビまでが無呼吸でシームレス、特に「簡単に露わなるシルエットゆらゆらと」からの田中樹「誰も彼もハマる泥中に咲く花〜」ラップの気持ち良さ、完全に頭で考えるよりも、全身で浴びて本能で理解するタイプの楽曲なんですが、歌詞にわかりやすい意味を持たせないからこそ、逆にワードの一つ一つに強く「スパイダーマン」を感じ、仮にスパイダーマンを知らなくても曲そのものの中毒性に侵される…完全なる相関関係が生まれ、

SixTONESを聴く⇔スパイダーマン(SixTONES)に興味を持つ⇔スパイダーマンを観る

このループが完璧に成立している…

 

スパイダーマンとSixTONESの関係性とはスパイダーキス。つまり𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽

 

本編…観たんですが……スパイダーマンファンの皆さん………本当にすいませんでした……曲のクオリティがどうこうじゃなく、このストーリーにこの曲はさすがにアホでした。両方のファン誰も得してねぇ…合ってなさがノー・ウェイ・ホーム