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ミクスチャーブログ

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SixTONES『PARTY PEOPLE』の圧倒的「陽」MVを観て本当の自分に気づきました

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ンデッ!デッツッデデデエエエデッデェェェレッッレッッェエエエエエェエエエエエエェーーデレレェエェーーー!!!!(ンチャッッッ!!!チャッチャッチャッ!!!)

 

ンババァッバッバァバァッババアアアババオオァァアアアアアオッ………!!!

 

ヘイッッ!!ヘイッッッッ!!レッツゴォォオオオ〜〜〜〜〜ゥ!!!!

 

ナッ!ナッ!ナナナアナナァ〜〜〜ナナナナアァァァ〜〜〜〜〜!!ナッ!ナッ!ナナナナアァ〜〜〜〜ッッッ!!!!!

 

ワンッッッッッ!!!チュウウウウウウ!!!!!スリィイイイイイイ!??フォォオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜オオオオゥ!!!!!

 

絶対に近寄りたくない。

 

マジで無理。なんですかこの人達。街でこの6人が前から歩いてきたら死んでも目合わせたくないし、車来てようが反対側の歩道に全力でダッシュして逃亡する。轢かれたほうがマシです。SixTONESが入り口の前でたむろしてるコンビニに、いったい誰が入れるでしょうか。

特に、ガンギマリの目で歌い踊り狂うジェシーに顔面近づけられて漏らさない人間がいるのなら教えて欲しい。なんだこいつら?なんの集団でどんな飲み会これ?こんなんに参加したらコカレロにレッドブルを混ぜたクレイジー酒「コカボム」をイッキ飲みさせられて泡吹く。こんな曲をシラフの人間が歌えるはずがない。

何をとは言いませんが「全員やってる」。確実に何らかの法に抵触してる。そう思ってしまうほどの激ヤバMVに仕上がっていた。

 

田中樹…サークルの表の顔。傍若無人な振る舞いで周りから恐れられている。

松村北斗…サークルイチのモテ男で狂うほどの女好き。田中樹に弱みを握られており絶対に逆らえない。口癖は「男根所持」

京本大我…サークルを裏で操る黒幕。一見、柔和な雰囲気を醸し出しているが最も冷酷な男。「内臓の感触に似てる」という理由で常にトマトを持っている。

ジェシー…フレンドリーだが、一度キレると何をするか分からないクレイジーマン。タバコの火は舌で消す。

髙地優吾…強い人間には弱いが、弱い人間には強い。ときおり頭のネジが飛んだ言動をする。

森本慎太郎…サークルきっての武闘派。鉄の南京錠を素手で引きちぎるほどの腕力を持つ。口癖は「肩パンしようぜ」

これくらいの設定は数秒で考えつく…それほどまでに俺が思い描く「恐怖のパリピ」すぎて一回目は直視することすらできませんでした。

 

だが…知ってる…SixTONESはこんな奴らじゃねぇということを俺は知ってる…

田中樹が赤ちゃん用の綿棒じゃないと耳掃除できないことも、松村北斗が寝る前にゆめちゃんのASMR聴いてることも、京本大我が小さいころにサボテン触っちゃってパパと手繋いで帰ったことも、ジェシーがトイ・ストーリーの世界をずっと信じてたことも、髙地優吾が急にONE PIECEイッキ見したことも、森本慎太郎が森本シス太郎だっていうことも全部知ってんだよ…

 

たぶん俺がこの飲み会に参加したら、SixTONESのみんなは

「かんそう君、楽しんでる?あれ?酒入ってないじゃん!何飲む?もし酔ったならジュースとかウーロン茶もあるから無理すんなよ!」

とか言って気さくに話かけてくれるし、それで俺も少しずつ緊張ほぐれて、京本大我とマスターデュエルでなんのデッキ使ってるか確認し合ったり、松村北斗と黄皓の行く末について語ったり、田中樹と髙地優吾とハンコックに蹴られたい身体の部位について討論したり、ジェシーとせっせっせいやしたり、森本慎太郎と肩パンしたり、annkwの好きな回言い合ったり、楽しい未来が…

 

そんなSixTONESに思いを馳せながら改めて観る『PARTY PEOPLE』は、最初に抱いていた印象とはまるで違っていた…

見た目のヤバさに惑わされてしまっていたが、歌われている内容は儚く切ない「ひと夏の恋」の物語。主人公は不特定多数をたぶらかすクズ男ではなく、憧れのあの娘に一途に気持ちを伝えるただの「ピュア坊(ぴゅあぼう)」

そう『PARTY PEOPLE』とは、決して他人に迷惑を掛けまくる激ヤバサークルの集団プレイ曲などではなく、こんな時代だからこそ勇気を出して「普段とは違う自分」を演出して一緒にハジケてみよう!失敗したって夏のせいにすればいいじゃん!なんかあっても俺達がついてるぜ!という、あと一歩踏み出すことのできない人間を勇気づけるメッセージソングだったのだ…

 

そして気づいた、いや「気づかされて」しまった…俺はパリピという人種をこの世で一番嫌っていたが、誰よりも「パリピになりたかった」んだと。

俺は本当は、狭い部屋で画面に向かってキーボードをバコバコ叩いてネットの海にアホみたいな文章を垂れ流す人間じゃなく、日曜日はギラギラに晴れた空の下でイケてる友達集めてバーベキューするような人間になりたかった…

アロハシャツ着て、短パン履いて、グラサンかけて、爆音で謎の音楽鳴らしながらヘソピした女子と腰振って、キツイ酒浴びるほど飲んで、アホみたいに派手な花火して、最終的にめっちゃ注意とかされたかったんですよ…

 

理想の自分には、もう今さらなれないかもしれない。でもいい。俺にはこの曲がある。SixTONESがいる。再生ボタンを押せばいつでも6人と「最高の夏」ができる。

『PARTY PEOPLE』は俺の、いや全ての陰に生きる人間達の「こうなりたい」「こう生きたい」という願いの具現化だったんだンババァッバッバァバァッババアアアババオオァァアアアアアオッ………!!!ヘイッッ!!ヘイッッッッ!!レッツゴォォオオオ〜〜〜〜〜ゥ!!!!