俺にとって毎日の睡眠は日本警察がノゴーン・ベキに辿り着くくらい困難。さまざまな要素が奇跡的に重なり合った時、初めて眠りにつくことができます。
以下、眠れない理由一覧
- 布団に入らないと眠れない
- 掛け布団だけだと眠れない
- 枕が変わると眠れない
- 裸だと眠れない
- 他人がいると眠れない
- 仰向けじゃないと眠れない
- 明るいと眠れない
- 音がすると眠れない
- 鼻が詰まってると眠れない
- 脚が曲がってると眠れない
- 足指が気になると眠れない
- 爪が伸びてると眠れない
- 寝る前にオシッコしないと眠れない
- 考え事をしていると眠れない
1.布団に入らないと眠れない
どれだけ疲れてようと学校や職場で眠ったことは一度もないし、車や地下鉄、飛行機などの移動中も当然眠れない。
あとホテルとか旅館とか他人の家でも「酒飲んで気絶」以外で眠ったことがない。横になってない状態で「眠る」という感覚がマジでわからない。「眠たい」という感覚はあるんですが、肝心の眠り方がわからない。
電車で居眠りしてるオッサンを見ると叩き起こして「すいません。それどうやって寝てるんですか?」と問い詰めたくなる。
2.掛け布団だけだと眠れない
「適度な重さ」は俺が眠る上でとても大切な条件。自分の身体の上に掛け布団一枚だけだと妙に軽く、自分の身体と布団の間にあるスカスカ感が気持ち悪くて眠れません。
だから毛布と掛け布団で寝るんですが、オールシーズンそれなので夏は地獄。「ここでミュータント死んだ?」と思うくらい体液で敷き布団ベチャベチャのドロドロになります。
結果「途中で気持ち悪くて起きる」→「眠くなってまた寝る」→「途中で気持ち悪くて起きる」の無限ループが発動して人生終わります。
3.枕が変わると眠れない
今はそこそこ良い値段がする低反発のまくらを使ってるんですが、一回低反発に慣れてしまうとそれ以外の枕じゃ眠れなくなる。
羽毛枕はもちろん、そば枕はその場で燃やしたくなるし、基本的にザコの枕しかない古い旅館は最悪。
できることならルームサービスで「ちょっと首絞めて気絶させてください」って頼みたい。
4.裸だと眠れない
衣類を身に着けてないと眠れません。それもお気に入りのパジャマかスウェット一択。Tシャツ短パンとかで眠れるやつ尊敬するし、パンイチで眠れるやつはまぎれもなく異常者。
そして俺は脚毛が異常に濃いので、素肌でシーツに触れたりすると、裏太モモの毛が擦れて非常にキモく、足ごと引きちぎりたくなります。
5. 他人がいると眠れない
「朝まで抱き合って眠る」なんて歌詞がよくありますが、嘘つけバカとしか言いようがない。別の個体と抱き合ってなんか寝れるわけないだろ。
抱き枕ですら、途中で「邪魔くせェなボケェェエエエエ!!!!!」とブチギレて外にブン投げるのに、俺以外の別の意識がある動く生物が隣にいる状況で安心して眠れるなんてファンタジーの極み。
6.仰向けじゃないと眠れない
基本的に寝る時の姿勢は仰向けオンリー。うつ伏せなんてどうやっても寝られる気がしないし、横向きもどっちを向いていいんだかわからなくなるので眠れなくなる。
昔付き合ってた彼女に「棺桶入るの向いてそう」って言われたの一生忘れない。
7.明るいと眠れない
基本的に脳が「夜」だと認識したときしか眠れません。なので、もし昼寝や朝帰りで眠らないといけなくなったときはカーテンを締めきり、可能な限りの陽の光をシャットアウトして脳を「夜」だと騙してから眠ります。
「アイマスクしろ」という意見がありますが、あんな違和感の塊みたいな布を顔に装着して眠れるならこんなに悩んでない。
8.音がすると眠れない
少しの音でも気になって眠れない。
雨、車、人など外の音はもちろん、蛇口の閉め忘れによる水滴が落ちる音や、時計の針の音ですら無理なので基本的に時計は音のならないタイプのものを置いてる。たとえそれが木の葉が地面に落ちる音でも鳴った瞬間にアウト。
昔、札幌市の「麻生町」という『龍が如く』の治安2倍悪くした街に数年住んでたんですが、深夜2時が一日で一番うるさく、毎晩キャバクラ嬢の叫び声、カップルの喘ぎ声、酔っ払いジジイの喧嘩、パトカーのサイレンが鳴り止まない現世の地獄で気が狂いました。
9.鼻が詰まってると眠れない
起きてるときはなんともなかったのに、いざ布団に入り目をつぶった瞬間、いつもなぜか鼻の穴が詰まっている。あれは一体なんなんでしょうか。
鼻が詰まったのが先なのか、目をつぶったのが先なのか。目をつぶったことにより、鼻が詰まってしまったのか、鼻が詰まったことで私は目をつぶったのか。そんなことを考えていると一生眠れる気がしません。
しかし、最近では「鼻うがい」を覚えたので、詰まっているとわかったらすぐに洗面台でコップに水を入れ、片方の鼻の穴を押さえながら、もう片方の穴で水を吸うという、変態自慰行為を夜な夜な繰り返してます。みじめ。
10.脚が曲がっていると眠れない、11.足指が気になると眠れない、12.爪が伸びていると眠れない
「脚が曲がっていると眠れない」これも厄介で、いかなるときでも足がピンと伸ばせる場所じゃないと眠ることができない。
あと、足の指が気になって眠れなくなることも多くて、たまに足の指と指の間がむず痒いというか、違和感を覚える時があって、そんな時は毛布のはじっこを足の指で挟むことで解消してます。
同じような理由で爪が伸びていても気になって眠れません。たまに爪を切ったあとに寝ようと思って電気を消した瞬間に、左手の人さし指だけ切るのを忘れて、爪切ろうかそのままガマンして寝ようか葛藤してたら「3時間」経ってた時あります。さっさと切って寝ろ。
13.寝る前にオシッコしないと眠れない
好きな人と二人でデートしてた時に、なんか急に「ジョボジョボジョボ〜〜〜〜!!」ってオシッコ漏らしちゃったんですよ。
「ハッ!」と目が覚めたら、それ夢で「ホッ、よかったァ〜」って安心して布団めくったら、めちゃちゃアウトでした。
それからは寝る前にトイレ行かないと不安で眠れません。二十歳こえてオシッコ漏らしたことあります?「俺は人として終わった」という絶望と同時に訪れる、とてつもない快感。あれはヤバい。
14.考え事をしていると眠れない
なにか考えていると絶対に眠れません。
「無心になること」それが眠るための唯一にして、絶対の条件。
しかし「何も考えない」と、思ったその時点で私は「何も考えないと考えている」という輪廻に巻き込まれている。
「何も考えないと考えるを考えない」というフェーズに突入し、やがて「何も考えないと考えると考えないことを考えてしまう」
これを三時間ほど繰り返した。
すると「自分」と「世界」が分離していく感覚になる。社会・政治・伝統・文化・苦悩・悲哀・焦燥・官能、人間が生活を営む上で成り立っていた「それら」と自分が少しずつ切り離されていく。
まるで私が私でなくなるような。私は私という肉体の器に入っているにすぎず、魂は別にある…と。
そうか…これが…「無」…
そう思った瞬間、また
「考えてしまった」
ああ「私はいま無である」と考えてしまった。たちまち「無だと考えたら私は無ではない」という考えが頭を支配し「無と考えるな」と考えるようになる。そしてまた「無と考えるなと考える」螺旋が
オ
oh
今田美桜かわいすぎる
すいません寝ます