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ミクスチャーブログ

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kansou2022年ベストソング50

今年もたくさん曲を聴いてきました。その数ちょうど2000。中でも特に聴き狂ったベストソングを50曲選びました。

 

目次

 

50位〜41位 

50位 刀ピークリスマスのテーマソング2022/ピーナッツくん

インターネット上でしか生まれない音楽のヤバさを体現した奇曲。快と不快を反復横跳びするドープなトラックに、対象への異常な愛情がぎゅうぎゅうに敷き詰められていて共感性羞恥で窒息死する。どうしようもないキモさの中に「君の熱い眼差し まるでコックカワサキ 荒らす君のナワバリ 高木さんのからかい」のようなネットを生きる人間にしか通じないパンチライン撃ってくる異常者。

 

49位 80BARZ/ポチョムキン

単語の羅列だけでラップを実現した分かれば分かるだけ比例して気持ち良くなれる麻薬曲。自分が生きてきた時代のカルチャーを真空パックに閉じ込めて、耳が一番気持ち良いと感じるタイミングで適切な順番でマシンガンのように振らせてくる。

 

48位 心音/Omoinotake

「俺の人生先回りしてんのか?」と疑いたくなるほど好きな音しか鳴らしてこない聴く進研ゼミ。揺れ動く不安定な気持ちを弦楽器で、それでも消えない強い想いを管楽器で表現していて、ボーカルの芯の通ったしかし透き通る声でその2つの想いを完璧に一つにまとめあげていて涙腺爆発した。

 

47位 ショック!/サカナクション

脂っこいのにまた食いたくなる聴く牛カルビ。アクの強さを「あえて」残しながらそれを絶妙に「旨味」に変えている。歌詞の内容とか1ミリも頭に入ってこないのに聴いた後にありえない満足感があるの怖い。

 

46位 鳴り響く限り/YUKI

ジュディマリ時代の可愛らしさとYUKI時代の色気が合体したシンYUKI。簡単なようでいて恐ろしいほど難しいコード進行で決して口ずさみやすいとは言えない魔界村メロディの中にしっかりとポップさがあって、サラッとイケるのに何度でも聴きたくなる。

 

45位 Sparkling Lemonade/Kenta Dedachi

人間離れした言語感覚と圧倒的ネイティブで洋楽の良さと邦楽の良さをミックスさせた奇曲。炭酸の弾けた感覚を完璧に音楽にしてる。若いのに天才すぎて人生交換してほしい。

 

44位 アトノマツリ/乃木坂46

 

乃木坂4期のポテンシャルの高さが全開放したビッグバン曲。「乃木坂で誰好き?」って言われたら弓木、賀喜、遠藤、北側、林の順です。下手なラップすら愛おしい。全員に100万ずつ渡したい。

 

43位 君の歯ブラシ/マハラージャン

音楽でしか感じない変態っていると思うんですが、確実にマハラージャンはそっち側の人種で、タイトルとかふざけ散らかしてるのに中身聴くとぐうの音も出ないクオリティで全力で「遊び」つつ、全力でリスナーを「ひれ伏せ」に来てる所がマジで怖い。

 

42位 Standby/菅田将暉

Standby

伝説のYouTuber・しゅーじまんの大名曲『Standby』をあの菅田がついにカバー。結果、曲の魅力が2兆倍に跳ね上がりました。完全にスタンドバイミードラえもん3の主題歌。歌う人間でここまで違うものになるのかと戦慄した。

 

41位 Twilight/Hakubi

一発聴いただけで「魂削って歌ってる」のが分かるほど真に迫ってくる歌声と、不安と安心のギリギリを攻めてくるようなメロディラインがバチっと噛み合って、とんでもない極上バラードに仕上がってる。聴きながら死にたい。

 

40位〜31位

40位 俺こそオンリーワン/MORISAKI WIN

森崎ウィンって若きエロの化身だと思ってるんですが、そいつに戦隊モノのテーマ曲歌わせるプロデューサーマジで最高のイカレです。この一息で人を悶死させることのできる声で「ドンドンドンブラザーズ」は良い意味で教育に悪すぎる。子供が目覚めてしまう。

 

39位 きゅるん/私立恵比寿中学

きゅるん

クールさとポップさとかわいさ、エビ中の持ってるあらゆる魅力が凝縮された濃縮還元えちえちラブソング。サビ前の「ずるいな」がかわいさの権化(ごんげ)過ぎて聴くたびに頭抱える。

 

38位 微熱ソーダ/みいらみさと

人を狂わせるためだけに生まれたような声質で、とにかく「吐息」がヤバすぎる。それだけでもおかしくなりそうなのに浮遊感のあるメロディと懐かしさのあるアレンジが合わさることで感情グチャグチャになります。

 

37位 TEENAGE CITY RIOT feat R-指定/ALI

フルマラソンを全力疾走で走るような馬鹿曲。一回舌の構造調べたほうがいいR-指定の意味不明高速ベロパートから暴力的なまでのALIパートが襲ってきて、音の洪水に全身ボコボコにされる。

 

36位 Vacance/Chilli Beans

「初恋」としか言いようがない儚い声と「演奏してるの戸愚呂弟ですか?」と思うほど無骨な楽器隊のアンバランスさが合わさることで耳を超えて神経を直接刺激してきて脳がドロドロに溶けました。

 

35位 うらぎりもの/RYUTist

絶対歌を当てちゃいけない気狂いメロディに、RYUTistのかわいさ1000に振り切ったアイドルボイスの計算されたミスマッチ感、聴くと確実に気持ち良いゲロ吐きそうになります。特に2分から突然やってくる呪文パートが怖可愛すぎて吐きながら漏らす。

 

34位 星が泳ぐ/マカロニえんぴつ

イントロくそやべぇ2022。ギターリフの不安定さからアニメ『サマータイムレンダ』の気味悪い世界観をこれ以上ないほど表現していて、気だるげなボーカルテイクも触れたら壊れそうな歌詞もヒロイン潮への想いが狂うほど溢れ出ていて、ここまで良いタイアップ曲作るバンドなのかと土下座したくなった。「なんじゃそのラジオネームみたいなバンド名?適当につけるな」とか思ってほんとすいませんでした…

 

32位 Moonlightspeed/Midnight Grand Orchestra

パソコンの音楽でしか作れない気持ち良さがあると思うんですが、星街すいせいのフィジカル的なボーカル力でしか味わえない爽快感と、電子音でしか味わえない中毒性が、これ以上ないバランスで両立していて「雲ひとつない美しい青空は全部絵でした。でもそれでいい」みたいな感情になる。

 

32位 この雨が上がっても/東京女子流

歌、ダンス、ビジュアル、歌詞、曲、アレンジ、全てにおいて非の打ち所がないパーフェクトアイドルで、特にしっとりとした曲を歌った時の破壊力はビッグバン。俺の中ではとっくの昔に天下獲ってる。

 

31位 キリグニア/CYNHN

どんなムズいグニャグニャしたメロディでもサラッと歌うヤバさ。一節一節にどうしようもない色気と儚さがあって胸破裂しそうになる。CYNHNの歌はランニングした後のスポーツドリンク飲んだ時以上の気持ち良さ。アクエリアスの擬人化。

 

30位〜21位

30位 マイ草履 feat. にゃん北朝時代/レキシ

「どのメロディにどの歌詞当ててんだよ」でおなじみのレキシですが、歴史要素残しつつ万人を感動させる曲を作らせたらまぎれもなく人類史上最高の天才。この曲も、あまりにも「人の琴線を震わせるバラード」としての完成度が高く、カネコアヤノの使い方も大正解で、かつサビの「マイ草履」のキャッチーさと面白さが加わって、ちょっとどうかしてるほどの名曲。

 

29位 ハイライト・ハイライト/the peggies

かわいさと荒々しさを兼ね備えたアマゾネスバンド。単純に爽やかで疾走感のある曲に見せかけて細かい転調がとんでもない数仕込まれててメロディ迷子になって一生抜け出せなくなる変態曲。

 

28位 綺羅キラー/ずっと真夜中でいいのに

聴いてる俺の耳の限界を試してくる狂曲。どうやったらこんな曲作れるのか頭の中公開してほしい。「つないだって綻ぶし しょっぱいな鰹節」「最低なコンプだし 最高の昆布だし」のパンチラインが意味不明なのに気持ち良すぎて失神しかけました。

 

27位 クラフト feat. ZORN/KREVA

韻と韻の殴り合い。ハードパンチャーで一撃必殺の韻をカマしてくるZORNと、的確に韻の急所のみを狙って失神させてくるKREVA。まったく違う踏み方なのに、同じ曲に入ることで「20年一緒にやってた?」みたいな親和性がある。

 

26位 泡沫SUMMER/竹内アンナ

「アンナちゃんを悲しませるやつは俺がブン殴ってやるからよ…」そう決意させてしまうほどの圧倒的な小悪魔感を感じさせる歌詞と、波のような浮遊感で睡眠を誘うメロディ、そして何より心地良すぎて酸素カプセル入ってるみたいな歌声、特に少し丸まった「語尾」が最高に耳の一番良いところを刺激してきて、鼓膜がどっかいきました。

 

25位 恋風邪にのせて/Vaundy

1990年代から2000年代始めの恋愛ドラマの主題歌のような質感、なのに「新しさ」も同時に感じる意味不明すぎて頭おかしくなる曲。

歌詞の言葉選びと、リズムアプローチ、そしてサビの開放感、どうしようもないほど感情揺さぶられて、聴いた瞬間に家の服全部捨てた。

 

24位 Le Penseur/三浦大知

声が高いとか低いとか曲が速いとか遅いとかアレンジがどうだとか歌詞がどうとかカッコいいとかエロいとかそういう次元の話ありませんでした…

ただひたすら「三浦大知」という魔王のパワーに殴られ続ける恐怖を味わえ…

 

23位 お前のこと誰が好きなん?/粗品

良い方向にも悪い方向にも人間の感情を揺さぶられる曲を生み出すクレイジーマン。死ぬ間際に見る幻覚みたいな曲で脳が音の情報過多で爆発しそうになった最悪のタイミングでブチ込まれる

「お前のこと誰が好きなん?」

たった一言、一撃で全人間を刺す破壊力。悪いことしてないのに土下座したくなった。

 

22位 蜃気楼/タイトル未定

北海道のご当地アイドル曲なんですが、初々しさと儚さ、ずっと探し求めていた青春が詰まってて聴くたびに生まれ変わりたい。この曲を聴くのにふさわしい人間になりてぇんだよ俺は…

 

21位 悪霊少女/ポルノグラフィティ

「どこでなにがそうなったらこんなことになんの?」としか思えない常軌を逸したメロディの高低差と、それを超えるほど異次元の動きをしてるベースとドラムに圧迫感を演出するストリングス、メロ毎に別人かと思うくらい歌のアプローチを変える変態ボーカル、そしてなにより「初恋」を「悪霊」に例え、男女(父母)の感覚の違いとかを絶妙に絡ませつつ誰もが感じるリアルな感情をファンタジーの色に染め上げる歌詞。頭の中どうなってんだ。

 

20位〜11位

20位 パッと咲いて散って灰に/Creepy Nuts

静かに笑ってるッッッッ……!!!!

 

ファッ…

 

パッと咲いて散って灰にィイイイイイイ!!!!!

 

「2022年結婚したい無音曲」優秀賞受賞おめでとうございます。完全に「一回曲を終わらせる」ことでまったく違う歴史に「ワープ」しているような錯覚を起こすタイムリープ曲。リリックの飽くなき向上心と泥臭さで心が野球部になる。

 

19位 永遠のあくる日/Ado

今ァ……時間をォ…止めたね……

 

ファッ……

 

1秒くらぁい…見惚れていたなんて云えなかったよ……

 

「2022年結婚したい無音曲」新人賞受賞おめでとうございます。歌詞とアレンジをリンクさせる素晴らしさ、後世に語り継ぎたい。

 

18位 Free Free Free feat.幾田りら/東京スカパラダイスオーケストラ

どこまでも飛んでいきそうな幾田りらの声とスカパラの音圧の暴力の相性の良さ、宇宙。MVの「めっちゃ良い両親に育てられたんだな」感が爆発してて幾田りらを生んだ生きとし生けるものすべてに感謝したくなる。

 

17位 マロニエ通り/あのね

令和史上最強の多幸ラブソング。幼さすら残る声と心身を癒やす澄んだサウンド、そして「2人でいればどこにいたって最高」という恋愛の無敵感を歌った歌詞に、俺の胸は破裂します。

 

16位 キズアトがキズナとなる/Fling Posse

誰の提供曲か明かさなくても開始2秒で全てが分かってしまうほどあまりにもKREVA、KICK THE CAN CREW。

だが、恐ろしいのは演じている声優それぞれが完全にKREVA、LITTLE、MCUのフロウをコピーしたうえでキャラクターソングに成立させてるその憑依力…

もう一度言います「自分ではないキャラクターを演じつつ」「その中でラッパーのフロウをコピー」おわかりでしょうか「二重に演じている」ということに…やってることが変態すぎる。

 

15位 云/鬼 呼 生 -たま よび いく- feat. 志人/DJ Krush

「現実はどんなホラー映画よりも怖い」を体現した曲。全く意味の分からない常軌を逸した歌詞、いや呪詛を、鬼のような早口で、乱射。

曲…?曲なんですかこれは…?

 

14位 愛すべきべき Human Life/アンジュルム

この多幸感に耐えられる人間がいるのなら教えていただきたい。アンジュルム全員の幸せを願うのが俺の仕事になりました。

サビで「And You? And You?」と自分達のグループに名前を絡めることで自己紹介の役割を担うとともに、アンジュルム自身が聴いてる人間全員に向かって 「And You?」=「あなたもアンジュルムでしょ?」 と問いかけられる二重構造。

ただ、冷静に考えて堂島孝平の書いた歌詞が完全に「ファンが宛てたラブレター」なのが本当に怖い。

 

13位 Queendom/Awich

イカツすぎる人生にただただ胸ぐら掴まれてブチギレられてたはずなのに、気づいたら優しく抱きしめられていた………一生ついていきます姐さん……

 

12位 Baton/明日小路(CV:村上まなつ)

Baton

俺の腐った心をなにもかも洗い流してくれる洗濯曲。俺の中にいる女子中学生が目を覚まし、心から「こんな人生を歩きたかった………」と涙を流しています。殺してくれ。

 

11位 わたし/SixTONES

「分かってはいるよォ……きっと素敵なことだとォ……」

「それでもわたしがァ…追いつかなァアファッ……アアいィィィイイイイイ………」

 

 

……

 

 

「あり得なァアアア〜いィイッッ………!」

 

ドゥンッッ……!!!!!

 

「ところまでぇエエエエエエエエ!!!!!」

 

「2022年結婚したい無音曲」大賞受賞おめでとうございます。俺のカラオケでは田中樹のアップを観るためだけの時間があります。

 

10位〜1位

10位 君の知らない物語/花澤香菜

千石撫子の声で『君の知らない物語』を歌うという事実だけで俺にとって人生…でしかないんですがキャラクターソングではなくあえて「花澤香菜として歌う」ことの良さ。転調後サビ後の

「どうしたい……?言ってごらん…心の声がする…」

「君の隣がいい…真実は残酷だ…」

この部分の「声の演じ分け」があまりにも素晴らし過ぎる…声優が歌うことの意味がここにはあったのだ……本当にありがとうございました…

 

9位 まつり/藤井風

北島三郎とエド・シーランが合体した過去と未来のパラドックス曲。「ラッセーラ」をここまでクールに歌える人間がかつていただろうか。

藤井風が「ラッセーラ」と言えば、それは「Lucky…Sexy…Love…」の略になるし、「古き良き日本」を体現した1番から2番の「美しき魔王降臨」の急展開で泡吹く。

 

8位 ミックスナッツ/Official髭男dism

ドゥンッッ!!ギュウウュウウウウウウゥゥゥイウイウゥウィイイイイイイ!!!フォフォフォッフォアアッァァアアアアアアアーーーー!!!!テッレレレッッッッッレレッレッレレレッッレレレレ!!!!!パララララパララパララパララララパッッララッッ!!!!テンテテンテンテンテンテテンテンテンッッッ!!!!デンデンデンデデエエエエエデデデエデデエデ!!!!!ギャギャギャギャギャアアアアアアガヤガガアアアア!!!!デドドッデオッドドッドドオドドドドッッ!!!

 

謎のオッサン「ヌ゛ァァァアアアアアアアア!!!!!」

 

ドゥンンン!!デドデドドドデドドエデドエオドドオオオオオ!!!テテッッテテテポアパパラパパパアアペピッペペペペラアッァァアア!!!

 

藤原聡「袋に詰められたナッツのようなァ…」

 

開始15秒で、髭男の、そしてスパイファミリーの全てを表現した鬼が作りし曲。メロディ、歌詞、アレンジ、キー、どれをとってもあまりにも変態が大集合していて、これがなんの違和感も無く受け入れられている日本という国が本当に怖いとすら思った。

 

7位 カメレオン/King Gnu

一言一句俺のことしか歌ってない「聴く俺」。

ただでさえ俺なのに、深海にいるような静寂のなか優しく脈打つピアノとシンセサイザー、時を刻むように正確なハイハットの音色、雨音のように胸を打つスネア、まるで異世界に連れて行かれるような美しいシンセベース、五感全てを刺激する声によって、全て救われたような気持ちになる。葬式で流してほしい。

 

6位 THE FINEST/Sexy Zone

Sexy Zoneのヤバい部分が全て出ている無限曲。蓄えてきたセクシー玉が放出されて全身粉々になりました。ヘソの下あたりをガンガン刺激してくるベースラインと舐めるような英語の発音を聴いてるだけで酒一滴も飲んでないのにベロベロに酔う。

 

「ザファインネスッッ…!デェァァァァァァッゥ……」

「ユガッデッス…!ムゥゥゥゥゥゥゥウブゥ……」

 

の気持ち良さカルアミルク一気飲み。

 

5位 わたしの一番かわいいところ/FRUITS ZIPPER

小細工抜きでただひたすら「かわいい」で顔面をぶん殴ってくる。ド頭の

 

「あれ気づいちゃいましたかぁ?」

 

で「アッアアアアーーーッッッッッッ!!!」って変な声出て(音楽って難しく考えなくていいんだ…これでよかったんだ…)と絶望しながらヨダレ垂らしてサビで完全に気絶する。たのむ…殺してくれ…

 

4位 MELODY(prod.by BREMEN)/岡野昭仁,井口理

俺の夢。以上

 

3位 喜劇/星野源

俺がどれだけアーニャのことを、フォージャー家のことを愛していようが、星野源には勝てないんだよ。喜劇を聴いた瞬間に敗北感で全身ズタズタにされる。

「ふざけた生活はァ…つづくさァ………」

この一文で、「かりそめ」だと思っていたフォージャー家が永遠の家族になる。星野源はこの曲でもってスパイファミリーを文字通り「完成」させたのだ…ちくしょう…

 

2位 KICK BACK/米津玄師

米津マッドサイエンティストが錬金術師常田の力を借りてチェンソーマンとモー娘。を融合させて作った悪魔曲。

『そうだ! We're ALIVE』の「し…♡やわせになり…♡たいっ♡あ…♡なたを守ぉ…ってあげたい…♡」を知っていればいるほど、

 

しイイイィイイイイイやわせになァアアアアアりィイイイイたァアアアアァ!!!イイイイイ!!!

楽して生きィイイイイていたァアアアアい…………全部めちゃくちゃにしァアアアアアたいイイイイイ!!!!!!

何もかもォ消し去りたァァアアアい………あなたのそのォ……胸ェ……のォ……なァァァアアアアアアアアアアアアアかァアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!!!!

 

で脳が終了する。

 

1位 Pretender/二宮和也

Pretender

ヒィンッ……!!!

 

「(フェッ!)君とのラブストーリーィ!(テントンテッテン!)それは予想通りィ!いざ始まればァ(テントンテッテン!)一人芝居だァ……(フェッ!)ずっとそばにいたってェ(テントンテッテン!)結局ただの観客ダッダッダッ……

 

ピヨピヨチリリリリィィーーーン!

 

フゥウウーーーーーーーーン……

 

ダラララアラァァァアアアン!!!!

 

「カバー曲」の概念をすべてブチ壊してしまった破壊神。開始0秒から3分28秒まで毎秒「ちょっと待て!!!!!?!??!!?」とノブがやってきて再生ボタンを止めてくる。なにもかも次元が違う。この衝撃をぜひ体感していただきたい……

 

全順位

  1. Pretender/二宮和也
  2. KICK BACK/米津玄師
  3. 喜劇/星野源
  4. MELODY(prod.by BREMEN)/岡野昭仁,井口理
  5. わたしの一番かわいいところ/FRUITS ZIPPER
  6. THE FINEST/Sexy Zone
  7. カメレオン/King Gnu
  8. ミックスナッツ/Official髭男dism
  9. まつり/藤井風
  10. 君の知らない物語/花澤香菜
  11. わたし/SixTONES
  12. Baton/明日小路(CV:村上まなつ)
  13. Queendom/Awich
  14. 愛すべきべき Human Life/アンジュルム
  15. 云/鬼 呼 生 -たま よび いく-/志人,DJ Krush
  16. キズアトがキズナとなる/Fling Posse
  17. マロニエ通り/あのね
  18. Free Free Free -feat.幾田りら/東京スカパラダイスオーケストラ
  19. 永遠のあくる日/Ado
  20. パッと咲いて散って灰に/Creepy Nuts
  21. 悪霊少女/ポルノグラフィティ
  22. 蜃気楼/タイトル未定
  23. お前のこと誰が好きなん?/粗品
  24. Le Penseur/三浦大知
  25. 恋風邪にのせて/Vaundy
  26. 泡沫SUMMER/竹内アンナ
  27. クラフト feat. ZORN/KREVA
  28. 綺羅キラー/ずっと真夜中でいいのに
  29. ハイライト・ハイライト/the peggies
  30. マイ草履 feat. にゃん北朝時代/レキシ
  31. キリグニア/CYNHN
  32. この雨が上がっても/東京女子流
  33. Moonlightspeed/Midnight Grand Orchestra
  34. 星が泳ぐ/マカロニえんぴつ
  35. うらぎりもの/RYUTist
  36. Vacance/Chille Beans
  37. TEENAGE CITY RIOT/ALI, R-指定
  38. 微熱ソーダ/みいらみさと
  39. きゅるん/私立恵比寿中学
  40. 俺こそオンリーワン/MORISAKI WIN
  41. Twilight/Hakubi
  42. Standby/菅田将暉
  43. 君の歯ブラシ/マハラージャン
  44. アトノマツリ/乃木坂46
  45. 80BARZ/ポチョムキン
  46. Sparkling Lemonade/Kenta Dedachi
  47. ショック!/サカナクション
  48. 心音/Omoinotake
  49. 鳴り響く限り/YUKI
  50. 刀ピークリスマスのテーマソング2022/ピーナッツくん

プレイリスト

SixTONES『Boom-Pow-Wow!』怖すぎて全財産振込みそうになった

www.youtube.com

 

タイトル『Boom-Pow-Wow!』

 

なんですか?

 

『PARTY PEOPLE』のヒネりの無さもだいぶクレイジーでしたけど「ブンパウワウ」はもはや言語ですらないんですが…。そんな曲タイトルある?絶対に度数ヤバい酒飲みながら考えたろ。発想がIQ2のそれ。完全に聴くフロリダ州。ヌーディストビーチでかかっててもおかしくない。

CDTVのクリスマススペシャルで、フラフープみたいな太さの金のネックレスして、全盛期のあゆみたいな巨大グラサンかけてこの曲歌ってましたけど、クリスマス要素無さすぎて爆笑した。あのSixTONESキリストから最も遠い人種だろ。家来られたら借りてなくても全財産渡しちゃう自信ある。アルバムめっちゃ買うんで許してください。

 

「オ゛ォゥラァァァィッ…!?!?!プチョァヘェェンズニゥャイァッア゛ァァァ!!!!アユレディフォディ!??!?カァモォンッ!!!ゲリァァァァアアアゥッ…!!」

 

なんですか?

 

「ピィッチドァァァッ…………」

 

しかり

 

「イミティショォンレェイィイヌッッ……レェイィインヌッッ…レェイィインヌッッ…レェイィインヌッッ……」

 

しかり

 

「フォッォオオオオオオオオオオオオッッゥウウ!!!!エ゛イイイイイイイイイイ!!!!ヤァッ!!!ヤァッッッ!!!レッツゴッォオオオオオオオゥウウ!!!ラ゛ラ゛ラ゛ラ゛゛アァァァア!!!!フォォオオオオオオオーーーーー!!」

 

しかり

 

「ンババァッバッバァバァッババアアアババオオァァアアアアアオッ………!!!ヘイッッ!!ヘイッッッッ!!レッツゴォォオオオ〜〜〜〜〜ゥ!!!!」

 

しかり

 

「ドンッビィイイイスェケェェェェイイッッル……テェイクマァァイハァァンドゥ…アァァィ…ホォォォゥ…ヴュゥゥダァァゥン…トゥゥゥウウウ…ズィィィ…エェェエエエエンヌッ…メェェィケィットゥルゥゥウウゥ…アァァプスエンンダッァアァゥン……ドォォンルッックバッァァクッ……ウェェェスタァァンストロォォンッ……」

 

しかり、ジェシー英語始まりの曲の「なんかヤバいの始まった」感なんなんですか?そもそも英語の歌詞を歌う上で、メンバーの中にジェシーというモンスターがいるSixTONESはその時点でチート。英語に1ミリも負けてないどころか、逆に英語のほうから「お願いです歌ってください…」って頼んでるようにすら聴こえる。アイドルソングなめてる人間を一発で黙らせるバイオレンスイングリッシュ。

それで言うと『Boom-Pow-Wow!』は完全に「わからせ」に来てる曲で、スタートからSixTONESがどういうグループなのかが一瞬で理解できるし、ワンフレーズで「ネジ飛んでる」とわからせる。クラブミュージックってループが基本で本来歌を乗せると単調になりやすいのに6人の全く違う役割を持った声が乗ることで、どこ聴いても美味い音楽トッポと化してる。

1番はジェシーから聴くスラム街樹に繋げることで治安の悪さをより強調させて耳に緊張感とそれに比例する高揚感を限界まで煽り、そこから慎太郎髙地の親の声より安心するポップ声で緊張感のみをほぐし、Bメロの北斗の「18禁声」で三半規管をグラグラにさせ、大我の

「天井ブチ破るシャアッァアアアアアアアアアア!!!!!!!」

で全神経を刺す。ひたすら「音楽で人を狂わせるため」の導線が完璧で頭おかしくなる。

しかも曲のアレンジも単なる打ち込みゴリ押しEDMじゃなく、ガットギターだのサックスだのの音が裏で腹痛くなるくらい効いててジャズ感もあるし聴いてるとドーパミン出まくって「アーーーーッ!!ハッハッハッハアーーーーァアアアア!!!ヒャッハヒャッハッッハァアアアアーーーーー!!!ンヒィイイイーーーーッッ!!ヒッヒッヒィイーーーーー!!!」ってジェシーの笑い方になるので非常にヤバいです。外で聴いたら確実に職質される。

紅白の歌唱曲は『Good Luck!』らしくて「まぁそりゃそうだよな」って感じなんですが、ぜひ『Boom-Pow-Wow!』歌って場違いなくらいブチ上げて、司会の大泉洋に「き…キミらは紅白でなぁにをやってんだい…?」って言われてほしかった。

『silent』は恋愛ドラマゾンビを浄化させる聖ドラマ

シテ…コロシテ…

 

『silent』最終回を観た俺の感想がこれでした。俺がすべて間違ってました。人生やり直したい。

「最後キスして終了」「どっちか死ぬ」「すぐ海外行く」「急に数年後に飛ぶ」「当て馬同士がやっつけで付き合う」

今まで星の数ほど観てきた幼稚系恋愛ドラマのセオリーにこのドラマも吸収されるんだろうな、って思ってたんですよ。

どうせ、ラストは想が「紬…好きだ…」とか喋ってキスして終わるし、湊斗は適当に紬の女友達とくっつかせる、全部分かってんだよ。俺くらいになると未来が見える。

 

紬はタワレコの正社員になるために、なぜかいきなり海外で3年研修とかしなきゃいけなるし、想は紬に好きなことをしてほしいから、わざと冷たく突き放すような言葉投げかけるし、紬は想への気持ちを断ち切るように海外行きを決意するんだろ?

で、出発当日になっても、2人の気持ちはすれ違ったままで、想が自分の部屋で浮かない顔して寝っ転がってるとインターホンが鳴って、そこに湊斗が立ってるんだろ?

で、湊斗が想の胸ぐらつかんで「想…おまえふざけんなよ…!!」とか怒鳴るんですけど、想は「なに言ってるかわかんねーよ」って手話して、でも湊斗は無視して「聴こえるとか聴こえないとかそんな話し誰もしてねえんだよ!おまえの!おまえの気持ちはどうなんだよ!?」とか言うんだろ?

で、「乗れよ」つって湊斗は想をバイクの後ろに乗せて空港に向かうんだろ?

でも、もう出発の時間はとっくに過ぎてて、どこ探しても紬はいないんだろ?

で、想は空港のド真ん中で勇気振り絞ってこう言うんだろ?

 

「つ…むぎ…つむぎ!!!!」

 

ってな。そしたら後ろに紬がいるんだろ?

 

「想…くん…?」

 

で、想は思い切り紬をきつく抱きしめるんだろ?

 

「紬…好きだ…」(手話)

 

「想くん…わたしも好き…」(手話)

 

ヒゲダン「氷ついた心には太陽をォ………」

 

Happy Kiss…………

 

〜数年後〜

 

…つって、それからみんながどうなったかのダイジェストを爆速でやって、最後に2人のささやかだけど暖かい日常…で終わるんだろ?分かってんだよ全部。

 

 

と、思ってた昨日の俺の脳みそを今すぐ金属バットでカチ割りに行きたい。こんなハナクソラブストーリーではまったくありませんでした。調子こいてほんとすみませんでした…

見たか…?あの完璧な終わり方を…なんですか?「可哀想」「かすみ草」「佐倉想」で韻踏むのやめてもらっていいですか?「脚本協力:R-指定」ですか?

2人はもう付き合ってんのか?最後の耳打ちなんっつったのか?タワレコの正社員どうなった?その全てをあえて「描かない」。それはすなわち、

 

「魔法のコトバ 二人だけには分かる」

 

ということなんですよ。俺たちは今すぐ「草野マサムネ」にならなければいけない。

細けえこといちいち聞くな、どあほうと流川楓も言ってるわ。なにが「要チェックや!」だ。だまれ彦一。おまえは恋人とのイチャイチャを世界に公開するのか?想と紬はカップルYouTuber「そうつむチャンネル」じゃねぇんだよ。想が「彼女とのお家デートを隠し撮りしてみた!」とかアップしてたら滝のようにゲロ吐いてショック死するだろ。そういう話なんですよ。

これからも2人の生活は続いていて、楽しいこともあれば分かり合えずに喧嘩もするだろうし涙を流す夜だってあるだろう。だが、それを外野が観る権利はいっさいないのだ…

「さっさと告れ」「ここでキスしろ」「ベッドシーンはよ」起きることその全てを骨の髄までしゃぶり尽そうと怨念のようにわめく、野暮から生まれしわれわれ「恋愛ドラマゾンビ」どもの腐りきった体と心を浄化し、大切なことを思い出させてくれる聖(ホーリー)ドラマがsilentだったのだ…

 

 

が…ゾンビは何度でもよみがえる。俺は納得がいってねぇ…

 

 

想と紬はそれでいいが…俺はな…湊斗の半生とその後を描いた『minato』を1年間毎朝観たいし、春尾と奈々のディズニーデートの様子を映画館のドデカいスクリーンで観てぇんだよ…おい、どうなってんだよ…続報は…スピンオフは…シーズン2は…映画化は…

 

…なぁ…くれよ…もっともっとsilentくれよ…たのむよくれよ…

ヨネダ2000は本当に「女版ランジャタイ」なのか

みなさん『M-1グランプリ2022』は観ましたか?

今回も最初から最後までとても面白い大会だったのですが、僕がひとつ気になったのは審査員の立川志らくさんがヨネダ2000のことを「女版ランジャタイ」と例えたことについてです。

それを聞いて僕は納得がいかず「え?ヨネダ2000が女版ランジャタイ?全然違うだろ?なんだその分かりにくい例え?」と首をかしげていました。

が、先日行われたトークライブ『マヂカルラブリートーク』のゲストとして出演していたランジャタイ国崎さんが自分たちのことを「男版ヨネダ2000」と言っていたのです。

そう、本人が認めたことで

 

(ヨネダ2000=女版ランジャタイ)=(ランジャタイ=男版ヨネダ2000)

 

この方程式が成立してしまいました。ヨネダ2000は「女版ランジャタイ」であり、ランジャタイもまた「男版ヨネダ2000」でした。志らくさん、疑ってしまい本当にすみませんでした。

 

しかし、ここで大きな問題が。

 

ランジャタイとヨネダ2000双方が認めたことで、志らくさんの中では2組だけでなく「全ての人間」にこの方程式が当てはまってしまうことになるのです。

つまり、志らくさんの脳内では他人を見るたびに似ている「男版◯◯」「女版◯◯」に変換されていたに違いありません。

では、他の決勝進出芸人はどうでしょう。志らくさんの気持ちなって考えてみました。

 

緻密な構成と聴きやすい声質が魅力のカベポスターは「男版ガンバレルーヤ」、突拍子も無いボケと特徴的なツッコミの真空ジェシカは「男版Aマッソ」、スローテンポながら独特の雰囲気を持つオズワルドは「男版TEAM BANANA」、漫才もコントもどちらもこなすロングコートダディは「男版おかずクラブ」、殴り合うような関西しゃべくり漫才のさや香は「男版尼神インター」、落ち着いた雰囲気から想像もつかない独創的なネタをする男性ブランコは「男版阿佐ヶ谷女版兄弟」、どんなネタも器用にこなすダイヤモンドは「男版たんぽぽ」、謎解きのように後半からどんどん面白くなるキュウは「男版Dr.ハインリッヒ」、何を言うか分からない過激な漫才をするウエストランドは「男版クワバタオハラ」でしょうか。

 

審査員やMC陣はどうでしょう。

 

中川家礼二さんは「男版海原ともこ」、サンドウィッチマン富澤たけしさんは「男版ハリセンボン箕輪はるか」、ナイツ塙宣之さんは「男版オアシズ大久保佳代子」、博多華丸大吉さんは「男版アジアン隅田美保」、山田邦子さんは「女版ほんこん」、ダウンタウン松本人志さんは「男版ハイヒールモモコ」、立川志らくさんは「男版ファーストサマーウイカ」、司会の今田耕司さんは「男版久本雅美」、上戸彩さんは「女版竹野内豊」でしょうか。

 

うーん難しい。それにしても、今回のM-1グランプリは本当に波乱の大会でした。せっかくなので少し振り返ってみたいと思います。

トップバッターを務めた男版ガンバレルーヤは大声大会のネタで、僕はかなり面白いと思いました。序盤の「男版ケンシロウ!結婚してくれ!」を後半で回収する脚本の妙が光った完璧な漫才だと思ったのですが点数は伸びず。女版ほんこんさんの84点はかなり衝撃でした。

2組目は2年連続の決勝進出となった男版Aマッソ。得意の大喜利コント漫才で爆笑をかっさらっており、女版ほんこんさんもこれには95点の高評価。しかし、審査委員長である男版モッちゃんは88点とかなり辛口。男版モッちゃんの「ボケに対するツッコミが大き過ぎる」「バランスが逆ならいい」の指摘に対して男版Aマッソの男版加納さんの「今からボケとツッコミを入れ替えろってことですか…?」という嘆きが印象的でした。

つづく、3組目の敗者復活から勝ち上がった男版TEAM BANANAはそのままの勢いで高得点を叩き出すと思ったのですが、イマイチ伸びず。敗退後の「さよなら女版ほんちゃん…」は切なかったです。

4組目の男版おかずクラブのマラソンネタはかなりの爆発を見せ暫定1位に。男版おかずクラブの男版ゆいPさんの表情が大好きでした。さらに5組目の男版尼神インターの免許返納ネタはこれぞ漫才と思わせる掛け合いでこの日一番の高得点を叩き出しました。「男版オカンが81?」「男版オカンが47の時生まれたから」「お前の男版オカンめっちゃエロいやん」のくだりが最高でした。

6組目の男版阿佐ヶ谷女版兄弟は「音符運び」という奇想天外なネタでこちらもかなりの高得点。男版阿佐ヶ谷女版兄弟の男版江里子さんの死にっぷりが見事で、男版モッちゃんも「こんなん好きやわ―」と96点の高得点。その勢いに乗りたい7組目の男版たんぽぽは言葉の違和感を逆手に取ったトリッキーな漫才を披露したのですが、今大会の雰囲気に合わなかったのか最下位に。

8組目の女版ランジャタイは「イギリスで餅つきを流行らせたい」という女版ランジャタイにしかできないネタを披露。終盤で餅つきのリズムが曲となり、女版ランジャタイ国崎さんが演じる男版BiSHの男版ハシヤスメ・アツコさんが踊り歌うカオスな展開に会場は困惑と爆笑に包まれました。女版ランジャタイ伊藤さんの

「俺の行く末ひそかに暗示する人女版ダーリン」

には思わず吹き出してしまいました。

規格外の漫才に男版ファーストサマーウイカさんは97点の高得点をつけ「男版尼神インターより男版ヨネダ2000が高い意味が自分でもわからない」「男版ヨネダ2000を見ているよう」「女版男の武器を使ってないのがいい」と評価し今大会一番の爪痕を残しました。

9組目、10組目はなんと男版パイレーツの事務所男版アフロディーテの後輩でもある男版Dr.ハインリッヒと男版クワバタオハラが残るとんでもない展開に。9組目を引いた男版Dr.ハインリッヒは独創的な漫才を披露したものの得点は伸びず、結果は9位だったのですが、なんと結成9年目、ネタ順9番目、順位9位、ネタ終了時間が9時9分、コンビ名が男版Dr.ハインリッヒと「9」まみれの奇跡が。

ラストを飾るのは男版クワバタオハラ。毒にまみれた漫才で大爆発を起こし、なんと3位に滑り込み。後半のお笑いファンに向けた

「男版祖父江さーーーん!」

の叫びは胸に突き刺さりました。

最終決戦は「男版尼神インター」「男版おかずクラブ」「男版クワバタオハラ」に。得点の結果、1番目は男版クワバタオハラ、2番目は男版おかずクラブ、3番目は男版尼神インターという順番になり、2回連続で男版クワバタオハラの漫才を見る流れになったのですが、これが功を奏したのか、圧倒的熱量を持った男版クワバタオハラが優勝を飾りました。

「M-1もウザい!アナザーストーリーがウザい!いらないんだよ!泣きながら女版お父さんに電話するな!」

と言っていた男版くわばたりえさんのアナザーストーリーはいったいどういうものになるのか、本当に楽しみでなりません。

 

それにしても、年末は面白い番組がたくさん放送されていて最高ですよね。

やはり一番楽しみは「女版白男版紅歌合戦」。今年の司会は男版小池栄子さんと女版吉沢亮さんの時点で期待しかありませんし、スペシャルナビゲーターに男版ももいろクローバーZの男版百田夏菜子さんが務める盤石の布陣にワクワクが止まりません。

出場歌手も豪華で、男版紅組は男版日向坂46や男版NiziUや男版TWICEなどの初出場アイドルグループや、今年大ヒットした曲『男版桃太郎女版ガール』の男版緑黄色社会、アニメ『男版女王様ランキング』の主題歌で大ブレイクの男版あいみょん、出す曲全てでヒットを出している男版SEKAI NO OWARIがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか気になります。

女版白組も女版なにわ男版女子や女版Official女版髪男版女dismや女版男版Queen Gnuや女版男版Queen & 男版Princessは確実に盛り上がるでしょうし、ザ・ファーストテイクで大きな話題を呼んだ女版藤井風×女版星野源×女版三浦大知×男版あいみょんのコラボ曲『おもかげ』は想像するだけでワクワクが止まりません。

そして最注目なのが、アニメ「ワンピース」の映画に出演したキャラクター女版ドフラミンゴです。今年イチのヒット曲『新時代 (女版ドフラミンゴ from ONE PIECE FILM RED)』は作品ファンとして絶対に見逃せないです。

 

この年末は、男版母や女版父と男版母方の女版祖父の家に行って久しぶりに家族みんなでゆっくり過ごそうと思います。以上、男版小松菜奈でした。

耳が溶ける三浦大知の「声」が良い曲20曲

鬼のようなダンス能力がピックアップされがちな『次の音楽元号』こと三浦大知ですが、真の凄さはむしろ「声」にあります。

三浦大知のコアは声。仮に「三浦大知を倒したい」と思ったとして、激しく動く三浦大知の体を攻撃しても意味がありません。三浦大知は何度でも再生し、声でわれわれを狂わせてくるのです。

ということで、数ある楽曲のなかでも特に耳が溶ける三浦大知の「声」が良い20曲を選びました。

 

Everlasting Love(Folder)

Folder時代、三浦大知がちょうど声変わりに差し掛かった12歳のときにリリースした楽曲で、子供の無邪気さと大人の繊細さ、儚さと強さが交互に顔を覗かせる、この時期の三浦大知にしか出せない奇跡の声を堪能できる一曲。

仮に自分が小学校の音楽教師で生徒に三浦大知がいたら速攻で辞表出してる。そのくらいの衝撃です。

 

熱帯夜(SUGAR SHACK FACTORY)

三浦大知は吐息のエロさで耳が窒息する『色欲息 -ラストブレス(lust bless)-』の使い手でもあり、ゆらゆらと揺れるメロウな楽曲でこそネットリとまとわりつくような三浦大知の声は真価を発揮する。

『熱帯夜』は三浦大知が歌う曲でも最もそれを味わうことのできる。三浦大知が歌うだけで曲の色気が10倍増しになってしまう。三浦大知が歌えば童謡ですらアダルトコンテンツ、お父さんお母さん、お子さんに聞かせるときは十分に注意してください。

 

蜃気楼(feat.KREVA)

BoA、福原美穂、絢香、レキシ、ゴス黒沢…他、数々のアーティストとのコラボが証明するように三浦大知の『声の親和性』の高さは誰もが知るところですが、そのなかでもKREVAとの相性の良さはアダムとイヴ。

気だるげだが芯に刺さるKREVAの声と、ネバっこくもズドンと胸を撃ち抜く三浦大知の声のハーモニー、ラップの疾走感があるからサビの爆発力が何倍にも膨れ上がる。KREVAと三浦大知は白米と納豆、聴く国民食なのです。

他にもRHYMESTERの宇多丸とコラボした『No Limit』も最高中の最高。「ラッパー×三浦大知=最高」は今すぐ教科書に載せるべき方程式。

 

Magic

三浦大知は自分の声を楽器の音色に「乗せる」のが異常に上手い。『EXCITE』のようなEDMのスピード感のある曲では短く「切る」ような歌い方、この『Magic』のようなアコギの音が特徴的なラテンリズムの曲では流れるような歌い方と、楽器によって時に優しく、時に激しい。

三浦大知は曲によって自分の声の出し方を自在に変えられる「カメレオンボーカリスト」。三浦大知というのはある意味「一人ではない」。あなたがいま聴いているのは、三浦大知でいて、三浦大知ではないのかもしれませんね。

 

Touch Me

『音源ですら踊る』

これが三浦大知が三浦大知たるゆえんであり、これが彼が「次の音楽元号」と呼ばれる最大の理由。三浦大知の声は声にして声にあらず。宇宙に浮遊してるかのような怪しすぎるイントロ、歌詞を立体的に捉え正確に音に乗せるコンピュータのような精密さ、耳に届くと脳みその中でたちまち映像化される表現力。「アッアッ」「イェア…」「カァモォン…」「オゥオオオゥ」と執拗に繰り返されるフェイク、もはや「声のVR」。

そして衝撃のサビ。

 

「タッチミタッチミタッチタッチタッチミータッチミタッチミタッチタッチタッチミータッチミタッチミタッチタッチタッチミー …タッチミーガール イェエ タッチミタッチミタッチタッチタッチミータッチミタッチミタッチタッチタッチミータッチミタッチミタッチタッチタッチミー  タッチミーガール タッタッッッタタタッッタタタタ アッ タッタッッッタタタッッタタタタ アッ タッタッッッタタタッッタタタタ アッ」

 

どうだろうか。いや正直もはや「どうだろうか。」どころの騒ぎでありません。どうもこうもあるか。なんだこの曲。こんな曲がいまだかつてあったでしょうか。ちなみに数えたところ、曲中で計「258回」タッチミーと言っていました。早くギネスに申請してほしい。

 

Human Nature(マイケル・ジャクソンcover)

マイケル・ジャクソンの超音波声をマネをするのではなく、マイケルのエッセンスを微妙に残しつつ自分の声の強みでもある「ネバつき」を全面に出した問題作。「純粋」それでいて「エロい」、相反する2つを融合させた声は唯一無二。

誰よりもマイケルという男を愛している三浦大知だからこそ、原曲の良さを壊すことなく自分の色を出すことができるのです。

 

GO FOR IT

三浦大知の声のすごさは、三浦大知の横を通ったらほっぺたがスパッと切れそうなくらいの『声のキレ』、そしてそのキレを0%から100%にノータイム、一瞬で持っていくことのできる『声の瞬発力』にあるのです。

「アッ!」と思った瞬間に、隣にいたはずの三浦大知の声は遥か100キロ先の岬にいる。『声の瞬間移動』の使い手、リアル孫悟空こと三浦大知です。

 

Right Now

『Touch Me』しかり、この曲での「ダンスをしてキスそしてダンスキスまたダンスキスダンスキスダンス」しかり、常人がカラオケなんかで歌おうもんなら軽く舌噛み切って絶命するメチャクチャな譜割りの曲を、呼吸するように難なく歌うのが三浦大知。

おそるべきは、引くほど激しいダンスを踊りながらの生歌でもそれがいっさいブレないその鍛え抜かれた体幹に支えられた異常なピッチ(音程)力。

そして、三浦大知の中でも有数の「治安悪曲」でもあり、サビ前の

「ヘイヘイヘェェエイ!!!俺はァァ!俺ェェでェェエ!!!!

 

ンア゛ッ!!!ア゛ッ!!!ア゛ッ!!!」

 

の野太さに毎回失神します。

 

comrade(SOIL & "PIMP" SESSIONS)

脂の乗り切った今だからこそ出せる成熟した色気。前述した『熱帯夜』から脈々と流れる「エロい三浦大知」のひとつの到達点とも言える曲。速く歌えるからこそ、遅く歌った時の凄さが際立つんですが、とにかく「粘度」がヤバい。

ジャズテイストのメロディに乗せる三浦大知の声はもはやアルコールそのものと言っていい。音楽界の歌舞伎町。酒が無くても簡単に酔える声のストロングゼロ。20歳未満は聴くと捕まります。

 

The Answer

何が何でも「君」を取り戻す。ある意味、三浦大知の「雄」の部分が最も出ている曲と言っても過言ではなく、それはなぜか。この『The Answer』は『Right Now』と同じく、三浦大知の一人称「俺」を聴ける数少ない曲なのだ…。

そして特筆すべきは圧倒的なブレス。「アイワズブラインドッ……」「一体ッ……」「なにをッ……」「見てきたッ……」音を短く切って発声するスタッカートを異常に多様することで「君」を奪われるかもしれない鬼気迫るような焦燥感と、強すぎる想いが心臓ちぎれるほど伝わってきて、聴くたび声の棍棒で殴られてるような気持ちになる鬼曲。

 

IT'S THE RIGHT TIME

三浦大知本来の「優しさ」に溺れる極上バラード。

三浦大知のバラードには前述した『熱帯夜』や『comrade』のような色気に溶かされる曲ともうひとつ、三浦大知が用意してくれたあったか毛布にくるまれているような「トゥルースリーパー曲」があるのですが、それを存分に感じることができる。俺は三浦大知という布団で永久に眠りたい。

 

Chocolate

三浦大知史上最も「だらしねぇ男」を歌った曲。

真夜中に呼び出してくるようなとんでもない女(チョコレート)に溺れていくどうしようもない男を完璧に表現する三浦大知の憑依能力がもはや恐怖でしかない。今すぐにこの曲を明治チョコレートの永久CMソングに抜擢してほしい。

 

Body kills

三浦大知に「kills」と言われたら死ぬしかない、そんなことを毎日思っているんですが、この曲はとにかく「叫び」が素晴らしい。

「オッオーーーオ!オッッーーォオオ!」「ヘェイ……」「フォォーーーゥ!」「タラララリラァ…」「ハァァアアァァァァ………」「ウゥゥウウウウウウウゥゥウゥゥゥウウウウウゥゥウウーーーーーーーゥゥゥゥゥウゥ……」

ありとあらゆる三浦大知の叫びのビュッフェ。メロディの凄まじい緩急から繰り出される三浦大知の「速遅高遅の声」が食べ放題。聴くたびに胃が爆発して死にます。

 

4am

「そもそも歌う曲じゃねぇだろ…」と耳が驚愕する変態メロディを当たり前のように歌うのが三浦大知なのですが、この『4am』の後半に関しては、もはや曲として成立してるのが奇跡としか言いようがないほほどにメロディラインが鬼のように変化していて、まるで曲と三浦大知とのガチンコの殴り合いを見ているかのようで、しかもその勝負に圧倒的大差でKO勝ちする三浦大知。本当にどういうことなんですか?

 

銀の涙

三浦大知は声の演技が異常に上手く、どの曲でも歌詞の主人公の心情を完璧に表現する「聴くレオナルド・ディカプリオ」で、異国情緒のあるラテン調のこの曲と三浦大知の声の組み合わせは最高中の最高で、聴くたびに「声のカンヌ国際映画祭があったら確実にパルムドール獲ってるだろ…」と思います。

声のカンヌ国際映画祭?

 

Two Hearts

「女性6000万人に聞いた結婚式で流したい曲」圧倒的1位曲(俺調べ)。

「そのメロディと歌詞にはその声しかない」バラードにおける「発声の大正解」を常に叩き出してくるのが三浦大知というボーカリストなのですが、それを存分に味わうことができます。

ラストの

 

「答えはいつもォ…!!!インサイノゥトゥ…ハァァァァァァァァ…………ッ……」

 

この「ァァ…………ッ……」のヤバさをぜひ味わっていただきたい。

 

すべりだい

キャンディ

カバーであろうが、一声目から「元から三浦大知の曲でした?」と聴いている人間の脳と耳の錯覚を起こさせるのが三浦大知の声。

先ほども言ったように、自分の曲だろうが他人の曲だろうが、どんな曲を歌っていても三浦大知は「発声の圧倒的正解」を叩き出しているんですが、その理由は異常なまでの「原曲に対するリスペクト」。

おそらくわれわれの想像を絶するほど原曲を聴きこんで、原曲の良さを1ミリも損なわず、単なるモノマネやカラオケじゃなく、その上で「三浦大知の曲」にするために血の滲むような研究とトレーニングの上でカバーをしているのが、この2曲を聴くと恐ろしいほどに伝わってくる。

私は来世、三浦大知にカバーされる歌になりたい。

 

以上

以上20曲でした。正直、20曲どころか「三浦大知の耳が溶ける曲」はまだまだ星の数ほどありますが、これ以上紹介するとわれわれの耳が三浦大知の声に耐えられず消滅してしまいかねません。

「三浦大知を倒すときはノドから狙え」、おわかりいただけましたでしょうか。

M-1グランプリ2022×ウルフルズ「暴れだす V」コラボPV全出演芸人まとめ

www.youtube.com

M-1グランプリ2022×ウルフルズ「暴れだす V」のコラボPVに出演している全芸人の時間をまとめました。

 

0:02 モグライダー→ランジャタイ→ゆにばーす→ハライチ→真空ジェシカ→オズワルド→ロングコートダディ→インディアンス→もも→モグライダー 

 

0:08 もも せめる。

0:09 ゆにばーす川瀬名人

0:10 錦鯉

 

0:22 中川家→サンドウィッチマン→とろサーモン→ますだおかだ→霜降り明星→ミルクボーイ→マヂカルラブリー→パンクブーブー→フットボールアワー→トレンディエンジェル チュートリアル→アンタッチャブル→笑い飯

 

0:30 ゆにばーす はら

0:32 ななまがり 森下直人

0:33 チェリー大作戦 宗安

0:34 ダブルヒガシ 東良介

0:34 タチマチ 胡内

0:36 バッテリィズ エース 

0:37 ヘンダーソン 子安裕樹

0:39 クマムシ 長谷川俊輔

0:40 さすらいラビー 宇野慎太郎

0:41 入間国際宣言 千葉ゴウ

0:42 怪奇!YesどんぐりRPG どんぐりたけし

 

0:43 大自然 ロジャー「人の幸せを自分の幸せとする…こんな素晴らしい職業がありますか…?そしてこんな厳しい職業がありますか…?」

0:57 ダイタク ダイ「なんか色んな言い訳してね、みんな逃げて人生生きたいじゃないですか、辛いことから逃げて」

0:58 オズワルド 畠中悠

0:59 アインシュタイン 稲田直樹

1:01 ダイタク

1:03 インディアンスきむ「どれだけこう…命捧げてやってるかっていう」

1:04 インディアンス田渕章裕

1:05 ケビンス 山口コンボイ

1:07 モグライダー

1:10 ニッポンの社長 ケツ

1:11 納言 薄幸

1:11 東京ホテイソン ショーゴ

1:12 トムブラウン 布川ひろき

1:13 ななまがり 初瀬悠太

1:14 Aマッソ 村上

1:15 からし蓮根 杉本青空

1:16 マユリカ 阪本

1:17 9番街レトロ

1:18 いぬ

1:19 カカロニ 栗谷

1:20 すゑひろがりず 南條庄助

1:21 アイロンヘッド ナポリ

1:21 忘れる。 鶴山侑一

1:22 コウテイ

1:23 ダイヤモンド 小野竜輔

1:24 ゆにばーす 川瀬名人

1:27 コットン 西村真二「うわぁー!って!今芸人やってるー!って!生きてるー!って!」

1:28 コットン

1:32 モグライダー

1:33 令和ロマン

1:33  Aマッソ

1:33 ラパルフェ

1:34 カカロニ

1:35 シシガシラ 脇田浩幸「漫才やりたいですよ、ずっと」

1:37 カナメストーン

1:37 ヘドロ一家

1:38 スパイク 松浦志穂 

1:38 ななまがり

1:39 ゆにばーす 川瀬名人「これが無かったらこんな頑張らなかったですね」

1:42 ブレード・ランナー

1:43 きしたかの

1:44 阿佐ヶ谷姉妹 渡辺江里子「面白いおばさんになりたいんですよね…んん」

1:47 インディアンス 田渕章裕「ほんま念願なんすよね、悲願なんすよM-1優勝は」

1:51 インディアンス

1:52 ミキ 昴生

1:53 オズワルド 畠中悠

1:53 オズワルド 伊藤俊介

1:54 コウテイ 九条ジョー「優勝するってことがやっと僕に生まれて良かったんだよ、って言わしてあげる称号になってるというか」

1:58 コウテイ 下田真生

2:01 Aマッソ 村上「M-1があるから始めたんやんか、何回言わすねん」

 

2:06 見取り図

2:09 モンスターエンジン

2:11 ランジャタイ

2:13 見取り図 盛山晋太郎「人生最後です、ラストイヤー」

2:15 モンスターエンジン 西森洋一「長かった、すり減った」

2:17 ランジャタイ 伊藤幸司「勝っても負けてもさよならみたいな、寂しい思いはありますね」

2:22 見取り図 リリー

2:23 モンスターエンジン 大林健二

2:24 金属バット

2:25 かもめんたる

2:27 見取り図

2:29 井下好井 好井まさお

2:30 金属バット 友保隼平

2:30 井下好井

2:31 阿佐ヶ谷姉妹

2:31 吉田たち

2:32 ランジャタイ

2:33 金属バット

2:35 吉田たち

2:36 モンスターエンジン

2:36  井下好井

2:37 かもめんたる

2:37 阿佐ヶ谷姉妹

2:38 ランジャタイ

2:38  見取り図

2:38 金属バット

2:39 友保(金属バット)

 

2:46 ビスケットブラザーズ

2:47 ヤーレンズ

2:47 ママタルト

 

2:50 ダイヤモンド

2:53 男性ブランコ

2:55 カベポスター

2:58 ロングコートダディ

2:59 さや香

3:00 真空ジェシカ

3:02 キュウ

3:04 ウエストランド

3:06 ヨネダ2000

 

3:12 金属バット

3:13 かもめんたる 槙尾ユウスケ

3:14 ミキ 亜生

3:15 マユリカ 阪本

3:16 からし蓮根 伊織

3:17 コウテイ 九条ジョー 

3:19 ヤーレンズ 出井隼之介「全然変わんねぇなぁ人生」

3:19 ストレッチーズ 高木貫太

3:21 ヨネダ2000

3:22 カベポスター

3:22 キュウ 清水誠

3:22 真空ジェシカ ガク

3:23 ダイヤモンド

3:23 ダイヤモンド 小野竜輔「こんな世界線あるんだなぁ」

3:25 ウエストランド 井口浩之「塗り替えるしかないっすねマジで」

3:27 ウエストランド 井口浩之「どうせ来るんだろ?」

3:28 オズワルド 伊藤俊介「当たり前でしょ」

3:29 ウエストランド 井口浩之「ああ、待ってるよ」

3:30 キュウ ぴろ

3:30 ヨネダ2000

3:31 男性ブランコ 平井まさあき

3:32 ヤーレンズ 楢原真樹

3:32 ママタルト

3:33 ケビンス 山口コンボイ

3:33 コウテイ 下田真生

3:33 ハイツ友の会

3:34 からし蓮根

3:35 オズワルド

3:36 ダイヤモンド

3:37 ロングコートダディ

3:37 カベポスター

3:37 ヨネダ2000

3:38 男性ブランコ

3:39 真空ジェシカ 川北茂澄

3:41 キュウ

3:42 さや香

 

3:42 オズワルド→ダンビラムーチョ→ななまがり→THIS IS パン→カゲヤマ→ケビンス→かもめんたる→ビスケットブラザーズ→からし蓮根→ハイツ友の会→コウテイ→ミキ→シンクロニシティ→マユリカ→ストレッチーズ→ママタルト→ヤーレンズ→令和ロマン→カベポスター→キュウ→ダイヤモンド→男性ブランコ→真空ジェシカ→ヨネダ2000→ロングコートダディ→さや香→ウエストランド

 

3:50 金属バット 友保隼平「見てください、これですわ。15年やって手に入れたんがジャンボどん兵衛です、儲かりましたわ」

佐倉想に読んでほしい歌詞10選

俺はドラマ『silent』では圧倒的「湊斗派」だと思ってたんですが、想がなんかあるごとにやる「ん…?」とつぶらな瞳でこちらを覗き込む雨に濡れたチワワのようなあの表情…

あれをもし目の前でされたら、自分の意思に関係なくなんでもお願い聞いちゃう…それくらいには「佐倉想」という人間に落ちかけてる。

ということで今日は「想に読んでほしい歌詞」を何曲か選んだからよ。スピッツ『見っけ』発売日である2019年以降にリリースされた曲を対象にしておいたから、ぜひ紬と一緒に読んでくれ。

 

ブランケット/スピッツ

わがままな望み 今カタチを持って

それだけのために 生きていこう

気づかれなくても

こごえそうな君を

優しく包める ブランケットに

想が手にとった『見っけ』。その初回盤にのみ収録されているの隠れた大名曲『ブランケット』。ちなみに平井堅に提供した曲のセルフカバーだ。

草野マサムネは歌詞に「生物」が出てくるのが特徴だよな想。ついに出たぞ「アメーバ」が…

ある意味「狂気的」とも言えるほど一途な愛を歌った歌詞で「気づかれなくても…」の部分、紬への想の想いを歌ってるとしか思えなかったよ。

 

Shower/Official髭男dism

シャワーの後にバスタブの中で立ち上る湯気のようにほら

いつだって僕らはお互いの顔を赤らめることが出来るはずなんだ

そう信じてやまない

想のドラマの主題歌にも起用されているヒゲダンが去年出したアルバム『Editrial』に収録されてる曲だ。

ほとんどの歌詞を書いているボーカルの藤原聡…あいつは本当にヤバいぞ想。否が応でも変わりゆく生活の中で「変わらないもの」は絶対にあるという願いを書いた歌詞は、長いのに一文字も無駄な箇所がない…

紬との関係にもし迷いが生まれた時、この歌詞を改めて読んでくれ。

 

カメレオン/King Gnu

突き止めたい

叶わない(敵わない)

君の正体は

難解なミステリー

激ヤバ音楽集団King Gnuを知ってるか想。その主宰である常田大希の書く歌詞は、まるで俺の脳みそに電極をつないでリンクさせたかのように心の奥ある感情を刺激してくる。

突き止め「たいai」、叶わ「ないai」、君の正「体ai」、迷宮入りの難「解ai」と「ai」で韻を踏むことによって「愛してる」の言葉を使わずして完璧に「愛」を表現している。

しかも、1番は「叶わない」、2番は「敵わない」と書いている。つまりもう未来の「君」を知ることは「叶わない」けれど、変わらず笑う君の美しさには「敵わない」というダブルミーニング…この仕掛けに気づいて想にも頭を抱えてほしい。

 

優しさ/藤井風

今何を見ていた あなたの夢を見た

優しさに殺られた あの人の木陰で

今何を見ていた あなたの影を見た

優しさに震えた あの腕の中で

令和に現れた化物・藤井風を知ってるか想。「優しさ」という当たり前の感情を当たり前じゃない言葉で歌詞にしている。言語センスの鬼だ。

特に「優しさに殺られた」というフレーズは「心配をかけたくない」という理由で親しい人たちを遠ざけていたかつての想にも通じるところがあるんじゃないか…

 

不思議/星野源

“好き”を持ったことで 仮の笑みで

日々を踏みしめて 歩けるようにさ

孤独の側にある

勇気に足るもの

星野源のヤバさとは「対比」

「君と出会った この水の中で」「希望あふれた この檻の中で」「きらきらはしゃぐ この地獄の中で」「“好き”を持ったことで 仮の笑みで」

「希望と絶望」「本当と嘘」は決して正反対じゃなく地続きにあるものだと常に書いているのが「甘いジュースの中に毒を一滴入れる男」こと星野源なんだが、想はどう思う?それはそれとして星野源許せねぇよな?

 

Pale Blue/米津玄師

わたしあなたに恋をした 花束と一緒に

ずっと 恋をしていた(恋をしている)

米津にはもはや「恐怖」の感情しかないんだが、想はどうだ…?

「友達にすら戻れないから」「あなたのことがどこまでも大切でした」心臓握りつぶされるほど真っ直ぐな直喩と「水もやらず枯れたエーデルワイス」「ひどく丈のずれたオートクチュール」美しい比喩の対比で恋の残酷さを描ききっている。

にもかかわらず「恋をしていた(過去形)」で始まり、最後には「恋をしている(現在形)」で曲を締めるという、一筋の「未来」の残し方、完全に想と紬のことだと俺は思ったんだけど、どう…?

 

タンポポ feat. ZORN/KREVA

生活を紡ぐ 名作を生む メンタルを写す 変化すんの普通

贅沢もする 天下無双中 でっかくなったって洗濯もん吊るす

レジェンドラッパーのKREVAが新進気鋭の天才ラッパーZORNと去年リリースした曲。

ZORNは、アンダーグラウンドにあるヒップホップと普遍的な日常生活感を完璧に紐付けて違和感なく歌詞にするヤバいやつなんだが、知ってるか想?

「天下無双中」と「洗濯もん吊るす」

で、韻を踏むヤバさを想にも味わってほしい。

 

One Last Kiss/宇多田ヒカル

初めてのルーブルは なんてことはなかったわ

私だけのモナリザ もうとっくに出会ってたから

かの夏目漱石は「アイラブユー」を「月が綺麗ですね」と訳したが、宇多田ヒカルの「アイラブユー」が「私だけのモナリザ」なのかもしれない。まさに宇多田ヒカルを象徴する歌詞。

想にとってのモナリザは…

 

ボーイ・アンド・ガール・ラヴ・ソング/清竜人

かわいい子なんてさ この世の中に五万といるわけで 

やさしい子なんてさ この世の中に五万といる中でさ 

あぁ なぜ ぼくは あなたを 選んだんだろう?

「一夫多妻制」という犯罪スレスレのコンセプトでアイドル活動していたり、全裸モヒカンでケツ出したりとやってることはただの大変態だが、音楽面に関しては紛れもなく大天才、清竜人の歌詞を読んでくれ、想。

「あぁ なぜ ぼくは あなたを 選んだんだろう?」

このフレーズは完全に想と紬、2人のことを歌ってるとしか思えない。結婚式とかするなら俺に余興で歌わせてほしい。

 

そうぎゃらんBAM/波羅夷空却

僧!伽 伽 ぎゃらん Bam! Ssssスキャット N’ 饒舌 饒舌 Jazzy なベロ Check, チェ チェケチェケ チュワー Watch out ぎゃらん Bam! Ssssスキャット N’ 饒舌 饒舌 Xy な Leader kick, kickiな Kiな Killer 伽 伽 伽藍 Bam 伽 伽 伽藍Bam 伽 伽 伽藍 Bam 伽 伽 伽 伽 伽藍 Bam 伽 伽 伽藍 Bam 伽 伽 伽藍 Bam 伽 伽 伽藍 Bam

「そう」ぎゃらんBAM、タイトルからしてもはや「想のテーマソング」と言っても過言じゃねえ。「ヒプノシスマイク」っていうキャラクターにヒップホップを歌わせるコンテンツの曲なんだが、歌詞を書いたのは、俺たちの青春SOUL'd OUTのDiggy-MO'だ。想も聴いてたよな?

え…?「読んでも1ミリも意味が分からない」…?安心してほしい。俺も1ミリもわかってないから…一緒にゆっくり考えていこうな…

 

以上

それにしても、回を追うごとに本来の想の性格「照れ屋なのにイタズラ好き」がどんどん復活してて愛おしさと悔しさで感情グチャグチャになってる。

なにが「顔が良いのは元々だからな」だ?この人たらしがよ…間違いなく「良いやつだけど絶対に彼女は紹介したくない男」ぶっちぎりのナンバー1なんだが?俺の彼女の前で「おいしい」の手話やったら絶対ゆるさねぇ…

ちなみにナンバー2は湊斗な…俺と彼女と湊斗の3人で湊斗の家で遊んでて「湊斗くんトイレは〜?」「湊斗くんはトイレじゃありません!」とか話してたらめっちゃ発狂する自信ある。