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ミクスチャーブログ

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SixTONES『マスカラ』のヤバさを語るのをガマンできない

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フル解禁まで黙ってようと思っていたんですが無理でした。耐えられませんでした。苦しい…一刻も早く感情を文章にして楽になりたい…と俺の両手が叫んでる。

俺、King Gnu大好きなんですよ、言ったらここ数年は確実に親の声どころか俺の声よりKing Gnuの音聴いて生きてるんですよ、もう自分の発する声が高音なら井口理、低音なら常田大希に聴こえるんですよ、耳鼻科行っても治んないんですよ、正直なれるんなら今すぐ常田大希になりたい、だから「作詞作曲:常田大希」の時点で申し訳ないがハードルの上がり方が尋常じゃなかったんですよ。大気圏を突き抜けてハードルが月にぶっ刺さってるわ。大丈夫かオイSixTONESさんよ?

 

…結果、余裕で月超えましたよね

 

今は月の模様がウサギじゃなくて6人の男に見えるわ…

えー、わたくし「日本ジャニーズエロ曲に精神狂わされたい協会」の会長をやっているものなんですが、俺の中の殿堂入りエロ曲、SMAP『Mistake!』、KinKi Kids『雨のMelody』、嵐『P・A・R・A・D・O・X』、関ジャニ∞『大阪レイニーブルース』、Sexy Zone『NOT FOUND』…に並んだ、いや鮮度込みで言えば正直ブチ抜いてしまった。曲というよりもはやアダルトコンテンツ。世界の価値が変わってしまう前に早く規制したほうがいい。

どっからどう聴いても「常田大希まみれ」。King Gnuとmillennium parade のエッセンスが濃縮還元で錠剤になってる。開始6秒「プワォ〜ン」の時点で常田大希の名前が全身に写経された。

常田大希の作る音楽って常人が下手に耳にすればそのメロディの複雑さに一瞬で喉が絶望してボイコットするんですね。カラオケで調子乗って常田大希の作った曲を入れてAメロすら満足に歌えず地獄の空気と化した部屋を俺は腐るほど知ってるんですが、そんな悪魔曲を歌いこなせる時点で「異常」。無意識に「SixTONES異常っす」とクソラップが口から出ました。今日から俺はSixTONES専用のジョイマン。

 

…もうダメだ、ガマンできねぇ。ちょっとワンフレーズずつ言っていきますね。

飾らない笑顔でありきたりなキスをして

凡庸なラブストーリーが丁度いい/ジェシー

まず、こういうエロ全面放出曲の出だしの難しさ、東大に入る以上に難易度高い。阿部寛すら諦める。そのプレッシャーを微塵も感じさせない「飾らない」、推薦入学です。この一言で『マスカラ』がどういう曲なのかを完璧に体現してる。

特に「凡庸なラブストーリー」「丁度いい」の韻を聴いたか…?舐めるような「ストォオリィ」…ここのメロディが聴いてる限りでも鬼中の鬼だと思うんですが、なんなんだこの泳ぎこなしっぷりはよ…今すぐリズム水泳代表選考会に出席して下さい。リズム水泳?

 

終わりがあるのなら 始まらなきゃ良かったなんて いじけてばかりで/松村北斗

一音一音のキレ、バタフライナイフか?「入れる時は入れる、抜く時は抜く」の出し引きが死ぬほど上手い。フレーズ終わりの「ばかりィでェェェ……」で集中してた神経が溶かされる。ただの色気の凶器。

 

わかりきっていた 変わりきってしまった

馴染みの景色を 喰らえど喰らえど/高地優吾、森本慎太郎

「景色を喰らえど」って表現が狂おしいほどに常田大希なのよ…いわば「作詞家の名前が書いてある」フレーズ。曲の心臓部分だと言っていい。そのキラーフレーズに厚みを持たせる二人の野太くて猛々しい声、俺には二人の声がライオンのおたけびに聴こえたね。

 

味がしなくなってしまった日々の 貴方の酸いも甘いも忘れたままで/京本大我

2番が入ってくればどうなるかわかりませんが、『マスカラ』において歌の「根幹」をなす部分を担ってるのが確実にこの京本大我。

「忘れェ…たァ゛…ままでェ…」

耳が顔面ごと地面にめり込んだぞオイ…「ァ゛」…ここ狙ってやってるんだとしたらマジ恐ろしすぎる…声の掠れと吐息のダブルベッドか…?

 

強くなれたならば 素直になれるかな 見えすいた完璧なフリは もうやめて

枕を濡らした 涙が乾いたなら 出かけようか マスカラ剥がれたまま

一気にサビでリズムが跳ねる感じは完全に常田大希のそれなんですが、ポップスとしてのキャッチーさは決して失われてない、それどころか変則的なリズムのメロ部分を経たことによってよりサビが際立つ構成になっていて耳汁のダムが決壊した。

歌詞中で男女の目線を限定させてないのも化物の所業。断言せず「余白」部分を持たせて何度も繰り返し聴いて咀嚼するような仕掛けによって考察の海に溺れる。「マスカラ剥がれたまま」とは単に女の化粧を指しているのか、男の心を表しているのか…エロ川コナンですら10年かかっても解けない謎がここに爆誕した。 

 

終わらない夢の狭間を切り裂いた

一筋の真っ直ぐな瞳 狂おしいほどに胸を貫いた/京本大我

口ずさむことすら許されないグニャッグニャのメロディにいっさい負けてないんですが…ポケモンGOやってる人間の中でいま一番歌上手いんじゃないですか…?

喰らえど喰らえど満たされぬ腹 

打たれて打たれてびしょ濡れのまま ありきたりの毎日に

足りて足りて足りない僕ら/田中樹

ここでまた「喰らえど」を持ってくる常田大希の作詞家としての鬼才ぶりがわかるか…?1番の「喰らえど」は「景色」、心が満たされない「心理的な飢え」を表してる。2番の「喰らえど」は「腹」、そう「身体的な飢え」。つまりどれだけ日々を過ごそうと愛する人を失った悲しみで心身ともに満たされない絶望を「喰らえど」の4文字で表現してる。

「満たされぬ腹iaaeuaa」「びしょ濡れのままioieoaa」、「喰らえ(ど)uae」「打たれ(て)uae」、「ありきたりaiiai」「毎(日に)ai」「足り(て)ai」「足りないaiai」韻の固さは言うまでもねぇガッチガチのガチ。そしてこのパートと真正面から殴り歌う田中樹のラッパーとしての強度。プロとしてSixTONESを認めてるゆえの歌詞、常田大希とSixTONESの信頼関係が見えて泣きながらテキーラがぶ飲みしました。

 

強くなれたならば お互い許せるかな

見えすいた幼稚なフリはもうやめて/ジェシー

「許せるかな」後の泣き叫ぶようなギターと甘い声のギャップは「アイドル」にしか出せない極上の味。これだからアイドルの歌う失恋曲はやめられねぇ…

 

枕を濡らした 涙が乾いたなら

出かけようか マスカラ剥がれたまま/京本大我

ラスサビ前は全人類の耳に「この曲ヤベェSixTONESヤベェ」と一発でわからせる絶対的な力を示さなきゃならねぇ、SMAPで言えば木村拓哉、嵐で言えば大野智が数々の名曲で担ってきた場所でもある。そこにまったく引けを取らない圧倒的な安定感。嬉しさのあまり1年ぶりに実家に電話した。「母さん、天才がいるよ」って…

 

“あの頃の二人のまま” /高地優吾

ここの短いフックを確実に印象に残せる存在がいるだけでこのグループはとんでもねぇ才能の集まりだということがわかる。

 

強くなれたならば 優しくなれるかな

見えすいた嘘で 茶化してばかりで

悲しみの雨を 丸々飲み干したら

出かけようか 出会った二人のまま

複雑な歌割りで個々の個性がぶつかり合うからこそサビのユニゾンでの爆発力が何倍にも膨れ上がる。「合体」ってテンションゴリ上がりするじゃないですか、これが『マスカラ』がKing Gnuでもmillennium paradeでもなく「SixTONES」じゃなければいけない一番の理由。ドラゴンボールで言うところのフュージョン、遊戯王で言うところの融合、やっぱりSixTONESって少年漫画だったんですね…

 

飾らない笑顔で/森本慎太郎

ありきたりなキスをして/松村北斗

凡庸なラブストーリーが丁度いい/京本大我

終わりがあるのなら/高地優吾

始まらなきゃ良かったなんて/田中樹

いじけてばかりで/ジェシー

最後はAメロに戻り6小節を6人で回すあまりにも美しい「それは“SixTONES”という、一人の男のお話」の伏線回収。もう、なにも言うことは無い。俺はただ空を見上げてた。

 

2番来たらどうなるの?死ぬんですか俺は…?

 

…これフルで聴けないとかもはや拷問以外の何者でもないのでCD購入は確定事項なんですが、できれば街行く人間の耳にかたっぱしからAirPodsぶちこんでマスカラ大音量で流して回りたいのでサブスク解禁お願いしマスカラ…