・抹茶
ただのお茶でいるうちはアホだけど無害なアホだったのに、アイスとかパフェに混入した瞬間に相手の良い部分を全部消すモラハラヒモ彼氏になる、どうしようもない食べ物。
バニラの太陽のような輝く笑顔が魅力だったのに、抹茶と付き合ってから明らかに笑う回数が減った。
なのにこの野郎は「俺がいなきゃバニラ生きていけないから」「俺がバニラを一番幸せにできる」みたいなツラしてのうのうと暮らしてるのが最悪。
・カボチャ
食卓に「甘さ」といういっさい不必要な要素をブチ込んでくる、どうあがいても米のオカズにならない極めて気色の悪い食べ物。
特に、煮物で出た時の「それ」は、魔王がまだ変身を残してた衝撃とまったく同じ。色の気持ち悪さと食感の気持ち悪さを煮詰めたバケモノと化す。
にも関わらず、腹持ちだけは良くて一個食えばそこそこ腹膨れるのがマジでダルい。カボチャ食うイコール完全に胃袋の無駄遣い。
・スイートポテト
ケーキ屋行って一瞬たりとも「買おう」と思ったことがない。ショートケーキ、ガトーショコラ、チーズケーキ、シュークリームの激ウマ1軍メンバーが並んでいる中でコイツを選ぶ理由も意味も、何一つない。
複数人でバラ売りのケーキシェアして、スイートポテトだけ残ってた時の絶望感たるや民衆の前で全裸で十字架に磔にされた時と一緒。ほぼ嘘で塗り固められてる育児エッセイ漫画食ってるような感覚だった。
そのくせスイートポテト本人は「僕もレギュラーですよ」みたいなツラしてショーケースに並んでて、その図々しい神経を疑う。
・フルーツタルト全般
絶対に別で食ったほうがうまいデザートの世界代表。フルーツのみずみずしさと、タルトの香ばしさ、互いの良さを完全に打ち消し合ってるのにそれに本人たちは1ミリも気づいてないアホとアホ。
フルーツタルトはただの不倫カップル。「私達が幸せならそれでいいでしょ」とか言って、周りに迷惑かけてるのが救いようがない。出会ってしまったこと、それ自体が罪。
・オレンジピールが入ってるもの全般
洗剤に柑橘系の匂いが多すぎるがゆえの、時代の敗北者。オレンジピール入りのパウンドケーキは「キュキュットぶっかけたスポンジ」。
・ステーキの横にいる付け合せの人参
食べてる時間が無駄。せっかくの肉が台無し。「グラッセ」とか実力にまったく見合ってない気取った名前してるのも腹立つ。
そのくせ自分の力を過信して、いっつも主役の横で「僕でお口直ししてね!」みたいなツラしてるからどうしようもない。自意識だけ肥大したド痛。飲み会で大声ではしゃぐだけでひとつも面白くないやつ。
・レバー
これだけ長く食べ物界にいながらにして、誰一人「正解」がわかってない、その持て余されてる感がマジで見てられない。
しかも「おいしくなってやろう」という本人の努力が1ミリも感じられない。自分自身が変わらないと一生このままなのに、周りのせいにしてる「ダメなやつは何やってもダメ」の典型的な例。食べ物というより、ただの怠惰の塊。
・レーズン
ジジイの乳首
・ミニトマト
普通のトマトに比べて劣ってる部分が多すぎる、食べ物界の5軍補欠。一刀流すらままならない逆大谷翔平。特に弁当に入ってるミニトマトがすこぶるキモい。温めたら爆発して隣のオカズに侵食してくる寄生獣。
周りと比べても明らかに自分だけ浮いてるのに、「彩り」とかいう都合良い言葉に甘えて現状にあぐらかいて見て見ぬふりしてる、外面だけ気にして中身が全く伴ってない臆病者。
・しいたけ
見た目、味、食感、その全てがキショい、キング・オブ・キショ。近所で避けられてる厄介者のジジイ。
なにより、しいたけ本人よりも、しいたけ好きなやつがダルい。しいたけ好きだって言うやつは、しいたけ好きな自分変わってるでしょアピールしたいだけの哀れなキメラ。
「うまいしいたけは肉よりうまいから!」
じゃあ一生しいたけだけ食ってろ。
すいません取り乱しすぎました。こういうときは山崎まさよしの『セロリ』聴いて落ち着こ…
「育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ」
は?なんで「イナメナイ」カタカナなんだよ腹立つ