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だれか『ボク、運命の人です』の木村文乃さんを世界遺産に申請してください

だれか『ボク、運命の人です』の木村文乃さんを世界遺産に申請してください。

 

www.ntv.co.jp

 

たびたびブログ内で木村文乃のツンデレ演技の上手さということについては触れてきてはいたが、今作『ボク、運命の人です』において彼女が演じる湖月晴子はレベルが違う。まさに最新にして最強。かわいさが逸している、常軌を。『ニシノユキヒコの恋と冒険』や『A LIFE 〜愛しき人〜』の時もそうだったが木村文乃は「好き」に行くまでに一回「嫌い」「気持ち悪い」を経由するとバロメーターが「好き」に振り切った時に信じられんくらいかわいさが溢れる。

 

ドラマ前半1話〜3話までは亀梨和也演じる主人公・正木誠が謎の男(山下智久)から告げられた「運命」を信じて晴子に「僕が運命の人です」とアタックするのだが、晴子はまったく誠を相手にしない。しないどころか、「本当に気持ち悪い、二度と近寄らないでください」とまで言われてしまう。悪魔的なツン。もはやツンというか完全に変質者に対するそれ。

ここまでは木村文乃は女っ気を極限まで抑えてあくまで「運命を信じない幸の薄い女」として振る舞う。エンディングでは亀梨、山下と笑顔で楽しげに踊ってはみせるが劇中ではその笑顔はほとんど見ることができない。ここで我々視聴者は制作側の術中にまんまと嵌まるわけである。「オイ…!あのエンディングで人を殺せる笑顔を振りまいていた木村文乃は…?いつだ、いつになったら出てくるんだ…」となり、ドラマを観るしかなくなる。

 

4〜6話、ここでは晴子の学生時代の同級生である定岡(満島真之介)がおもむろに登場し、晴子に猛アタックを仕掛ける。ラブコメディドラマでは王道的展開、ライバルの登場だ。しかし、『ボク、運命の人です』が他のドラマと少し違うのは、定岡は早々に晴子に振られてしまう、ということだ。それどころか、それ以降の定岡は誠と晴子の仲を取り持とうと協力するある意味ではキューピット的なキャラクターへと変化していく。

そして晴子にも変化が。序盤は「急に「運命の人です」とか言い出した気持ちの悪い男」だったのが、中盤は「変わってるけど誠実で真っ直ぐな人」というように誠に対する評価がどんどん変わっていく。悪魔的デレだ。それに比例するかのように晴子もとい木村文乃の魅力がビッグバンを起こす。過酷な減量を耐え抜いたボクサーが食うにぎり飯のうまさが今まで食べたどんな食事よりもうまいように、ドラマ後半での木村文乃のかわいさはもはや人のソレじゃない。

 

7話で晴子と誠は晴れて恋人同士になる。二人はボウリング場にデートに行くのだが、晴子はなかなかピンを倒すことができない、そこで何かを閃いた誠。おもむろに立ち上がると他のボウリングのボールを差し出す。誠はサプライズで晴子に指輪をプレゼントする今日のために他人の指を見ただけでどのくらいの指のサイズなのかを把握できる能力を身につけていたのだ。

もちろん誠が差し出したボールのサイズは晴子の指にピッタリ。ウソみたいにストライクを連発する晴子。2連続ストライクを出したところで「女性はターキーを出すと回転寿司の食事券がもらえる」ということを聞き緊張する晴子。

深呼吸をし、ボールを取ろうと振り返ったその瞬間!晴子の指に指輪をはめる誠。

「遅くなりましたが誕生日プレゼントです。…指輪の感想はターキーのあとに聞かせてください、がんばって」

「…はい」

 

ガッ!ゴロゴロゴロゴロ…

 

誠のほうを振り返る晴子

「…すごい嬉しいです!ありがとう」

 

ガシャーン!ガラガラガラガラ…

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ストーリー|ボク、運命の人です。|日本テレビ

 

ウワアアアアアアアアアッッッ…!!!!目が、目がァァァァァァ!!!!!!まっ眩しすぎ直視できない!!!!このかわいさは我々が命を賭して守り抜かなければならないものであり、これを「教育」「勤労」「納税」とともに国民の4大義務に当ててもなんらおかしくないほどの…!というようなことを友達とラインで話してたら一蹴。

 

「木村文乃って結婚したよな」

 

………うっ、うるせぇ糞が。知ってんだよ、そんなことはお前に言われるまでもねぇ。このかわいさが結婚によって生まれた産物であるのなら、俺は木村文乃の幸せを心から願う。そう、俺にしてやれることと言えば、回り回って文乃が幸せで暮らせるようにあくせく働くことくらいだよ。きょうもがんばんぞ〜〜…。

 

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