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木村拓哉の顔を被ったおっさん『A LIFE〜愛しき人〜』1話感想

木村拓哉主演ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』1話の感想。

去年1年間、本当に色々なことがあって世間が抱いている「木村拓哉」という人物のイメージが人によっては上がったり下がったりしていると思うのだけど、木村拓哉そのものはまったくブレることはなかった。いつもクールで格好良く、そして時に熱い真っ直ぐな男。良くも悪くも。

よく木村拓哉の演技を評する声として「なにをやっても同じ」という意見を耳にするんだけど、それは一方では正解、しかしもう一方では間違いだと思ってる。木村拓哉という男は誰よりも木村拓哉という役を演じてる。美容師をしていても、検事をしていても、F1ドライバーをしていても、パイロットをしていても、侍をしていても、総理大臣をしていても、ロボットになっても、確かにどれも木村拓哉は木村拓哉なんだが、どれも違う、木村拓哉という入れ物の中に別の木村拓哉が入っている。そう、木村拓哉とはいくつもの違う木村拓哉の顔を持つ役者、アシュラマンなんです。

例えるならそれは「木村拓哉が役に入り込むのではなくて役のほうからいつの間にか木村拓哉に歩み寄っている」という状況。モノマネ芸人に真似されすぎると本人の挙動がモノマネに寄るみたいな感じだ。ただそれは「SMAP木村拓哉」だからこそ成り立っていた部分でもあって。でも今回、SMAPの看板を外し改めて木村拓哉が木村拓哉たるゆえんを世間にアピールしなければならない、このある意味で逆境のなか木村拓哉がどう乗り越え、どんなドラマを作っていくのか、俺はとても楽しみな気持ちでこの第1話に臨んだ。

 

www.tbs.co.jp

 

まず、木村拓哉演じる外科医・沖田一光が最初に画面に映った最初の飛行機内でのシーンに違和感を覚えた。「んん…?」なにかが違う。場面は変わっておしゃれなBGMにあてられ颯爽と病院へ向かうシーン。「木村拓哉だ…」さっきのは感覚は気のせいだったのか。

ストーリーが進むにつれ、その感覚は絶えず繰り返された。沖田一光、木村拓哉、沖田一光、木村拓哉…2つの顔が目まぐるしく入れ替わる。そして大事な手術のシーンを観終えた時、なにかがストンと腑に落ちた。

「沖田拓哉?」

そう、混在していた2つの人格は統合し、まったく新しい「沖田拓哉」という存在を作り出していた。一見すると一部の隙も見当たらないほど格好良くも、どこか脆く、人間的な弱さも感じさせる40オーバーのおっさん。自分への陰口を耳にしてギロリと相手を睨んだり、野菜ジュースを飲みすぎて腹を下す、なんて茶目っ気たっぷりの一面もある。好きな人も病院の地位も手に入れた幼馴染を恨めしそうな目で見つめたりもする。なのに見た目はトップスター・木村拓哉。明らかに今までの木村拓哉の演技とは違う存在。ここにまったく新しい木村拓哉が誕生した。

 

それだけじゃない、ストーリー、キャストなどドラマを彩る他の要素もそんな新生・木村拓哉を支えるような一因となってる。

第1話では病院長を救うためのオペが二度があって、その一度目はまさかの「失敗」に終わる。ここでこの主人公・沖田が決して完全無欠のスーパードクターではない、ということがわかる。

 

元彼女で病院長の娘・壇上深冬(竹内結子)や、深冬の夫で副院長、そして沖田の幼馴染でもある壇上壮大(浅野忠信)との関係性も面白い。

特に壮大は沖田に対して嫉妬心バリバリの表情を見せる。竹内結子を当時付き合っていた沖田から引き剥がすために彼をシアトルに追いやり、沖田のいない隙を狙って結婚、院長の手術のため仕方なく引き戻すも沖田が手術を成功させると嫉妬のあまり壁を殴って叫び出す始末。そのくせ秘書である榊原(菜々緒)と不倫関係にあるなど、かなりみみっちい役だ。でもそれが逆にどうしようもないほどの人間臭さを感じさせ、ドラマを盛り上げるカンフル剤になってる。竹内結子という妻がいながら影で菜々緒と不倫?大きめのトラックに轢かれろ。

それ以上にオペナース・柴田(木村文乃)、彼女がもう最高。めちゃくちゃかわいい。井川(松山ケンイチ)はじめ、他のドクターにはキツく当たり散らすのに沖田にだけは尊敬の眼差しで彼を見つめ、時に「女の顔」になる。そのギャップに別の意味でやられる。

そして極めつけは主題歌。なんとB'zが担当してる。B'zが木村拓哉のドラマ主題歌を手がけるのはビューティフルライフの「今夜月の見える丘に」以来。「木村拓哉×B'z」、名ドラマの予感しかしない。『A LIFE〜愛しき人〜』をこの先も観続けるかどうか、松本に相談するまでもない。

ミスチルのヘド出るほど嫌いな曲

長いことファンやってると当然好きな曲ばかりじゃなく、何度聴いても受け入れられない曲もそりゃある。ということで、ミスチルのヘド出るほど嫌いな曲のまとめ。「曲が苦手」「歌詞がクドい」「俺の嫌いな奴がこの曲好きだから嫌い」「この曲に対するファンの反応が気に入らない」「歌ってる時の顔が」等々。むかつきそうな人はご注意ください。

(リンクはYoutube公式)

 

 

タガタメ

クドすぎるMr.Children代表。7分のバラードってだけでもゲンナリするのに残り2分はひたすら同じようなフレーズを繰り返すという暴挙。メッセージの押し付けが凄い。メッセージのペガサス流星拳かよ。ランニング中とかドライブで全曲ランダムでミスチル流しててサラッと軽い気持ちで聴きたいときに急にランダムで「子供らを被害者にも加害者にもせずに」とか流れてきても困ります。出だしの「ディカ…」で次の曲に飛ばす。 

 

擬態

目の前が開けるような開放感のあるメロディとか歌詞の置き方は好きなのに、Cメロの「富を得たものはそうでないものより満たされてるって思ってるの?」で崖から転がり落ちた。「え?お前がそれ言う?札束でケツ拭けるような生活してるお前がそれ言っちゃう?」って悪い意味で衝撃受けた。

 

横断歩道を渡る人たち

純粋に何回聴いてもいいと思えない。なんか天下のミスチルがわざわざ外界まで降りてきてくださって、質素な日常を暮らす我々に焦点を当てていただいてるのはわかるんですけど、全然ピンと来ない。終始「何言ってんだこいつ」と思って聴いてる。

 

innocent world

CD音源で聴くぶんには申し分ないんだけど、ライブでのファンとミスチルのノリが嫌いでもういい加減ライブで歌うのやめてくれねぇかなと思ってる。Aメロから「パン!パパン!」ってオタ芸みたいな手拍子入るのもキツいし、喉休ませたいのかなんなのかわからんけど、1番丸々客に歌わせるとか知らんオッサンの声聴きに高いチケット買ったわけじゃねぇ。そんなに歌いたきゃシダックスで死ぬまで歌ってろ。そして、そんなこと思いつつも毎回なんだかんだ最終的に会場の一体感に感動するから腹立つ。

 

口がすべって

恋人の些細ないさかいを綴った素朴な曲かな〜と思って聴いてたのに急に「それが人間のいいとこ」とか飛躍するのがちょっと。あとライブの時の歌ってる桜井和寿の顔のニヤケ具合がどうにも好きになれない。あの「名曲歌ってやった」みたいな顔。

 

祈り 〜涙の軌道

単なるダルいバラードって感じで別に好きでも嫌いでもなく「好んで聴かない」くらいだったのに、この間電車乗ってたらちょっと頭がアレな人が車内で超大声でこの曲を熱唱しててめちゃくちゃ怖くてそれ以来トラウマになって聴けなくなった。

 

終わりなき旅

名曲なのもわかるし、歌詞もうまいこと言ってるのもわかる、みんなが超好きになる理由もわかるんだけど、この曲好きすぎる奴らの熱量に引くというか、特に「高ければ高い壁」とか「生きるためのレシピ」のくだりを座右の銘にしてる奴はもれなく俺の嫌いなタイプなので嫌い。あいつら急にTwitterに長文ポエム書くから。facebookに今年の目標!とか長々書いて自撮りの写真上げるから。

 

過去と未来と交信する男、インマイタウン、イミテーションの木

一曲一曲紹介するのすらダルい。まず収録されてるアルバム『 [(an imitation) blood orange] 』が全然好きじゃない。特にこの3曲はサラッと聴いて「なにこれ」と思ってそれから多分一回もフルで聴いてない。単純に曲が良くない。

 

彩り

僕は北海道に住んでるんですけど、カニとかウニとか事ある毎にめっちゃ送られてきて、食いすぎて嫌いになった経験があって、この曲も一時期、いや、もう、食えねぇ、無理って言ってんのに胃袋に食い物詰め込まれるかの如くゴリ押しされてて嫌いになった。HOMEツアーで初っ端とラストで2回演奏してこいつら正気かと割と本気で思った。「僕のした単純作業が(中略)笑い声を作っていく」とかどの立場から物言ってんだよ。いっかい弁当の緑のビロビロひたすら乗せるだけの仕事してる工場員の前で歌ってみろ。

 

GIFT

無駄に壮大なメロディ、暑苦しい歌い方、ラストのララララ、ずっと「ほら!泣け!泣け!」って涙腺グリグリ押されてる感じが好きじゃない。そもそもオリンピックの曲なのに「白黒はつけられないけど、その間にある無限の色の中からピッタリの色を探してあげるよ」とか元も子もないこと言うんじゃねぇ。

 

ヒカリノアトリエ

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上記事でめちゃくちゃ褒めといてなんなんですけど、やっぱり改めて聴くと陳腐な曲だと思ってしまった。ヒカリノアトリエなんだそりゃ。

 

 

ファンに殺されそうなのでこの辺でやめます。

 

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朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」主題歌、Mr.Childrenの新曲『ヒカリノアトリエ』の感想。


Mr.Children「ヒカリノアトリエ 」MUSIC VIDEO (Short ver.)

 

ミスチルの曲に関してはよく、聴くタイミングや体調によって「え…?俺この人に俺のこと話したっけ…?これ俺のために書いた曲じゃん…」って時と「ゴチャゴチャうるせぇな偉そうに。何様だてめぇ」って時の二つがあるっていうことをよく言っていて、結局ミスチルに限らず音楽って水みたいなもんで純度の高い自分に合った水であれば身体にスーッと入ってくるし、合わない水ならどんなに飲んでも身体が受け付けずに吐き出してしまう。ただ、水と違うのは上に書いたように、その時の自分の心情とか環境によって昨日まで1ミリも好きじゃなかった曲が突然「あれ…?めちゃくちゃ良いぞおい…」ってなる時がある。そういう点でいえばこの「ヒカリノアトリエ」は初聴から全然ピンとこないし朝ドラも観てないし、クドいミスチルが満載でむしろ「嫌い」だった。メロディもパッとしないし歌詞も陳腐で俺はこんなつまんねぇミスチルが聴きたいんじゃねぇんだよと。

 

そして、今日。CD買ってフルで聴いてわんわん泣いてます。

 

ちょっと個人的な話を挟むと昨日、所用で空港に行ってきたときに知らん子供が待合スペースで遊んでるのを見かけた。元々、人の子供かわいくない問題 っていう記事書く「ガキの写メ見せる親のスマホバキバキに壊す教」っていう新興宗教に入信してる俺なんだけど、その知らない子供が四角いクッションを5段くらいまで積み上げて6段目でバランス崩して落とす、っていうのをただ繰り返してゲラゲラ笑ってるのを見てなんか凄いウルッときてカーッと目頭が熱くなってなんかもうたまらなくなった。

それこそ箸が転がるとか、車が右に曲がるとか、大人からすれば全然なんでもないようなことで心の底から笑える彼らをすごく羨ましいと思ったし、すごい可愛いなって思った。同時に、なにかって言えばすぐに歪んだ考えでモノを見たり、否定から入る自分を恥じて泣いた。

 

そんな昨日があって、ヒカリノアトリエを聴いた。キラキラ感の塊みたいなこの曲が藤原紀香で言うところの水素水のように体中に染み渡ってきた。桜井和寿の書く歌詞の特徴としてある一方向、例えばプラスを歌おうとするときにもう一方のマイナスを引き合いに出して強調することでより伝えたい事が明確になるというのがあってそのマイナス面が時には過剰になりすぎるってとこがすごい好きで、ヒカリノアトリエは決してそういう曲ではなくて、世の中は綺麗事だけじゃない部分も少しは見せつつもその部分はできるだけさらっと流してそれこそ「まずはお前らが死刑になりゃいいんだ」「Fuckする豚だ」とか平気で歌う「ロックバンド」っていう体裁すら抑えて、ひたすら優しい、暖かい世界を見せてる。

Aメロでボーカル被せてくるとか、ギター、ベース、ドラム、キーボードはもちろん、アコーディオンもサックスもフルートもトランペットもCメロのリコーダー?も曲を彩るその全てが素晴らしい明日を、空に架かる虹を信じて、前だけを、ただ前だけを見てる。ガツンと響く、というよりもじんわりと心を暖かくしてくれる素朴なメロディ。こんな時代だからこそ青臭い希望を歌う意味。なかでも特に心打たれたのが2番Aメロの歌詞。

「一体 何の意味がある?」

つい 損か得かで考えてる

でも たった一人でも笑ってくれるならそれが宝物

 

そう、宝物だ、と首がもげるほどうんうんと頷く。1番サビでは「虹はもうそこにある」がラスサビで「虹はもう『ここ』にある」と確かに一歩踏み出す表現もニクい、ニクすぎるぞ桜井和寿。昨日までの俺だったら全然咀嚼しきれてないはずだった極厚ステーキみたいなこの曲を好きになりかけてる自分に驚いてる。(明日になったら胸焼け起こしてる可能性はめっちゃある)

初聴で「うわ、すげぇ糞。こんなんだったら平浩二の「ぬくもり」カバーしてくれた方がよっぽど聴く」くらいに思っててすいませんでした。あ、各アレンジ曲については「結局アレンジするならコバタケに任せたほうがしっくりくる」という感想です。

www.youtube.com

 

収録曲

  1. ヒカリノアトリエ
  2. つよがり (Studio Live)
  3. くるみ (Studio Live)
  4. CANDY (Studio Live)
  5. ランニングハイ (虹 Tour 2016.11.7 FUKUI)
  6. PADDLE (虹 Tour 2016.10.14 KUMAMOTO)
  7. Over (シークレット)
ヒカリノアトリエ

ヒカリノアトリエ

 
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好きなうまいチョコレート菓子ランキング

一時期(二十歳くらい)めちゃくちゃチョコレートにハマってました。

飯の代わりにチョコは当たり前、チョコパンに板チョコ乗せて食ったり、酷い日はチョコ食って喉が渇いたとホイップチョコ直飲みして直接胃袋に入れたりしてました。

案の定、肌はめちゃくちゃ荒れます。その後チョコレートを控え、生活習慣の改善したところ今はなんとか綺麗になったんですけど、多分あれ以上食ってたら尿道からカカオ出てた。

洗顔料使うのやめたら肌ツルツルになった - かんそう

 

そんな俺が当時食ってた好きなうまいチョコレート菓子ランキングです。

 

 

21位 ロッテ クランキービスケット

うっそうと生い茂るジャングルのように凝縮されたチョコレートと軽やかに、そして力強く大地を駆け巡る獅子のようなパフ、生きるという意味を教えてくれる。森の囁き。

 

20位 ロッテ ガーナミルクチョコ

ロッテ ガーナミルク 50g×10個

ロッテ ガーナミルク 50g×10個

 

燦々と光り輝く太陽を浴び育ったカカオ。そんな自然の、この地球の恵みの結晶とも言うべきこのチョコレートは、一欠片、また一欠片と口に入れるたび、その甘さの中に生命の重さを知る。まさに「Sparkle of life」

 

19位 日清シスコ チョコフレーク

日清シスコ チョコフレーク 90g×12袋

日清シスコ チョコフレーク 90g×12袋

 

一つひとつ、形も大きさもバラバラなフレークは、まるで私達が住むこの世界の縮図のようだ。私もそして君も、似ていても違う存在なのだと、決して分かり合えることはないのだと。少しの寂しさと、だからこそ感じられる「知る喜び」を抱えながら味わう。

 

18位 明治 アーモンドチョコ

明治 アーモンドチョコ 88g×10個

明治 アーモンドチョコ 88g×10個

 

まるで夢の塊のようにバランス良く、均一に並べられたチョコレート達。確かな甘みと口の中に残る仄かな苦味はこの世の清濁の現れだろうか。チョコレートがこの身体ならば、アーモンドは心、そう…優しく…暖かな…。

 

17位 明治 アポロチョコ 

明治 アポロ 46g×10箱

明治 アポロ 46g×10箱

 

遠い昔、誰もが到達し得なかった場所へと人類は足を踏み入れた。まさに未知との遭遇。恐怖と期待に胸を膨らませ、そこで観た景色とは一体どんなものだったのか、私には想像もつかない。しかし、このチョコレートを口に入れたとき、少しだけ近づけた気がした。あの日の貴方に。

 

16位    明治 たけのこの里

明治 たけのこの里 70g×10個

明治 たけのこの里 70g×10個

 

サクッとした食感のクッキーと甘美なチョコレートの組み合わせ。心地よい風に吹かれて自由になる。心が解きほぐされるのを感じつつも、それを運ぶ動きは止まらない。1日毎にグンと成長する。

 

15位 明治 ミルクチョコレートBOX

明治 ミルクチョコレートBOX 120g×6個

明治 ミルクチョコレートBOX 120g×6個

 

ホッと一息胸を撫で下ろす昼下がり、一欠片手にとり今までの人生を振り返る。濃厚な甘みはあの夏の思い出の味によく似ていて在りし日の面影を未だ追いかけている自分を知る。

 

14位 石屋製菓 白い恋人チョコレートドリンク

石屋製菓 白い恋人 チョコレートドリンク 2缶入

石屋製菓 白い恋人 チョコレートドリンク 2缶入

 

ガラス細工のように繊細な味わいを感じさせながらどこか骨々とした流れをも感じさせる。揺れる木漏れ日。新しい日々の始まり。 

 

13位 森永製菓 ミニエンゼルパイ

鐘の鳴る音で目覚める朝。空から舞い降りた白く甘い微笑み。ふわっと口の中に残るマシュマロに心から祝福されているようだ。

 

12位 ブルボン チョコリエール

ブルボン チョコリエール 14本入

ブルボン チョコリエール 14本入

 

ビスケットとチョコレート、二人がもしも他人だったなら、あの時出会ってなければ今という時間はない。そこにいる、あなたといるただそれだけで奇跡。道の始まりはいつも突然。

 

11位 森永製菓 焼きチョコ ベイク

森永製菓 ベイク<ショコラ>大袋 105g

森永製菓 ベイク<ショコラ>大袋 105g

 

パリッ!とろっ!決して交わることのない相反する二つを結びつけられるものがあるとするならば、それは「愛」 というべき他ない。それは猫のように気まぐれなものでもあるのだが。

 

10位 リスカ スーパービッグチョコ

リスカ スーパービッグチョコ 1枚×20枚

リスカ スーパービッグチョコ 1枚×20枚

 

軽い口当たりはまるでブレーメンの音楽隊。彼らが奏でる陽気な音に身体を揺らしながら迎えた夕暮れはどこか母の温もりにも似ていて。

 

9位 森永製菓 ダース

森永製菓 ダース<ミルク> 12粒×10箱

森永製菓 ダース<ミルク> 12粒×10箱

 

包み込むようなチョコレートの甘さに思わず顔が緩む。どこからか聞こえてくるカナリアの鳴き声に耳を傾けると、自由になれた気がした。

 

8位 寺沢製菓 ミルク&ホワイトチョコレート 

寺沢製菓 ミルク&ホワイトチョコレート 1kg

寺沢製菓 ミルク&ホワイトチョコレート 1kg

 

白 −ホワイトと黒 −ブラック、甘みと苦み。2つが交わる時、世界は形を変える。天からは光が射し、涙が溢れる。ハッと目を覚ますとベッドの上にいた。白昼夢。

 

7位 マースジャパン スニッカーズ

スニッカーズ スニッカーズピーナッツシングル 一本×12個

スニッカーズ スニッカーズピーナッツシングル 一本×12個

 

スニッカーズをひとかじり、洗いたてのシャツに袖を通して、スニーカーを履いて出かけよう。数え切れないほど積み重なった石畳の参道を歩けば、その先に海が見える。

 

6位 有楽製菓 ブラックサンダー

有楽製菓 ブラックサンダー1本×20個

有楽製菓 ブラックサンダー1本×20個

 

ココアクッキーとビスケット、その新鮮な感覚にまさに稲妻に打たれたような衝撃を受ける。青天の霹靂。藪から棒。寝耳に水。

 

5位 ブルボン アルフォートミニ

美味さの先にある正体を知りたくて古い書物を手に取った。かつての海賊フランシス・ドレークは言った。「イギリスの「国防線」は領海線でもなければ、イギリス海峡の中間線でもない。それは大陸側の港の背中にある。」と。この言葉をそのまま受け止めるのならば、チョコレートとビスケットの国防線は私の背中にある。 

 

4位 森永 パックンチョ

森永 パックンチョ<ちょこ> 47g×10個

森永 パックンチョ<ちょこ> 47g×10個

 

チョコレートを一つ手に取り、ワイングラスに口を近づける。含んだ瞬間、濃密な恋愛を思い出す甘さに脳天がクラクラとする。フランス映画のようにとろけて、底なしの穴から抜け出せなくなる。

 

3位 リスカ チョコ棒

リスカ 30本チョコ 30本×15袋

リスカ 30本チョコ 30本×15袋

 

カバンいっぱいにチョコレートと希望を詰め込んで旅に出た。プカプカと揺らめく小舟に腰を下ろしながらカモメの声を聴く。澄み渡る空に相応しいチョコレート。

 

2位 ロイズ 生チョコレート

ROYCE'(ロイズ) 生チョコレート [オーレ]

ROYCE'(ロイズ) 生チョコレート [オーレ]

 

口に入れた瞬間にはもうそこにはいない、まるで流れる雲のように、天窓に収まる月のように、緑色に輝く海を手に取ると透明な水になるように。決してこの手の中に収まりきらない何かを味わっている感覚。確かに感じた幸せという名の甘みを追い求め続ける。

 

1位 明治 チョコベビー

明治 チョコベビー 32g×10箱

明治 チョコベビー 32g×10箱

 

胎動。例えるのならばこの言葉こそが相応しい。時間が逆戻りする。ぐるぐると回る時計の針を尻目にチョコレートを一掴みし、口に含む。ピタッと針が止まり、刹那を噛みしめる。

 

 

 

文字を打ち終えた私は、同時にこのランキングにピリオドを打った。

 

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「女」と呼ぶか「女性」と呼ぶか「さん」付けで呼ぶか「ちゃん」付けで呼ぶか

昨日、『好きか嫌いか言う時間』という世の中の色々な問題を坂上忍を始めとする芸能人と一般人が討論をするというテレビ番組がやっていた。

その中の「男女平等」についてのテーマで、ブラックマヨネーズの吉田が別番組で「料理なんてものは女の仕事」って発言したことで炎上したという話題が出てて、それはまぁキレる人がいるのもわかるし、この「料理なんてものは女の仕事」が面白いかつまらないか、差別か差別じゃないかは前後の流れがあっての発言でそこだけ切り取ってツッコむのは野暮だから置いておくとして、引っかかったのはブラマヨ吉田が「女性」じゃなく「女」って呼ぶところ。

吉田自身は「女って言ったほうがおもろいタイミングでしか女って言ってない」「あえて強すぎる発言をする時は女と言う技というか…」「自分の発言は間違ってないと思ってる」みたいな発言をしてて「こいつ馬鹿だなぁ〜」と思いながらも俺はこの人のそういう偏見コンプレックス丸出し剣で戦ってる芸風は嫌いじゃないのでゲラゲラ笑いながら観てたのだけど、その流れの中で吉田は「女性も男って言うときあるやろ」「平等っていうんだったらそこも平等で言ってくれないと困る」的なことも言ってて、まぁそりゃそうだろう、平等平等って言ってる奴に限って自分が気に入らないことに対してはてめぇを棚に上げて女性性を尊重するのもそりゃ筋が違うって思う男がいてもおかしくはない、逆も然り。男に下に見られたくない女ってのは裏を返せば男を下に見てるってことでもある。多分「女」って日常的に使う男と「女性」と呼ばせたい女はたぶん一生平行線で交わることは無いんだろうと思った。

また「男が女に対するセクハラ」についての議題で、厚労省のマニュアルの中で「女を職場で『○○ちゃん』って呼ぶのがセクハラになる」ということもやっていて、「自分はちゃん付けで呼ばれたくない」「私は逆に上司のおじさんにセクハラされるように仕掛ける」「僕は後輩に告白したら退職に追い込まれた」とかグダグタと意見を交わしてはいるんだけど、結局はキモいおっさんが「○○ちゃん」と呼べばセクハラで福山雅治が「○○ちゃん」と呼べば耳福なんだよなぁ、となった。だったら下に合わせてセクハラのラインを設定してやったほうが余計な揉め事が無くなるから良いっていうマニュアルの方針もわかるけど、それが本当に「男女平等」なのかって考えると難しい。じゃあそれは女尊男卑にならねぇのか、と。

個人的には平等なんだったら、節度と相手との関係性があるのは大前提としてお互い好きにやればいい、とは思う。そこの微妙なラインがわからない人間に対しては男とか女とか抜きにしてそのつど断罪していったらいい。とりあえず俺は「○○女史」と呼ぶ奴はダントツでキモいと思う。

 

なにはともあれ難しいよなぁ、こういうジェンダー観は。ちゃんと考えていかないといけんよなぁ。としみじみ思っていたら次のブロックで

 

『美女VSブス!見た目で得した女、損した女』

 

が始まってソファーから転がり落ちました。いやお前それ女性差別で言ったら完全にアウトだろ。田嶋陽子大先生が怒り狂うぞ…

人類が生み出した究極の魔道具『みじん切り器』を使って永遠の命を手に入れた

先日、近所のディスカウントショップを徘徊していると言い知れぬ異様な空気を感じ取った。

明らかに「それ」がある場所だけ空間が歪んでいるのがはっきりとわかった。近づくにつれ増してくるとてつもない重圧感(プレッシャー)に押しつぶされそうになりながらそこに辿り着くと「それ」はあった。

『みじん切り器(てんどうじごく)』 

貝印 Colle-ii 少量調理に便利な調理器 オレンジ DH-6182
 

はっと気が付くと、会計を済ませている自分がいた。商品を買うのではない、商品に買わされていたのだ。と、同時に感じるのは、徐々に自分が自分ではなくなっていくような恐怖、そして高揚感。いや、快感と表現したほうが正しいのかもしれない。もはやこれ(みじん切り器)を手にした瞬間から俺は人間ではなくなっていた。それは神か、悪魔か。それとももっと別の形容するこのできないまったく新しいなにかか。もはやその答えは誰にもわからない。ただひとつ言えることは、駆け足で自宅に戻り、ふと鏡を見ると満面の笑みを浮かべる男がそこには、いた。という事実。

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わかるだろうか。このまったく無駄のないこのフォルム、陸、海、空、山、川、人、花、鳥、街、虫、夢、壁、枠、男、女、母、父、乳、家、村、空、谷、啓、森羅万象この世のすべてを超越した存在。こうして眺めているだけで「切りたい」という欲望が抑えきれなくなり、頭を掻き毟る。

綺麗に手を洗い、恐る恐る刃先をセットする。少しでも触れれば指が飛ぶ。言ってしまえば上の刃が「鬼切丸」下の刃が「村正」、まさに妖刀。この二つの刃で全てを斬り裂く。

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まずは人参。刃にかからないように均一に並べ、蓋をセット。そして、上の、ハンドルを回す。

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そう、それは一瞬の出来事だった。けたたましい叫び声を上げ、鬼切丸と村正によって見るも無残な姿に斬殺されている人参。もはや「斬る」という感覚すらない。そこには「斬った」という結果だけが転がっている。

狂喜乱舞、酒池肉林。一度この感覚を味わってしまえばもはや自分の意志で止まることなど不可能。全ての、冷蔵庫にある全ての野菜を刻み尽くすまで終わらない。この世の、この世の全てを。

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玉葱。

 

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ピーマン。

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これで終わりだと思ったか?お前たちの向かう先はそう、「地獄」だ。

 

ジャアアアアアアアッ…!!!

 

ザッシュ、ザシュ…!!

 

ジュワアアアアアアアッッ…!!!

 

グツグツグツグツッッ…!!

 

  1. ひき肉と一緒に刻んだ野菜を炒め!(強火で一気に)
  2. ある程度炒め終えたら、ソースとケチャップを大さじ1と1/2加え!(酸味が飛ぶまで混ぜるのがポイント)
  3. 水200cc、牛乳100cc、市販のカレールー4皿分を加えてかき混ぜる!(水気が飛ぶまで)

 

完成した。これが、『鬼威魔禍麗 -キーマカレー- 』

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もしも辛さが苦手だという人間には市販のルーを甘口にするといい。

牛乳でまろやかさがアップしているので野菜嫌いな子供でもモリモリ食べられる。栄養もたっぷりだ。

永遠の命、それは日々のバランスの良い食事によって培われる。

 

 

 

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アニメ「クレヨンしんちゃん」の面白いおすすめ映画をランキング。上位10作。

 

10位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード

 第11作目。ひたすらギャグに走った作品。ザ・糞馬鹿映画。「焼き肉食いたい」という一点のみを物語の原動力にしたパワーは他アニメ作品の「世界を救う」「愛する人を守る」ということからすればちっぽけな行動原理に見えるが、実際人間なんてそんなもんですからね。「飯食うために長い人生を必死こいて生きる」それこそが人間のあるべき姿だと言いたいのか急に顔芸になる野原一家。

 

9位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル

第8作目。1作目の「アクション仮面VSハイグレ魔王」以来のアクション仮面がフューチャーされた作品されている作品で、「ケツだけ歩き」とかいつものように馬鹿やってる作品なんだけど、これほどまでに兄弟愛が盛り込めまれている作品は他にない。アニメでさ、ひまわりが生まれて最初の頃はしんのすけがひまわりに嫉妬したりしてちょっとギクシャクしてたのを思うと胸が痛くなるわ。

 

8位 クレヨンしんちゃん 電撃! ブタのヒヅメ大作戦

映画 クレヨンしんちゃん 電撃! ブタのヒヅメ大作戦 [DVD]

映画 クレヨンしんちゃん 電撃! ブタのヒヅメ大作戦 [DVD]

 

第6作目。しんのすけが考えたキャラクター「ぶりぶりざえもん」が物語のキーパーソンになってる映画で物語自体は至ってシンプルな勧善懲悪のストーリー。笑いとシリアス、静と動のバランスめちゃくちゃ絶妙で、野原家で敵の男がウンコしたくて便所入ろうとするのを一家が必死こいて阻止するシーンとか「ぶりぶりざえもんのぼうけん」のくだりだけgifでほしい。

 

7位 クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝

第2作目の作品。しんのすけそっくりの王子「スンノケシ」という存在。それが大きな伏線となっていて物語後半に大きな意味をもたらす。シンプルなアクションが多く、この時期くらいのクレヨンしんちゃん映画は純粋な殴り合いな殴り合いのシーンだけでもめちゃくちゃ楽しい。(列車内でのルルとミスター・ハブの戦闘シーンとか)

 

6位 クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

第 22作目。ここ最近のクレヨンしんちゃんの映画の低迷っぷりを払拭するかのような作品って言われてる。「泣ける」と評判の映画にはなってるけど 「感動して泣ける」というよりも、「いや、こんなもんそりゃ泣くだろうが」っていう種類の「泣ける」で、ずっと身体の内側から涙腺を親指でグリグリ〜ってされてる感じ。ボス戦はしょぼい。

 

5位 クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡

第5作目。アクションとギャグが魅力の作品。ギャグのテンポ感が楽しくて、大根のくだりはそこだけだけエンドレスで流しておきたいくらい好き。

 

4位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ

第12作目。数あるクレヨンしんちゃんの映画の中でも最もノスタルジックな作品。一番「あぁ、こいつらもこの世界で必死に生きてんだなぁ」って思わされる。ヒロインの「つばき」の存在はシリーズの中でも異質でしんのすけのガチ恋物語にタイトル変えても違和感ない。かすかべ防衛隊の全員がもれなく活躍する映画でもあって、後半の戦闘シーンいいよね、大好き。ウッチャンナンチャン、さまぁ~ずとか「NO PLAN」のメンバー(主題歌を務めてる)も映画内に出てくるので内P好きも楽しめます。

 

3位 クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望

第3作目。静かな不気味さが終始漂う。全体的に敵怖すぎるだろっていう。よくこんなんガキの時に観てたな、泣くわ雑魚キャラだけでも泣くわ。で、そんな続くシリアスの中に、しんのすけのフッとおどけたボケがいいアクセントになって飽きることのない構成になっているのがすげぇ。伏線の張り方もさすが。後半に出てくる大人しんちゃんがめちゃくちゃキモい。

 

2位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲

第9作目。「クレヨンしんちゃんの映画で一つ挙げるなら?」という問いによく挙がられるのがこの作品。テレビ特番の「感動名場面スパシャル!」みたいな番組でも必ずと言っていいほど取り上げられる。たしかにあの回想シーンと階段を駆け上がるシーンは日本アニメ史に残る屈指の名シーンで、ロボとーちゃんと同じでアクメ強制的に涙腺をしごかれてるような感じ。しかも年取ってくるにつれどんどん涙の量が調節できなくなってくるみたいな。一周回って「オトナ帝国一番好きとかにわかかよ」とかイキる時期はあるんですけど、言っても幼稚園バスのくだりとかギャグも普通にめちゃくちゃ面白いから頭を垂れるしかない、ここまでされたら上位に入れないわけにはいかねぇだろうと。

 

1位 クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険

第4作目。ストーリーに中だるみがなく、ヘタに感動に走らず、伏線もきっちり回収し締める。オトナでも小便漏らしそうになるス・ノーマン・パー、雛形あきこのエロさ、おまけにアクション仮面、カンタムロボ、ぶりぶりざえもんのコンビネーションも見られてオールスター感がすげぇ。こんな感じで、ずっと全力で突っ走ってるのに加速度的にどんどんスピードが増してってババ抜きで爆発する。とにかく観てると喜怒哀楽が忙しすぎて観終わったあと顔痛くなります。

 

とりあえず10作品を紹介しました。他にも1作目の「アクション仮面VSハイグレ魔王」や7作目の「爆発!温泉わくわく大決戦」、10作目「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」とかも入れるの迷った。つまらねぇ時期とされてる「伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃」〜「バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」までは別に子供アニメ映画としてはそこまで叩かれるほどではないと思うけど、まぁ昔のブラックパロディエロバカしんちゃんが好きな人はそりゃあ「つまらねぇわ」って言うだろうなっていう印象です。

 

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※最新作『クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』滅茶苦茶面白かった。

 

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観終わったあとティッシュで顔拭いて熱いコーヒーをすすって、しばらくして出てきた言葉は「あー、またやったなお前」でした。

この作品の特徴として言えるのは「絶対悪がいない」っていう部分で、それこそオトナ帝国にちょっと近い印象を受けた。今作のヒロインである「サキ」の父親は確かに日本中を混乱と恐怖に陥れるわけだけど、決して私利私欲のために動いてるわけじゃないんですよね。その理由こそがユメミーワールドで伝えたかったであろうメッセージで、ロボとーちゃんでもオトナ帝国でも書いたようにクレヨンしんちゃんっていう題材使ってこの内容されたらこんなんどうしたって泣くんです。で、脚本みて劇団ひとりで納得。青天の霹靂めっちゃ泣いたわ。ありがとうございます。

 

 

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